プロ野球もシーズンオフに入り、どこのチームでも人気選手は、イベントやらに引っ張りだこになっています。そしてスポーツ新聞もそんなニュースばっかりではありますが「トレーニングやってます」みたいな内容は聞こえてきません、いい事なのか悪いことなのか・・・。



山本昌 50歳目前のフォーム改造 東スポWEB 2014年12月15日

今季、史上最年長勝利を更新した球界のレジェンド、中日の山本昌投手(49)が14日、毎年恒例の名球会の行事に参加するため、ハワイへ出発した。 

大記録を達成したとあって今オフは表彰やトークショーなどのイベントに引っ張りダコの状態となっているが、わずかでも空いた時間があれば、ナゴヤ球場へ姿を現し、ランニング、キャッチボールなど精力的に汗を流しており、ハワイでもトレーニングを毎日、欠かさないつもり。「ハワイへはグラブは持って行く。キャッチボールの相手は(名球会のメンバーで)誰か探してお願いする。休むと体が痛くなるので(2月の)キャンプでちゃんと投げられるように、とにかく体と肩を動かしておくことが大事」と強調した。

今季はMAX135キロだったが、来年8月に50歳となるプロ32年目シーズンは140キロを狙うといい、そのために新フォームにも挑戦する考え。「何言ってるんだとバカにされるかもしれないけど(これまで以上に)スピンがかかる、より反射を使ったフォームにしていきたい」ときっぱりだ。

名球会の行事は約1週間だが、山本昌はそのまま昨年12月に再婚した美智子夫人と12月下旬までハワイに居残る予定。「(体が大きくて日本ではサイズの合う)服があまりないので、1年分をまとめ買いしたりしないといけない」という。

その間、キャッチボールの相手がいなくなるが「浜辺なんかで自分でボールを投げて落下点まで走っていってキャッチするしかないね。これを向こう(の常夏のハワイ)で30分もやれば死ぬかも。そんなことしていたら警察に補導されるかもしれないけど…」。衰え知らずの球界のレジェンドは南国でも進化を続ける。



わざわざ探してまで選手の参加するイベントを見に行こうと思うクチではないので、夜に及ぶラジオ出演とか、番組収録とかはホント、見てて大変じゃねぇと思いますが、みな体は動かせてるかなぁ。

12月から翌年1月までは、選手契約に縛られない期間ではあるので、どの球団でも「営業」と称してバッティングセンターのイベントやらに選手を駆り出して「小遣い稼ぎ」を促します。一流選手になったら「ディナー&トークショウ」とか、もうよくわからないイベントまで。

この2か月は年俸とは関係ないので呼ばれれば呼ばれた分、選手の懐が温もるんだとは思いますが、合間合間でしっかり体は作れているかな、と言う心配も出てきます。

シーズンオフ、しかも選手契約に縛られない時期とは言え、来シーズンの契約更改を済ませているんだから(済ませてない選手も多少)、保証はされてるようなもんですが、準備は出来てますかね。

それこそイベント会場が暖房の効いた屋内だけとは限らない。ショッピングモールのオープンスペースみたいなところかも知れない。毎年恒例のJA広島県主催の野球教室みたいに、完全屋外の場合もある。事前に「これこれこんな感字」と説明はあると思いますが、体調管理は出来てますか?

よく、自主トレーニングに入る際の囲み取材などで「野球ができる体作りをこれから」みたいなコメントを見ます。しかしながら、前年と同じ練習をしても、前年と同じ成績以上にはならないんですよね。

今シーズンよりも一つ上の順位を目指すのであれば、これまでどおり音練習でいいわけがない。打率に関しても、あそこでもう一本ヒットを打てておけば、みたいなのも少なからずあるはず。

そのひと振りの為に、春季キャンプでは練習を積み重ねなければいけないし、その練習でのひと振りを決めるために、体作りはしておかなければならないはず。完全に休んではおれない。

たかが3位だったんだから。

ましてやリーグ優勝を公言するのであれば、選手は今シーズン以上の結果を求められる。どこに行っても最後は「頑張って下さい」で締めくくられるとは思いますが、その頑張りは今から積み重ねておかないと。シーズンオフではありますが、体はオフにしてはいけないと思う。

グラウンドで公式戦をやらないだけで、試合はもう始まってるんですよね。

この2か月間で選手がやらなければいけない事ってそれこそ「練習の為の練習」。その下地が出来て初めて春季キャンプを迎えられるんだし、充実したシーズンが送れると思うんですよ。クライマックスシリーズ、もっと言えばペナントレース全日程が終了した時点で、2015年シーズンは始まってる。

秋季キャンプで新しい変化球のマスターに取り組んだ選手もおるでしょう。バッティングフォーム、ピッチングフォームの修正に取り組み、意味はないけど手応えを感じた選手もいるでしょう。いい感触を得たのであれば、それを忘れないようにするのが今すべきことじゃないですかね。

もちろん、出来てるか出来てないかは、来シーズンが終わってから分かることと思います。どれだけイベントに駆り出されてようが、深夜まで番組に出てようが、結果さえ残せば文句は出ないでしょう。


2シーズン連続3位で、広島の街はかなり浮ついているみたいです。よく分かりませんが。皆が口を揃えて「来シーズンこそは」と言います。けどそれは毎年のこと。今年に始まったことじゃない。

とにかく、(内容ではなく)お寒いイベント会場で風邪などひかぬよう。そんな負の話題が出てくるようでは困るんですが、とにかく体調管理には十分に気をつけて、いきなり春季キャンプでずっこけたりする事のないよう。そこでこけたら半分シーズンを棒に振ったのと同じになりますからね。

来シーズン早々に50歳になるベテランも、こうやって動いてるんですから。


以上、久しぶりの野球ネタ。


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2014.12.18 / Top↑
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