大阪府南部、特に私が住んでいる堺市内と言う所は残念ながら「積雪」が殆んど観測されません。
故に雪国の方には申し訳ないんですが、近畿地方北部の天気予報で、雪ダルマが見られるようになると、妙にワクワクしてしまいます。昨冬は堺市内でも、何年振りかの大雪に見舞われ、職場周辺ではほぼ半日除雪に追われ、仕事にはなりませんでした。もうこんな事はないな、とは思いますが。
そして今年の12月は、長期予報で「暖冬」と言われてたにも拘わらずいきなりの大雪。堺市内でも一時期、霙が降ったくらい。もっとも、予報はあくまでも予報なので、信用出来ませんが。
そんなわけで、12月に入って早くも?2度目の寒波が日本列島を襲おうとする中、出掛けてまいりました。目指すは福井県は北陸本線新疋田駅~敦賀駅間にある通称「鳩原(はとはら)ループ」。
この鳩原ループ線。
正式名称は「衣掛隧道ループ線」と呼ばれ、敦賀駅から新疋田駅へ向かう勾配を、敦賀方面から第2衣掛トンネル(延長1319m)と第2衣掛トンネル(延長573m)で成り立つ、半径400mのループ線でクリアしようと言うもの。昔から北陸本線を行き交う列車の撮影地として、「超」の付くメジャーな場所です。
さて出掛けましょう。お目当ては寝台特別急行「トワイライトエクスプレス」。



(最下段左は2010年1月6日、最下段右は2010年2月6日撮影)
新疋田駅。ここも何かと好撮影地だったんですが、いつの間にやらあれこれ注意書きが。

(共に2010年1月20日撮影)
かつては新疋田駅敦賀駅方にある踏切の少し先のカーブで、こんな写真も撮影する事が出来ましたが、一部の不心得者のお陰で立ち入り禁止になってしまったとか。至極残念な話であります。

新疋田駅舎を出て、駅前の道路(国道161号線)を右に進み、北陸本線の線路をくぐります。この時は国道の拡張工事が行われていました。

そのまま進むと国道8号線との交差点「疋田」に出ます。国道沿いを歩くのもいいですが、せっかくなので、線路をくぐってすぐの路地を左へ入り、疋田集落の中を歩いてみます。ちなみに疋田交差点付近にはローソンもあるので、食糧その他調達には問題ないかと思われます。

疋田の集落を抜けると「市橋」と言う交差点で国道8号線と合流します。国道8号線は比較的大型のトラックも通行するので、降雨降雪関係なく、跳ね返りに注意しましょう。特に大雪の時には、退けられた雪が路側帯に積まれているので非常員歩きにくくなっています。

暫く歩くとこんな表示のある三叉路に着きます。左の未舗装道路に入ったほうが無難です。

さらに歩くと、ささやかながら十字路にたどり着きます。黄色い欄干のある橋が目印になります。今度はそこを左折、北陸本線のガードをくぐって、新疋田駅からここまで約30分。ここからが本当の地獄(笑)。

しばらく舗装された道が続くので、比較的歩きやすいかと思われます。但し、夏場には熊さんが出没する可能性もあるとかないとか。その為の但し書きもあります。この先は半分自然の中です。

途中でこのようにフェンスが張られています。何でも熊が人里に降りてくるのを防ぐ為とか。チェーンが掛けられています。通行禁止でもないので突破。しかしながら開けたら閉める。チェーンは掛ける。ここは農道ゆえ我々は「通らせて貰っている立場。ルールは守りましょう。その先の三叉路は右へ。

北陸本線を越える踏切。この区間の大半は、上り線下り線が全く違う所を走っています。ゆえに本線の踏切とは思えない佇まい。ここにもフェンスが張られています。その先の三叉路は再び右へ。

経路上の目安としては、車体半分まで埋まっている軽乗用車と、トタンで造られている掘っ立て小屋。

その掘っ立て小屋の先には、左写真のような案内があります。「No.420」を頼りに進んでください。その先の竹やぶにを抜けた所で舗装道路は終了します。この先は本気の登山道になります。

竹やぶを抜けたところn小さな沢を渡る橋があります。ここを渡ると後は上を目指すのみ。とは言うものの登山道どころか獣道のような状態なので、足場をしっかり踏み固めながら登ることをおすすめします。

ここでの目印らしい目印と言えば、倒木が一本あるくらい。まだまだ獣道が続きますが、やや上方が開けてきます。ここまで来たらもうすぐです。

到着!と言うか登頂!

新疋田駅を下車してから、途中ローソンで5分間のコーヒーブレイクを挟んで約1時間。鉄塔の真下の「ここ」が目的地。巨大な鉄塔なので足場はしっかりしています。以前来た時は強風でそれこそ吹っ飛ばされそうになりましたが、昨日の風は冷たかったものの、比較的穏やかでした。

眼下に広がる絶景また絶景。4年前に登った時にはなかった、舞鶴若狭自動車道の高架橋が目に付きます。その先には敦賀の市街地。天気が良ければ敦賀港に出入りする船や、敦賀駅を出入りする列車すらも見渡す事が出来ます。さすがに昨日はスッキリ見渡せませんでした。
―――――と、ここまでがいわば前半戦と言うか何と言うか。もちろんここからは通過する列車の「撮影」に入るわけですが、あんまりにも記事が長くなりまするゆえ、ここで一旦打ち切ります。
何でや!野球関係ないやろ!と思われるかも知れませんが以下、どれでもクリックして頂ければ是幸いです。
故に雪国の方には申し訳ないんですが、近畿地方北部の天気予報で、雪ダルマが見られるようになると、妙にワクワクしてしまいます。昨冬は堺市内でも、何年振りかの大雪に見舞われ、職場周辺ではほぼ半日除雪に追われ、仕事にはなりませんでした。もうこんな事はないな、とは思いますが。
そして今年の12月は、長期予報で「暖冬」と言われてたにも拘わらずいきなりの大雪。堺市内でも一時期、霙が降ったくらい。もっとも、予報はあくまでも予報なので、信用出来ませんが。
そんなわけで、12月に入って早くも?2度目の寒波が日本列島を襲おうとする中、出掛けてまいりました。目指すは福井県は北陸本線新疋田駅~敦賀駅間にある通称「鳩原(はとはら)ループ」。
この鳩原ループ線。
正式名称は「衣掛隧道ループ線」と呼ばれ、敦賀駅から新疋田駅へ向かう勾配を、敦賀方面から第2衣掛トンネル(延長1319m)と第2衣掛トンネル(延長573m)で成り立つ、半径400mのループ線でクリアしようと言うもの。昔から北陸本線を行き交う列車の撮影地として、「超」の付くメジャーな場所です。
さて出掛けましょう。お目当ては寝台特別急行「トワイライトエクスプレス」。






(最下段左は2010年1月6日、最下段右は2010年2月6日撮影)
新疋田駅。ここも何かと好撮影地だったんですが、いつの間にやらあれこれ注意書きが。


(共に2010年1月20日撮影)
かつては新疋田駅敦賀駅方にある踏切の少し先のカーブで、こんな写真も撮影する事が出来ましたが、一部の不心得者のお陰で立ち入り禁止になってしまったとか。至極残念な話であります。


新疋田駅舎を出て、駅前の道路(国道161号線)を右に進み、北陸本線の線路をくぐります。この時は国道の拡張工事が行われていました。


そのまま進むと国道8号線との交差点「疋田」に出ます。国道沿いを歩くのもいいですが、せっかくなので、線路をくぐってすぐの路地を左へ入り、疋田集落の中を歩いてみます。ちなみに疋田交差点付近にはローソンもあるので、食糧その他調達には問題ないかと思われます。


疋田の集落を抜けると「市橋」と言う交差点で国道8号線と合流します。国道8号線は比較的大型のトラックも通行するので、降雨降雪関係なく、跳ね返りに注意しましょう。特に大雪の時には、退けられた雪が路側帯に積まれているので非常員歩きにくくなっています。


暫く歩くとこんな表示のある三叉路に着きます。左の未舗装道路に入ったほうが無難です。


さらに歩くと、ささやかながら十字路にたどり着きます。黄色い欄干のある橋が目印になります。今度はそこを左折、北陸本線のガードをくぐって、新疋田駅からここまで約30分。ここからが本当の地獄(笑)。


しばらく舗装された道が続くので、比較的歩きやすいかと思われます。但し、夏場には熊さんが出没する可能性もあるとかないとか。その為の但し書きもあります。この先は半分自然の中です。


途中でこのようにフェンスが張られています。何でも熊が人里に降りてくるのを防ぐ為とか。チェーンが掛けられています。通行禁止でもないので突破。しかしながら開けたら閉める。チェーンは掛ける。ここは農道ゆえ我々は「通らせて貰っている立場。ルールは守りましょう。その先の三叉路は右へ。


北陸本線を越える踏切。この区間の大半は、上り線下り線が全く違う所を走っています。ゆえに本線の踏切とは思えない佇まい。ここにもフェンスが張られています。その先の三叉路は再び右へ。


経路上の目安としては、車体半分まで埋まっている軽乗用車と、トタンで造られている掘っ立て小屋。


その掘っ立て小屋の先には、左写真のような案内があります。「No.420」を頼りに進んでください。その先の竹やぶにを抜けた所で舗装道路は終了します。この先は本気の登山道になります。


竹やぶを抜けたところn小さな沢を渡る橋があります。ここを渡ると後は上を目指すのみ。とは言うものの登山道どころか獣道のような状態なので、足場をしっかり踏み固めながら登ることをおすすめします。


ここでの目印らしい目印と言えば、倒木が一本あるくらい。まだまだ獣道が続きますが、やや上方が開けてきます。ここまで来たらもうすぐです。


到着!と言うか登頂!


新疋田駅を下車してから、途中ローソンで5分間のコーヒーブレイクを挟んで約1時間。鉄塔の真下の「ここ」が目的地。巨大な鉄塔なので足場はしっかりしています。以前来た時は強風でそれこそ吹っ飛ばされそうになりましたが、昨日の風は冷たかったものの、比較的穏やかでした。

眼下に広がる絶景また絶景。4年前に登った時にはなかった、舞鶴若狭自動車道の高架橋が目に付きます。その先には敦賀の市街地。天気が良ければ敦賀港に出入りする船や、敦賀駅を出入りする列車すらも見渡す事が出来ます。さすがに昨日はスッキリ見渡せませんでした。
―――――と、ここまでがいわば前半戦と言うか何と言うか。もちろんここからは通過する列車の「撮影」に入るわけですが、あんまりにも記事が長くなりまするゆえ、ここで一旦打ち切ります。
何でや!野球関係ないやろ!と思われるかも知れませんが以下、どれでもクリックして頂ければ是幸いです。


2014.12.14 / Top↑
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