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前の記事の続編みたいなものです。延々と編集していたら、ほぼ2回分になってしまったゆえ、若干加筆して分割した、という次第。相変わらず野球とは関係ありませんごめんなさい。


2015年3月に予定されているダイヤ改正で、先に書いた寝台特急「トワイライトエクスプレス」そして同時に、上野駅~札幌駅間で運転されている寝台特急「北斗星」も廃止となります。

「トワイライトエクスプレス」の廃止理由として、北陸新幹線の金沢駅までの延伸開業に伴い、並行在来線がJRから第三セクター鉄道に移管される事、北海道新幹線開業時に青函トンネルの電圧が変更される事、それに伴う機関車増備の計画がない、車両の老朽化も取り沙汰されています。

「北斗星」もほぼ同様の理由。使用されている24系25型客車も、製造から40年を経過している車両なゆえ、内装は幾度となく手は加えられていますが、外板の腐食等は如何ともしがたい。海沿いを走る事の多い車両ゆえ、部品確保等の保守点検の苦労は相当なものと思われます。

それ以上に。

各新聞等の報道では「寝台特急」つまりは「ブルートレイン」の廃止と言う事で話題にはしていますが、個人的には上野駅~青森駅を結んでいた寝台特急「あけぼの」の臨時列車化~廃止で事実上終わったものと思っています。事実今冬は年末年始の数日間のみの運転。

「トワイライトエクスプレス」運転開始当初は、特別塗装の車両が投入された、現在で言うところの「クルージングトレイン」のようなもの。「北斗星」も最盛期には3往復に臨時特急「エルム」も含めて4往復あったものの、結局は1往復だけになり、トワイライトエクスプレスと同じような扱いになりました。


ここからの何枚かは、2008年に上野駅で撮影した寝台特急「あけぼの」発車直前の様子。

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夜行列車の発車直前ってのは、こうやって各車両のあらゆるところで「お見送り」のシーンが見られました。寝台特急に限らず、長距離列車の発車時刻にはよく見られたシーンではあります。

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残念ながらこういう風景はほとんど見られなくなってしまいました。最近はもう、最寄駅の改札口でハイさようなら。それが悪いことではないとは思うけど、列車自体にドラマが生まれなくなってしまった。もう夜行列車自体が過去の遺物として扱わざるを得なくなってしまっています。

寝台特急(夜行列車)が「一般社会での特別なもの」から「金をかけるべき特別なもの」になっている。いい事なのか悪いことなのか分かりませんが、一般の人の手から離れていったのも事実。

豪華寝台特急と言えば、JR九州が運行している「ななつぼし」がありますが、料金はおいそれと手の出る列車ではない。観光地を結びつつ、乗車すること自体を目的にした列車、それはそれで今後の寝台列車の生き残る道の手段だんではあるけど「ブルートレイン」は「死語の世界」に入りつつある。

トワイライトエクスプレスの車両は、列車の廃止後も団体臨時列車用として残るそうですが、既に新しいデザインの「次世代クルージングトレイン」の構想も発表になっています。JR東日本でも同様に、2016年春をめどに、クルージングトレインの導入の発表がありました。

発展的解消のようには見えますが「トワイライトエクスプレス」や「北斗星」は、寝台特急からクルージングトレインへのリリーフ的な役割しかなせなかった。それにしてはロングリリーフですが。

今後もクルージグトレインとしての夜行列車は残ります。それはそれでいいことと思います。ただ残念なのは、これまで夜行列車に乗ることで、乗客自らが楽しみを作り出た、見出して来たのではなく、第三者から提供されたものを受け入れるだけになってしまうこと。

開放寝台で隣り合わせた人、向かいに座った人と自然に会話が始まってしまう。みかんのやりとりとか、そう言う人同士のつながりの部分が失われてしまうような。結局個室に入ってしまえばプライベート空間と言う名の独房ですからね。社会がそうなってしまった、と言われればそれまでですが。


栄枯盛衰とは申しますが、温故知新の時代でもない、という事でしょうか。


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2014.12.08 / Top↑
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