栗原“厳冬更改”5000万減でサイン デイリースポーツ

広島の栗原健太内野手(32)が4日、広島市内で契約交渉に臨み、5000万減の年俸3400万円でサインした。野球協約の減額制限(年俸1億円以下は25%)を大幅に超える約60%ダウンになった。

今季は13年ぶりに1軍出場なしに終わった。12年に右肘を手術して以降、不振が続き、1軍で3年連続本塁打なし。鈴木球団本部長は「契約する以上戦力として考えているが、瀬戸際だというのは本人も分かっているだろう」と話した。

今季は2軍でも80試合出場で打率・249、4本塁打28打点。打撃フォームの修正に悩み続けたが、通算153発の元主砲はシーズン後「何とかしてもう一度活躍して、チームに貢献したい」と話していた。復活へ前を向くしかない。

栗原が右肘手術 3月OP戦復帰目指す デイリースポーツ

広島・栗原健太内野手(32)が5日、マツダスタジアムで今オフに右肘を手術することを明かした。右肘が十分に曲がらない状態で、今季終了後に検査を受けた結果、右肘骨棘除去手術に踏み切ることを決断。今月中に手術を行い、来年3月のオープン戦での復帰を目指す。

12年に右肘の骨棘(こつきょく)除去手術を受けたが、痛みは残っていた。その影響で不振が続き、今季は13年ぶりの1軍出場なし。「インパクトの前に意識が右肘に行ってしまい、反応が遅れてしまった」と振り返った。

右肘の“爆弾”のせいで、自分の打撃ができないジレンマに悩んでいた。「今の状態だと(打率)2割5分は打てても2割8分や3割は難しい」。復活のためには手術で痛みを消し去るしかなかった。

(以下省略)



「やはり」という言葉を並べるしかなかった、栗原健太の契約更改と右肘手術。来シーズンの推定年俸は今シーズンの半額以下、2012年の推定1億6000万円から考えたらおおよそ1/5。ここまで一気に下がっていくケースってのもそうそうないようにも思います。

当たり前ですよね。昨年は24試合出場で2割そこそこの打率、とうとう今シーズンは一軍試合出場すらゼロ。ここまで来たら、昨年みたいな威勢のいい言葉なんか出てくるわけがない。

そして2012年以来の手術。2007年頃から痛めていた右肘。2008年オフにはクリーニング手術をやったものの、そこからさっぱり。おりしもマツダスタジアムオープンから、ってのは何かあるのかな。

正直怪我なんだから、こまめに治療して、それに負けない体作りをしておけばよかったはずなのに、結局はだましだましでここまで来て、挙げ句1年間出場なしの上にオフに手術。これじゃあもっと早くに完璧に治療しておいて、時間をかけてリハビリテーションをやってた方が、と言わざるを得ない。

もっとも、それを周囲が許さなかった、と言う空気もあるんですけどね。

ただ、この手の「手術~リハビリ」の流れを見て思うんですが「3月OP戦復帰目指す」と、期限を決めるのはやめたほうがいいんじゃないか、と。焦る気持ちも分からなくはないけど、これまで長らく痛めてきた場所だし、その影響でバッティングっフォームすら崩した。選球眼すらも悪くなったように思う。

もうぶっちゃけ、プレイのほぼ全てに於いて影響が出た。唯一影響がないな、と思えたのはそれこそファースト守備くらい。ファーストミットさばきだけは「あぁ、やっぱり栗原健太だ」と思ったもんですよ。


よその球団でも手術を施して、復活を期している選手がいる。しかしどの選手も苦労してる。

ドラゴンズの吉見一起も、ここ3年ほど、トヨタ自動車在籍の頃から痛めていた右肘の手術を幾度となく繰り返している。スワローズの館山昌平も、血行障害をはじめ、様々な手術を右腕に施している。

ピッチャーと野手の違いがあるとは言うものの、やはり利き腕の手術ってのは生半可なもんじゃない。何度もやらかしてしまった以上、正直「完全」に戻るのは難しいかも知れない。

ただ、絶対に慌ててはいかんと思うんだ。これという原因がわかっている以上、そこを徹底的に治療して、徹底的に練習して「よし!何の不安もなし!」と心底言い切れるまで、試合に出るべきじゃない。これだけ立場的に追い詰められている以上「あとは試合に出て調整」と言える立場じゃない。


私の中での栗原健太のベストスイングって、旧広島市民球場でのこのツーラン。高めのボール球とは言え、思い切り叩いてのスタンド中段へのホームラン、そしてバットを放り出す時のドヤ顔。まさかこの時、今の状態は全く考えも及びませんでしたが・・・・。

これができるようになって初めて「栗原健太・復活」と言えるんじゃないでしょうか。

来年1月で33歳。年齢的にはまだまだ中堅選手だと思います。完璧に治せばあと4年でも5年でも出来るはず。競争にn乗り遅れまい、と言う事でオープン戦を見据えているとは思いますが、プロ野球選手はそれこそ、引退するまで競争。シーズン中でも何があるかわからないんだし。

まだまだ二軍でも「KURIHARA 5」のユニフォームを着てる人は見ます。過去の実績はもう問える立場にないと思いますが、みな期待してると思うんです。ここはひとつ腰を据えて、治療とトレーニングに勤しんで欲しいと思います。時間は少ない、訳はない。やろうと思えばあと10年でもできます。


広島東洋カープの4番打者は栗原健太、でないとだめなんです。


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2014.11.09 / Top↑
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