社会人野球を休んで、久しぶりのカープネタです(笑)。
ここ暫らくの間にこんな話が浮上してしまいました。
新井大歓迎!オーナー親心で帰ってコイ デイリースポーツ
広島の松田元オーナー(63)が4日、阪神を自由契約となった新井貴浩内野手(37)に関心を示した。07年オフにFA権を行使し、広島から阪神に移籍したが、「広島で野球をやりたい気持ちがあるならば、ウチとしては歓迎する」と受け入れる用意があることを言及。あとは新井自身の気持ちを待つだけだ。
過去のことは過去のことだ。もうすぐ日が暮れようとしていたマツダスタジアム。阪神を自由契約になった新井に対する思いを、松田オーナーは穏やかな表情で話し始めた。
「彼は広島で生まれ育った人間だし、広島で野球をやりたいという気持ちがあるならば、ウチとしては歓迎する」
広島に帰ってきたいのならば、帰っておいで-。07年オフにFA宣言し、阪神に移籍した時のことは忘れてはいない。それでも松田オーナーは、新井に広島へ戻りたいという意思があれば、受け入れたいという“親心”をのぞかせた。
それほど松田オーナーは新井への思い入れがある。「彼の人柄や人間性、よく練習をしていたということも、若い時から知っている」。98年度ドラフト6位で広島に入団後、懸命に練習し、苦労してトップ選手まで上り詰めた姿をずっと見てきた。しかも地元の広島出身だ。
ただ、新井は、FA移籍会見で涙を流しながらも結局は広島を去っていった。球団フロントには複雑な感情はあるものの、その気持ち以上に、新井への愛情は今でもある。
(以下省略)
何でもタイガースでの契約更改での提示が、2億円から1億2000万円マイナスの8000万円とか。2010年の0.311、19本塁打で複数年契約を結んだものの、それをピークに、年々成績は低下。この辺は複数年契約の選手にありがちといえばありがちですが、今年は日本シリーズ直前にも故障。
その契約期間でもあった3年間正直さっぱり。これをどう捉えるかは多々あると思いますが、年俸固定の複数年契約の悪いところと言えば悪いところ。チームによっては年俸変動制の複数年契約、という提示もあるみたいですが、フリーエージェントで獲得した選手にそれはない、と言う事なのか。
その結果の1億2000万円減。これはもう致し方ないといえば致し方ない。0.270すら届かない打率の選手に、そんなに出す余裕はさすがにタイガース球団にもない、と言う事ですかね。その分誰ぞを獲得する、みたいな話が新聞紙上をにぎわせてます。出て行くかも知れない、のもいます。
ただ問題は、それをなぜわざわざカープが「彼の人柄や人間性、よく練習をしていたということも、若い時から知っている」。と言うだけで獲得に乗り出そうとするのか。
支配下登録選手として獲得する気がある以上、チームの戦力でないといけない。こんな言い方はしとうないけども、松田元オーナーの口ぶりを見ていると「タイガースではあかんかったけど、うちやったら」みたいな風にしか見えない。実際はそれどころではないのにな。
もうすでにカープ球団は、来シーズンのセントラルリーグ優勝に向けて、着々と外国人選手の補強を進めている。ブライアン・バリントンとザック・フィリップスの契約交渉打ち切りはあったけども、それでも尋常ならざる外国人選手の人数になるのはもう目に見えている。
仮に、ファーストでブラッド・エルドレッドのサブメンバー、と考えているにしても、ヘスス・グスマン(年俸1億円とか)の加入もある。もちろん外国人選手だけではなく、岩本貴裕や松山竜平なども「出場機会があるのなら」と、狙ってくるポジションではある。候補はいくらでもいる(個人的に)。
サードに関しても、残留決定の木村昇吾も、レギュラー出場を目指して目の色を変えてくるだろうし、緒方孝市新監督は、鈴木誠也の内野起用えお明言している。小窪哲也やもいるし、美間優槻も将来的には候補として名前が挙がる。どちらのポジションにしろ、今更新井貴浩が、と言う場所はない。
それと、感情論になってしまいますが、広島東洋カープの4番を張りながら、ボロボログッダグダの記者会見で「カープが好きだから、辛いです」と言いながら退団していった選手が今更「広島の人だから」と言うだけで帰ってきて、ユニフォームをもう一度着れるほど、甘いもんじゃないはず。
そもそも緒方孝市監督も現役時代に「愛着という言葉はチームを出て行く人間は口にしてはいけない。チームに残る選択をしたやつが初めて口にできるもの。 」と語っている。そんな監督のもとに、キツイ言い方をするのなら「どのツラ下げて帰ってくる、松田元オーナーが連れ戻すつもりなのか。
「広島県人」と言う考え方は悪くはないと思います。それで強くなるのであれば。ただ現状、そうは行かない。そんなつまらない「県人縛り」をチーム編成に安易に持ち込んでいいものかどうか。
「最後にもう1回、競争できる環境に身を置きたかった」と言うのであれば、8000万円でタイガースに残留するのもアリだと思う。ポジションの獲得競争なんか、どこのチームに行ってもあるもんだ。
それに、当然自由契約だから、どこに行っても提示は8000万円より少なくなる。「おかえり」と言うだけでそれと同等の金額を出せるほど、カープ球団は甘くないと思うんですがどうでしょう。
その「Ken-jin縛り」で頭を抱えている人がいる。
梵、移籍視野…FA権行使、揺れる胸中 デイリースポーツ
もちろん彼も三次市の人、ではあります。記事中に「僕は広島出身だという使命感を持っている」とある。本人の自覚なのか、それとも周囲から植えつけられてしまったものなのかは分からないけど、これが本人の決断を渋らせている理由になってしまっているのは残念でもあります。
東出輝裕は2008年に残留を決めた際に某ラジオ番組で「自転車で気軽に移動できる広島の街が好き」と言うコメントを残した。当然それまでには色々と苦悩があったみたいですが、明確に「広島に残る理由」を示してくれたのは正直、ありがたかったというか何と言うか。
ただ、県人にとってはそれが重荷になってしまい、カープに対しても負荷になっているような気がしないでもない。広島の人は広島へ、もともといた人も広島へ。それで、来年は勝てるんだろうか。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
ここ暫らくの間にこんな話が浮上してしまいました。
新井大歓迎!オーナー親心で帰ってコイ デイリースポーツ
広島の松田元オーナー(63)が4日、阪神を自由契約となった新井貴浩内野手(37)に関心を示した。07年オフにFA権を行使し、広島から阪神に移籍したが、「広島で野球をやりたい気持ちがあるならば、ウチとしては歓迎する」と受け入れる用意があることを言及。あとは新井自身の気持ちを待つだけだ。
過去のことは過去のことだ。もうすぐ日が暮れようとしていたマツダスタジアム。阪神を自由契約になった新井に対する思いを、松田オーナーは穏やかな表情で話し始めた。
「彼は広島で生まれ育った人間だし、広島で野球をやりたいという気持ちがあるならば、ウチとしては歓迎する」
広島に帰ってきたいのならば、帰っておいで-。07年オフにFA宣言し、阪神に移籍した時のことは忘れてはいない。それでも松田オーナーは、新井に広島へ戻りたいという意思があれば、受け入れたいという“親心”をのぞかせた。
それほど松田オーナーは新井への思い入れがある。「彼の人柄や人間性、よく練習をしていたということも、若い時から知っている」。98年度ドラフト6位で広島に入団後、懸命に練習し、苦労してトップ選手まで上り詰めた姿をずっと見てきた。しかも地元の広島出身だ。
ただ、新井は、FA移籍会見で涙を流しながらも結局は広島を去っていった。球団フロントには複雑な感情はあるものの、その気持ち以上に、新井への愛情は今でもある。
(以下省略)
何でもタイガースでの契約更改での提示が、2億円から1億2000万円マイナスの8000万円とか。2010年の0.311、19本塁打で複数年契約を結んだものの、それをピークに、年々成績は低下。この辺は複数年契約の選手にありがちといえばありがちですが、今年は日本シリーズ直前にも故障。
その契約期間でもあった3年間正直さっぱり。これをどう捉えるかは多々あると思いますが、年俸固定の複数年契約の悪いところと言えば悪いところ。チームによっては年俸変動制の複数年契約、という提示もあるみたいですが、フリーエージェントで獲得した選手にそれはない、と言う事なのか。
その結果の1億2000万円減。これはもう致し方ないといえば致し方ない。0.270すら届かない打率の選手に、そんなに出す余裕はさすがにタイガース球団にもない、と言う事ですかね。その分誰ぞを獲得する、みたいな話が新聞紙上をにぎわせてます。出て行くかも知れない、のもいます。
ただ問題は、それをなぜわざわざカープが「彼の人柄や人間性、よく練習をしていたということも、若い時から知っている」。と言うだけで獲得に乗り出そうとするのか。
支配下登録選手として獲得する気がある以上、チームの戦力でないといけない。こんな言い方はしとうないけども、松田元オーナーの口ぶりを見ていると「タイガースではあかんかったけど、うちやったら」みたいな風にしか見えない。実際はそれどころではないのにな。
もうすでにカープ球団は、来シーズンのセントラルリーグ優勝に向けて、着々と外国人選手の補強を進めている。ブライアン・バリントンとザック・フィリップスの契約交渉打ち切りはあったけども、それでも尋常ならざる外国人選手の人数になるのはもう目に見えている。
仮に、ファーストでブラッド・エルドレッドのサブメンバー、と考えているにしても、ヘスス・グスマン(年俸1億円とか)の加入もある。もちろん外国人選手だけではなく、岩本貴裕や松山竜平なども「出場機会があるのなら」と、狙ってくるポジションではある。候補はいくらでもいる(個人的に)。
サードに関しても、残留決定の木村昇吾も、レギュラー出場を目指して目の色を変えてくるだろうし、緒方孝市新監督は、鈴木誠也の内野起用えお明言している。小窪哲也やもいるし、美間優槻も将来的には候補として名前が挙がる。どちらのポジションにしろ、今更新井貴浩が、と言う場所はない。
それと、感情論になってしまいますが、広島東洋カープの4番を張りながら、ボロボログッダグダの記者会見で「カープが好きだから、辛いです」と言いながら退団していった選手が今更「広島の人だから」と言うだけで帰ってきて、ユニフォームをもう一度着れるほど、甘いもんじゃないはず。
そもそも緒方孝市監督も現役時代に「愛着という言葉はチームを出て行く人間は口にしてはいけない。チームに残る選択をしたやつが初めて口にできるもの。 」と語っている。そんな監督のもとに、キツイ言い方をするのなら「どのツラ下げて帰ってくる、松田元オーナーが連れ戻すつもりなのか。
「広島県人」と言う考え方は悪くはないと思います。それで強くなるのであれば。ただ現状、そうは行かない。そんなつまらない「県人縛り」をチーム編成に安易に持ち込んでいいものかどうか。
「最後にもう1回、競争できる環境に身を置きたかった」と言うのであれば、8000万円でタイガースに残留するのもアリだと思う。ポジションの獲得競争なんか、どこのチームに行ってもあるもんだ。
それに、当然自由契約だから、どこに行っても提示は8000万円より少なくなる。「おかえり」と言うだけでそれと同等の金額を出せるほど、カープ球団は甘くないと思うんですがどうでしょう。
その「Ken-jin縛り」で頭を抱えている人がいる。
梵、移籍視野…FA権行使、揺れる胸中 デイリースポーツ
もちろん彼も三次市の人、ではあります。記事中に「僕は広島出身だという使命感を持っている」とある。本人の自覚なのか、それとも周囲から植えつけられてしまったものなのかは分からないけど、これが本人の決断を渋らせている理由になってしまっているのは残念でもあります。
東出輝裕は2008年に残留を決めた際に某ラジオ番組で「自転車で気軽に移動できる広島の街が好き」と言うコメントを残した。当然それまでには色々と苦悩があったみたいですが、明確に「広島に残る理由」を示してくれたのは正直、ありがたかったというか何と言うか。
ただ、県人にとってはそれが重荷になってしまい、カープに対しても負荷になっているような気がしないでもない。広島の人は広島へ、もともといた人も広島へ。それで、来年は勝てるんだろうか。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


2014.11.07 / Top↑
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