日米ともに、ポストシーズンの戦いの真っ最中に、次から次へと外国人選手獲得の話が浮上してきたカープ。既にマイク・ザガースキーと、クリス・ジョンソン、ヘスス・グスマンと、他球団n先駆けて3人の外国人選手の獲得が発表になりましたが、その裏で3人、契約交渉が打ち切られました。
とは言っても、なかなか外国人選手に感情移入出来んのですが。
バリントン退団 さらば鯉最多勝助っ投 デイリースポーツ
広島のブライアン・バリントン投手(34)、ザック・フィリップス投手(28)が、今季限りで退団することが30日、分かった。キャム・ミコライオ投手(30)の去就は未定ながら、来季の外国人の陣容がほぼ固まった。2年連続Aクラスに貢献した優良助っ人を放出してまで、血の入れ替えを断行。緒方孝市新監督(45)が率いる来季、24年ぶりの優勝へ新体制で挑む。
広島助っ投史上最多の40勝を挙げたバリントンが、今季限りで退団する。今季も9勝を挙げ、チームの2年連続Aクラスに貢献した。広島の町を愛する性格もファンに知られ、球団史に残る優良助っ人だった。
球団は今季で契約が切れた右腕に対し、再契約の条件提示を行っていた。しかし、29日に新外国人左腕、クリス・ジョンソン投手(30)=ツインズ=の獲得に成功したことを受け、条件提示を取り下げた。左腕フィリップスとの優先交渉権も放棄した。
球団首脳はジョンソンについて「普通なら争奪戦になる。うちにたまたま早くチャンスが来た」と評価。140キロ台中盤の直球を軸に、スライダー、カーブ、チェンジアップを駆使し、メジャー未勝利ながら傘下の3Aでは2年連続10勝。今季は左腕の先発白星がわずか5勝(篠田3勝、戸田2勝)だっただけに「先発でコンスタントに投げてくれると思う」と期待を寄せる。
3年連続20セーブを挙げている守護神ミコライオの去就は微妙だが、抑え候補の新外国人左腕マイク・ザガースキー(ブルージェイズ傘下)を獲得した。
今季途中加入で3勝0敗のヒースを、抑えに転向させるプランもある。阪神とのCSファーストSでリリーフを務め、2試合計2回2/3無失点と好投したためで、今後は先発と両にらみで調整させる。
野手ではキラが退団し、1年目年俸が球団最高額となる100万ドル(約1億800万円)でヘスス・グスマン内野手(30)=アストロズ=を獲得。球団は一塁エルドレッド、左翼グスマンに主軸を任せる方針だが、今季サイクル安打を達成するなどブレークしたロサリオも控えている。
1軍で同時に出場選手登録できる外国人枠は4。緒方監督は「いろいろな組み合わせを考えなくてはならない」と、来季へ考えを巡らせていた。

一番最初にある種「戦力外通告」を受けてしまったキラ・カアイフエ。最後の最後にこんなお茶目なところを見せてくれはしましたが時すでに遅しの印象。ここ暫らくカープの途中入団選手って、本当に長続きしません。その事を考えるとブラッド・エルドレッドは本当に努力したと思いますが。
今シーズン後半は打てなかった分、選球眼の良さをほんのわずかに披露しましたが、むしろそれはあまり外国人選手に求められるものではなかった。当たれば飛んだけと本当に飛ばなくなってしまった。結局数字的にはぶっちゃけ、スコット・シーボルとあまり変わらないものに。

そして、4年間で通算40勝のブライアン・バリントン。全米ドラフト1位の肩書きを引っさげて入団してきたまでは良かったです。確かに長いイニングを投げてくれましたが、今シーズンは流石に覚えられたのか成績は低迷。突然「出火」する試合もも多々見られました。
しかしどう言う契約交渉の進め方をしたのか、と言う疑問。もちろんカープ球団が次から次へと外国人選手を獲得している事は把握していたでしょう。その中で、4年間で40勝の実績をタテに、今シーズン程度(1億3500万円)の年俸を要求してきたのか。そんな中でそれよりも低い契約金と年俸でクリス・ジョンソンを獲得出来た事で、カープ側が条件提示を取り下げた、んでしょうね多分。
一部ではスワローズが得調査を進めているとか。4年間住み慣れた日本だし、大好きなラーメンもあるし、ってんで、契約合意に至るかも知れません。敵になるかも知れませんが、昨年までカープに在籍したニック・スタビノアやフレッド・ルイスがアメリカ帰国後、独立リーグでのプレイを余儀なくされているだけに、日本の球団から声がかかる(かも知れない)のはまだ幸せなのかも。

外国人選手枠のとばっちりをモロに食らってしまたのがザック・フィリップス。外国人選手の補填は外国人選手で、と言うよく分からない考えを、いつからどんなきっかけでカープ球団が持つようになったのかまでは理解出来ませんが、結局今シーズン、9試合登板11イニング1勝のみ。
本人も「自分はサブ」と言う考えがあったのかなかったのか、それでも試合前には入念にウォーミングアップをする姿、特に誰に言われたわけでもなく、黙々と走ってた姿が忘れられません。それがルーティンワークだったのかも知れませんが、根っからの「クソ真面目外国人」だったんでしょう。
これで、残った外国人選手は、その後の全く聞こえてこないキャム・ミコライオを含めて6人。うち3人はそれこそ未知数。補強になったのかなってないのかはアレですが、それこそ「ここでダレソレがいてくれたらな」と言うことのないようにしていただきたい。補強が一転「補弱」にもなりかねない。
もっとも、あまり外国次選手ばっかりが取り上げられる状況もどうなんだ、という話ですけどね。次から次へと外国人選手を獲得するのはいいけれど、その情熱を日本人選手の育成と強化にも向けて欲しい。向けてるんだろうけど見えてこないのが今のカープ球団の現状。
これだけ外国人選手が揃えば、二軍のオーダーにも影響する。起用したくても、外国人選手の「調整」に追われて、育つものも育たない、では本末転倒。「育成の球団」とかほざいてたら笑われる。
どうしても二軍の話になってしまいますが、あくまでも「ウエスタンリーグは、選手育成の場であり、実戦の機会」ってのを忘れてもらっては困るんですよ。調子が悪いから二軍、では話にならない。その典型が今シーズンのキラ・カアイフエだった。助っ人のプライドもあろうけど、これだけ獲得する以上、扱いは日本人選手と同様でもいい、いっそ一軍に誰もいなくてもいい。
去年今年、確かに順位は上がった。来年は期待されるだろうけど、一時の流行りもので終わっても困る。裏でしっかり日本人選手を鍛えてもらわないと、3年後4年後に絶対に困りますよ。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
とは言っても、なかなか外国人選手に感情移入出来んのですが。
バリントン退団 さらば鯉最多勝助っ投 デイリースポーツ
広島のブライアン・バリントン投手(34)、ザック・フィリップス投手(28)が、今季限りで退団することが30日、分かった。キャム・ミコライオ投手(30)の去就は未定ながら、来季の外国人の陣容がほぼ固まった。2年連続Aクラスに貢献した優良助っ人を放出してまで、血の入れ替えを断行。緒方孝市新監督(45)が率いる来季、24年ぶりの優勝へ新体制で挑む。
広島助っ投史上最多の40勝を挙げたバリントンが、今季限りで退団する。今季も9勝を挙げ、チームの2年連続Aクラスに貢献した。広島の町を愛する性格もファンに知られ、球団史に残る優良助っ人だった。
球団は今季で契約が切れた右腕に対し、再契約の条件提示を行っていた。しかし、29日に新外国人左腕、クリス・ジョンソン投手(30)=ツインズ=の獲得に成功したことを受け、条件提示を取り下げた。左腕フィリップスとの優先交渉権も放棄した。
球団首脳はジョンソンについて「普通なら争奪戦になる。うちにたまたま早くチャンスが来た」と評価。140キロ台中盤の直球を軸に、スライダー、カーブ、チェンジアップを駆使し、メジャー未勝利ながら傘下の3Aでは2年連続10勝。今季は左腕の先発白星がわずか5勝(篠田3勝、戸田2勝)だっただけに「先発でコンスタントに投げてくれると思う」と期待を寄せる。
3年連続20セーブを挙げている守護神ミコライオの去就は微妙だが、抑え候補の新外国人左腕マイク・ザガースキー(ブルージェイズ傘下)を獲得した。
今季途中加入で3勝0敗のヒースを、抑えに転向させるプランもある。阪神とのCSファーストSでリリーフを務め、2試合計2回2/3無失点と好投したためで、今後は先発と両にらみで調整させる。
野手ではキラが退団し、1年目年俸が球団最高額となる100万ドル(約1億800万円)でヘスス・グスマン内野手(30)=アストロズ=を獲得。球団は一塁エルドレッド、左翼グスマンに主軸を任せる方針だが、今季サイクル安打を達成するなどブレークしたロサリオも控えている。
1軍で同時に出場選手登録できる外国人枠は4。緒方監督は「いろいろな組み合わせを考えなくてはならない」と、来季へ考えを巡らせていた。


一番最初にある種「戦力外通告」を受けてしまったキラ・カアイフエ。最後の最後にこんなお茶目なところを見せてくれはしましたが時すでに遅しの印象。ここ暫らくカープの途中入団選手って、本当に長続きしません。その事を考えるとブラッド・エルドレッドは本当に努力したと思いますが。
今シーズン後半は打てなかった分、選球眼の良さをほんのわずかに披露しましたが、むしろそれはあまり外国人選手に求められるものではなかった。当たれば飛んだけと本当に飛ばなくなってしまった。結局数字的にはぶっちゃけ、スコット・シーボルとあまり変わらないものに。


そして、4年間で通算40勝のブライアン・バリントン。全米ドラフト1位の肩書きを引っさげて入団してきたまでは良かったです。確かに長いイニングを投げてくれましたが、今シーズンは流石に覚えられたのか成績は低迷。突然「出火」する試合もも多々見られました。
しかしどう言う契約交渉の進め方をしたのか、と言う疑問。もちろんカープ球団が次から次へと外国人選手を獲得している事は把握していたでしょう。その中で、4年間で40勝の実績をタテに、今シーズン程度(1億3500万円)の年俸を要求してきたのか。そんな中でそれよりも低い契約金と年俸でクリス・ジョンソンを獲得出来た事で、カープ側が条件提示を取り下げた、んでしょうね多分。
一部ではスワローズが得調査を進めているとか。4年間住み慣れた日本だし、大好きなラーメンもあるし、ってんで、契約合意に至るかも知れません。敵になるかも知れませんが、昨年までカープに在籍したニック・スタビノアやフレッド・ルイスがアメリカ帰国後、独立リーグでのプレイを余儀なくされているだけに、日本の球団から声がかかる(かも知れない)のはまだ幸せなのかも。


外国人選手枠のとばっちりをモロに食らってしまたのがザック・フィリップス。外国人選手の補填は外国人選手で、と言うよく分からない考えを、いつからどんなきっかけでカープ球団が持つようになったのかまでは理解出来ませんが、結局今シーズン、9試合登板11イニング1勝のみ。
本人も「自分はサブ」と言う考えがあったのかなかったのか、それでも試合前には入念にウォーミングアップをする姿、特に誰に言われたわけでもなく、黙々と走ってた姿が忘れられません。それがルーティンワークだったのかも知れませんが、根っからの「クソ真面目外国人」だったんでしょう。
これで、残った外国人選手は、その後の全く聞こえてこないキャム・ミコライオを含めて6人。うち3人はそれこそ未知数。補強になったのかなってないのかはアレですが、それこそ「ここでダレソレがいてくれたらな」と言うことのないようにしていただきたい。補強が一転「補弱」にもなりかねない。
もっとも、あまり外国次選手ばっかりが取り上げられる状況もどうなんだ、という話ですけどね。次から次へと外国人選手を獲得するのはいいけれど、その情熱を日本人選手の育成と強化にも向けて欲しい。向けてるんだろうけど見えてこないのが今のカープ球団の現状。
これだけ外国人選手が揃えば、二軍のオーダーにも影響する。起用したくても、外国人選手の「調整」に追われて、育つものも育たない、では本末転倒。「育成の球団」とかほざいてたら笑われる。
どうしても二軍の話になってしまいますが、あくまでも「ウエスタンリーグは、選手育成の場であり、実戦の機会」ってのを忘れてもらっては困るんですよ。調子が悪いから二軍、では話にならない。その典型が今シーズンのキラ・カアイフエだった。助っ人のプライドもあろうけど、これだけ獲得する以上、扱いは日本人選手と同様でもいい、いっそ一軍に誰もいなくてもいい。
去年今年、確かに順位は上がった。来年は期待されるだろうけど、一時の流行りもので終わっても困る。裏でしっかり日本人選手を鍛えてもらわないと、3年後4年後に絶対に困りますよ。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


2014.11.02 / Top↑
ELTON
昨年途中、キラが登場した際には「バースの再来か!」と期待しましたが、全く不発のままで終えた今季。
彼本来の実力はあんなモノでは無いとは思うのですが、何らかの気の緩みがあったのか、それが彼の弱さと言ってしまえばそれ迄ですが。
ザガースキーに続きジョンソン、相次ぐ新外国人投手の獲得で
「ああ、これでバリとミコのリリース決定か~。」
と勝手に思っていましたがバリ以外のもう一人は、ミコでは無く一足先に残留報道が流れていたフィッリプスだったとはね。
まあ、その方がフィリップス自身にとっても結果的に良かったのでは無いかと言う気がしています。
現状明確なストロングポイントを持っていない彼の場合、例え来期残留したとしても今期の二の舞になる確率が限り無く高そうですからね。
バリについては過去4年間の実績から見て、他球団からのオファーが確実なのに加え、今シーズン中カープ戦(マエケン)に密着していた米球団スカウト陣のバリ評が意外や高い様子で、或いはルイスに続くメジャー復帰→即ローテ入りの目も、ひょっとしたら有り得るかも知れません。
ルイス並に活躍出来るかどうかは別にして。
今季ウェスタン2位、内田カープが結構強かった理由も頷けます。
未だ々未熟な若手選手を押し退け、長い故障から復帰した栗原、東出等がオールシーズンベンチ入りし、投打に強力助っ人外国人を常に擁すと云う、ファームには不釣合いな程の豪華版メンバーだった訳ですからね、強い筈です(笑)。
その栗原ですが高卒ルーキー時代を除けばプロ入り後初めて1軍戦不出場のままシーズンを終える今季となってしまいました。
5年前、前監督が就任当時には
「現在ポジションが決まっているのは1,2塁間だけ。」
と言っていたのが今となっては隔世の感を禁じ得ません。
2年連続1軍戦不出場の東出と共に、その2人が皮肉にも今やすっかり過去の人と成り果て、しかも現在そのポジションを担うのがエル(或いは来期はグスマン)、菊池と云う、今やカープにとって必要不可欠な存在となった2人とあっては、年齢的な部分も含めて、来期以降更に厳しい立場へと追い遣られる事必定な訳で。
取分け長年カープの主砲としてチームを支えて来た栗原が、このままトップフォームを取り戻せぬまま選手生命の終到を迎える等と云う事があっては、一ファンとして余りにも悲し過ぎます。
唯、来期が彼の現役を賭けたシーズンである事は紛れも無い事実。
将来のチームを担う若手選手に衆目と期待が集まるのが世の常なのは理解しています。
しかしここ迄長くチームを支えて来たベテラン選手達に冷たいファンには為りたくありません。
彼本来の実力はあんなモノでは無いとは思うのですが、何らかの気の緩みがあったのか、それが彼の弱さと言ってしまえばそれ迄ですが。
ザガースキーに続きジョンソン、相次ぐ新外国人投手の獲得で
「ああ、これでバリとミコのリリース決定か~。」
と勝手に思っていましたがバリ以外のもう一人は、ミコでは無く一足先に残留報道が流れていたフィッリプスだったとはね。
まあ、その方がフィリップス自身にとっても結果的に良かったのでは無いかと言う気がしています。
現状明確なストロングポイントを持っていない彼の場合、例え来期残留したとしても今期の二の舞になる確率が限り無く高そうですからね。
バリについては過去4年間の実績から見て、他球団からのオファーが確実なのに加え、今シーズン中カープ戦(マエケン)に密着していた米球団スカウト陣のバリ評が意外や高い様子で、或いはルイスに続くメジャー復帰→即ローテ入りの目も、ひょっとしたら有り得るかも知れません。
ルイス並に活躍出来るかどうかは別にして。
今季ウェスタン2位、内田カープが結構強かった理由も頷けます。
未だ々未熟な若手選手を押し退け、長い故障から復帰した栗原、東出等がオールシーズンベンチ入りし、投打に強力助っ人外国人を常に擁すと云う、ファームには不釣合いな程の豪華版メンバーだった訳ですからね、強い筈です(笑)。
その栗原ですが高卒ルーキー時代を除けばプロ入り後初めて1軍戦不出場のままシーズンを終える今季となってしまいました。
5年前、前監督が就任当時には
「現在ポジションが決まっているのは1,2塁間だけ。」
と言っていたのが今となっては隔世の感を禁じ得ません。
2年連続1軍戦不出場の東出と共に、その2人が皮肉にも今やすっかり過去の人と成り果て、しかも現在そのポジションを担うのがエル(或いは来期はグスマン)、菊池と云う、今やカープにとって必要不可欠な存在となった2人とあっては、年齢的な部分も含めて、来期以降更に厳しい立場へと追い遣られる事必定な訳で。
取分け長年カープの主砲としてチームを支えて来た栗原が、このままトップフォームを取り戻せぬまま選手生命の終到を迎える等と云う事があっては、一ファンとして余りにも悲し過ぎます。
唯、来期が彼の現役を賭けたシーズンである事は紛れも無い事実。
将来のチームを担う若手選手に衆目と期待が集まるのが世の常なのは理解しています。
しかしここ迄長くチームを支えて来たベテラン選手達に冷たいファンには為りたくありません。
2014/11/02 Sun 17:26 URL [ Edit ]
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