さて、第27回JRグループ硬式野球大会、二日目第二試合です。

7チームしか参加しない、ほんと小さなトーナメント戦ではありますが、決勝戦進出チームを決める試合、と言う事で、場内アナウンスでも「準決勝」と言う紹介のされ方をしてました。

それと、あまり関係無い話ではありますが、JRグループには、旅客鉄道各社のチームの他「JR東日本秋田硬式野球クラブ」と「JR千葉硬式野球部」が、企業チームとして日本野球連盟に登録されています。これらのチームもいずれ、このトーナメントに入ってくれば面白いと思うんですが如何でしょう。

で、この試合なんですが、イニング動画はありません。と言うのも、試合開始予定時刻が12:00と言う事で、食事等の時間に充てたため、ちょっとゆっくり観戦しようか、と言う事で。試合詳細のメモは取りましたが、どこかに飛ばすわけでもなく、ピッチャーの動画を撮りつつ、写真撮影。



スターティングメンバー
先攻:北海道旅客鉄道株式会社
1(中)丹澤賢 (甲府工業高~国士舘大)
2(遊)美馬健太 (北海高~中央大)
3(右)中谷雅哉 (駒大苫小牧高~東北福祉大)
4(指)松浦昌平 (札幌第一高~筑波大)
5(一)小林勇希 (大館工業高~函館大)
6(三)柴草健太 (PL学園高~立正大)
7(捕)大東憲司 (青森山田高~日本大学)
8(左)吉川陽介 (高陽東高~福岡大)
9(二)前口良太 (東海大四高~東海大)
P:成田隼人(鵡川高~明治大)


JR北海道先発の成田投手。

後攻:東海旅客鉄道株式会社
1(右)堀尾良馬 (神港学園高~亜細亜大学)
2(指)佐藤大将 (愛工大名電高)
3(遊)村井一輝 (京都外大西高~京都学園大)
4(左)池田樹哉 (愛工大名電高~明治大)
5(一)津川智 (広陵高~近畿大)
6(三)内田樹久夫 (甲西高~東亜大)
7(中)稲津佑樹 (秀岳館高~日本文理大)
8(捕)江口大樹 (佐賀東高~関東学院大)
9(二)花嶋修平 (磐田東高)
P:加藤智弘 (中京高)


JR東海先発の加藤投手。

打者成績
1回表
丹澤     1‐1から3球目を打ってレフト前ヒット
美馬     1‐1から3球目を打ってキャッチャー前送りバント
中谷     1‐0から2球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
東海0‐1北海道
松浦     1‐0から2球目を打ってレフトフライ
小林     1‐2から4球目を打ってファーストライナー

●1番打者が出塁して、2番打者がしっかり送って、クリーンアップで先制点。おそらく日本の野球チームの監督さん誰しもが望む形でお1点目。いとも簡単に決めてきました。

1回裏
堀尾     初球を打ってショートゴロ送球エラー
佐藤大    2‐0から3球目を打ってセカンドゴロ
村井     1‐2から4球目を打ってピッチャーゴロセカンドランナーサードタッチアウト
池田     0‐1から2球目を打ってセンター前ヒット
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DSC_7001.jpg DSC_7002.jpg
津川     初球を打ってセンター前タイムリーヒット
東海1‐1北海道
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内田     1‐2から4球目を打ってスリーランホームラン
東海4‐1九州
稲津     0‐2から3球目を空振り三振

2回表
芝草     フルカウントから7球目を見逃し三振
大東     ストレートのフォアボール
吉川     1‐2から6球目を打ってピッチャーゴロセカンド送球も捕球エラー
前口     フルカウントから6球目を空振り三振
丹澤     1‐0から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ

2回裏
江口     フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
花嶋     0‐1から2球目を打ってレフトフライ
堀尾     2‐2から6球目を打ってサードライナー

3回表
美馬     0‐1から2球目を打ってレフト前ヒット
中谷     1‐0から2球目をサード前送りバント
松浦     2‐2から6球目を打ってショートゴロ
小林     1‐0から2球目を打ってセカンドフライ

3回裏
佐藤大    フルカウントから8球目を見逃し三振
村井     1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
池田     2‐1から4球目を打ってライト前ヒット
津川     2‐2から6球目を空振り三振
内田     2‐2から6球目を打ってセンター前タイムリーヒット
東海5‐1北海道
稲津     フルカウントから7球目を打ってショートゴロタイムリー送球エラー
東海6‐1北海道

北海道選手交代

ピッチャー成田に代えて清原雄貴(東北高=東北福祉大) (動画)

江口     2‐1から4球目を打ってレフトフライ

4回表
芝草     フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
大東     フルカウントから12球目を選んでフォアボール
吉川     1‐2から6球目を打ってショートゴロダブルプレイ

4回裏
花嶋     フルカウントから8球目を選んでフォアボール
堀尾     1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロダブルプレイ
佐藤大の代打上村卓哉(中京高~國學院大)  2‐2から6球目を空振り三振

5回表
前口     1‐0から2球目を打ってセンターフライ
丹澤     初球を打ってピッチャーゴロ
美馬     1‐1から3球目を打ってセカンドファウルフライ

5回裏
北海道選手交代

ショート美馬に代えて島田源太郎(銚子商業高~流通経済大)

村井     2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ
池田     初球を打ってライトフライ
津川     1‐0から2球目を打ってセンターオーバーホームラン
東海6‐1北海道
内田     1‐2から4球目を空振り三振

中谷     2‐1から4球目を打ってショートゴロ
松浦     2‐2から6球目を打ってレフトフライ
小林     1‐1から3球目を打ってセンターフライ

6回裏
北海道選手交代


ピッチャー清原に代えて若杉健(留萌千望高~道都大学)

稲津     0‐2から3球目を打ってセンターフライ
江口     1‐2から4球目を見逃し三振
花嶋     2‐2から6球目を見逃し三振

7回表
芝草     2‐2から6球目を打ってライトフライ
大東     1‐1から3球目を打ってショートフライ
吉川の代打土屋晋助(浦和学院高~函館大) 0‐1から2球目を打ってセンターフライ

7回裏
北海道選手交代

代打土屋に代えてレフト中谷雅哉(駒大苫小牧高~東北福祉大)

堀尾の代打藤川寛大(東海大菅生高~愛知工業大) 0‐2から3球目を空振り三振
上村卓    1‐0から2球目を打ってセカンドフライ
村井     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
池田     0‐2から4球目を打ってセカンドゴロ

8回表
東海選手交代

代打藤川がレフト
レフト池田がライト
ショート村井に代えて井上裕貴(平安高~近畿大)

ピッチャー加藤から秋葉知一(四日市工業高~国士舘大)

前口     0‐1から2球目を打ってセンター前ヒット
丹澤     2‐1から4球目を打ってセンター前ヒット
島田     初球を打ってライト前タイムリーヒット
東海7‐2北海道
中谷     1‐1から3球目を打ってショートゴロ、サードランナー生還
東海7‐3北海道
松浦     1‐2から4球目を打ってサードゴロ
小林     3ストレートのフォアボール
芝草     初球を打ってライト前タイムリーヒット
東海7‐4北海道
大東     2‐2から5球目を見逃し三振

8回裏
北海道選手交代

ピッチャー若杉に代えて金澤光基(札幌創成高~仙台大)

津川     初球を打ってファーストフライ
内田     0‐2から4球目を打ってライトフライ
稲津     1‐2から4球目を空振り三振

9回表
東海選手交代


ピッチャー秋葉に代えて川野慎也(鵬翔高)

中谷の代打浦嶋忠義(関西創価高~創価大) 3‐1から5球目を打って左中間突破ツーベースヒット
前口     1‐2から4球目を打ってセンター前ヒット
丹澤     1‐2から5球目を打ってセンターへ犠牲フライ
東海7‐5北海道
嶋田     0‐1から2球目を打ってサードファウルフライ
中谷     1‐1から3球目を打ってライト前ヒット
松浦     1‐2から4球目を空振り三振

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DSC_7117.jpg DSC_7119.jpg

北海道 100 000 031 5 H7  E2
東海旅 402 010 00X 7 H10 E1

投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
北海道旅客鉄道株式会社
成田  2.2 16  67  6  0  2  4  3
清原  2.1  8  32  1  1  0  2  1
若杉  2    7  28  0  1  3  0  0
金澤  1    3   9  0  0  0  0  0

東海旅客鉄道株式会社
加藤  7   26 101  3  2  2  1  1
秋葉  1    8  24  4  1  1  3  3
川野  1    6  23  3  0  0  1  1



こんな事言ったら怒られるかも知れませんが、正直北海道は勝てないだろうな、と試合開始前には思ってました。しかしながら前日、東日本東北(もちろん日本選手権出場)を、逆転で倒してこの日を迎えただけあって、短期決戦特有のそれこそ「勢い」を感じました。

8回表、9回表の追い上げなど、見てて本当にドキドキしたものです。締めに出てきたはずの秋葉投手を打ち込んでの3点差。アマチュア野球だけに、たった一つのエラーやフォアボールで、何が起こるかわからない展開だっただけに、試合中盤にもうひと押し出来なかった事が悔やまれます。

しかし、選手個々の地力が勝るのか、東海打線はあっという間にひっくり返す展開。「うちはプロ選手養成機関ではない」と言う事なのか、詩人選手情報がなかなか伝わってこないどころか、硬式野球部の公式サイトすらもない東海ではありますが、やはりいい選手は揃ってると思います。

ただ残念だったのはエラーの頻発。試合自体、フォアボールが比較的少なかっただけに、内容が間延びしてしまったのは事実。もしかしたらこれが、日本選手県予選を勝ちきれなかった理由なのかな、とも。まぁプロチームではないので、多くを望んでもしゃーないといえばしゃーないですが。


何にしろ薄氷の勝利。次は決勝戦で九州と対決です。


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2014.10.29 / Top↑
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