シーズンオフってのはかなりネタに苦慮しております。

フェニックスリーグ観戦の予定は毎年のようになし。いい話はいろいろと聞こえて来はしますがぶっちゃけ秋季キャンプ前の最終チェック、と言うか、もう秋季キャンプは始まっているようなもの。そこで選手個人個人、さらにはチーム首脳陣が、今どこが良くてどこが悪いのか、のチェックの時期。

いいものを出せる選手ばかりではないですからね。

と言う事で、カープネタは「新聞その他の感想文」になります。御了承ください。



梵、木村が初の残留交渉で白紙強調 デイリースポーツ

今季国内FA権を取得した広島の梵英心内野手(33)と木村昇吾内野手(34)が20日、マツダスタジアムで鈴木清明球団本部長(60)と、それぞれ初めての残留交渉を行った。

この日は2人とも条件提示を受けていないそうで、梵は「まだ期間はあるので、ゆっくり考えさせてもらいたい」と白紙の状態であることを強調した。木村は「大事な権利だからしっかり考えたい。緒方監督からも『自分の考えを伝えろよ』と声を掛けてもらった」と語った。

来週にも2回目の交渉が行われ、条件提示をされる模様。



いわゆる「個人事業主」にあたるプロ野球選手。ひたすら契約条件を良くしようと思って日々鍛錬に励み、試合に出ているものとは思います。そんな中で獲得した「フリーエージェント移籍の権利」。

ホント、カープというチームは、選手が出て行くばっかりで、フリーエージェント選手は獲得しない、と言う状況が続いています。一応内川聖一との交渉の場に付き「フリーエージェント交渉童貞」は卒業は出来ましたが、結局「もうやらね」と言わんばかりに引きこもり。得意なのは「引き止め」ばかり。

これがいいか悪いかは別にして、梵英心と木村昇吾。

徹底的に交渉してもいいと思うんですよ。自分に確固たる考えと自信があるんなら。どこかから声がかかる、かからないにかかわらず、自分がいいと思った方向に進めばいい、と思うんですよ。

残ってくれと言うのは簡単なことです。けども、我々ファンが彼らを直接的に養ってきたわけでもなければ、カープ入団の世話をしたわけでもない。だから出て行くにしても「何で出て行くんだ」などと上から目線では絶対に行ってはダメなんですよね。出ていくにも、残るにも理由はあるはずだし

特に木村昇吾。常日頃から「レギュラーで出たい」と言う思いはずっと持っている。これまで東出輝裕や梵英心のサブ的役割でクローズアップされることが多かった。そしてついて回る言葉は「代役」。

支配下弄得されている選手、一軍ベンチ入りの選手、それそれ役割はあると思います。それをうまく組み合わせて試合は成り立つんだし。ただどの選手も、与えられた役割で満足している筈がない。

ただ、来シーズンのカープは監督が交代する。

銭勘定の話だから、現場の人間が出てくるのはおかしな話だろうとは思いますが、緒方孝市新監督は、木村昇吾に対してはどういう考えを持っているのかな。記事中にはも「自分の考えを伝えろよ」とありますが、球団との交渉の前に何らかの会談みたいなのはあったんでしょうかね。

梵英心共々、来年は35歳。プロ野球選手としてはそろそろ「引退」の言葉が頭をよぎる年齢。次の世代、そのまた次の世代の突き上げのある中で、どう言う結論を出すのか楽しみといえば楽しみ。

ただ、どういう結果を出そうが堂々としてて欲しい。変な言い方ですが。

かつて新井貴浩が移籍を決めた際に「辛いです」と涙ボロボロで記者会見をしました。どんんあ裏事情があるのかは知ったこっちゃないですが、あんなブサイクな記者会見方だけはやめてほしいな。

―――――という話を去年も書いたような気もしますが。

出て行く理由は誰にでもあるし、残る理由もある。それを堂々と言う為にこれまで頑張ってきたんだし、そうやって得た、12球団どことでも交渉出来るフリーエージェントの権利なんだし。

ぜひ、悔いのない決断を。


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2014.10.22 / Top↑
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