さて、セントラルリーグのクライマックスシリーズも「へぇー」と言う結果に終わり、今週末からはいよいよ日本シリーズ、と言うところでホークスがとうとうファイターズに並ばれてしまいました。

そして、その2球団を来シーズンは倒すべく、各球団は少しずつ動きを見せています。もちろん、ファーストステージで(個人的に思うところは)まさかの敗退を喫したオリックスバファローズ周辺からも、来シーズンの戦力補強に関する動きが伝わってきました。しかもカープ絡み。



オリックス 広島退団キラ獲り スポニチ

来季19年ぶりの優勝を目指すオリックスが、新4番獲りに着手することが18日、分かった。

日本球界でプレー経験のある選手を中心にリストアップしており、広島を退団したキラらを候補に挙げている。シーズン終盤から4番に座ったペーニャは32本塁打、90打点をマーク。

この日、伊丹空港から帰国した主砲は「できればこのチームに帰ってきたい」と話したものの、単年契約を希望する球団に対し、ペーニャ側は複数年契約を望んでおり、交渉の長期化が予想される。今季は前年比18・4%増の観客動員に加え、CSファーストSの本拠地開催で10億円以上の増収が見込まれている。資金面のバックアップもあり、大リーグ経験者も含め、幅広く調査していく。



クライマックスシリーズファーストステージの「謎の欠場」以来、退団だ残留だと、いろいろと記事の飛び交ったウィリー・モー・ペーニャではありますが、その裏にあったのはやっぱり契約交渉の拗れ。

かつてはタフィ・ローズを、同じように複数年契約云々で手放した過去のある「バファローズ」なだけに、またかの印象は拭えません。このあたりはバファローズファンの方の意見を伺えればいいんですが、困った事になかなかそうもいきません。これだけは「球団の方針」ですからアレですが。

カープからバファローズに行った外国人選手としては、グレッグ・ラロッカがまず最初に出てくると思います。だからと言ってほかに誰がおるねん?と言う話にもなりますが・・・・。

昨年、7月9~11日の対ベイスターズ戦で、3試合4本塁打と、それこそ鮮烈なデビューを飾ったキラ・カアイフエ、ではありましたが、残念ながら今シーズンは「たくさんいる外国人選手のうちの一人」と化してしまいました。もっとも昨年も、最終的には打率0.259の14本塁打と、さっぱりでしたが。

そこに加えてライネル・ロサリオのゼッコーチョー、ブラッド・エルドレッドの覚醒と、競争相手がとても及びのつかない成績を残してしまった以上、淘汰されるのはもう致し方のないこと。

都合、出場選手登録と抹消を繰り返す事計8度。二軍で今シーズンを終了しましたが、由宇練習場での最終戦にも姿すら見せず「あぁ、もう終わったかな」とは思いました。そして中国新聞紙上での「キラ・カアイフエは再契約なし」の報。デビューが鮮烈だっただけに、もったいないとは思いました。

今シーズン、打てないまでもどないかして出塁を、と言う事なのか、8月の一軍出場17試合66打席で12四球。選球眼の良さを大いにアピールはしました。ウエスタンリーグでも73打席で17四球。率的にいいのか悪いのかは分かりませんが、とにかく目立ちました。

ただ困ったのは、たまに絶望的にやる気の感じられないプレイをしてた事。



上の動画は、7月6日に阪神鳴尾浜球場で行われた対タイガース戦延長10回表の打席ですが、ショートの北條史也が落球しているにもかかわらず、ファーストは余裕のアウト。これじゃあ「怠慢プレイは許さない」と断言した緒方孝市新監督のおメガネに叶うはずもない。

特に今シーズン、ブラッド・エルドレッドが外野守備もファースト守備も頑張ってこなし、ライネル・ロサリオがものすごい勢いで守備の上達を見せた状態では、キラ・カアイフエの出番はないなぁ。


さて、どこの球場で見ることになるのやら。そもそも「あいる・びー・ばっく」はあるのか。


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2014.10.20 / Top↑
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