広島 緒方新監督の就任発表 スポニチ

広島は15日、来季新監督として緒方孝市氏(45=野手総合コーチ)の就任を発表した。推定年俸7000万円、契約は単年で更新する形式を取る。

就任会見には当日に百貨店で購入した1万9800円の赤いネクタイ着用で登場。「カープ一筋28年。これが自分にとっての最後の大仕事と思って信念を持って誠心誠意、監督業をまっとうしたい」と決意表明した。

会見前には松田オーナーとも会談し、投手力増強へ向けた戦力補強に関して意見交換。「今年の悔しさを来年のリーグ優勝、日本一につなげたい。投手を中心とした強固な守と足を使った攻撃があれば少ない得点でも競った試合を勝ちきれる」と目指す野球像を掲げた。



記者会見全文は、広島東洋カープ公式サイトに掲載されているんで省略します。

色んな新聞記事等で「緒方孝市コーチの監督就任は既定路線」と言う文言が見られました。それはそれでいい事だと思います。少なくとも野手総合コーチとして一塁コーチ、守備走塁コーチとして三塁コーチ、一軍打撃コーチそして野手総合コーチと、段階は踏んでますからね。

野村謙二郎前監督が就任以降、どの辺から「緒方孝市が次期監督」と言う話になったかまではよう分かりませんが、一軍でどうやれば試合に勝てるか、みたいなのは、野村謙二郎前監督の傍らで「人の振り見て」ではないですが学んできたでしょう。それこそ「二の舞になるな」ですよ。

ただ、野村謙二郎前監督では足りない部分は多くあった。「戦力の拡充」ですよ。

昨晩読んだ中国新聞携帯サイトで、高信二コーチが球団との面談で「将来的には二遊間の人材が必要になると言った」と言うコメントが掲載されていたけど、ぶっちゃけ、安部友裕、庄司隼人、上本崇司、いくらでもいるんですよね。鈴木誠也も二軍ではショートでの試合出場も多かった。

そこに、大活躍した田中広輔、そろそろ中堅の年齢に差し掛かる小窪哲也も居る。皆に均等に出場機会をやれ、とは言わないけど、起用方法はいくらでもあるはず。スターティングメンバーを固定するのは悪い事ではないけど、起用する機会は探せばいくらでもあったはず。

高信二コーチも、コーチ歴がすっかり長くなってしまったけど、二軍でのコーチ歴はたった1年。育成球団を自負するカープ球団が、二軍を軽視しているとは思いたくはないけど、まだまだ、使い切ってない戦力、選手はたくさんいる。尽くせるであろう手はまだまだ尽くしてなかった。

昨年と今年、3位にしかなれなかった、と言う事は逆に考えれば、まだまだやり残したこと、出来なかった事がたくさんあると言う事。上にいるジャイアンツやタイガースに足りない所があるはず。

で、記者会見の中で印象に残った言葉がこれらの「」内。

「三村監督の時には誉められたことはほとんどなく、怒られてばかりだったのですが、とにかく野球を本当にしっかり教えていただきました。そして、三村監督が辞められるときに「良い選手になったな」と一言だけ言っていただいたことが自分の中でかなり頭に残っていているので、自分が理想とするなら三村監督のような監督像です。」

私がカープを応援しだしたのと、故・三村敏之さんがカープの一軍監督に就任された時期とがほぼ重なります。その当時のカープベンチには常に緊張感があった。その当時のカープと言えばそれこそ「猛練習」。そこから醸し出された雰囲気、空気がそうしたんだとも思うんですよ。

「練習が厳しいのは当たり前です」

練習の鬼とすら言われた緒方孝市「選手」がこっそり顔を見せてますが。一軍の選手であれ、二軍の選手であれ、ユニフォームを着ている以上「これでいい」は絶対にありえない。20日から秋季練習が始まりますが、けっしてシーズンのクールダウンの場にしてはいけない、とすら思いますよ。


緒方孝市選手の引退の挨拶に、こんな文言がありました。

「この世界で何とか成功したい、そう言う思いで一生懸命バットを振って、がむしゃらに練習してきました。常に戦力プレー、試合が終われば、ユニフォームが真っ黒に、そんな選手でありたい」

それこそベンチ入り野手全員、ユニフォームを真っ黒にするような、そういう試合を期待します。


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2014.10.16 / Top↑
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