ウエスタンリーグ公式戦。カープの試合に限らず手当たり次第にn観戦していると、それなりに気になる選手も出てきます。それが高卒ルーキーとか移籍してきた選手とか、そこに「どこに行っても目立つ体型」が加わると、まずその選手をさがすようになってしまいます。
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オリックスバファローズ 奥浪鏡
2014年度ウエスタンリーグ公式戦成績:84試合出場 307打数 64安打 打率0.208 13二塁打 7本塁打 29打点 23四球 80三振


野球選手を例えるのに、様々な例えがあると思いますが、古い言い回しではありますが「朗らか」と言う表現がピッタリの子。まだ高卒1年目を乗り切ったばかりの少年なので、間違ってはないと思いますが、これだけのキャラクターを入団から既に持ち合わせている選手もそういないと思います。

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上の5枚の画像は、ゴールデンウィークに行われた対カープ戦の前に、スタンドで行われたサイン会の様子と、ウェルカムハイタッチから帰ってくる時の様子を撮影したものですが、とにかくニコニコ。

特にサイン会の時なんざ、隣で松葉貴大が眉間にしわを寄せてせっせと書いているのとは対照的。いわゆる「デブキャラ」ではありますが、今すぐにでも「ゆるキャラ選手権」に出せますよ。

そんな彼ではありますが、やはりグラウンドに降りると・・・。

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やっぱりニコニコしてる(笑)。

20年30年前なら、これくらいの体躯なら、入団の時に「減量指令」みたいなのが出たりもしました。けどそれで失敗した例も数知れず。その体型で指名したんだから、その体型で野球をさせるべき、この体型でもしダメなのであれば方針を変えればいいのであって、まずはのびのびとやらせるべき。


これは8月5日に放った5号ホームランの様子ですが、こう言うホームランを一軍で打つとよく「巨体に似合わず上手いバッティング」とか書かれると思うんですが(笑)、もし無駄に「減量」を強いるとこういう打球すら打てなくなる可能性もある。結果「もったいない選手」になってしまう可能性もある。

基本的に守備はサード、グラブさばきは柔らかいものがありますが、やっぱりプロのスピードにはまだついていけないのか、守備率は0.900すら切ってしまってます。だからと言って、変にファーストとかにコンバートするんではなく、徹底的にサードで鍛え上げて欲しいです。

バファローズ球団も「ここで育て上げるんだ」の覚悟を持って、サードで出し続けたんだろうし。

数字は決して芳しいものではなかったですが、今シーズンのバファローズ二軍では、奥浪鏡をはじめ、園部聡、若月健也、吉田雄人と、高卒ルーキーがほぼ常時出場、と言う試合も結構ありました。この辺りバファローズ球団の「この4人は何としても一本立ちさせる」と言う意思すら見えました。


そして奥浪鏡。フレッシュオールスターで、ライオンズ山川穂高(イースタンリーグ本塁打王)、マリーンズ井上晴哉(同2位)とともに、いろんな意味で強烈な印象を残し、全国に顔も売れました。

山川穂高は大卒、井上晴哉は社会人出身と、既に数字を残さなければいけない立場にあると思いますが、奥浪鏡も、彼らくらいの年齢になる頃には、十分バファローズの主力選手に育っている可能性も無きにしもあらず。そのゴツイ体躯には、「バファローズのこれから」が詰まっていると思いたい。

生まれ育ちは広島・呉市。今後の活躍をお祈りします。


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2014.10.11 / Top↑
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