今シーズン、ウエスタンリーグ関連、と言うか教育リーグから、カープの公式戦最終戦、対社会人野球部その他も含めて、プロ野球チームの試合を41試合、観戦出来ましたが、うち7試合で、このピッチャーの登板を観る事が出来ました。観るたびに「何でここに居るのか」と思った事数知れず。

DSC_1428.jpg
阪神タイガース 秋山拓巳
2014年度ウエスタンリーグ公式戦成績:20試合登板 9勝7敗(勝利数リーグ1位、敗戦数リーグ2位) 完投2(リーグ2位タイ) 完封1(リーグ1位タイ) 無四球1(リーグ1位タイ) 投球回132回2/3(リーグ1位) 対戦打者541(リーグ1位) 被安打120(リーグ1位) 被本塁打4 与四球23 奪三振116(リーグ1位) 失点44(リーグ4位) 自責点38(リーグ6位) 防御率2.58(リーグ3位)


各部門ランキングベスト10に名前が無いのは、登板試合数、セーブ、暴投、ボークくらいのもの。それだけ長期にわたってウエスタンリーグで投げ続けた、と言う証しにもなります。そしてこの成績が、今シーズンのn阪神タイガース二軍のチーム防御率3.25を支えてた、とすら思います。

で、今年私が見た秋山拓巳の登板全試合を並べてみました。

3月29日 ● 対広島東洋カープ
カープ篠田純平との息詰まる投手戦
4月30日 ● 対広島東洋カープ
自責点2なのに敗戦投手
6月08日 ○ 対オリックスバファローズ
被安打2の無四球完封勝利
6月14日 ○ 対福岡ソフトバンクホークス
ホークス山中浩史(現スワローズ)に投げ勝っての完投勝利
6月26日 ○ 対オリックスバファローズ
6回2失点勝利
9月05日 ○ 対広島東洋カープ
6回2失点勝利
9月17日 ○ 対広島東洋カープ
7回無四球1失点勝利

言いたかないですが(笑)、9月5日に秋山拓巳にねじ伏せられてからカープは3連敗。その後ホークス、ドラゴンズ相手に6連勝はしたものの、ここで一つでも勝っておけば、との思いを未だに引きずってます。秋山拓巳に抑えられただけでなく、3試合ともメッタ打ちくらいましたからね。

さらには9月17日。カープはもう絶対に負けられない状況下、先発に今村猛を立てて挑みましたが玉砕。翌々日19日の対バファローズ戦にも敗れ、ホークスの3年ぶり2度目のウエスタンリーグ優勝が決まりました。9月の節目節目で、タイガース二軍の絶対エースに当たったのは不運としか。

6月08日の対バファローズ戦。藤井彰人とのバッテリーでしたが、とにかくテンポの良さが目立った。6月14日の対ホークス戦では、速球でねじ伏せにかかるピッチングだった。どちらも「圧巻」だった。

どっちが本来の彼の姿かは分からないけど、とてもこんなピッチャーが、一軍で防御率20.25と言う数字を残したとはとても思えない。何でかしらんけど、一軍登板の3試合はいずれもボッコボコ。

ただ、まだ5年目のピッチャー、打たれたからといって1試合で登録と抹消を繰り返していても時間の無駄、一軍で起用するなら起用するで、一定期間、首脳陣が我慢をして投げさせる必要もあるんじゃないかな、とも思います。今日はダメでも、次の試合はいいピッチングをするかも知れないし。

常に結果を求められる球団だから、悠長なことは言っておれんのだとは思いますが、そうでもしないとここのチームは選手は育ってこないんじゃないか、と思います。大きなお世話ですが。

いっその事来年は腹を括って、先発ローテーション6番目あたりでじっくり投げさせてみるのもいいんではないでしょうか。二軍でこれだけの成績を残している。昨シーズンも8勝して防御率2、53。もう二軍でえっちらおっちら投げているピッチャーではないはず。


愛媛県立西条高等学校時代「伊予ゴジラ」とまで呼ばれた、そのバッティングに期待する人も多いはず。ぜひ来年は超満員の阪神甲子園球場での活躍を期待しています。


何かおかしいですがこれでおしまい。


以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログへ

2014.10.10 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://kugyousou.net/tb.php/2314-53bfc8f4