広島、斉藤ら4選手に戦力外通告 サンスポ

広島は2日、斉藤悠葵投手(27)、上野弘文投手(33)、大島崇行投手(31)、育成契約の永川光浩投手(27)の4選手と来季の契約を結ばないことを発表した。プロ8年目で通算19勝の斉藤は「プロで学んだことはたくさんある。今後のことは考えていない」と話した。



10月2日、広島東洋カープ2014年の戦力外通告選手の発表が行われました。

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大島崇行
一軍通算成績:在籍13年 97試合登板 3勝14敗3セーブ 防御率6.68


正直な話彼が、今年の第一次戦力外通告で「よくここまで残ってたな」と言う印象しかありません。大竹寛(現:読売ジャイアンツ)に続くドラフト2位指名。期待は大きかったとは思いますがどうでしょう。

彼が一番活躍した、と言うのはいつになるのかなぁ。入団4年目の先発登板7試合か、もしくは2010年の53試合登板(防御率5.14)か。どちらかといえば後者になるんだろうなぁ。

ワンポイントやイニングまたぎ、果ては3イニング投げてのセーブポイントってのもあった。さすがに先発登板こそなかったもののん、言ってしまえば「困った時の大島崇行」的な起用法。防御率こそ上がらなかったものの、かつての紀藤真琴のように、何かを得た年だとは思った。

けど翌年の怪我で全部が狂ってしまったな、とも。サイドスローにまで手を出したけど、結局モノにならず、元に戻してしまった。また「ちょっと腕を下げてみようか」とは思ったけど、やはり人には向き不向きがあるし、体の回転腰の回転からして全く違うもんだし。これが迷走の始まりだったようにも。


カープでの最終登板は9月22日の対ホークス戦。2/3イニング自責点5と言う散々な成績だった5月2日の対バファローズ戦から考えると、見違えるようなピッチングではありましたが、このたった11球が、カープでの最後のピッチングになってしまいました。

昨年も今年も一軍登板は無し、それどころか二軍でも昨シーズンは10試合、今シーズンはさらにその半分の5試合。言っちゃ悪いですが、よくここまで残ったな、という気がします。それと同時に、まるで戸田隆矢の一本立ちを待っていたかのような今回の戦力外通告。やはり複雑です。

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9月10日の由宇練習場。サブグラウンドの芝を引っこ抜いて江草仁貴とじゃれる大島崇行。もうこの時点で彼は、全てを悟っていたのかも知れません。

同期生の大竹寛が、ジャイアンツでビールかけをしているその年に戦力外通告、是又運命。


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2014.10.04 / Top↑
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