とにかく続々と「元キャッチャー」を生産し続ける阪神タイガース。
今シーズンは、一時腰のヘルニアで育成契約にまで下がってしまった狩野恵輔が、ようやく一軍公式戦に出場するまでにこぎつけましたが、それに続くはずの中谷将大が大不振。バッティング重視はいいんですが、コンバートがなかなかうまくいかないことを思い知らされました。

阪神タイガース 原口文仁
2014年度ウエスタンリーグ公式戦成績:56試合出場 117打数32安打 打率0.274 8二塁打 5本塁打 13打点 1盗塁 14三振 7四球
ここ数年タイガースは、ドラフト会議やらフリーエージェント、また人的補償で次から次へとキャッチャーを入団させています(あえて補強とは書きません)。ようやく今シーズンは、梅野隆太郎と言う「あたりキャッチャー」を獲得出来たように思いますが、そこからやや外れた感のある原口文仁。


4月頃まではこうやって、試合前にはグラウンドの隅っこの方で、キャッチングやセービングの練習をするシーンをよく見かけました。当然この中には小豆畑眞也や小宮山慎二、清水誉、岡崎太一もいたんですが(画像は4月30日 阪神鳴尾浜球場 対カープ戦前)。

7月頃からはキャッチャー練習にも参加しなくなり、試合開始直前のウォーミングアップでもレガースなし、それどころか左手にはキャッチャーミットではなくファーストミット、と言う場面が見られました。試合出場もファースやら指名打者。結局今シーズン、キャッチャーとしての出場は3試合のみ。
今シーズンで5年目。腰痛を発症して2012年からは育成契約。これさえなければ、と言う思いもあるとは思いますが、そして昨年からちょこちょこ見られましたが、今シーズン半ばから終に「キャッチャー剥奪」。決して失格ではないと思いますが「打てるキャッチャー」になるのも大変だな、と。
カープでは今シーズン、會澤翼が「打てるキャッチャー」として伸し上がってきましたが、タイガースってなかなかそう言う「サクセスストーリー」みたいなのがない。バッティングだけでなくリード面も加味されるんだとは思いますが、何か簡単に「打てるから野手転向」って考えすぎのような気もします。
リード面は、手段はどうあれ移籍してきたベテラン、そして若いキャッチャーは野手転向。その歯止めになりつつあるのが梅野隆太郎だとは思うんですが、清水誉や岡崎太一ももっと我慢してやってほしかったな、と思うのは私だけではないはず。ようやくこの二人も一軍で見るようになりましたが。
昨年から本格的に外野手登録になり、バッティングに専念出来る筈の中谷将大が、ファーストをやったり外野の各ポジションを、悪く言えばたらい回しにされています。キャッチャーからの転向はいいけど、どこに置いたらいいかまだタイガース球団も頭を抱えているか。外野の各ポジションも「立ってればいい」と言うポジションではないだけに、安易にたらい回しもいかがなものかと思います。
そんな事を考えると、原口文仁には「お前はこのポジションで徹底的に鍛え上げるから覚悟しとけ」くらいのことを言ったほうがいい。ソレくらい言った方が現場も指導しやすかろうし、原口文仁本人の自覚にもなるはず。あっちこっちやらせても本人の為にもならないと思うし。
決して中谷将大の野手転向が失敗、と結論づけてしまうのは早いですが、同じ道は歩ませて欲しくない。上に貼った動画の飛距離等を見ても、あいまいなママの選手には終わらせて欲しくないです。キャッチャーも出来る野手、ってのもそう簡単に作れるわけもないんだし。
転向させるんであれば中途半端ではなく、ぜひ一本立ちさせて欲しい、と思います。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
今シーズンは、一時腰のヘルニアで育成契約にまで下がってしまった狩野恵輔が、ようやく一軍公式戦に出場するまでにこぎつけましたが、それに続くはずの中谷将大が大不振。バッティング重視はいいんですが、コンバートがなかなかうまくいかないことを思い知らされました。

阪神タイガース 原口文仁
2014年度ウエスタンリーグ公式戦成績:56試合出場 117打数32安打 打率0.274 8二塁打 5本塁打 13打点 1盗塁 14三振 7四球
ここ数年タイガースは、ドラフト会議やらフリーエージェント、また人的補償で次から次へとキャッチャーを入団させています(あえて補強とは書きません)。ようやく今シーズンは、梅野隆太郎と言う「あたりキャッチャー」を獲得出来たように思いますが、そこからやや外れた感のある原口文仁。




4月頃まではこうやって、試合前にはグラウンドの隅っこの方で、キャッチングやセービングの練習をするシーンをよく見かけました。当然この中には小豆畑眞也や小宮山慎二、清水誉、岡崎太一もいたんですが(画像は4月30日 阪神鳴尾浜球場 対カープ戦前)。



7月頃からはキャッチャー練習にも参加しなくなり、試合開始直前のウォーミングアップでもレガースなし、それどころか左手にはキャッチャーミットではなくファーストミット、と言う場面が見られました。試合出場もファースやら指名打者。結局今シーズン、キャッチャーとしての出場は3試合のみ。
今シーズンで5年目。腰痛を発症して2012年からは育成契約。これさえなければ、と言う思いもあるとは思いますが、そして昨年からちょこちょこ見られましたが、今シーズン半ばから終に「キャッチャー剥奪」。決して失格ではないと思いますが「打てるキャッチャー」になるのも大変だな、と。
カープでは今シーズン、會澤翼が「打てるキャッチャー」として伸し上がってきましたが、タイガースってなかなかそう言う「サクセスストーリー」みたいなのがない。バッティングだけでなくリード面も加味されるんだとは思いますが、何か簡単に「打てるから野手転向」って考えすぎのような気もします。
リード面は、手段はどうあれ移籍してきたベテラン、そして若いキャッチャーは野手転向。その歯止めになりつつあるのが梅野隆太郎だとは思うんですが、清水誉や岡崎太一ももっと我慢してやってほしかったな、と思うのは私だけではないはず。ようやくこの二人も一軍で見るようになりましたが。
昨年から本格的に外野手登録になり、バッティングに専念出来る筈の中谷将大が、ファーストをやったり外野の各ポジションを、悪く言えばたらい回しにされています。キャッチャーからの転向はいいけど、どこに置いたらいいかまだタイガース球団も頭を抱えているか。外野の各ポジションも「立ってればいい」と言うポジションではないだけに、安易にたらい回しもいかがなものかと思います。
そんな事を考えると、原口文仁には「お前はこのポジションで徹底的に鍛え上げるから覚悟しとけ」くらいのことを言ったほうがいい。ソレくらい言った方が現場も指導しやすかろうし、原口文仁本人の自覚にもなるはず。あっちこっちやらせても本人の為にもならないと思うし。
決して中谷将大の野手転向が失敗、と結論づけてしまうのは早いですが、同じ道は歩ませて欲しくない。上に貼った動画の飛距離等を見ても、あいまいなママの選手には終わらせて欲しくないです。キャッチャーも出来る野手、ってのもそう簡単に作れるわけもないんだし。
転向させるんであれば中途半端ではなく、ぜひ一本立ちさせて欲しい、と思います。
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2014.10.09 / Top↑
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