大学を卒業して、カープにドラフト4位指名されて3シーズン目。ようやく、ようやく、東京六大学野球の首位打者がプロの水の中をスイスイ泳げるようになってきたように思います。

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広島東洋カープ 土生翔平
2014年度ウエスタンリーグ公式戦成績:78試合出場 224打数 76安打 打率0.339 10二塁打 2三塁打 1本塁打 32打点 3盗塁 3四球 28三振


入団初年度の2012年は2ホームランこそ放ったものの、打率は0.203と、早稲田大学3年秋のリーグ戦で獲得した首位打者の面影すらありませんでしたが、2013年シーズンは打率0.262の4ホームラン。そして今シーズンはホームランこそ1本に終わったものの、高打率を残しました。

今シーズン飛躍的に成績の伸びた選手に中村憲がいますが、その中村憲とは同い年。ポジションもどっちかと言えばセンターなのでカブリ気味ではありますが、良きライバルが出てきたと思います。

3月4月は合計49打数9安打と、何か絶望的な数字になり、遠征に帯同しないことも多かったですが、5月は33打数10安打と、何かヒントを得たような高打率。6月は0。451、そして8月も0、425おn高打率を残し、一気に3割台中盤まで乗せてきました。

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どちらかといえばあまり表情を崩さない、バッティング練習中でも黙々とバットスイング。大笑いするよりも穏やかな微笑みを浮かべていることの多い土生翔平ではありますが、

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やはりバッティングの調子が良ければ、と言うよりも低迷混迷を脱したあとあって、試合後の表情も明るいもの。もちろん本来はこういう人なんでしょうけど(笑)。


動画後半のシングルヒットは、由宇練習場最終戦、ホークスの先発はサウスポーの笠原大芽でした。通常ウエスタンリーグでは事前に両チームで先発メンバーが伝えられておるようですが、そんな状況でもスターティングメンバー。そして決して力むことなく、軽く合わせるだけでのレフト前ヒット。

バットコントロールもそうですが、外角のボールにしっかり足腰がついてきていること。これがこのヒットを生んだものと思われます。食らいつくという表現がよくされますが、その為には足腰の鍛錬は必要不可欠。日頃の鍛錬の結果とも思えます。本当にナイスヒットでした。

こう言うバッティングが常時出来るようになれば、ウエスタンリーグでの3番スタメンどころか、来シーズンの一軍デビューも近いものと思われます。ポジション的にかぶる選手は、一軍二軍ともにたくさんいますが、ぜひ来年は飛躍の年にしていただきたい。期待するファンはたくさんいます。


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2014.10.05 / Top↑
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