先週9月20日、広島東洋カープのnベテランピッチャー、横山竜士投手が「体がついて行かなくなった。去年から感じていた」として、突然の現役引退を発表しました。

今シーズンは出場選手登録と抹消をされること計4度。順調に数字をはじき出したと思ったらメッタ打ちに会い二軍送り。本人曰く「次に(登録が)抹消されたら辞めようと決めていました。」との事。

以降、二軍での成績も芳しいものではなく、この日に至った次第。

そして一部では引退登板等も拒否していたとか何とか、だったそうですが、そのあたりうやむやなまま、ウエスタンリーグ公式戦最終戦の対ホークス戦(由宇練習場)を迎えました・・・・・。

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この画像を撮影したのはだいたい09:00頃。もうすぐ選手を乗せたカープバスが到着するかしないか、と言う頃だったんですが、既に「上」の駐車場はご覧の入り。開門直前の時点で「待ち」の車列がかなり長くなっていました。ちなみに私は有駅前から「タクシー」を利用しました。

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そして横山竜士がグラウンドに姿を見せたのは(カメラの時計が合っていれば)09:23。たいして気負うことなく、本当に自然体。カープバスではなく、スタッフのクルマで球場入りしていた模様。

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誰彼となく、短い言葉を交わしながら入念にストレッチ。そしてその輪から外れ、プロ入り同期生の朝山東洋コーチ、そして水本勝巳コーチ、また東出輝裕や梅津智弘らと談笑。思い出話にでも花を咲かせているんでしょうか。それとも若い頃の苦労話かケガの話か。

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ランニングの間でも、気になる箇所があればストレッチを加えながら。

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ウォーミングアップが終了すると投手陣はサブグラウンドに移動してフィールディング練習に入ります。もちろん横山竜士も帯同。ここまではいつも通り。実績があるからといって決して別メニューにはなりません。これがある種カープの良いところなのかも知れません。

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サブグラウンド向かって左端で、梅津智弘を相手にキャッチボール開始。時にはワインドアップモーション、時にはセットポジション。常にマウンド上を意識してのキャッチボール。



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キャッチボールが終わると、澤崎俊和コーチのノックでフィールディング練習開始。ノック中はよく声の出る澤崎俊和コーチですが、ギャラリーの多さを意識してか、この日は特に多かった。この辺り広間FM「DO THE CARP」で鍛えられたエンターテインメント性か(笑)。

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梅津智弘が、池ノ内亮介や上野弘文を何かとイジりながら場を盛り上げているのに対して、自分から積極的に声は出さない(ようにみえる)ものの、己の練習はしっかりしながら、一歩引いたところで全体を見てる、と言う印象。「良き兄貴分」とは言いますが、こう言う存在なんでしょうか。

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終了後はサブグラウンド横での体幹トレーニング他へ。

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まだこの時点では、引退登板があるかないかは分かりませんでした。それでも、サブグラウンドで汗を流す姿を見て「投げるだろう、投げてくれ」と思った人は少なくなかったはず。それだけ当たり前に練習して、いつも通りに汗を流していました。ただ、本人の心中やいかに。




一通りメニューを終えると、あとは円になって座っての体幹トレーニングと、梅津智弘が中止になってのフリートーク。この辺で、横山竜士の「兄貴分らしさ」みたいなのが存分に発揮されます。

で、11:00すぎにサブグラウンドdの練習を終えて横山竜士がクラブハウスに戻ろうとすると、当然のように群がってくる、色紙を持った一団。いつもの「数人」どころではなく一気に100人200人レベル。なんか親子連れとかもいるし。一家4人で由宇練習場か。おめでてーな。、とか(笑)。

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そして始まったサイン会。オフイベントでも通常は200人とかそんなレベルだとは思いますが、この日の「サイン会」は人数掌握不可能。クラブハウスに横山竜士が戻ってきたのは、スターティングメンバー発表直前の12:12。おおよそサイン会は1時間以上続いたものと思われます。

このサイン会の途中に本人の口から出てきた「今日は投げない」の言葉。登板がない分、サイン会に時間をかけていたんでしょう。それでもあの人数の中に紛れる気はありませんでしたが。


そして15:14試合終了。引き続いて、本当にささやかながら引退セレモニーが行われました。一軍は優勝争いの真っ最中。固辞した引退登板でしたが、さすがににセレモニーだけはありました。
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私が「改宗」したのが1996年ころ。横山竜士がカープに入団したのが1994年、頭角を現したのは1997年。勝手なアレですが、私のカープ歴と彼のプロ野球での経歴はほぼ重なります。そんな中で、しっかり投げれるようになったのは20台後半からながら、息の長い選手ではありました。

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それこそ、ルーズショルダーを抱えながらの、試行錯誤の賜物かと思います。花束贈呈に立ち会ったのが、プロ入り同期生の朝山東洋コーチ、と言うのも、同期生の選手として、コーチとして横山竜士を見てきた、と言う球団側の配慮があったんだと思います。

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いずれにしろ、成績の内容はどうあれ、太く長い(強いてい言うなら男としては理想の)プロ野球生活だったと思います。今後の身の振り方はまだ発表にはなってませんが、いずれまたカープのユニフォームを着ていただければと思います、本当に長い間ありがとうございました。

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着替え終わって、花束を抱えて由宇練習場を後にする横山竜士。


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2014.09.24 / Top↑
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