去る9月19日にウエスタンリーグは、福岡ソフトバンクホークスが、福岡移転後3年連続4回目(通算9回目)の優勝を遂げて、一応の決着をみました。ただただ、おめでとうございます。

しかしながらカープには、まだ試合は残されています。本当ならこの由宇練習場での2連戦で雌雄を決したかったんですが、想像以上にドラゴンズが不甲斐なかったし弱すぎた(どうにかしろ笑)。

やっぱり優勝ってのは、他力本願寺で頂くもんではなく、勝って勝って勝ちまくって、自分達で勝ち取るものだと痛感した次第。もちろんそれを痛感しているのは選手だと思うんですけどね。

ただ、カープは今シーズン「も」ホークスには対戦成績で勝っています(通算13勝10敗1分)。もうここまで来たら、負け惜しみとも、負け犬の遠吠えと言われても、返す言葉もございませんが、ホークスさんには「あんたらは完全優勝ぢゃないんじゃけ」てのを思い知らせていただきたい。

何か私怨丸出しですが(笑)、そんな由宇練習場最終の、対ホークス25回戦、であります。
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当然ではありますが前日は深夜まで仕事。ゆえに出立は朝一番の新幹線「みずほ601号」。これに乗れば九州・鹿児島中央駅には10時迄に到着します。鹿児島県もホント近くなりました。

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広島駅到着は07:26。ここで一旦下車、この日の宿「ヴィアイン広島」に、観戦に必要がない荷物を預けます。最近はチェックイン前、さらにはチェックアウト後でも荷物を預かってくれる所も増え、楽になりました。何だかんだ言いながら、コインロッカーも高くなりましたからね。

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あらためて、ここからは在来線で山陽本線由宇駅を目指します。乗車するのは07:51発岩国行普通電車。これに乗車すると、由宇駅前09:08発の「笠塚カープ練習場前行」に間に合います。

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由宇駅前からいつものバス。「そのスジの人」が大半。地元の方も「由西小学校前」と「老人福祉センター前」で下車してしまい、以降は乗り降りなし。ごくたまに「長田公会堂前」やら「みどり病院前」で降りる人がいますが、寺山停留所や横吹停留所での乗り降りは見たことがありません。

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笠塚カープ練習場前到着、までに愛は割らずとんでもない所を通ります、しかもいつもに比べて「対向車」が多かった。連休位して出かける人が多かったせいもあるのかも知れません。

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で、到着した頃いは既に選手は外野でウォームアップ中。もちろんここからは練習の画像がひたすら続きますが割愛し、また別の機会にて。



スターティングメンバー
先攻:福岡ソフトバンクホークス
1(遊)牧原
2(二)亀澤
3(左)塚田
4(一)猪本
5(中)安田
6(三)上林
7(右)真砂
8(捕)拓也
9(投)川原

バーバロ・カニザレスが出場選手登録され、純和製打線になりましたが、ウエスタンリーグの打率、長打率、出塁率争いをしている牧原大成、塚田正義、猪本健太郎が上位を占めているだけでも十分驚異。さらに猪本健太郎はホームラン王、これで何故全球団勝ち越しが出来ないのか不思議(笑)。

後攻:広島東洋カープ
1(遊)安部
2(捕)磯村
3(中)下水流
4(一)キラ
5(右)岩本
6(三)美間
7(二)庄司
8(左)高橋
9(投)中村佑太

昨年のドラフト指名選手で、最後のデビューとなった中村祐太がプロ入り2試合目で初先発。しかし相手は超重量打線のホークス。素材は前田健太と言われるピッチングがどこまで通用するか。

審判球審:今岡、一塁:須山、三塁:山村裕也
公式記録員:足立大輔
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打者成績
1回表
牧原     1‐0から2球目を打ってファーストライナー
亀澤     1‐0から2球目を打ってライトスタンドへホームラン
広島0-1福岡
塚田     フルカウントから7球目を打ってショートゴロ捕球エラー
猪本     フルカウントから7球目を打ってサードゴロ
安田     1‐2から4球目を空振り三振

○いきなり相手チームと自チームから「プロの洗礼」を浴びてしまった中村祐太。とは言うものの、亀澤恭平も育成選手とは言えホークス二軍のレギュラー。ぶっちゃけ打たれて当たり前。

1回裏
安部     フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
磯村     フルカウントから6球目を打ってサードゴロ
下水流    2‐2から5球目を打ってサードゴロ

2回表
上林     初球を打ってキャッチャーファウルフライ
真砂     1‐0から2球目を打ってレフトフライ
拓也     1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロ

2回裏
キラ     2‐2から5球目を空振り三振
岩本     初球を打ってサードゴロ
美間     1‐1から3球目を打ってライトフライ

3回表
川原     1‐2から4球目を空振り三振
牧原     初球を打ってライト前ヒット
亀澤     0‐1から2球目を打ってセカンドフライ
塚田     初球を打って左中間スタンドへホームラン
広島0-3福岡
猪本     初球を打ってレフトフライ

○2回表は三者凡退で切り抜けた中村祐太ではありますが、3回表は今度は塚田正義につかまった。とは言うものの、フォアボールのn連発で自滅して、挙げ句の果てにホームラン、よりはまだマシ。しっかり投げて、勝負に行ってホームランを打たれてるんだから

3回裏
庄司     初球を打ってショートライナー
高橋     3‐1から5球目を打ってセンター前ヒット
中村祐太の代打上村 2‐1から4球目にデッドボール
安部     フルカウントから8球目を打って高いバウンドのショート内野安打
磯村     初球を打ってレフト前タイムリーヒット
広島1-3福岡
下水流    1‐0から2球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

○とにかく高卒ルーキーに負けはつけられない、と言う打線の気魄か、2番に入った磯村嘉孝がレフト前タイムリーヒット。ただ、ここでもう1~2点は欲しかったなぁ。

4回表
カープ選手交代
代打上村に代えてピッチャー永川光浩

安田     1‐1から3球目を打ってセンターフライ
上林     2‐2から7球目を打ってキャッチャーファウルフライ
真砂     2‐2から5球目を打ってレフトフライ、高橋奇跡のダイビングキャッチ

○代打・上村和裕で降板した中村祐太のあとを受けてマウンドに立ったのは永川光浩。中村祐太の短いイニングでの降板は予定通りとして、ここから先は今シーズン登板機会の少なかった人、もしくは数字お上がらなかった人の試練の場。もうすぐ10月なんですよね。

4回裏
キラ     ストレートのフォアボール
代走に鈴木将
岩本     2‐0から6球目を打ってサードファウルフライ
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美間     2‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
庄司     3‐1から5球目を選んでフォアボール
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高橋     初球を打ってライトへ犠牲フライ
広島2-3福岡
永川光浩の代打廣瀬 2‐2から5球目を空振り三振

○ホークスが優勝を決めた試合のように、じわりじわりと得点を重ねていくカープ打線。髙橋大樹も無理をせずライト方向へ。美間優槻の台頭で若干影が薄くなってしまいましたが、いずれにしろ、鈴木誠也とのトリオで売り出せる日は近いはず。ホームランも欲しいと思うけど、今年は我慢の年だったか。

5回表
カープ選手交代
代走鈴木将がそのまま入りライト
ライト岩本がファーストへ
代打廣瀬に代えてピッチャー大島

拓也     2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
川原     0‐2から3球目を空振り三振
牧原     1‐2から4球目を打ってサードゴロ

5回裏
安部     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
磯村の代打中村亘佑 初球を打ってレフト前ヒット
下水流    1‐0から2球目をピッチャー前送りバント
鈴木将    2‐2から6球目を打ってレフトへ犠牲フライ
広島3-3福岡
岩本の代打迎 ‐から球目を打ってレフト前タイムリーヒット
広島4-3福岡
美間     初球を打ってサードゴロ

6回表
カープ選手交代
代打迎がそのまま入りファースト
代打中村亘がそのまま入りキャッチャー
ピッチャー大島に代えて武内

亀澤     1‐2から4球目を空振り三振
塚田     1‐0から2球目を打ってライトフライ
猪本     1‐2から4球目を打ってサードゴロ

○武内久士がどうなんだ、と言う話。最近梅津智弘や小野淳平を乾燥させたりしていますが、武内久士も完投だ完封だはなかったものの、二軍で先発ローテーションを守って、新境地を見い出せたはず。

6回裏
ホークス選手交代
ピッチャー川原に代えて二保

庄司     2‐1から4球目を打ってセカンドゴロ
高橋     フルカウントから6球目を打ってセンターライナー安田スライディングキャッチ
武内の代打松本 2‐0から3球目を打ってライトフライ

7回表
カープ選手交代
代打松本に代えてピッチャー齋藤

安田     0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
上林     フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
真砂     初球を打ってセカンドゴロ

○一時はメリハリのない、力強さのないピッチングフォームでどうなる事かと思いましたが、若干ながらも腕の振りに力強さが戻ってきたでしょうか。今後は、背番号がもう一つ大きくなるのか。それともまた他の試練が待っているのか。この登板だけで破断していいものかどうか。

7回裏
ホークス選手交代
ピッチャー二保に代えて星野
センター安田に代えてレフト宮崎
真砂がセンター
塚田がレフトへ

安部     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
中村亘    1‐1から3球目をピッチャー前送りバント
下水流の代打土生 初球を打ってライト前ヒット
鈴木将    1‐2から4球目をピッチャー前送りバント
迎      1‐0から2球目を打ってレフトスタンドへスリーランホームラン
広島7-3福岡
美間     初球を打ってレフトフライ

8回表
カープ選手交代
ピッチャー齋藤に代えて上野
代打土生がそのまま入りセンター

拓也     2‐2から6球目を空振り三振
星野の代打新崎 0‐1から2球目を打ってライト前ヒット
牧原     1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ、ランナーはセカンドへ
亀澤の代打李杜軒 初球を打ってライトフライ

8回裏
ホークス選手交代
代打新崎がそのまま入りセカンド
代打李杜軒に代えてピッチャー金無英

庄司     1‐0から2球目を打ってセンターフライ
高橋     1‐2から4球目を打ってショートゴロ
上野の代打東出 初球を打ってサードファウルフライ

9回表
カープ選手交代
代打東出に代えてピッチャー池ノ内

塚田     1‐2から4球目を打ってサードゴロ
猪本     フルカウントから6球目を打ってファーストファウルフライ
宮崎     1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
次打者白根の3球目にワイルドピッチ
上林の代打白根 1‐2から5球目を打ってセカンドフライ

福岡 102 000 000 3 H5 E0
広島 001 120 30X 7 H8 E1
勝利投手:大島崇行(5試合1勝0敗)
敗戦投手:川原弘之(2試合1勝1敗)
本塁打:[福岡]亀澤恭平2号(1回表ソロ 中村祐から)塚田正義15号(3回表ツーラン 中村祐から)
     [広島]迎祐一郎4号(7回裏スリーラン 星野から)

投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
福岡ソフトバンクホークス
川原  5   23  98  6  4  0  4  4
二保  1    3  13  0  0  0  0  0 
星野  1    6  17  2  1  0  3  3
金無  1    3   7  0  0  0  0  0 

広島東洋カープ
祐太  3   13  37  3  0  1  3  3
光浩  1    3  15  0  0  0  0  0
大島  1    3  11  0  0  0  0  0
武内  1    3  10  0  0  1  0  0
齋藤  1    3  10  0  0  0  0  0
上野  1    4  11  1  0  1  0  0
池ノ内 1    4  17  1  0  0  0  0



4回以降はそれこそ「立場的にアレなリレー」ではありますが、振り返ってみれば6イニング2被安打無失点と言う内容。ただ、優勝を決めたあとのいわゆる調整試合での成績ですから何とも言えませんが、敢えて言うなら「このピッチングを早くやっとけよ」って事。下手したら「今更」になるのに。

ただ、中村祐太に黒星がつかなかったのはこれ幸い。付くんなら、黒星よりも白星の方がいいですからね。とにかく中村勇太、内容はともあれ、まずは3イニングを投げられたこと、これに尽きると思います。3年くらいはじっくり鍛え上げて、4年目以降にドカーンと飛び出すのもいいかと。

―――――そしてこれで、ホークスには今シーズン14勝10敗。これだけ勝っているのになぜ優勝できないのか。それがウエスタンリーグの謎。そして福岡ソフトバンクホークスの謎。


ちょっと適当ではありますが、この試合はこれにて。24日以降に若干いじります。


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2014.09.23 / Top↑
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