もうだいぶ前の記事なので、今更感ありありの話ですが・・・・。
広島今村2軍先発起用の先に見えるもの デイリースポーツ8月27日
巨人、阪神との“3強”を形成し、23年ぶりの優勝を目指している広島。勝負の9月を前にして、今村猛投手が2軍で先発マウンドに上がっている。
09年ドラフト1位として長崎・清峰高から入団した今村は、11年から中継ぎとして1軍に定着。3年連続で50試合に登板している。12年には69試合2勝2敗4セーブ、防御率1・89の好成績を残し、13年3月には日本代表としてWBCを戦った。ただ、13年のシーズンは調子を崩して57試合2勝5敗3セーブ、防御率3・31に終わっている。
今季はセットアッパーの座奪回を目指したが不調が続いた。開幕1軍を逃し、4月6日に昇格したが、4月21日に抹消。6月6日に再昇格したものの、再び7月14日に降格した。8月26日までに17試合1勝1敗、防御率4・35。苦戦が続いている。
今季2回目の2軍落ちを経て迎えた7月23日のウエスタン・ソフトバンク戦(雁ノ巣)で先発マウンドに臨み、2回5失点に終わった。それでも、続く8月12日のウエスタン・オリックス戦(由宇)は9回2失点で完投。以降は先発マウンドに立ち続けている。
内田2軍監督は「先発転向ではない。リリーフだと1イニングを全力で抑えようとして、息が詰まる投球になる。少し余裕を持たせたかった」と、起用理由を説明した。ただし、「今村はまだ23歳だから。あと10年以上現役を続ける投手。新しい適性が見つかることもあると思う」とも続けた。
今村の中継ぎとしての再生を目指しつつも、本格的な先発転向の可能性を見定めている首脳陣。150キロ超の直球、鋭いスライダーが武器で、常日頃から「軽く投げてピュッといくのが理想」と話すフォームが、持ち味の右腕に対する期待は大きい。
カープには148勝138セーブの大野豊、138勝106セーブの佐々岡真司など、先発でもリリーフでも活躍した投手の系譜がある。早くも1軍199試合に登板している経験豊富な23歳には、大きな可能性が秘められているはずだ。
まだ残念ながら今村猛の先発登板は観戦出来てないですが、ここ数試合は先発ピッチャーとしての結果が残せているようです。今回の関西遠征は、2日の神戸サブ球場での対バファローズ戦で投げただけでそのまま帰広してしまったようで。最もこれはルーティン通りではありますが。
先発をやったり、リリーフをやったりと、高卒選手としてはごく当たり前の「試行錯誤」が続いています。2年目のあじさいスタジアム北神戸だったか、ピッチングフォームをノーワインドアップに変えて、ある程度の進化があったかと思いましたが、一軍でセットアッパーに回ってこれまた試行錯誤。
ワールド・ベースボール・クラシック日本代表に選ばれたあたりから、見失ったようにも見えますが、ここに来て二軍で先発で投げるようになって、また一ついいものを掴もうとしているように思います。
ただ、高卒選手とはいえ、甲子園優勝投手だからと言って期待するのは理解出来ますが、表に出すのがちょっと早すぎたんじゃないかな。
記事中の内田順三二軍監督のコメントにもありますが、「今村はまだ23歳だから。あと10年以上現役を続ける投手。新しい適性が見つかることもあると思う」。これってすごく重要だと思います。
どうしてもカープの高卒選手の話になると、紀藤真琴の事を思い出してしまうんですが。
彼も甲子園大会には出たけど二番手投手。カープ入団後3年間は二軍暮らし。4年目の初登板以降は敗戦処理等を続けながら、11年目に先発ローテーションで16勝。以降3年連続でふた桁勝鯉。
彼がリリーフの頃はカープファンではなかったんで何とも言えませんが、入団してから1年、それこそ試行錯誤と工夫を重ねた結果が、1994年の16勝に繋がったんだと思う。ドラフト3位という、けっして上位とは言えない入団でまずはトレーニングに励んだんでしょう。そして現役生活22年。
そして今村猛。春の選抜大会を投げ抜いたんだから、それだけ体力もあろうし、ピッチャーとしての資質も高いはず。しかし惜しむらくは、それだけで入団以来投げてきたようなもん。そしてここに来ての「壁」。いずれぶち当たらなければいけなかったんだとは思いますが。
手薄な投手陣、と言うチーム事情に振り回され、思わぬ形で1年目から一軍マウンド。ちょっとかわいそうな部分もありますが、二軍とは言え今こうやってもう一度原点に立ち返って先発のマウンドに立ってる。本人の心境までは知り得ませんが、もう一度落ち着いて野球のやれるいい機会だと思います。
内田監督の言われるように、あと10年以上現役を続ける選手。体の手入れさえしっかりやっておけば40歳まで投げられます。あと2~3年かかったところで25、6歳。そこから花が咲いても、いいじゃないですか。そこから10年、投げ続ける為の素地を、今作ってると思えば。
気長に、期待しましょう。
今日の由宇練習場での対ホークス戦、先発かな。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
広島今村2軍先発起用の先に見えるもの デイリースポーツ8月27日
巨人、阪神との“3強”を形成し、23年ぶりの優勝を目指している広島。勝負の9月を前にして、今村猛投手が2軍で先発マウンドに上がっている。
09年ドラフト1位として長崎・清峰高から入団した今村は、11年から中継ぎとして1軍に定着。3年連続で50試合に登板している。12年には69試合2勝2敗4セーブ、防御率1・89の好成績を残し、13年3月には日本代表としてWBCを戦った。ただ、13年のシーズンは調子を崩して57試合2勝5敗3セーブ、防御率3・31に終わっている。
今季はセットアッパーの座奪回を目指したが不調が続いた。開幕1軍を逃し、4月6日に昇格したが、4月21日に抹消。6月6日に再昇格したものの、再び7月14日に降格した。8月26日までに17試合1勝1敗、防御率4・35。苦戦が続いている。
今季2回目の2軍落ちを経て迎えた7月23日のウエスタン・ソフトバンク戦(雁ノ巣)で先発マウンドに臨み、2回5失点に終わった。それでも、続く8月12日のウエスタン・オリックス戦(由宇)は9回2失点で完投。以降は先発マウンドに立ち続けている。
内田2軍監督は「先発転向ではない。リリーフだと1イニングを全力で抑えようとして、息が詰まる投球になる。少し余裕を持たせたかった」と、起用理由を説明した。ただし、「今村はまだ23歳だから。あと10年以上現役を続ける投手。新しい適性が見つかることもあると思う」とも続けた。
今村の中継ぎとしての再生を目指しつつも、本格的な先発転向の可能性を見定めている首脳陣。150キロ超の直球、鋭いスライダーが武器で、常日頃から「軽く投げてピュッといくのが理想」と話すフォームが、持ち味の右腕に対する期待は大きい。
カープには148勝138セーブの大野豊、138勝106セーブの佐々岡真司など、先発でもリリーフでも活躍した投手の系譜がある。早くも1軍199試合に登板している経験豊富な23歳には、大きな可能性が秘められているはずだ。
まだ残念ながら今村猛の先発登板は観戦出来てないですが、ここ数試合は先発ピッチャーとしての結果が残せているようです。今回の関西遠征は、2日の神戸サブ球場での対バファローズ戦で投げただけでそのまま帰広してしまったようで。最もこれはルーティン通りではありますが。
先発をやったり、リリーフをやったりと、高卒選手としてはごく当たり前の「試行錯誤」が続いています。2年目のあじさいスタジアム北神戸だったか、ピッチングフォームをノーワインドアップに変えて、ある程度の進化があったかと思いましたが、一軍でセットアッパーに回ってこれまた試行錯誤。
ワールド・ベースボール・クラシック日本代表に選ばれたあたりから、見失ったようにも見えますが、ここに来て二軍で先発で投げるようになって、また一ついいものを掴もうとしているように思います。
ただ、高卒選手とはいえ、甲子園優勝投手だからと言って期待するのは理解出来ますが、表に出すのがちょっと早すぎたんじゃないかな。
記事中の内田順三二軍監督のコメントにもありますが、「今村はまだ23歳だから。あと10年以上現役を続ける投手。新しい適性が見つかることもあると思う」。これってすごく重要だと思います。
どうしてもカープの高卒選手の話になると、紀藤真琴の事を思い出してしまうんですが。
彼も甲子園大会には出たけど二番手投手。カープ入団後3年間は二軍暮らし。4年目の初登板以降は敗戦処理等を続けながら、11年目に先発ローテーションで16勝。以降3年連続でふた桁勝鯉。
彼がリリーフの頃はカープファンではなかったんで何とも言えませんが、入団してから1年、それこそ試行錯誤と工夫を重ねた結果が、1994年の16勝に繋がったんだと思う。ドラフト3位という、けっして上位とは言えない入団でまずはトレーニングに励んだんでしょう。そして現役生活22年。
そして今村猛。春の選抜大会を投げ抜いたんだから、それだけ体力もあろうし、ピッチャーとしての資質も高いはず。しかし惜しむらくは、それだけで入団以来投げてきたようなもん。そしてここに来ての「壁」。いずれぶち当たらなければいけなかったんだとは思いますが。
手薄な投手陣、と言うチーム事情に振り回され、思わぬ形で1年目から一軍マウンド。ちょっとかわいそうな部分もありますが、二軍とは言え今こうやってもう一度原点に立ち返って先発のマウンドに立ってる。本人の心境までは知り得ませんが、もう一度落ち着いて野球のやれるいい機会だと思います。
内田監督の言われるように、あと10年以上現役を続ける選手。体の手入れさえしっかりやっておけば40歳まで投げられます。あと2~3年かかったところで25、6歳。そこから花が咲いても、いいじゃないですか。そこから10年、投げ続ける為の素地を、今作ってると思えば。
気長に、期待しましょう。
今日の由宇練習場での対ホークス戦、先発かな。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


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