8月30日 中日ドラゴンズ0-2広島東洋カープ


翌日の予告先発投手が正式なNPBの公示として、発表されるのはだいたい試合開始前ですかね。土曜休日の出場選手登録とか抹消とかは、試合開始1時間前は知ってるんですが。

そして日曜日のカープの先発ピッチャーはブライアン・バリントン。これまで、外国人選手同士で出場選手登録登録と抹消を繰り返している野村謙二郎監督のことですから、ライネル・ロサリオ、キャム・ミコライオ、ブラッド・エルドレッドの誰かが抹消になるのはある程度予想出来る事。

昨日のスターティングメンバーは正に、ブライアン・バリントンを昇格させる為に、どっちを抹消するか、の試験のようにも見えました、だからと言ってライネル・ロサリオが1番ってのも何か無茶のようにも。多分消去法的に1番に「おいてみた」ような感じだとは思いますが。

そしてその結果

ライネル・ロサリオ 4打数ノーヒット2三振
ブラッド・エルドレッド 4打数ノーヒット2三振

これだけを見るともうどっちもどっちの成績ではありますが、ライネル・ロサリオの場合、どっちかと言えば「助っ人」と言う意識は個人的にありませんが、問題なのはやはりブラッド・エルドレッド。

8月に入って60打席53打数3安打27三振4打点4四球。打率にして0.057。そしてこの試合、4打数ノーヒットでとうとう、0.053まで下がってしまった。ヒットが少ないから打率の下がり方も緩やか、などと笑ってはおれなくなっている。もう三週間以上、外野にヒットが飛んでない。

そもそも、外野にボールが飛んだのも16打席ぶり、ってんだから、いかにまともにバットにボールが当たってないかよくわかる。挙げ句の果てには第二打席、キャッチャーの武山真吾が中腰になって構えているような、高めの釣り球に引っかかってあえなく三球三振。

第一打席、1ボール1ストライクからの3球目の変化球に手を出してライトフライ。ほぼど真ん中に入ってくるスライダー。シーズン前半なら、軽く合わせてフェンス際、あわよくばホームランになってたボール。アレを打ち損じてしまったことでストレート狙いに変えたんだろうけど、力みまくってた。

そして第二打席。先制点の場面だから力むのも致し方ないことではあるけど、そしてココまで言ってしまうのは酷かも知れんけど、自分のバッティングの状態を理解出来ているんだろうか、とすら思う。

左ピッチャーが続くから、などとわけのわからない理由で彼を昇格させた野村謙二郎監督にも責任がある。と言うか、そんなチンケな理由で4番を、そして打順を決定していいんだろうか。

もちろんん野村謙二郎監督も、ここまで手をこまねいてたわけではないと思う。ささやき戦術等で本人のやる気を鼓舞していたようではあるけど、もうそれすら通用しなくなっている。

真面目にやり過ぎて来たゆえの膠着状態なのかも知れんけど、それにしても期間があまりにも長すぎる。4番は動かさないほうがいい、とは思いますが、本人が「まずバットに当てよう」と言うきがサラッサラないんだからどうしようもない。あれだけのパワーを持て余してる。

ブラッド・エルドレッドと心中するんならそれはそれで構わない。おそらく監督の頭の中では「4番で復調を待つ」つもりなんだろうけど、ここまで打てない、しかし心中を決め込んだのであれば公言すべき。もっともそう言う考えがないから、次から次へと外国人選手を受け入れているんでしょうけど。

かと言ってライネル・ロサリオも安泰じゃないような気も。

昨日の試合から岩本貴裕が一軍に合流。ただ以前の安部友裕みたいに正式な公示はまだない。多分ブラッド・エルドレッドの脚の状態を考えての事とは思うけど、それ以上に打撃不振が半端ない。

岩本貴裕ならレフトも出来るしファーストも出来る。打の左右はとりあえず置いといて、ぶっちゃけ守備位置だけを考えるならライネル・ロサリオ、ブラッド・エルドレッドとかぶる。どちらかを登録抹消させるつもりで、もしかしたら両方抹消も含めての、岩本貴裕の合流なのかもしれない。

もう何ならいっその事、純和製打線を組んでもいいんじゃないか。

24日の対タイガース戦からちょうど一週間、カープからはホームランが出ていない。それでも6試合を4勝2敗で乗り切れている。買いかぶった考えかも知れないけど、選手個人個人に「外国人選手に頼らない」と言う自覚が芽生えているんじゃないか、とすら思う。

ガツンと一発出れば確かに気持ちのいいものではあるけど「そうでない状態」が明らかに続いている。それと同時に「それでもいけてる状態」も続いている。ようやく「カープが目指すべき野球」げ出来つつあるんじゃないかと考えます災い転じて福、なのか。

ただ、9回表の「フォアボール4つで無得点」はどげんかせんといかんレベル。「外国人選手に頼らない姿勢」はいいけど、イケイケドンドンで勝ち続けてきたんじゃないんだから、慌てて代走赤松真人を走らせる事はなかったとは思いますけどね、ただでさえ意気消沈のドラゴンズが相手なんだから。

昨日先発したデュアンテ・ヒースも、一時はどうなる事かと思ったけど、ストレートの握りを変えたのか、ただ速いだけのボールではなくなってきた。コントロールも確かなものになってきた。

明らかにガス欠を起こしかけはしましたが、先発で100球投げた事がないそうなのでこれは致し方のないことなのか。ただ先発ピッチャーの登板間隔を短くしだした現状の先発ローテーションにn嵌ってくれればそれで良し。もちろん、リリーフピッチャー投入のタイミングとメンツをしっかり考えないと。

―――――さて今日の14:00、誰がどうなることやら。


そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
にほんブログ村 野球ブログ 広島東洋カープへ にほんブログ村 地域生活(街) 中国地方ブログへ
2014.08.31 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://kugyousou.net/tb.php/2269-4c7de759