8月28日 広島東洋カープ3-6東京ヤクルトスワローズ
マエケン悲願逆転Vへ中5日でフル回転 デイリースポーツ
広島の前田健太投手(26)が28日のヤクルト戦(マツダ)に先発することが25日、分かった。前回登板は22日の阪神戦(マツダ)。後半戦では、初めてとなる中5日での登板だ。チームは残り34試合。今後も中5日でのフル回転が濃厚なエースが、23年ぶりの優勝に向けて、チームを加速させる。
蒸し蒸しする空気がピンと張り詰めた。前田が言葉に力を込める。「中5日で投げることは普通。いつもと変わらず投げたい」。次回は28日のヤクルト戦。後半戦初の中5日での登板へ向け、静かに闘志を燃やした。
球宴後は中6日、金曜日のカード初戦に先発してきた。だが、残りは34試合だ。首位巨人とは3ゲーム差で3位。その背中はしっかりと視界に入る。今後、中5日なら7試合に登板が可能。登板間隔を詰め、勝利を確実に奪いに行く構えだ。
(あとは省略)
とまぁ鼻息荒く先発した前田健太、送り出した野村謙二郎監督、ではありますが、その気出鼻を挫くように、1回表ヒットで出た山田哲人が、ごく当たり前のファーストゴロで一気にサードを陥れた。りプレイを見ればもうセカンドで止まる気はサラサラなし。カープからしたら、しれやられた1点。
こんな走塁で思い出すのは2009年10月10日、緒方孝市引退試合での1回裏のカープ。
先頭の東出輝裕がヒットで出て、赤松真人が送りバント、そして天谷宗一郎の犠牲フライ。この1点だけで逃げ切り、大竹寛が10勝目とシーズン初完封(だったかな)の試合。見事な試合だった。
マーティ・ブラウン前監督が最後の最後に見せてくれた、心底カープらしい点の取り方だった。
それから5年経過して、確かにカープは強くなったと思う。強くなったとは思うけど、その当時に比べて野球が年々雑になってきてるように思うのは気のせいでしょうかね。バッティング、投手起用、その他もろもろ。メンバーが大きく変わってしまった、のもあるとは思いますが。
その前年2008年の、旧広島市民球場最終戦も、我が家のSTBに残ってます。もちろん先発してたのは前田健太、なんですが、その当時と今とを比べると、明らかに顔つきが違うんですよね。
そりゃ、20歳と26歳の顔は違うだろうし、大人の顔になってきてるんだろうけど、冗談抜きで、眉間のしわが明らかに増えてきている。野球に於いてのエースナンバー・18番を背負ったプレッシャーと戦ってきた跡なのか、常に肩の力が入っているように見えてしゃーない。
「エース」と呼ばれるピッチャーがそれではいかんのだろうけど、1点取られて3点取ってもらって、「同点まではまぁええことよ」と言う、楽な考え方にはならんかな。昨日の試合の2回表あたり、會澤翼から返ってくるボールの受け取り方ひとつ見ても、あまり落ち着きは感じられなかった。
そして、ちょっと思うところに行かなければ、周囲の目を気にせず訝しげな表情。表情豊かな選手は嫌いではないけども、自分があかん状態なのまで、表に出す必要はない。10勝しようが15勝しようが、この辺りの「コントロール」は相変わらずよろしくない。
そこに付け入ったかスワローズのスクイズバント。見え見えの状態だったにもかかわらず、無理にグラブトスをしようとして大失敗、ランナーの生還を許したばかりか、バッターランナーまで残した。
しかもこの試合、降板する4回表まで、常に体のどこかを気にしている。背中だったり肩だったり、疲れは溜まってないはずはないんだけど、抜け切れてない様子がうかがえる。この辺も、マウンド上での「イライラ」の原因だったのかも知れません。だからと言ってそれを理由にしてはいかんのですが。
「短い間隔で投げるのは覚悟している。できるだけ多く投げて勝ちたい」とは言うけども、体が言うことを聞いてくれてない。しかもそれを隠すことなく前に出してしまう。初回に3点を失っても以降飄々と、完投直前まで投げ続けたスワローズ先発石川雅規とはあまりにも対照的だった。
ヤクルト石川3年ぶり10度目2ケタ勝利 日刊スポーツ
ヤクルト石川雅規投手(34)が、3年ぶり10度目の2桁勝利を達成した。初回無死から5連打を食らうなど3失点したが、2回以降は立ち直って無失点。完投目前の9回2死二、三塁で降板したが、8月は4連勝で10勝目を挙げた。
石川は「よーいドンで3点を取られてどうなることかと思ったが、丁寧に低めに集められた。外角直球が良かったのでそこを使っていこうと(捕手の)中村とも話をしていて、うまくいった。あそこまで行ったら最後まで行きたかったけど、チームが勝って良かった。(10度目の2桁勝利で)節目じゃないけど、次のステップに進める」と、ホッとした表情で振り返った。
石川雅規がヒーローインタビューで言ってましたよね。
ひとりで、ふた桁をやるためにやttるわけじゃないですけども、一人で出来ることじゃないので、チームメイトや支えてくれてる人たち家族たちに、感謝したいです。
最近前田健太から、威勢のいい言葉は聞かれても、周囲への言葉ってのはあまり出てこなくなったような気がしないでもない。「応援よろしくお願いします」とは言うけど。
旧広島市民球場最終戦、ライトスタンドには「感謝 前田健太」の横断幕があった。周囲からの期待、期待されて投げさせもらえる事への感謝。熾烈な戦いの真っ只中に身を置いている厳しさはあるとは思うけど、エースという存在は、それらを自らの力に代えていかなければいけない存在だと思う。
成績ばかりがエースじゃない。存在自体がエースにならないと。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
マエケン悲願逆転Vへ中5日でフル回転 デイリースポーツ
広島の前田健太投手(26)が28日のヤクルト戦(マツダ)に先発することが25日、分かった。前回登板は22日の阪神戦(マツダ)。後半戦では、初めてとなる中5日での登板だ。チームは残り34試合。今後も中5日でのフル回転が濃厚なエースが、23年ぶりの優勝に向けて、チームを加速させる。
蒸し蒸しする空気がピンと張り詰めた。前田が言葉に力を込める。「中5日で投げることは普通。いつもと変わらず投げたい」。次回は28日のヤクルト戦。後半戦初の中5日での登板へ向け、静かに闘志を燃やした。
球宴後は中6日、金曜日のカード初戦に先発してきた。だが、残りは34試合だ。首位巨人とは3ゲーム差で3位。その背中はしっかりと視界に入る。今後、中5日なら7試合に登板が可能。登板間隔を詰め、勝利を確実に奪いに行く構えだ。
(あとは省略)
とまぁ鼻息荒く先発した前田健太、送り出した野村謙二郎監督、ではありますが、その気出鼻を挫くように、1回表ヒットで出た山田哲人が、ごく当たり前のファーストゴロで一気にサードを陥れた。りプレイを見ればもうセカンドで止まる気はサラサラなし。カープからしたら、しれやられた1点。
こんな走塁で思い出すのは2009年10月10日、緒方孝市引退試合での1回裏のカープ。
先頭の東出輝裕がヒットで出て、赤松真人が送りバント、そして天谷宗一郎の犠牲フライ。この1点だけで逃げ切り、大竹寛が10勝目とシーズン初完封(だったかな)の試合。見事な試合だった。
マーティ・ブラウン前監督が最後の最後に見せてくれた、心底カープらしい点の取り方だった。
それから5年経過して、確かにカープは強くなったと思う。強くなったとは思うけど、その当時に比べて野球が年々雑になってきてるように思うのは気のせいでしょうかね。バッティング、投手起用、その他もろもろ。メンバーが大きく変わってしまった、のもあるとは思いますが。
その前年2008年の、旧広島市民球場最終戦も、我が家のSTBに残ってます。もちろん先発してたのは前田健太、なんですが、その当時と今とを比べると、明らかに顔つきが違うんですよね。
そりゃ、20歳と26歳の顔は違うだろうし、大人の顔になってきてるんだろうけど、冗談抜きで、眉間のしわが明らかに増えてきている。野球に於いてのエースナンバー・18番を背負ったプレッシャーと戦ってきた跡なのか、常に肩の力が入っているように見えてしゃーない。
「エース」と呼ばれるピッチャーがそれではいかんのだろうけど、1点取られて3点取ってもらって、「同点まではまぁええことよ」と言う、楽な考え方にはならんかな。昨日の試合の2回表あたり、會澤翼から返ってくるボールの受け取り方ひとつ見ても、あまり落ち着きは感じられなかった。
そして、ちょっと思うところに行かなければ、周囲の目を気にせず訝しげな表情。表情豊かな選手は嫌いではないけども、自分があかん状態なのまで、表に出す必要はない。10勝しようが15勝しようが、この辺りの「コントロール」は相変わらずよろしくない。
そこに付け入ったかスワローズのスクイズバント。見え見えの状態だったにもかかわらず、無理にグラブトスをしようとして大失敗、ランナーの生還を許したばかりか、バッターランナーまで残した。
しかもこの試合、降板する4回表まで、常に体のどこかを気にしている。背中だったり肩だったり、疲れは溜まってないはずはないんだけど、抜け切れてない様子がうかがえる。この辺も、マウンド上での「イライラ」の原因だったのかも知れません。だからと言ってそれを理由にしてはいかんのですが。
「短い間隔で投げるのは覚悟している。できるだけ多く投げて勝ちたい」とは言うけども、体が言うことを聞いてくれてない。しかもそれを隠すことなく前に出してしまう。初回に3点を失っても以降飄々と、完投直前まで投げ続けたスワローズ先発石川雅規とはあまりにも対照的だった。
ヤクルト石川3年ぶり10度目2ケタ勝利 日刊スポーツ
ヤクルト石川雅規投手(34)が、3年ぶり10度目の2桁勝利を達成した。初回無死から5連打を食らうなど3失点したが、2回以降は立ち直って無失点。完投目前の9回2死二、三塁で降板したが、8月は4連勝で10勝目を挙げた。
石川は「よーいドンで3点を取られてどうなることかと思ったが、丁寧に低めに集められた。外角直球が良かったのでそこを使っていこうと(捕手の)中村とも話をしていて、うまくいった。あそこまで行ったら最後まで行きたかったけど、チームが勝って良かった。(10度目の2桁勝利で)節目じゃないけど、次のステップに進める」と、ホッとした表情で振り返った。
石川雅規がヒーローインタビューで言ってましたよね。
ひとりで、ふた桁をやるためにやttるわけじゃないですけども、一人で出来ることじゃないので、チームメイトや支えてくれてる人たち家族たちに、感謝したいです。
最近前田健太から、威勢のいい言葉は聞かれても、周囲への言葉ってのはあまり出てこなくなったような気がしないでもない。「応援よろしくお願いします」とは言うけど。
旧広島市民球場最終戦、ライトスタンドには「感謝 前田健太」の横断幕があった。周囲からの期待、期待されて投げさせもらえる事への感謝。熾烈な戦いの真っ只中に身を置いている厳しさはあるとは思うけど、エースという存在は、それらを自らの力に代えていかなければいけない存在だと思う。
成績ばかりがエースじゃない。存在自体がエースにならないと。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


2014.08.29 / Top↑
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