8月27日 広島東洋カープ2-1東京ヤクルトスワローズ
※書きたい事が山のようにあるので、無駄に長くなっています。何卒ご理解ください(笑)。
広島選手会 被災者支援義援金呼びかけ デイリースポーツ
広島の選手会が27日、マツダスタジアムで、局地的豪雨による広島市の土砂災害の被災者支援として義援金の呼びかけを行った。
選手会長の梵と前田健、大瀬良、丸、菊池、堂林ら14選手が練習後に義援金の呼びかけを行うと、ファンの人たちであっという間に長蛇の列ができあがった。梵は「ニュースが出た時にこういうことをしようと(選手会)話が出た。みなさんの協力は心強いです」と話した。
28日も同所で呼びかけを行う予定。集まった義援金は、社会福祉法人中国新聞社会事業団を通じて、日本赤十字社へ送られる。
リンク先は日付を間違っていたみたいなので勝手に書き換えています(笑)。
そう言えば東日本大震災の時の、カープ選手会の義援金の呼びかけは、紙屋町のシャレオでやってました。ほとんどどさくさ紛れに行ったようなものでしたが、ほんと整然としてましたね。今日もあるそうですが、是非ともつまらない混乱にならないように。サイン会じゃないんだから。
けど、ケチつけるようではありますが、先週の対タイガース戦あたりから義援金箱、と言うか樽のひとつもで置くかな、と思ってましたが、ちょっと拍子抜け。もっとも、週末の対タイガース戦ともなると大混雑が予想されるだけに「募金渋滞」とかになったら洒落になれませんからね。
しかし不思議なのが、この二日間で集められた義援金は、一度「社会福祉法人中国新聞社会事業団を通じ」る事。これって直接、日本赤十字社の口座なり、持参するわけにはいかないのかな、といつも思います。どことな「丸一日テレビ」と同じような胡散臭さを感じるんですが気のせいでしょうか。
さらには試合前にはこんなニュース。
広島フィリップスが膝の検査で一時帰国 日刊スポーツ
広島ザック・フィリップス投手(27)が28日に膝の検査のため米国に一時帰国することが27日、発表された。
球団によると、再来日のメドは未定。来日1年目は中継ぎ左腕と期待されながら、外国人枠の影響もあり、1軍登板はわずか9試合で1勝0敗、防御率3・27。ウエスタン・リーグでは32試合で17セーブ、防御率0・26と結果を残していた。
8月6日以来登板のなかったザック・フィリップスですが、やはりとしか言いようがない。ここまで表沙汰にしなかったのはカープの隠匿主義か、それとも広島市内で検査なり何なりやって、あかんかったから帰国、と言う結論になったのか、多分どっちでもないとは思いますが、ちょっと残念です。
由宇練習場でも神戸サブ球場でも、黙々と走り込んでいる姿を見かけました。おそらくそれが彼の試合前のルーティンワークとは思いますが、それ以上に、膝を突っぱねるようなピッチングフォーム。日本のマウンドは米国に比べて柔らかい、と言う話を聞いたことがありますが、負担になったのか。
二軍暮らしとは言えチームにとっては貴重な戦力。デュアンテ・ヒースが入ってザック・フィリップスが抜けたら結局プラスマイナスゼロ。何とか戻ってきて欲しいんですが、球団首脳の判断や如何に。
で、試合ですよ。
先発は福井優也、だったんですが、これまでの「直火ユニ」の先発ピッチャーとは明らかに出で立ちが違った。他の野手と同じように、黒いストッキングも露わにマウンドに上がった。
17日の対ジャイアンツ戦、21日の対ベイスターズ戦、数字的に見て不甲斐ないピッチング。対ベイスターズ戦はさして悪い内容にも思えなかったけど、先発ピッチャーの仕事は果たせなかった。
何か変えたかったんでしょう。たかがユニフォーム、たかがストッキングとは言え、そう言う些細な所から変えていかないと、福井「由宇」也に戻ってしまう、と言う意識もあったかと思います。
その結果が、7回3被安打2与四球無失点。野村謙二郎監督が監督賞を出した、と言う話はあまり聞いた事がありませんが、出す監督ならまずは福井優也にポンと出してるでしょう。
マウンド上での表情も、ちょうど1か月前、タイガースを相手に完投勝鯉を上げた時と同じように、すごくリラックスした表情。内心瀬戸際に立たされて、焦ってはいるとは思いますが、だからと言って決して気負ってない。ようやくボールのコントロール以前に、自分をコントロール出来るようになったか。
一年目、先発ローテーションで一年間投げ抜いた。リリーフに回されて結果が出なかった。そして一昨年から今年前半まで、まともに一軍で投げていない。暑い二軍で自らの鍛錬に打ち込んできた。
そりゃ二軍で酷いピッチングもあったけど、紆余曲折の中で辛酸を舐めてきたから、今の穏やかな表情があるはず。何かは知り得ませんが、ひとつ悟りを開いたように見える。「今までこれだけやってきたんだから、負けるはずがない」と言う自信の表れ、なのかも知れませんが。
若い選手が台頭してきた、と事あるごとに言われる今シーズンのカープではありますが、ぶっちゃけ、本当のチカラを発揮し出すのは26~7歳くらいど思うでんすよ。
JABA広島大会の時、岩本貴裕と松山竜平の時に述べましたが、プロに入って苦労して試行錯誤して、20代後半に差し掛かる頃から出てくる「チカラ」が本当のその選手のチカラだと思うんですよ。
そして、福井優也の「リラックスしたピッチング」は好プレイを呼んだ。
2回表の畠山和洋の、右中間への打球を、ブサイクながらダイビングキャッチした堂林翔太。怖がることはないんですよ、もっと必死に打球を追えばいいんだ。多少失敗したところでアンタは内野手登録だ。「ライトで起用する監督が悪いんぢゃ」くらいの気持ちを持てば取れんもんも取れるはず。
そして「ファイヤーフォーメーション」のレフト、ライネル・ロサリオ大統領も5回表にファインプレイ。一時は打球を王足取りすら覚束なかったロサリオ大統領の事を思うと「超」の付くファインプレイ。
これらは確実に、福井優也がリズムを作ったんだと思う。一段高いところに立っている人間がリズムを作る、と言う事を考えると、ピッチャーってのはそれこそオーケストラの指揮者みたいな存在。その指揮者が乱れていると不協和音を奏でてしまうのは、15日の前田健太を見れば一目瞭然。
残念なのは、その雰囲気が打線に何の影響も及ぼさなかったこと。延長戦でサヨナラ勝ちしたのはおめでたいことではあるけど、9イニングで勝つ事に越したことはないんだから。
そして、ストッキングと言えば、昨日出場選手登録されたブラッド・エルドレッド。
彼にはあまり効果はなかったな(笑)。前日のウエスタンリーグでホームランを打ったまでは良かったし、それに気を良くして野村謙二郎監督は昇格を決めたんだろうけど「ぶん回し」は相変わらず。ぶっちゃけもっと下の打順で楽に打たせた方がいいんじゃないか、とすら思います。
インチキ内野安打でも勝てるんだから(笑)、そないチカラ入れんでも。
何にしろ勝ってよかった。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)

※書きたい事が山のようにあるので、無駄に長くなっています。何卒ご理解ください(笑)。
広島選手会 被災者支援義援金呼びかけ デイリースポーツ
広島の選手会が27日、マツダスタジアムで、局地的豪雨による広島市の土砂災害の被災者支援として義援金の呼びかけを行った。
選手会長の梵と前田健、大瀬良、丸、菊池、堂林ら14選手が練習後に義援金の呼びかけを行うと、ファンの人たちであっという間に長蛇の列ができあがった。梵は「ニュースが出た時にこういうことをしようと(選手会)話が出た。みなさんの協力は心強いです」と話した。
28日も同所で呼びかけを行う予定。集まった義援金は、社会福祉法人中国新聞社会事業団を通じて、日本赤十字社へ送られる。
リンク先は日付を間違っていたみたいなので勝手に書き換えています(笑)。
そう言えば東日本大震災の時の、カープ選手会の義援金の呼びかけは、紙屋町のシャレオでやってました。ほとんどどさくさ紛れに行ったようなものでしたが、ほんと整然としてましたね。今日もあるそうですが、是非ともつまらない混乱にならないように。サイン会じゃないんだから。
けど、ケチつけるようではありますが、先週の対タイガース戦あたりから義援金箱、と言うか樽のひとつもで置くかな、と思ってましたが、ちょっと拍子抜け。もっとも、週末の対タイガース戦ともなると大混雑が予想されるだけに「募金渋滞」とかになったら洒落になれませんからね。
しかし不思議なのが、この二日間で集められた義援金は、一度「社会福祉法人中国新聞社会事業団を通じ」る事。これって直接、日本赤十字社の口座なり、持参するわけにはいかないのかな、といつも思います。どことな「丸一日テレビ」と同じような胡散臭さを感じるんですが気のせいでしょうか。
さらには試合前にはこんなニュース。
広島フィリップスが膝の検査で一時帰国 日刊スポーツ
広島ザック・フィリップス投手(27)が28日に膝の検査のため米国に一時帰国することが27日、発表された。
球団によると、再来日のメドは未定。来日1年目は中継ぎ左腕と期待されながら、外国人枠の影響もあり、1軍登板はわずか9試合で1勝0敗、防御率3・27。ウエスタン・リーグでは32試合で17セーブ、防御率0・26と結果を残していた。
8月6日以来登板のなかったザック・フィリップスですが、やはりとしか言いようがない。ここまで表沙汰にしなかったのはカープの隠匿主義か、それとも広島市内で検査なり何なりやって、あかんかったから帰国、と言う結論になったのか、多分どっちでもないとは思いますが、ちょっと残念です。
由宇練習場でも神戸サブ球場でも、黙々と走り込んでいる姿を見かけました。おそらくそれが彼の試合前のルーティンワークとは思いますが、それ以上に、膝を突っぱねるようなピッチングフォーム。日本のマウンドは米国に比べて柔らかい、と言う話を聞いたことがありますが、負担になったのか。
二軍暮らしとは言えチームにとっては貴重な戦力。デュアンテ・ヒースが入ってザック・フィリップスが抜けたら結局プラスマイナスゼロ。何とか戻ってきて欲しいんですが、球団首脳の判断や如何に。
で、試合ですよ。
先発は福井優也、だったんですが、これまでの「直火ユニ」の先発ピッチャーとは明らかに出で立ちが違った。他の野手と同じように、黒いストッキングも露わにマウンドに上がった。
17日の対ジャイアンツ戦、21日の対ベイスターズ戦、数字的に見て不甲斐ないピッチング。対ベイスターズ戦はさして悪い内容にも思えなかったけど、先発ピッチャーの仕事は果たせなかった。
何か変えたかったんでしょう。たかがユニフォーム、たかがストッキングとは言え、そう言う些細な所から変えていかないと、福井「由宇」也に戻ってしまう、と言う意識もあったかと思います。
その結果が、7回3被安打2与四球無失点。野村謙二郎監督が監督賞を出した、と言う話はあまり聞いた事がありませんが、出す監督ならまずは福井優也にポンと出してるでしょう。
マウンド上での表情も、ちょうど1か月前、タイガースを相手に完投勝鯉を上げた時と同じように、すごくリラックスした表情。内心瀬戸際に立たされて、焦ってはいるとは思いますが、だからと言って決して気負ってない。ようやくボールのコントロール以前に、自分をコントロール出来るようになったか。
一年目、先発ローテーションで一年間投げ抜いた。リリーフに回されて結果が出なかった。そして一昨年から今年前半まで、まともに一軍で投げていない。暑い二軍で自らの鍛錬に打ち込んできた。
そりゃ二軍で酷いピッチングもあったけど、紆余曲折の中で辛酸を舐めてきたから、今の穏やかな表情があるはず。何かは知り得ませんが、ひとつ悟りを開いたように見える。「今までこれだけやってきたんだから、負けるはずがない」と言う自信の表れ、なのかも知れませんが。
若い選手が台頭してきた、と事あるごとに言われる今シーズンのカープではありますが、ぶっちゃけ、本当のチカラを発揮し出すのは26~7歳くらいど思うでんすよ。
JABA広島大会の時、岩本貴裕と松山竜平の時に述べましたが、プロに入って苦労して試行錯誤して、20代後半に差し掛かる頃から出てくる「チカラ」が本当のその選手のチカラだと思うんですよ。
そして、福井優也の「リラックスしたピッチング」は好プレイを呼んだ。
2回表の畠山和洋の、右中間への打球を、ブサイクながらダイビングキャッチした堂林翔太。怖がることはないんですよ、もっと必死に打球を追えばいいんだ。多少失敗したところでアンタは内野手登録だ。「ライトで起用する監督が悪いんぢゃ」くらいの気持ちを持てば取れんもんも取れるはず。
そして「ファイヤーフォーメーション」のレフト、ライネル・ロサリオ大統領も5回表にファインプレイ。一時は打球を王足取りすら覚束なかったロサリオ大統領の事を思うと「超」の付くファインプレイ。
これらは確実に、福井優也がリズムを作ったんだと思う。一段高いところに立っている人間がリズムを作る、と言う事を考えると、ピッチャーってのはそれこそオーケストラの指揮者みたいな存在。その指揮者が乱れていると不協和音を奏でてしまうのは、15日の前田健太を見れば一目瞭然。
残念なのは、その雰囲気が打線に何の影響も及ぼさなかったこと。延長戦でサヨナラ勝ちしたのはおめでたいことではあるけど、9イニングで勝つ事に越したことはないんだから。
そして、ストッキングと言えば、昨日出場選手登録されたブラッド・エルドレッド。
彼にはあまり効果はなかったな(笑)。前日のウエスタンリーグでホームランを打ったまでは良かったし、それに気を良くして野村謙二郎監督は昇格を決めたんだろうけど「ぶん回し」は相変わらず。ぶっちゃけもっと下の打順で楽に打たせた方がいいんじゃないか、とすら思います。
インチキ内野安打でも勝てるんだから(笑)、そないチカラ入れんでも。
何にしろ勝ってよかった。
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