8月26日 広島東洋カープ12-6東京ヤクルトスワローズ
8月も末になると、ある程度リーグ内の力関係と言うかチームの力量、選手個人の力量ってのも分かってきて、この対戦カードならこうなりやすい、みたいな傾向が顕著になることが多々あります。
特にカープの場合、ベイスターズやスワローズ相手ともなると突然思い出したように発火することがあります、投手も打線も(笑)。この試合ってホント両チームがものの見事に発火した試合。
打線の発火は景気のいい話としてまだ許せるけども、投手陣、特に先発ピッチャーの発火てのは頂けない。カープ先発野村祐輔はいきなり2失点、スワローズ先発木谷良平に至っては7失点。
カープが勝ったスワローズが負けた以前に、先発ピッチャーが1回表裏でこれだけ失点してしまったら、試合全体に締りがなくなる。そのあとのイニングがいくら点数が少なくても観戦意欲が萎える。
4回表の3失点然り。ツーアウトを取ったまではいいけども、ヒット2本を連ねられて、谷内亮太にスリーランホームラン。内角の難しそうなコースを打ち返したんだから、けっして気を抜いてたわけではないんだろうけど、そこまでに簡単に走者を出しすぎじゃなかろうか。
2回裏も合わせて打線は9点取った。3回終了で7点差。6点取られるまではいい、とは思いますが、それが通用しないのが今のスワローズ打線。気が抜けてきたらそれこそ一気呵成に畳み掛けてくる。よく6点で収まったな、とは思いますよ。その分、よく1回裏で点を取っておいてよかった。
しかし、野村祐輔が不安定だなぁ。
恒常的に6回2失点3失点くらいならまだしも、8回無失点もあれば昨日みたいな試合もある。セ・パ交流戦も挟んでますが、中6日きっちり空けて登板してきたにしては、まだピリッとしない。
前田健太中5日報道が出てるけど、これは前田健太だけが中5日で回すのか、果たして他の投手も中5日で回すのか。おそらく前者になるとは思うけど、そうなればますます登板間の調整が難しくなる、中6日しっかり空けている今でさえ乱気流気味の登板が続いているのに、持つんだろうか、と。
その分、横山竜士の出場選手登録を抹消して、先発もリリーフも出来る(と言うかさせるつもりの)今井啓介を昇格させたんだとは思いますが、この時期になって投手陣の追い込みもなかろう。
そもそも、春先に加速がついたのはどういう戦い方だったか、ってのをすっかり忘れている。そして今となってはそう春先の戦いも出来なくなってしまっている。勝ち進んでいる間に、たくさんのリリーフピッチャーを見極めておかなければいけなかったはずなのに。
幸い、中崎翔太がイニングを埋められるようになり、戸田隆矢もチカラを付けた。ただ、戸田隆矢に関してはあくまで先発ピッチャー。野村謙二郎監督が先発で我慢出来てないから、ここで投げさせているようにしか見えない。未だにあの監督の中では「中継ぎは格下」みたいな考えが見え隠れする。
ブライアン・バリントンが戦線離脱し、いつの間にか開幕から常に先発ローテーションに入っているのは3人だけになってしまった。これはこれで致し方ないことではあるけど、残りの4~6番目のピッチャーは、リリーフと兼任であってはならない、と思う。リリーフは調整の場じゃない。
前田健太を中5日で回すのはいいのか悪いのか、結果が出てみないと分からないけど、ならばその他のピッチャーにも中5日は命じなければいけない。あるピッチャーは6日空いた、あるピッチャーは8日空いた、では、ただでさえ不安定な成績に拍車がかかる。
まだまだ連戦は続く。9月以降の追加日程も発表になり、9月はいきなり、予備日込みではあるけど16連戦と言う日程もある。よほど心してピッチャーを起用しないと、そして人海戦術とは思いますが、計画をしっかり立ててピッチャーを投入していかないと、中5日の前田健太もろとも総崩れになる。
「やってもらわないと困る」時期はもう終わっている。残り33試合何が何でもやらなければいけない試合が続く。売って勝つ、とは言うものの、それ以上取られてては話にならない。この試合に限って言うと、たまたまカープのいい所悪い所が、スワローズのnいい所悪い所を越えただけ下回っただけ。
大勝で喜んでいる場合じゃない。上二つはぎりぎりの戦いを演じている。その中に割って入らないといけない、そして追い越さないといかんのだ、勢いだけでは務まらない。
それ以上に、手負いの燕が怖い。場合によっては鷹にもなる。
―――――しかし何げにこの試合「先発全員得点」なんですな。これもまた珍しや。
そして、ブラッド・エルドレッドが復帰へ。
エルド 27日1軍復帰、キラと入れ替え
不振で2軍調整中の広島のエルドレッドが、27日のヤクルト戦(マツダ)で1軍昇格することになった。26日の試合後、キラの2軍落ちが決まり、野村監督は「今後は左投手との対戦が多いので、入れ替えることにした」と説明した。
33本塁打、91打点でリーグ2冠のエルドレッドは8月に入って極度の不振に陥り、14日に出場選手登録を外れた。
昨日二軍でホームランを打ったとは言え、安易な理由だなぁ。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
8月も末になると、ある程度リーグ内の力関係と言うかチームの力量、選手個人の力量ってのも分かってきて、この対戦カードならこうなりやすい、みたいな傾向が顕著になることが多々あります。
特にカープの場合、ベイスターズやスワローズ相手ともなると突然思い出したように発火することがあります、投手も打線も(笑)。この試合ってホント両チームがものの見事に発火した試合。
打線の発火は景気のいい話としてまだ許せるけども、投手陣、特に先発ピッチャーの発火てのは頂けない。カープ先発野村祐輔はいきなり2失点、スワローズ先発木谷良平に至っては7失点。
カープが勝ったスワローズが負けた以前に、先発ピッチャーが1回表裏でこれだけ失点してしまったら、試合全体に締りがなくなる。そのあとのイニングがいくら点数が少なくても観戦意欲が萎える。
4回表の3失点然り。ツーアウトを取ったまではいいけども、ヒット2本を連ねられて、谷内亮太にスリーランホームラン。内角の難しそうなコースを打ち返したんだから、けっして気を抜いてたわけではないんだろうけど、そこまでに簡単に走者を出しすぎじゃなかろうか。
2回裏も合わせて打線は9点取った。3回終了で7点差。6点取られるまではいい、とは思いますが、それが通用しないのが今のスワローズ打線。気が抜けてきたらそれこそ一気呵成に畳み掛けてくる。よく6点で収まったな、とは思いますよ。その分、よく1回裏で点を取っておいてよかった。
しかし、野村祐輔が不安定だなぁ。
恒常的に6回2失点3失点くらいならまだしも、8回無失点もあれば昨日みたいな試合もある。セ・パ交流戦も挟んでますが、中6日きっちり空けて登板してきたにしては、まだピリッとしない。
前田健太中5日報道が出てるけど、これは前田健太だけが中5日で回すのか、果たして他の投手も中5日で回すのか。おそらく前者になるとは思うけど、そうなればますます登板間の調整が難しくなる、中6日しっかり空けている今でさえ乱気流気味の登板が続いているのに、持つんだろうか、と。
その分、横山竜士の出場選手登録を抹消して、先発もリリーフも出来る(と言うかさせるつもりの)今井啓介を昇格させたんだとは思いますが、この時期になって投手陣の追い込みもなかろう。
そもそも、春先に加速がついたのはどういう戦い方だったか、ってのをすっかり忘れている。そして今となってはそう春先の戦いも出来なくなってしまっている。勝ち進んでいる間に、たくさんのリリーフピッチャーを見極めておかなければいけなかったはずなのに。
幸い、中崎翔太がイニングを埋められるようになり、戸田隆矢もチカラを付けた。ただ、戸田隆矢に関してはあくまで先発ピッチャー。野村謙二郎監督が先発で我慢出来てないから、ここで投げさせているようにしか見えない。未だにあの監督の中では「中継ぎは格下」みたいな考えが見え隠れする。
ブライアン・バリントンが戦線離脱し、いつの間にか開幕から常に先発ローテーションに入っているのは3人だけになってしまった。これはこれで致し方ないことではあるけど、残りの4~6番目のピッチャーは、リリーフと兼任であってはならない、と思う。リリーフは調整の場じゃない。
前田健太を中5日で回すのはいいのか悪いのか、結果が出てみないと分からないけど、ならばその他のピッチャーにも中5日は命じなければいけない。あるピッチャーは6日空いた、あるピッチャーは8日空いた、では、ただでさえ不安定な成績に拍車がかかる。
まだまだ連戦は続く。9月以降の追加日程も発表になり、9月はいきなり、予備日込みではあるけど16連戦と言う日程もある。よほど心してピッチャーを起用しないと、そして人海戦術とは思いますが、計画をしっかり立ててピッチャーを投入していかないと、中5日の前田健太もろとも総崩れになる。
「やってもらわないと困る」時期はもう終わっている。残り33試合何が何でもやらなければいけない試合が続く。売って勝つ、とは言うものの、それ以上取られてては話にならない。この試合に限って言うと、たまたまカープのいい所悪い所が、スワローズのnいい所悪い所を越えただけ下回っただけ。
大勝で喜んでいる場合じゃない。上二つはぎりぎりの戦いを演じている。その中に割って入らないといけない、そして追い越さないといかんのだ、勢いだけでは務まらない。
それ以上に、手負いの燕が怖い。場合によっては鷹にもなる。
―――――しかし何げにこの試合「先発全員得点」なんですな。これもまた珍しや。
そして、ブラッド・エルドレッドが復帰へ。
エルド 27日1軍復帰、キラと入れ替え
不振で2軍調整中の広島のエルドレッドが、27日のヤクルト戦(マツダ)で1軍昇格することになった。26日の試合後、キラの2軍落ちが決まり、野村監督は「今後は左投手との対戦が多いので、入れ替えることにした」と説明した。
33本塁打、91打点でリーグ2冠のエルドレッドは8月に入って極度の不振に陥り、14日に出場選手登録を外れた。
昨日二軍でホームランを打ったとは言え、安易な理由だなぁ。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


2014.08.27 / Top↑
| Home |