8月24日 広島東洋カープ2-8阪神タイガース
何はさておきいよいよ、と言うかデュアンテ・ヒース、一軍初登板。
8月5、13日のウエスタンリーグ、対バファローズ戦、さらにはJABA広島大会の決勝トーナメント、対三菱重工広島戦を経ての来日一軍初先発ではありましたが、6回95球2被安打2与四球1失点。
外国人投手の調整法に配慮してか、中4日ではありましたが、以前観た2試合と何ら代わり映えしたところがない。150km/hオーバーのストレートはあるものの、どこに行くかわからない。適当に散ってる、と言えば聞こえはいいけども、カットカットで見極められたらやはりキツイかな。
社会人チームってのは「好球必打」ってんで、ストライクなら積極的に振っては来るけども、いざプロ野球の、しかも一軍となると一筋縄ではいかないところもあろう。もっとも昨日の試合は、タイガース打線が「よく分からないまま」に抑えられたんだろうし、よく分からないまま抑えれたんだろうとは思う。
今後の登板間隔がどうなるかは分からないけども、少なくともあと2試合は見てみないと分からない。「分からない」のオンパレードになってしまったけど、福井優也みたいに「やれば出来るピッチャー」じゃない。このシーズン終盤に来てそれこそ「やらないとどうしようもない」助っ人外国人選手なんだ。
アカンかったらはいさようなら、もいいけども、その頃にはシーズンの結果も出てしまってる。「出来ませんでした」では話にならない。それこそ、8試合投げるのであれば8勝してもらわないと。
ただ、来日記者会見で本人が「任せてくれるなら、先発でも中継ぎでもいい」と語っていたように、一度リリーフで起用してみても良かったんじゃないか。先発させたいピッチャーはいくらでもいる。篠田純平も、今二軍ではリリーフに回ってるけど、先発出来ないはずがない。戸田隆矢しかり。
それらを起用しないまま、新外国人選手に頼る、ってのも分からないなぁ。
しかし、公式戦が追加日程を含めて、2か月を切ったようなところでの「新外国人投手初登板」ってのはどうか、とは思います。チーム力が上がった上がった、と持て囃されてはいたけども、こんな時期に新しく先発要員を「獲得しなければいけない」現状のカープは本当に強いチームなのか。
あれだけ「整備出来た整備出来た」と言ってた投手陣、結局足りなかった、と言うか満たされていなかった事を露呈してしまった。幸いにも「ハツモノ」と言う事でタイガースは苦戦したようではありますが、野村謙二郎監督言うところの「起爆剤」としては、やはり引っかかるところは多い。
人海戦術のリリーフ陣、の様相を呈しているけども、早くも山内泰幸コーチは横山竜士の出場選手登録抹消を示唆しているし、野村謙二郎監督は中崎翔太のピッチングに苦言を呈している。
とは言うものの、もう苦言とかどうこう言ってる時期でもないんですよね。残り34試合、乗り切らなければいけないし、勝ち進ま泣けばいけない。悠長な事は言ってられないんだ。
それ以上に判らないのが、ザック・フィリップスの行方。
8月6日のウエスタンリーグ、対バファローズ戦以来登板がない。もちろんJABA広島大会の予選でも見た覚えがないし、決勝トーナメントでも登板がなかった。さらには休養明けのこの土日の豊橋・岡崎遠征にも帯同していない。もう丸々三週間近く登板していない。
かと言ってカープ公式サイトの「チームデータ」のページで二軍のまま。負傷とかしたらこっそりと三軍に名前がある事がありますが、今回はそれすらない。カープ球団がザック・フィリップスよりもデュアンテ・ヒースを優先したとしたら、それはそれで致し方ないにしても、登板すらないのは気になる。
助っ人助っ人と躍起にあるのはいいけど、もったいない話。彼もまた来日記者会見で「チームに求められたら何でもしようと思っています。」と語っていたのに。ちょっと残念です。
むしろ、今起爆剤が欲しいのは打線の方じゃなかろうかね。
2試合連続で2得点。1勝1敗の五分で終わって良かったヨカッタ、ではあるけど、このままだと到底上は目指せない。昨日の試合では「1番・田中広輔」と言う、現状で考えられるベストの選択をしたとは思うけど、野村謙二郎監督曰く「全く機能していない4番打者」よりも使うべき選手はいる。
ブラッド・エルドレッドがまだまだ見極めの段階である以上、昇格を急ぐとまた失敗する。ここはひとつ、松山竜平に「やってみろ」ではなく「お前が4番だから」ってんで任せてみてはどうかね。あれだけブラッド・エルドレッドに対して我慢に我慢を重ねてきたんだから、出来ないはずはない。
残すは34試合。総力戦を仕掛けるのなら、今からでも遅くはないはずだ。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
何はさておきいよいよ、と言うかデュアンテ・ヒース、一軍初登板。
8月5、13日のウエスタンリーグ、対バファローズ戦、さらにはJABA広島大会の決勝トーナメント、対三菱重工広島戦を経ての来日一軍初先発ではありましたが、6回95球2被安打2与四球1失点。
外国人投手の調整法に配慮してか、中4日ではありましたが、以前観た2試合と何ら代わり映えしたところがない。150km/hオーバーのストレートはあるものの、どこに行くかわからない。適当に散ってる、と言えば聞こえはいいけども、カットカットで見極められたらやはりキツイかな。
社会人チームってのは「好球必打」ってんで、ストライクなら積極的に振っては来るけども、いざプロ野球の、しかも一軍となると一筋縄ではいかないところもあろう。もっとも昨日の試合は、タイガース打線が「よく分からないまま」に抑えられたんだろうし、よく分からないまま抑えれたんだろうとは思う。
今後の登板間隔がどうなるかは分からないけども、少なくともあと2試合は見てみないと分からない。「分からない」のオンパレードになってしまったけど、福井優也みたいに「やれば出来るピッチャー」じゃない。このシーズン終盤に来てそれこそ「やらないとどうしようもない」助っ人外国人選手なんだ。
アカンかったらはいさようなら、もいいけども、その頃にはシーズンの結果も出てしまってる。「出来ませんでした」では話にならない。それこそ、8試合投げるのであれば8勝してもらわないと。
ただ、来日記者会見で本人が「任せてくれるなら、先発でも中継ぎでもいい」と語っていたように、一度リリーフで起用してみても良かったんじゃないか。先発させたいピッチャーはいくらでもいる。篠田純平も、今二軍ではリリーフに回ってるけど、先発出来ないはずがない。戸田隆矢しかり。
それらを起用しないまま、新外国人選手に頼る、ってのも分からないなぁ。
しかし、公式戦が追加日程を含めて、2か月を切ったようなところでの「新外国人投手初登板」ってのはどうか、とは思います。チーム力が上がった上がった、と持て囃されてはいたけども、こんな時期に新しく先発要員を「獲得しなければいけない」現状のカープは本当に強いチームなのか。
あれだけ「整備出来た整備出来た」と言ってた投手陣、結局足りなかった、と言うか満たされていなかった事を露呈してしまった。幸いにも「ハツモノ」と言う事でタイガースは苦戦したようではありますが、野村謙二郎監督言うところの「起爆剤」としては、やはり引っかかるところは多い。
人海戦術のリリーフ陣、の様相を呈しているけども、早くも山内泰幸コーチは横山竜士の出場選手登録抹消を示唆しているし、野村謙二郎監督は中崎翔太のピッチングに苦言を呈している。
とは言うものの、もう苦言とかどうこう言ってる時期でもないんですよね。残り34試合、乗り切らなければいけないし、勝ち進ま泣けばいけない。悠長な事は言ってられないんだ。
それ以上に判らないのが、ザック・フィリップスの行方。
8月6日のウエスタンリーグ、対バファローズ戦以来登板がない。もちろんJABA広島大会の予選でも見た覚えがないし、決勝トーナメントでも登板がなかった。さらには休養明けのこの土日の豊橋・岡崎遠征にも帯同していない。もう丸々三週間近く登板していない。
かと言ってカープ公式サイトの「チームデータ」のページで二軍のまま。負傷とかしたらこっそりと三軍に名前がある事がありますが、今回はそれすらない。カープ球団がザック・フィリップスよりもデュアンテ・ヒースを優先したとしたら、それはそれで致し方ないにしても、登板すらないのは気になる。
助っ人助っ人と躍起にあるのはいいけど、もったいない話。彼もまた来日記者会見で「チームに求められたら何でもしようと思っています。」と語っていたのに。ちょっと残念です。
むしろ、今起爆剤が欲しいのは打線の方じゃなかろうかね。
2試合連続で2得点。1勝1敗の五分で終わって良かったヨカッタ、ではあるけど、このままだと到底上は目指せない。昨日の試合では「1番・田中広輔」と言う、現状で考えられるベストの選択をしたとは思うけど、野村謙二郎監督曰く「全く機能していない4番打者」よりも使うべき選手はいる。
ブラッド・エルドレッドがまだまだ見極めの段階である以上、昇格を急ぐとまた失敗する。ここはひとつ、松山竜平に「やってみろ」ではなく「お前が4番だから」ってんで任せてみてはどうかね。あれだけブラッド・エルドレッドに対して我慢に我慢を重ねてきたんだから、出来ないはずはない。
残すは34試合。総力戦を仕掛けるのなら、今からでも遅くはないはずだ。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


2014.08.25 / Top↑
はじめまして!
ほぼ毎日読ませて頂いてます。カープも野球も大好きだと、よ~く判りますよ。
ミーハー的な考えでなく、よりコアな深い部分で分析をされてるなぁ・・と感心しています。
私も大学まで野球をしてて、カープ歴40年になります。
野村監督の采配、選手起用について、どう思われますか?現役時代は攻走守揃った大好きな選手でしたが、カープの監督就任以来、やや嫌いになりました。名選手名監督に在らず。
なぜ1番に堂林を起用するのか?1番打者としての適正0だと思いませんか?
言われたとおり、新人ですが田中広輔が一番適任だと思います。
堂林やエルは考えられない程、我慢して使い続けるるのに、松山を左先発だからといってスタメン外す。
残り試合も少なくなり、これからが大切な時期に入りました。それでも野村監督は不調のキラを使い、先発の左右でスタメンを決めてしまうでしょう。
監督には使用者責任があります。打てない選手、打たれた選手も悪いが、それを使う監督が一番悪い!
ここ3カード連続で勝ち越してますが、首位巨人と3ゲーム差は変わらず・・
今の戦い方でカープは優勝できると思いますか?
ほぼ毎日読ませて頂いてます。カープも野球も大好きだと、よ~く判りますよ。
ミーハー的な考えでなく、よりコアな深い部分で分析をされてるなぁ・・と感心しています。
私も大学まで野球をしてて、カープ歴40年になります。
野村監督の采配、選手起用について、どう思われますか?現役時代は攻走守揃った大好きな選手でしたが、カープの監督就任以来、やや嫌いになりました。名選手名監督に在らず。
なぜ1番に堂林を起用するのか?1番打者としての適正0だと思いませんか?
言われたとおり、新人ですが田中広輔が一番適任だと思います。
堂林やエルは考えられない程、我慢して使い続けるるのに、松山を左先発だからといってスタメン外す。
残り試合も少なくなり、これからが大切な時期に入りました。それでも野村監督は不調のキラを使い、先発の左右でスタメンを決めてしまうでしょう。
監督には使用者責任があります。打てない選手、打たれた選手も悪いが、それを使う監督が一番悪い!
ここ3カード連続で勝ち越してますが、首位巨人と3ゲーム差は変わらず・・
今の戦い方でカープは優勝できると思いますか?
2014/08/25 Mon 16:52 URL [ Edit ]
苦行僧
コメントありがとうございます。
野村謙二郎監督(と言う書き方をしているのは、野村謙二郎に対する最後の良心です)就任5年目になっても、どういう野球をしたいのか、未だ不透明なところはあると思います。個人的にはやはり「ビッグレッドマシン」の幻想を追いかけているようにも見えます。ただ漠然と選手を起用しているようにしか見えてないものですから。
堂林の1番に関しては「経験を積ませる」意味合いもあるんでしょうけど、堂林自身が「1番打者というのは何たるか」を果たして理解できているのかどうか。
未だ「勢い」だけで采配しえいるような気がしてなりません。
ちなみに私は今シーズン、カープがセントラルリーグ優勝しようが何しようが、手のひらを返すつもりは全くありません。「集大成」で臨んだシーズンなんだから、身は退いてもらわないと。
野村謙二郎監督(と言う書き方をしているのは、野村謙二郎に対する最後の良心です)就任5年目になっても、どういう野球をしたいのか、未だ不透明なところはあると思います。個人的にはやはり「ビッグレッドマシン」の幻想を追いかけているようにも見えます。ただ漠然と選手を起用しているようにしか見えてないものですから。
堂林の1番に関しては「経験を積ませる」意味合いもあるんでしょうけど、堂林自身が「1番打者というのは何たるか」を果たして理解できているのかどうか。
未だ「勢い」だけで采配しえいるような気がしてなりません。
ちなみに私は今シーズン、カープがセントラルリーグ優勝しようが何しようが、手のひらを返すつもりは全くありません。「集大成」で臨んだシーズンなんだから、身は退いてもらわないと。
2014/08/26 Tue 02:40 URL [ Edit ]
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