※動画は後日ボチボチ追加していきます。
さて、ほんと間髪入れずに決勝戦、であります。

決勝トーナメント第二試合が終了したのが14:11。決勝戦開始予定時刻は14:35。NPBの場合、うる覚えですが第一試合終了から40分後開始のはず。多少延びる事があるとは言え、過酷な戦いに変わりはありません。昨今NPBでもダブルヘッダー論議が高まっていましたが、社会人野球ではごく当たり前のこと。むしろその分鍛えているんだから、恒常的に入れてもいいと思うんでしがどうでしょう。

グラウンド整備の後、JFE西日本の選手が姿を見せましたが、カープ選手はロッカールームに引き上げたまま。第一試合は日差しも強かったですからね。
スターティングメンバー
先攻:JFE西日本
1(右)橋本駿介 (福岡第一高~日本経済大)
2(三)籾山康平 (日大三高~関西国際大)
3(中)友滝健弘 (盈進高~駒澤大)
4(遊)岡将吾 (西日本短大附属高~駒澤大)
5(指)松浦大則 (金光学園高~関西学院大)
6(一)橋本拓也 (岡山理大附高~関西大)
7(捕)浦翔太郎 (明徳義塾高~拓殖大)
8(佐)皿木進也 (福井工大福井高~日本経済大)
9(二)宮本夏輝 (広陵高~MSH医療専門学校)
投手:藤井主文 (PL学園高~東京農大)
後攻:広島東洋カープ
1(遊)安部友裕 (福岡工大城東高)
2(三)庄司隼人 (常葉学園橘高)
3(指)松本高明 (帝京高)
4(右)岩本貴裕 (広島商高~亜細亜大学)
5(一)松山竜平 (鹿屋中央高~九州国際大)
6(中)下水流昴 (横浜高等学校~青山学院大)
7(左)中村憲 (京都すばる高校)
8(捕)中村亘 (横浜商科大学高)
9(二)上本崇司 (広陵高校~明治大学)
投手:今村猛 (清峰高)
打者成績
1回表
橋本駿 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
籾山 1‐1から3球目をキャッチャー前送りバントが内野安打
友滝 1‐1から3球目をピッチャー前送りバント
岡 フルカウントから7球目を打ってセンター前タイムリーヒット
カープ0‐1JFE
松浦 0‐1から2球目を打ってファースト強襲タイムリー内野安打
カープ0‐2JFE
橋本拓 フルカウントから6球目を空振り三振
浦 1‐2から4球目を空振り三振
●籾山選手の送りバント。高いバウンドのキャッチャー前の送りバントでしたが、高く上がったうちに捕球出来なかった上に、ワンバウンドして打球自体に変な回転がついたせいか、キャッチャー中村亘祐目の前で変な方向に転がり処理出来ず。これでこの回の雰囲気を一気にJFEに持って行かれました。
●その後はつるべ打ち状態。試合序盤からボールが高めに浮きがちだったカープ先発今村猛の、苦し紛れっぽい打ち頃のストレートを確実に捉えて2点先制したJFE。これで主導権を握ったように思います。三塁側に座っているせいか、本当にいい雰囲気のベンチ。
1回裏
安部 0‐1から2球目を打ってレフト前ヒット
庄司 初球を打ってショートフライ
松本 1‐1から3球目を打ってライト前ヒット
岩本 フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
松山 2‐2から5球目を打ってサードファウルフライ
2回表
皿木 0‐2から3球目を空振り三振
宮本 2‐2から5球目を打ってサードゴロ
橋本駿 ストレートのフォアボール
次打者籾山の初球に橋本駿セカンド盗塁成功
籾山 1‐2から4球目を打ってファーストファウルフライ
○カープ先発今村猛の前回登板は12日、由宇練習場での対バファローズ戦147球完投。先発転向(?)の意図までは分からないけども、久しぶりの炎天下での先発、そして完投の疲れは残っていなかったか、高めに浮くボールがまだ続く。中6日空けたとしても、やはり由宇は別、なのかな。
2回裏
下水流 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
中村憲 0‐2から3球目を空振り三振
中村亘 0‐1から2球目を打ってレフトフライ
上本 1‐1から3球目にデッドボール
安部 フルカウントから6球目を打ってショートライナー
3回表
友滝 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
岡 初球を打ってピッチャーゴロダブルダブルプレイ
松浦 0‐2から3球目を打ってサードゴロ送球エラー
橋本拓 1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
3回裏
庄司 1‐0から2球目にデッドボール
次打者松本の2球目前に庄司牽制タッチアウト
松本 0-1から2球目を打ってライトスタンドへホームラン
カープ1‐2JFE
岩本 1‐2から4球目を打ってピッチャーゴロ
松山 1‐1から3球目を打ってレフトフライ
○頂けないのは庄司隼人。頭部付近へのデッドボールは、社会人野球ではピッチャー退場にならないんですが、何の不満があったか、足元に転がったヘルメットを蹴飛ばす暴挙、と言うか愚行。
○3回表の送球エラーを挽回したかったのかも知れません。成績が上がらない鬱憤が蓄積してたのかも知れません。ただそれは取り返せば良いだけ。ヘルメットにぶつけるもんじゃない。
○さらに頂けなかったのは、その直後の牽制タッチアウト。もうこれは相手バッテリーに心情を見透かされていたとしか思えない。いずれの行動も、ベンチから水本オジキの野太い声が飛び、その後も試合には出場してましたが、即刻懲罰交代になっても何ら不思議ぢゃないプレイ。猛省を促します。
○気を取り直したところで飛び出したのが、あっと驚く松本高明のソロホームラン。ぶっちゃけスターティングメンバー発表の際には、試合途中にブラッド・エルドレッドと交代かな、とか思ってましたごめんなさい。けとこれって、松本高明マツダスタジアム初ホームラン、かな。
4回表
カープ選手交代
レフト中村憲に代えて鈴木将光(遊学館高)
浦 1‐1から3球目を打ってファーストゴロ
皿木 0‐2から3球目を空振り三振
宮本 2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ
4回裏
下水流 1‐2から4球目を打ってライトフライ
鈴木将 1‐2から5球目を打ってショートゴロ
中村亘 2‐2から5球目を空振り三振
5回表
橋本駿 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
籾山 1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ
友滝 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者岡の初球に友滝のセカンド盗塁失敗
5回裏
上本 1‐1から3球目を打ってレフト横へツーベースヒット
安部 1‐0から2球目をピッチャー前送りバント
庄司の代打美間優槻(鳴門渦潮高) 2‐2から5球目を打ってライトへ犠牲フライ
カープ2‐2JFE
松本 0‐2から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ
○試合が同点のまま膠着状態に入りつつあった中で飛び出した、上本崇司のツーベースヒット。それを手堅く送って回って来たのが美間優槻。一発長打に加えて今シーズンは勝負強さも身についてきたように思います。そう言えばこの「連戦」打順は髙橋大樹よりも上。これは内田監督の意図するところか。
6回表
カープ選手交代
代打美間がそのままサード
岡 1‐2から4球目を見逃し三振
(次打者松浦の2球目のファウルチップで中村亘悶絶)
松浦 1‐2から5球目を打ってショートゴロ
橋本拓 1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ
6回裏
岩本 2‐2から5球目を空振り三振
松山 1‐2から4球目を見逃し三振
下水流 初球を打ってライトフライ
7回表
浦 1‐2から6球目を打ってファーストゴロ
皿木の代打中本健太(岩国高~朝日大) 1‐2から4球目を打ってセンター前ヒット
宮本 2‐1から4球目をサード前送りバント
橋本駿 0‐2から3球目を空振り三振
7回裏
JFE選手交代
代打中本がそのままサード入りレフト
ピッチャー藤井に代えて藤谷修平(玉野光南高~天理大)
鈴木将の代打土生翔平(広陵高~早稲田大学) 1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
中村亘 2‐2から6球目を打ってショートゴロ
上本 1‐0から2球目を打ってレフト前ヒット
安部 初球を打ってセカンドゴロ

○マツダスタジアムでウエスタンリーグやらを観戦する場合の私の定位置ってのは、三塁側砂ばかり席(笑)のすぐ上なんですが、この頃にすぐ脇の通路では、表彰式の準備が進んでいました。
8回表
カープ選手交代
ピッチャー今村に代えて江草仁貴(盈進高~専修大)
代打土生がそのまま入りレフト
籾山 2‐2から10球目を打ってピッチャーゴロ
友滝 1‐1から3球目を打ってライトフライ
岡 1‐2から4球目を打ってレフト前ヒット
松浦 1‐1から3球目を打ってショートゴロ捕球エラー
橋本拓 2‐2から5球目を空振り三振
○JABA広島大会は調整の場、対外試合の場ではありますが、個人的意見になりますが、江草仁貴を出すのは少し怖いんですよね。テンポよく投げるのは決して悪い事ではないと思いますがそれが、ストライクならどんどん打ちに来る社会人チームのリズムにならんとは限らない。事実三者凡退とはいきませんでした。尤も、実績があるんだからこんな所に出てきてもらってもアレなんですが。
○しかしながらこうやって、短い登板間隔でも球数を投げれるようになったのはいい兆候。手薄なリリーフ陣ですから、何人いてもいいはず。その前に「おらんおらん」:と騒ぎ過ぎなんだ。そして、そんんあ江草仁貴はまもなく出場選手登録とか。活躍を期待します。
8回裏
JFE選手交代
ピッチャー藤谷に代えて太田勝也 (東洋大姫路高~甲南大)
美間 初球を打ってセンターフライ
松本 2‐2から7球目を打ってライトフライ
岩本 1‐0から2球目を打ってライト線ツーベースヒット
松山 2‐2から6球目を打ってセンター前タイムリーヒット
カープ3‐2JFE
JFE選手交代
ピッチャー太田に代えて陶山大介(倉敷工高)
下水流 2‐2から5球目を空振り三振
○同点に追いついて以降、いい所を作らせてもらえなかったカープ。正直「やられる」と思いました。が、やはりここでも活躍したのは岩本貴裕・松山竜平。特に松山竜平のセンター前タイムリーヒットはまさに「粘り腰」の一本。ここまでしが飛ばない、ここに落とさなければヒットにならない一本。
○最近はカープも若い選手が取り上げられるようになり、28歳の岩本貴裕、29歳の松山竜平、どっちかと言えば「中堅」に届こうかと言う年齢に達してきた彼らは半ば置いてきぼりを食らっているようにも見えます。ただ、プロ野球選手としてはこれからが熟してくる頃、だと思うんですよ。
○一軍でもある程度起用され、二軍で苦汁を味わい、それこそ酸いも甘いも知ったるキャリア。野村謙二郎監督が「勢い」と言う言葉を頻繁に使うように、若いうちはそれこそ勢いも必要かと思いますが、それが止まった時に、彼らの活躍が必ず必要になってくると思います。
9回表
カープ選手交代
キャッチャー中村亘に代えて白濱裕太(広陵高)
ピッチャー江草に代えて池ノ内亮介(中京高等学校~中京学院大学)
友滝の代打法本剛弥(福岡第一高~三重中京大) 1‐0から2球目を打ってセンターフライ
中本 2‐2から5球目を打ってファーストゴロ
岡の代打三木大知(倉敷工高~岡山商科大) 2‐1から4球目を打ってサードゴロ
鋼管福山 200 000 000 2 H E
東洋工業 001 010 01X 3 H E
勝利投手:江草仁貴
セーブ投手:池ノ内亮介 ←なかったけど胴上げ投手(笑)
敗戦投手:太田勝也
本塁打:[広島]松本高明1号(大会第15号)
投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
JFE西日本
藤井 6 24 89 4 3 4 2 2
藤谷 1 4 13 1 0 0 0 0
太田 0.2 4 16 2 0 0 1 1
陶山 0.1 1 5 0 0 1 0 0
広島東洋カープ
今村 7 28 113 5 3 4 2 2
江草 1 5 25 1 0 1 0 0
池ノ内 1 3 11 0 0 0 0 0

広島東洋カープ二軍、3年連続8回目の優勝!
ミニ大会とは言え、予選リーグから4連勝しなければ優勝出来ません。予選リーグと決勝トーナメントと言う、典型的社会人野球大会の進め方ではありますが、苛酷な事に変わりありません。
特にカープの4試合を見る限り、社会人野球部のレベルは本当に上がってきてます。決勝トーナメント2試合、いつ負けてもおかしくなかった。第一試合は一時逆転され、決勝戦はいきなり2点を追いかける展開。いずれもカープ一軍、二軍が苦手としている試合。
社会人野球だから、と言う考えはこの大会では通用しません。昨年、カープ二軍が社会人オール広島に惨敗した時、話題になりました。プロチームが参加しているのであれば「一発食っちゃろか」ってんで、気合十分で挑んできます。第一試合の三菱重工広島・馬澤選手のヘッドスライディング然り。
ナントカカントカ、三連覇を成し遂げましたが、来年はやばいかも。

試合後は表彰式。


カープからの代表選手は、髙橋大樹、美間優槻、上本崇司の3人。上本崇司が優勝旗を持つと、彼の背の低さと優勝旗の大きさが際立ちます。この大会も旗と言う名誉を掛けた「ペナントレース」。

JFE西日本には準優勝盾(左)。最高殊勲選手賞は広島東洋カープ・岩本貴裕(右)。首位打者賞はJFE西日本・松浦大則選手(13打数7安打、0.538)。敢闘選手はJFE西日本・森川達哉投手。
表彰式の様子。岩本君、最優秀選手選手なんだからもっと「ドヤ顔」していいんですよ(笑)。

来年もまた「火を吐く好ゲーム」を期待します。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

さて、ほんと間髪入れずに決勝戦、であります。


決勝トーナメント第二試合が終了したのが14:11。決勝戦開始予定時刻は14:35。NPBの場合、うる覚えですが第一試合終了から40分後開始のはず。多少延びる事があるとは言え、過酷な戦いに変わりはありません。昨今NPBでもダブルヘッダー論議が高まっていましたが、社会人野球ではごく当たり前のこと。むしろその分鍛えているんだから、恒常的に入れてもいいと思うんでしがどうでしょう。


グラウンド整備の後、JFE西日本の選手が姿を見せましたが、カープ選手はロッカールームに引き上げたまま。第一試合は日差しも強かったですからね。
スターティングメンバー
先攻:JFE西日本
1(右)橋本駿介 (福岡第一高~日本経済大)
2(三)籾山康平 (日大三高~関西国際大)
3(中)友滝健弘 (盈進高~駒澤大)
4(遊)岡将吾 (西日本短大附属高~駒澤大)
5(指)松浦大則 (金光学園高~関西学院大)
6(一)橋本拓也 (岡山理大附高~関西大)
7(捕)浦翔太郎 (明徳義塾高~拓殖大)
8(佐)皿木進也 (福井工大福井高~日本経済大)
9(二)宮本夏輝 (広陵高~MSH医療専門学校)
投手:藤井主文 (PL学園高~東京農大)
後攻:広島東洋カープ
1(遊)安部友裕 (福岡工大城東高)
2(三)庄司隼人 (常葉学園橘高)
3(指)松本高明 (帝京高)
4(右)岩本貴裕 (広島商高~亜細亜大学)
5(一)松山竜平 (鹿屋中央高~九州国際大)
6(中)下水流昴 (横浜高等学校~青山学院大)
7(左)中村憲 (京都すばる高校)
8(捕)中村亘 (横浜商科大学高)
9(二)上本崇司 (広陵高校~明治大学)
投手:今村猛 (清峰高)
打者成績
1回表
橋本駿 フルカウントから8球目を選んでフォアボール
籾山 1‐1から3球目をキャッチャー前送りバントが内野安打
友滝 1‐1から3球目をピッチャー前送りバント
岡 フルカウントから7球目を打ってセンター前タイムリーヒット
カープ0‐1JFE
松浦 0‐1から2球目を打ってファースト強襲タイムリー内野安打
カープ0‐2JFE
橋本拓 フルカウントから6球目を空振り三振
浦 1‐2から4球目を空振り三振
●籾山選手の送りバント。高いバウンドのキャッチャー前の送りバントでしたが、高く上がったうちに捕球出来なかった上に、ワンバウンドして打球自体に変な回転がついたせいか、キャッチャー中村亘祐目の前で変な方向に転がり処理出来ず。これでこの回の雰囲気を一気にJFEに持って行かれました。
●その後はつるべ打ち状態。試合序盤からボールが高めに浮きがちだったカープ先発今村猛の、苦し紛れっぽい打ち頃のストレートを確実に捉えて2点先制したJFE。これで主導権を握ったように思います。三塁側に座っているせいか、本当にいい雰囲気のベンチ。
1回裏
安部 0‐1から2球目を打ってレフト前ヒット
庄司 初球を打ってショートフライ
松本 1‐1から3球目を打ってライト前ヒット
岩本 フルカウントから7球目を打ってセンターフライ
松山 2‐2から5球目を打ってサードファウルフライ
2回表
皿木 0‐2から3球目を空振り三振
宮本 2‐2から5球目を打ってサードゴロ
橋本駿 ストレートのフォアボール
次打者籾山の初球に橋本駿セカンド盗塁成功
籾山 1‐2から4球目を打ってファーストファウルフライ
○カープ先発今村猛の前回登板は12日、由宇練習場での対バファローズ戦147球完投。先発転向(?)の意図までは分からないけども、久しぶりの炎天下での先発、そして完投の疲れは残っていなかったか、高めに浮くボールがまだ続く。中6日空けたとしても、やはり由宇は別、なのかな。
2回裏
下水流 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
中村憲 0‐2から3球目を空振り三振
中村亘 0‐1から2球目を打ってレフトフライ
上本 1‐1から3球目にデッドボール
安部 フルカウントから6球目を打ってショートライナー
3回表
友滝 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
岡 初球を打ってピッチャーゴロダブルダブルプレイ
松浦 0‐2から3球目を打ってサードゴロ送球エラー
橋本拓 1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
3回裏
庄司 1‐0から2球目にデッドボール
次打者松本の2球目前に庄司牽制タッチアウト
松本 0-1から2球目を打ってライトスタンドへホームラン
カープ1‐2JFE
岩本 1‐2から4球目を打ってピッチャーゴロ
松山 1‐1から3球目を打ってレフトフライ
○頂けないのは庄司隼人。頭部付近へのデッドボールは、社会人野球ではピッチャー退場にならないんですが、何の不満があったか、足元に転がったヘルメットを蹴飛ばす暴挙、と言うか愚行。
○3回表の送球エラーを挽回したかったのかも知れません。成績が上がらない鬱憤が蓄積してたのかも知れません。ただそれは取り返せば良いだけ。ヘルメットにぶつけるもんじゃない。
○さらに頂けなかったのは、その直後の牽制タッチアウト。もうこれは相手バッテリーに心情を見透かされていたとしか思えない。いずれの行動も、ベンチから水本オジキの野太い声が飛び、その後も試合には出場してましたが、即刻懲罰交代になっても何ら不思議ぢゃないプレイ。猛省を促します。
○気を取り直したところで飛び出したのが、あっと驚く松本高明のソロホームラン。ぶっちゃけスターティングメンバー発表の際には、試合途中にブラッド・エルドレッドと交代かな、とか思ってましたごめんなさい。けとこれって、松本高明マツダスタジアム初ホームラン、かな。
4回表
カープ選手交代
レフト中村憲に代えて鈴木将光(遊学館高)
浦 1‐1から3球目を打ってファーストゴロ
皿木 0‐2から3球目を空振り三振
宮本 2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ
4回裏
下水流 1‐2から4球目を打ってライトフライ
鈴木将 1‐2から5球目を打ってショートゴロ
中村亘 2‐2から5球目を空振り三振
5回表
橋本駿 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
籾山 1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ
友滝 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
次打者岡の初球に友滝のセカンド盗塁失敗
5回裏
上本 1‐1から3球目を打ってレフト横へツーベースヒット
安部 1‐0から2球目をピッチャー前送りバント
庄司の代打美間優槻(鳴門渦潮高) 2‐2から5球目を打ってライトへ犠牲フライ
カープ2‐2JFE
松本 0‐2から5球目を打ってキャッチャーファウルフライ
○試合が同点のまま膠着状態に入りつつあった中で飛び出した、上本崇司のツーベースヒット。それを手堅く送って回って来たのが美間優槻。一発長打に加えて今シーズンは勝負強さも身についてきたように思います。そう言えばこの「連戦」打順は髙橋大樹よりも上。これは内田監督の意図するところか。
6回表
カープ選手交代
代打美間がそのままサード
岡 1‐2から4球目を見逃し三振
(次打者松浦の2球目のファウルチップで中村亘悶絶)
松浦 1‐2から5球目を打ってショートゴロ
橋本拓 1‐0から2球目を打ってセカンドゴロ
6回裏
岩本 2‐2から5球目を空振り三振
松山 1‐2から4球目を見逃し三振
下水流 初球を打ってライトフライ
7回表
浦 1‐2から6球目を打ってファーストゴロ
皿木の代打中本健太(岩国高~朝日大) 1‐2から4球目を打ってセンター前ヒット
宮本 2‐1から4球目をサード前送りバント
橋本駿 0‐2から3球目を空振り三振
7回裏
JFE選手交代
代打中本がそのままサード入りレフト
ピッチャー藤井に代えて藤谷修平(玉野光南高~天理大)
鈴木将の代打土生翔平(広陵高~早稲田大学) 1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
中村亘 2‐2から6球目を打ってショートゴロ
上本 1‐0から2球目を打ってレフト前ヒット
安部 初球を打ってセカンドゴロ


○マツダスタジアムでウエスタンリーグやらを観戦する場合の私の定位置ってのは、三塁側砂ばかり席(笑)のすぐ上なんですが、この頃にすぐ脇の通路では、表彰式の準備が進んでいました。
8回表
カープ選手交代
ピッチャー今村に代えて江草仁貴(盈進高~専修大)
代打土生がそのまま入りレフト
籾山 2‐2から10球目を打ってピッチャーゴロ
友滝 1‐1から3球目を打ってライトフライ
岡 1‐2から4球目を打ってレフト前ヒット
松浦 1‐1から3球目を打ってショートゴロ捕球エラー
橋本拓 2‐2から5球目を空振り三振
○JABA広島大会は調整の場、対外試合の場ではありますが、個人的意見になりますが、江草仁貴を出すのは少し怖いんですよね。テンポよく投げるのは決して悪い事ではないと思いますがそれが、ストライクならどんどん打ちに来る社会人チームのリズムにならんとは限らない。事実三者凡退とはいきませんでした。尤も、実績があるんだからこんな所に出てきてもらってもアレなんですが。
○しかしながらこうやって、短い登板間隔でも球数を投げれるようになったのはいい兆候。手薄なリリーフ陣ですから、何人いてもいいはず。その前に「おらんおらん」:と騒ぎ過ぎなんだ。そして、そんんあ江草仁貴はまもなく出場選手登録とか。活躍を期待します。
8回裏
JFE選手交代
ピッチャー藤谷に代えて太田勝也 (東洋大姫路高~甲南大)
美間 初球を打ってセンターフライ
松本 2‐2から7球目を打ってライトフライ
岩本 1‐0から2球目を打ってライト線ツーベースヒット
松山 2‐2から6球目を打ってセンター前タイムリーヒット
カープ3‐2JFE
JFE選手交代
ピッチャー太田に代えて陶山大介(倉敷工高)
下水流 2‐2から5球目を空振り三振
○同点に追いついて以降、いい所を作らせてもらえなかったカープ。正直「やられる」と思いました。が、やはりここでも活躍したのは岩本貴裕・松山竜平。特に松山竜平のセンター前タイムリーヒットはまさに「粘り腰」の一本。ここまでしが飛ばない、ここに落とさなければヒットにならない一本。
○最近はカープも若い選手が取り上げられるようになり、28歳の岩本貴裕、29歳の松山竜平、どっちかと言えば「中堅」に届こうかと言う年齢に達してきた彼らは半ば置いてきぼりを食らっているようにも見えます。ただ、プロ野球選手としてはこれからが熟してくる頃、だと思うんですよ。
○一軍でもある程度起用され、二軍で苦汁を味わい、それこそ酸いも甘いも知ったるキャリア。野村謙二郎監督が「勢い」と言う言葉を頻繁に使うように、若いうちはそれこそ勢いも必要かと思いますが、それが止まった時に、彼らの活躍が必ず必要になってくると思います。
9回表
カープ選手交代
キャッチャー中村亘に代えて白濱裕太(広陵高)
ピッチャー江草に代えて池ノ内亮介(中京高等学校~中京学院大学)
友滝の代打法本剛弥(福岡第一高~三重中京大) 1‐0から2球目を打ってセンターフライ
中本 2‐2から5球目を打ってファーストゴロ
岡の代打三木大知(倉敷工高~岡山商科大) 2‐1から4球目を打ってサードゴロ
鋼管福山 200 000 000 2 H E
東洋工業 001 010 01X 3 H E
勝利投手:江草仁貴
セーブ投手:池ノ内亮介 ←なかったけど胴上げ投手(笑)
敗戦投手:太田勝也
本塁打:[広島]松本高明1号(大会第15号)
投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
JFE西日本
藤井 6 24 89 4 3 4 2 2
藤谷 1 4 13 1 0 0 0 0
太田 0.2 4 16 2 0 0 1 1
陶山 0.1 1 5 0 0 1 0 0
広島東洋カープ
今村 7 28 113 5 3 4 2 2
江草 1 5 25 1 0 1 0 0
池ノ内 1 3 11 0 0 0 0 0


広島東洋カープ二軍、3年連続8回目の優勝!
ミニ大会とは言え、予選リーグから4連勝しなければ優勝出来ません。予選リーグと決勝トーナメントと言う、典型的社会人野球大会の進め方ではありますが、苛酷な事に変わりありません。
特にカープの4試合を見る限り、社会人野球部のレベルは本当に上がってきてます。決勝トーナメント2試合、いつ負けてもおかしくなかった。第一試合は一時逆転され、決勝戦はいきなり2点を追いかける展開。いずれもカープ一軍、二軍が苦手としている試合。
社会人野球だから、と言う考えはこの大会では通用しません。昨年、カープ二軍が社会人オール広島に惨敗した時、話題になりました。プロチームが参加しているのであれば「一発食っちゃろか」ってんで、気合十分で挑んできます。第一試合の三菱重工広島・馬澤選手のヘッドスライディング然り。
ナントカカントカ、三連覇を成し遂げましたが、来年はやばいかも。

試合後は表彰式。




カープからの代表選手は、髙橋大樹、美間優槻、上本崇司の3人。上本崇司が優勝旗を持つと、彼の背の低さと優勝旗の大きさが際立ちます。この大会も旗と言う名誉を掛けた「ペナントレース」。


JFE西日本には準優勝盾(左)。最高殊勲選手賞は広島東洋カープ・岩本貴裕(右)。首位打者賞はJFE西日本・松浦大則選手(13打数7安打、0.538)。敢闘選手はJFE西日本・森川達哉投手。
表彰式の様子。岩本君、最優秀選手選手なんだからもっと「ドヤ顔」していいんですよ(笑)。

来年もまた「火を吐く好ゲーム」を期待します。
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2014.08.21 / Top↑
鯉人
初めて見に行きました。
決勝に進んだので、優勝するところまで見たかったのですが、
一軍の試合を見るため、7回裏同点の時点で帰りました。
その後が気になっていましたが、
細かく書いてくれる所が少ないので、
写真付き、動画付きでとてもわかり易かったです。
ありがとうございました。
お疲れ様でしたヽ(=´▽`=)ノ
決勝に進んだので、優勝するところまで見たかったのですが、
一軍の試合を見るため、7回裏同点の時点で帰りました。
その後が気になっていましたが、
細かく書いてくれる所が少ないので、
写真付き、動画付きでとてもわかり易かったです。
ありがとうございました。
お疲れ様でしたヽ(=´▽`=)ノ
2014/08/21 Thu 21:13 URL [ Edit ]
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