8月9日 阪神タイガース5-4広島東洋カープ
平成淀川花火大会も順延どころか予備日の10日も悪天候が予想されて中止、夏の甲子園大会も、丸々二日順延となり、予備日が一日しかなくなってしまうという、想像以上の破壊力を持って近畿地方に接近しつつある台風11号。交通機関の麻痺も予想されましたが、試合は無事プレイボール。
けど、これっぽっちも無事じゃないカープ。
ジワジワと貯金を使い果たしつつある。そしてとうとう6月14日以来の貯金2。尤も、そこからここまでにどれだけ戻したか、と言えば一番多かったのが8。しょせん開幕からの快進撃って「怪」進撃でしかなかったわけで。ここ暫らくの投壊っぷりを見てるとそれこそ「壊」進撃、としか言い様がない。
チーム防御率は、昨日の試合を終わった時点で3.70。堂々のセントラルリーグ1位、と言いたいところではあろうけど、パシフィックリーグでしのぎを削ってるバファローズ(2.84)やホークス(3.08)からずると大きく見劣りがする。とうしゅりょくトウシュリョクと言われてる割に数字はパッとしない。
と言うよりもパッとしなくなった、と言う表現がぴったりか。ルーキー大瀬良大地が先発ローテーションから外れる事なく投げ続けていること自体がやはり不安材料と言えばそうだった。
何とかかんとか、試合は作りつつあるけども、やはりスタミナ切れは如何ともしがたい。ピッチャーとしての能力は素晴らしいものがあるんだろうけど、それを維持するチカラが備わってない。
「次は切り替えて」とか「しっかり調整」とは言うけども、根本的に一年間一定期間を置きながら投げたことがないんだから、今更調整しようが何しようが足りないものは足りないんですよ。
ぶっちゃけ、春先じゃないんだ。投げ続けてきた疲労もあろうし徹底的に研究されたのもあるだろう。鳴り物入りのドラフト1位だから、一軍で酸いも甘いも叩き込みたい、と言うチーム、また球団首脳陣の考えもあろうけど、これもまた、球団全体で「うち、選手層薄いです」って言ってるようなもの。
ここに来てようやく、戸田隆矢と福井優也が先発ローテーションに滑り込んで来たけど、その次の気配がない。二軍から推薦がないのか、それとも二軍が推薦する気がないのか、この辺はよく分からない。確かに二軍にも戦いはあるから、ハズしたくない選手はいるけども、目指すのは一軍出場だし。
ただ、そう言う事はシーズン序盤にやっておくべきことだった。先発ローテーションがシーズン序盤に6人揃った、までは良かった。その中にルーキーが二人も入ってる事も珍しかった。しかし裏を返せば、それだけ元からの選手層が薄かった、というのを満天下に知らしめただけのこと。
言い方は悪いけど、その化けの皮が剥がれてしまえばこんなもんだ。
実際、大瀬良大地自体、気のせいか知らんけど若干痩せたように見える。調子が上がらないせいもあるのかもしれんけど、それだけではないはず。これがそのまま、スタミナ不足につながっているんだとしたら、気は早いけど、オフシーズンの過ごし方は徹底的に考えたほうがいい。
ここまで来たんだからおそらく、野村謙二郎監督は大瀬良大地を先発ローテーションから外しはせんだろう。実際「先発ローテーションを外すことは考えていない。守ってくれれば一年間の戦い方が分かる。外すのがかれのためになるかどうか」(中国新聞)とも語ってる。
一年間、投げることは大事ではあるけど、こうなってしまえば休むべき、と言うのも分からせたほうがいい。ドラフト1位選手だから、どこに行っても追い掛け回されるのは致し方ないとは思うけど、その辺は球団がしっかり隔離する必要性がある。一度、身もココロもスキッとする必要があるんじゃないか。
試合を離れ、戦いを離れ、一度大きく深呼吸をし直す時期に来ているんじゃないか。
んで、大型扇風機。
広島エルドレッド絶不調でスタメン落ち 日刊スポーツ
広島ブラッド・エルドレッド内野手(34)が不振でスタメンから外れた。
ここ7試合は29打数2安打、16三振と絶不調。昨季3打数3三振と抑え込まれた能見との相性も考慮された形だ。この日は代打待機したが出番はなし。
今季は家族の事情や負傷で2度欠場しているが、不振による欠場は初めて。野村監督は「僕の判断で外した。明日もどうなるか分からない」と説明した。
もういろんなところで書かれているブラッド・エルドレッドの絶不調。打率云々も然ることながら、打点をあげれる場面で尽く空振り三振してるんだからどうしようもない。振らな何も始まらない、とは言うが、ぶっちゃけ「ボールは見えているのかな」のレベルに近いものがある。
タイガース先発能見篤史との相性もあり、とかあったけど、もうそれ以前の問題ですよ。
かと言って難しいのは、スタメンから外して頭冷やしたところで、しばらくしたら代打で出てくる、でしょう。そこでホームランなり長打でも打てばスターティングメンバー復帰、になるんだろうけど、復帰したら復帰したで、4タコ4空振り三振、手なことに成りかねないのが頭の痛いところ。
これもまた、野村謙二郎監督の「心中計画」の一環なのかな。
しかし「明日もどうなるか分からない」と言いながら漠然と一軍に置いてても何の解決にもならない。体力的には問題なさそうだから、一度頭を休める必要もあるかも。それこそ内田順三二軍監督に預けてみるのも手。結果が出んままアッパースイングの繰り返しでは何も進歩しない。
野村謙二郎監督の指導で、結果が長続きせんのだし。それがブラッド・エルドレッドの「刺激」になるのならそれはそれでいい事だ。二軍降格、と言えば悪くとる人も多いけど、違う人が見たら、また違うヒントが貰えるかも知れない。そもそも一軍は、あれこれ指導する場ではないはずだし。
出場選手登録抹消は、悪いことではないはずだ。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
平成淀川花火大会も順延どころか予備日の10日も悪天候が予想されて中止、夏の甲子園大会も、丸々二日順延となり、予備日が一日しかなくなってしまうという、想像以上の破壊力を持って近畿地方に接近しつつある台風11号。交通機関の麻痺も予想されましたが、試合は無事プレイボール。
けど、これっぽっちも無事じゃないカープ。
ジワジワと貯金を使い果たしつつある。そしてとうとう6月14日以来の貯金2。尤も、そこからここまでにどれだけ戻したか、と言えば一番多かったのが8。しょせん開幕からの快進撃って「怪」進撃でしかなかったわけで。ここ暫らくの投壊っぷりを見てるとそれこそ「壊」進撃、としか言い様がない。
チーム防御率は、昨日の試合を終わった時点で3.70。堂々のセントラルリーグ1位、と言いたいところではあろうけど、パシフィックリーグでしのぎを削ってるバファローズ(2.84)やホークス(3.08)からずると大きく見劣りがする。とうしゅりょくトウシュリョクと言われてる割に数字はパッとしない。
と言うよりもパッとしなくなった、と言う表現がぴったりか。ルーキー大瀬良大地が先発ローテーションから外れる事なく投げ続けていること自体がやはり不安材料と言えばそうだった。
何とかかんとか、試合は作りつつあるけども、やはりスタミナ切れは如何ともしがたい。ピッチャーとしての能力は素晴らしいものがあるんだろうけど、それを維持するチカラが備わってない。
「次は切り替えて」とか「しっかり調整」とは言うけども、根本的に一年間一定期間を置きながら投げたことがないんだから、今更調整しようが何しようが足りないものは足りないんですよ。
ぶっちゃけ、春先じゃないんだ。投げ続けてきた疲労もあろうし徹底的に研究されたのもあるだろう。鳴り物入りのドラフト1位だから、一軍で酸いも甘いも叩き込みたい、と言うチーム、また球団首脳陣の考えもあろうけど、これもまた、球団全体で「うち、選手層薄いです」って言ってるようなもの。
ここに来てようやく、戸田隆矢と福井優也が先発ローテーションに滑り込んで来たけど、その次の気配がない。二軍から推薦がないのか、それとも二軍が推薦する気がないのか、この辺はよく分からない。確かに二軍にも戦いはあるから、ハズしたくない選手はいるけども、目指すのは一軍出場だし。
ただ、そう言う事はシーズン序盤にやっておくべきことだった。先発ローテーションがシーズン序盤に6人揃った、までは良かった。その中にルーキーが二人も入ってる事も珍しかった。しかし裏を返せば、それだけ元からの選手層が薄かった、というのを満天下に知らしめただけのこと。
言い方は悪いけど、その化けの皮が剥がれてしまえばこんなもんだ。
実際、大瀬良大地自体、気のせいか知らんけど若干痩せたように見える。調子が上がらないせいもあるのかもしれんけど、それだけではないはず。これがそのまま、スタミナ不足につながっているんだとしたら、気は早いけど、オフシーズンの過ごし方は徹底的に考えたほうがいい。
ここまで来たんだからおそらく、野村謙二郎監督は大瀬良大地を先発ローテーションから外しはせんだろう。実際「先発ローテーションを外すことは考えていない。守ってくれれば一年間の戦い方が分かる。外すのがかれのためになるかどうか」(中国新聞)とも語ってる。
一年間、投げることは大事ではあるけど、こうなってしまえば休むべき、と言うのも分からせたほうがいい。ドラフト1位選手だから、どこに行っても追い掛け回されるのは致し方ないとは思うけど、その辺は球団がしっかり隔離する必要性がある。一度、身もココロもスキッとする必要があるんじゃないか。
試合を離れ、戦いを離れ、一度大きく深呼吸をし直す時期に来ているんじゃないか。
んで、大型扇風機。
広島エルドレッド絶不調でスタメン落ち 日刊スポーツ
広島ブラッド・エルドレッド内野手(34)が不振でスタメンから外れた。
ここ7試合は29打数2安打、16三振と絶不調。昨季3打数3三振と抑え込まれた能見との相性も考慮された形だ。この日は代打待機したが出番はなし。
今季は家族の事情や負傷で2度欠場しているが、不振による欠場は初めて。野村監督は「僕の判断で外した。明日もどうなるか分からない」と説明した。
もういろんなところで書かれているブラッド・エルドレッドの絶不調。打率云々も然ることながら、打点をあげれる場面で尽く空振り三振してるんだからどうしようもない。振らな何も始まらない、とは言うが、ぶっちゃけ「ボールは見えているのかな」のレベルに近いものがある。
タイガース先発能見篤史との相性もあり、とかあったけど、もうそれ以前の問題ですよ。
かと言って難しいのは、スタメンから外して頭冷やしたところで、しばらくしたら代打で出てくる、でしょう。そこでホームランなり長打でも打てばスターティングメンバー復帰、になるんだろうけど、復帰したら復帰したで、4タコ4空振り三振、手なことに成りかねないのが頭の痛いところ。
これもまた、野村謙二郎監督の「心中計画」の一環なのかな。
しかし「明日もどうなるか分からない」と言いながら漠然と一軍に置いてても何の解決にもならない。体力的には問題なさそうだから、一度頭を休める必要もあるかも。それこそ内田順三二軍監督に預けてみるのも手。結果が出んままアッパースイングの繰り返しでは何も進歩しない。
野村謙二郎監督の指導で、結果が長続きせんのだし。それがブラッド・エルドレッドの「刺激」になるのならそれはそれでいい事だ。二軍降格、と言えば悪くとる人も多いけど、違う人が見たら、また違うヒントが貰えるかも知れない。そもそも一軍は、あれこれ指導する場ではないはずだし。
出場選手登録抹消は、悪いことではないはずだ。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


2014.08.10 / Top↑
| Home |