広島東洋カープ 81試合 42勝38敗1分(3位) チーム打率0.267(2位タイ) 2710打数723安打 348打点(3位タイ) 362得点(3位タイ) 114二塁打(6位タイ) 14三塁打(2位) 95本塁打(1位) 58盗塁(2位) 63犠打(4位) 24犠飛(2位) 625三振(1位)

6月後半から7月にかけて、ど突き合いに勝つ試合も本当に増えてきた。ど突き合いですからその分、ピッチャーもボッコボコにど突かれているので、笑い事ではないのも確か。

ただ、一時期の「どうしようもなく点が取れない」状況は脱していると思います。それもこれもブラッド・エルドレッドのおかげだし、ライネル・ロサリオのおかげ。この二人がいなかったらどうなっていたか。

ブラッド・エルドレッド80打点、ライネル・ロサリオ22打点。ライネル・ロサリオに至っては試合出場が24試合多いキラ・カアイフエと打点では変わらない。ホントにいい選手を連れて来てくれたとは思う。但し事ある毎に「カープアカデミー出身」とされてるけど、アカデミーでの純粋培養ではない。

二人とも、まだまだ守備に関しては下手ではあるけど、一生懸命さは見て取れる、(ライネル・ロサリオ)大統領なんか「外国人枠の関係」とか言う不可解な理由で出場選手登録を抹消されても、そのテンションが下がることが一切ない。練習も皆と同じメニューをしっかりこなしている。

おそらく能力云々と同時に、そう言う陽気さと生真面目さ、そして向上心を持ってたから、練習生として広島に連れてきて、育成選手ではなく支配下登録選手として、4年契約を結んだんだろう。助っ人外国人臭さ、みたいなのが感じられないのもその辺りもあるのかも知れない、と思います。

ただ、試合中にカメラを向けられてポーズをとるのは止めた方がいいとは思いますが(笑)。


あとは何が問題かって、堂林翔太その他内野手の処遇ですよね。

迎祐一郎やら廣瀬純、この辺りの一軍で実績がある右打ち外野手の成績がパッとしないのは頂けないし、小窪哲也や田中広輔、木村昇吾や梵英心が、絶望的にバッティングの調子を落とすことなく、要所要所で結果を残している以上、堂林翔太が内野に付け入る隙はない。

だからと言って外野はどうなんだろうな。

監督自らが手とり足とりバッティングを指導した熱意も分からないでもないし、結果を残して欲しいのも判る。しかしながらそのポジションは外野ではないはず。そもそも本気で外野に取り組まそう、と言う姿勢がチーム首脳陣にあるかどうか。あってもどの程度の本気度なのか、一向に見えない。

挙げ句ファーストに立たせたり。もうここまで来たら、カープベンチ全体、選手もコーチも監督も全員、守備を舐めてかかっているとしか思えない。ぶっちゃけ、今のカープ一軍のめんばーで、首位bを舐めてかかってもいいのは(本当はダメですよ9菊池涼介と丸佳浩だけだ。

一軍の守備走塁コーチを経験し、今シーズンから野手総合コーチの緒方孝市はどうお考えなのか問うてみたい。そもそも今のカープ一軍、野手総合コーチはいても、外野守備走塁コーチ「専任」がいないと言うのはどういう根拠からなんだろう。緒方孝市コーチに任せっきり、と言う事なのか。

それ以上に、ノックノックで徹底的に「サード」もっと広く考えたら「内野手」として育て上げようとした玉木朋孝二軍内野守備走塁コーチ、石井琢朗一軍内野守備走塁コーチの苦労はどうなるのか。

ようやく三塁手として、そこそこ見れるまでに守備が上達したというのに、三塁手を極めないままに今度は「オプション」のつもりなんだろうか。もったいないといえばもったいないし残念ですよ。

先の四人で内野が回せると思うのであれば、無理矢理に一軍の外野で起用する必要もない。ましてや同じよう打球処理のミスを二日続けてやるような選手は外野で使うべきではない。

せっかく天谷宗一郎や赤松真人、鈴木将光と言う「外野専任」がいるのに、わざわざ不慣れなライトに立たすよりも、由宇練習場で徹底的にノックを浴びせればいい。たまにしか飛んでこない打球でミスるよりも、雨あられのように降ってくるノックでミスして怒鳴られて罰走してる方が本人の為だ。

守備のオプションなんてモノは、どこか一つのポジションで、明確な結果を残した選手だけが許される、と言うか許可されるもんだと思う。最近たまにサードを守ってる梵英心。確かにショート守備は素晴らしかったけど、最近はホント「後一歩」が多い。それを見越してサードを守ってる。

石井琢朗内野守備走塁コーチが、昨年の秋季キャンプ中のブログで綴ってましたよね。

守れない分を、打って返すはありませんから。

タイムリーエラーをしたあとの打席で「意地のヒット」って言われても何の代わりにもなりゃせん。失点は失点なんだし、エラーをした選手の「自責点」ですよ。それをなくさないと、上には届かない。

シーズン開幕前、ジャイアンツ原辰徳監督は「塞ぐべき穴は全て塞ぎにかかる」と言っていた。それを徹底して今の順位があるんだと思う。とは言っても原監督は手綱を緩める気は全くなさそうですが。

ジャイアンツに追いつき追い越しyたいのであれば、まずは徹底的な穴塞ぎからやらないといけない。シーズン途中まだ先があるから、などと考えrてたら、肝心なところでとんでもないミスにつながる。

やっちゃったー、ではもう遅い事もある。まだ間に合います。


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2014.07.20 / Top↑
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