広島東洋カープ 81試合 42勝38敗1分(3位) 3058打者 716回1/3投球回 738被安打 74被本塁打(3位タイ) 216与四球(6位) 516奪三振(6位) 358失点(4位) 308自責点(5位) 防御率3.87(3位タイ)
前半せ、と言うか4月の快進撃はどこに行った、と言うくらい、ごく当たり前の投手成績になってしまった感が強い。3点台前半を誇っていたチーム防御率、月を追うごとに悪化、7月は12試合を終えて4.88と、それこそ「カープらしいチーム防御率」になっている。
かたや、いつの間にか追い抜いていった阪神タイガースの月間防御率。3・4月は4.21とややひどかったものの、少しずつ、それこそ尻上がりに調子を上げ、5月以降は常に3点台をキープ。7月は12試合で3.21と、セントラルリーグ6球団でずば抜けた数字を挙げている。
絶対エース・能見篤史が5勝8敗、防御率4.70と四苦八苦しているにもかかわらず、藤浪晋太郎が7勝4敗、防御率3.70とイマイチ上がってきてないにもかかわらず、ですよ。その分ランディ・メッセンジャーの活躍もあるけど、その分、おっさんの集まりでもあるリリーフ陣の活躍がある。
そして岩田稔が復活期する7勝3敗防御率2.15、ドラフト6位入団の岩崎優が3勝4敗防御率3.64。多分期待薄(タイガースファンの方ごめんなさい)だった選手が戦力になっている。まさか高宮和也の防御率が1点台になるとは思いもよりませんでしたが、こう言った「驚きの起用」がある。
青い青い隣の芝ばっかり見てても、とは思いますが、今のカープ投手陣の上がり目ってどこだろう。
大瀬良大地、九里亜蓮と言う大卒ドラフト1位・2位を先発ローテーションに入れたまでは良かったけど、ここ一番でのスタミナの不安定さを露呈。そもそもまだ夏を乗り切った事がないのに、一年間戦える体力が備わっている訳でもないのに、半ば無理矢理にローテーションに入れたのが失敗ですよ。
確かに投球術その他はドラフト1位2位に恥じない内容だとは思うし、春先は成績も残した。しかし月を追うごとにどんどん成績は落ちた。大瀬良大地に至っては6月月間防御率は9.82。コレで勝ち星がついているのが不思議なくらいの数字。今月も5.74とかなり喘いでいる。
九里亜蓮も、先発として起用されるようになった5月は2点台だったものの、6月に入ると6.00と一気に落としてしまった。この辺り、プロ野球選手としての基礎体力の問題ではないか。
そして、そのプロ野球選手としての基礎体力があるはずの戸田隆矢や今井啓介、福井優也やらを満足に使わず(色々ともんだおはあると思いますが)、新人投手にこだわり続けた理由は一体なんだ。
投手力整備を叫ばれて久しいカープではあるし、そう言う意味では今シーズン、先の楽しみな新人投手が入ってきたとは思う。ただしそれは「コマが揃った」と言うだけで、まだどこも整備されていないのと一緒。まだ整備の準備すら始まっていないような状態でもあると思う。まだ二人とも鍛えてない。
ドラフト1位選手をどう扱ったらいいのか、一軍投手コーチでもある山内泰幸が一番分かっているはずなのにな。新人王をとったまでは良かったけど、その後が全く続かなかった。最近では福井優也、野村祐輔も迷走状態に陥っている。まだ大卒3年目4年目なのに、ですよ。
投げ込み投げ込みは絶対に否定はするけど、何の為に由宇練習場のスタンドにはわざわざ「ランニングコース」が設けてあるのか。新人選手ってのはぶっちゃけ、1年目は高卒大卒関係なく、地力をつけるためにそれこそ走りこみだけでいいと思うのは私だけではないはず。
いい球を投げるから、ってんで一軍で投げさせるのも悪い事ではないと思う。しかしその一球一球にはやはり「練習の積み重ね」と言う裏付けがないと。前にも少し書いたけど、一岡竜司も考えればプロ入り3年目。ジャイアンツでどう言う練習をしてたかは知らないけど、まだまだ鍛える余地はある。
その事を考えれば、投球フォームを試行錯誤しながらも、由宇練習場の駐車場からサブグラウンドまでの急坂でのランニング、その他の地道なトレーニングを積んできた中田廉が、ここまで登板間隔を空けながらもリリーフで踏ん張っているは賞賛に値しますよ。
先のどこかの試合で誰かが「オールスター休み中は走り込みをした方が」とか言ってたけど、今更遅いって。逆にこの暑い中、走り込みをやったところでさらに疲れが増すだけではなかろうか。日頃から時間を割いて少しずつでも走っているのならともかく、急に走り込みを増やしても意味はないですよ。
一軍に生き残る、と言うか一軍の試合に出るべきなのは「技と力を鍛え抜かれた精鋭」じゃないといかん。そんな選手はまだまだたくさんいるはず。「二軍も戦力」と言い切っている以上、一部の選手の起用にこだわりを見せている場合ではない。出場選手登録されている投手はまだまだいるんだ。
先日プロ入り初勝鯉を決めた戸田隆矢しかり、リリーフでメッタ打ちを食らって出場選手登録を抹消されたけど、今井啓介もそのうちの一人だ。まだまだ起用方が固まっていないんだろうけど、いい加減「先発ローテーション」と言う場を与えてみてやってはどうだろう。
「ないです」とバッサリ切って捨てた福井優也も「ナニクソ」の気持ちくらいは持っているはず。切り捨てるのはいつでも出来よう。ただ、まだまだ使い足りないピッチャーはいる。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)

前半せ、と言うか4月の快進撃はどこに行った、と言うくらい、ごく当たり前の投手成績になってしまった感が強い。3点台前半を誇っていたチーム防御率、月を追うごとに悪化、7月は12試合を終えて4.88と、それこそ「カープらしいチーム防御率」になっている。
かたや、いつの間にか追い抜いていった阪神タイガースの月間防御率。3・4月は4.21とややひどかったものの、少しずつ、それこそ尻上がりに調子を上げ、5月以降は常に3点台をキープ。7月は12試合で3.21と、セントラルリーグ6球団でずば抜けた数字を挙げている。
絶対エース・能見篤史が5勝8敗、防御率4.70と四苦八苦しているにもかかわらず、藤浪晋太郎が7勝4敗、防御率3.70とイマイチ上がってきてないにもかかわらず、ですよ。その分ランディ・メッセンジャーの活躍もあるけど、その分、おっさんの集まりでもあるリリーフ陣の活躍がある。
そして岩田稔が復活期する7勝3敗防御率2.15、ドラフト6位入団の岩崎優が3勝4敗防御率3.64。多分期待薄(タイガースファンの方ごめんなさい)だった選手が戦力になっている。まさか高宮和也の防御率が1点台になるとは思いもよりませんでしたが、こう言った「驚きの起用」がある。
青い青い隣の芝ばっかり見てても、とは思いますが、今のカープ投手陣の上がり目ってどこだろう。
大瀬良大地、九里亜蓮と言う大卒ドラフト1位・2位を先発ローテーションに入れたまでは良かったけど、ここ一番でのスタミナの不安定さを露呈。そもそもまだ夏を乗り切った事がないのに、一年間戦える体力が備わっている訳でもないのに、半ば無理矢理にローテーションに入れたのが失敗ですよ。
確かに投球術その他はドラフト1位2位に恥じない内容だとは思うし、春先は成績も残した。しかし月を追うごとにどんどん成績は落ちた。大瀬良大地に至っては6月月間防御率は9.82。コレで勝ち星がついているのが不思議なくらいの数字。今月も5.74とかなり喘いでいる。
九里亜蓮も、先発として起用されるようになった5月は2点台だったものの、6月に入ると6.00と一気に落としてしまった。この辺り、プロ野球選手としての基礎体力の問題ではないか。
そして、そのプロ野球選手としての基礎体力があるはずの戸田隆矢や今井啓介、福井優也やらを満足に使わず(色々ともんだおはあると思いますが)、新人投手にこだわり続けた理由は一体なんだ。
投手力整備を叫ばれて久しいカープではあるし、そう言う意味では今シーズン、先の楽しみな新人投手が入ってきたとは思う。ただしそれは「コマが揃った」と言うだけで、まだどこも整備されていないのと一緒。まだ整備の準備すら始まっていないような状態でもあると思う。まだ二人とも鍛えてない。
ドラフト1位選手をどう扱ったらいいのか、一軍投手コーチでもある山内泰幸が一番分かっているはずなのにな。新人王をとったまでは良かったけど、その後が全く続かなかった。最近では福井優也、野村祐輔も迷走状態に陥っている。まだ大卒3年目4年目なのに、ですよ。
投げ込み投げ込みは絶対に否定はするけど、何の為に由宇練習場のスタンドにはわざわざ「ランニングコース」が設けてあるのか。新人選手ってのはぶっちゃけ、1年目は高卒大卒関係なく、地力をつけるためにそれこそ走りこみだけでいいと思うのは私だけではないはず。
いい球を投げるから、ってんで一軍で投げさせるのも悪い事ではないと思う。しかしその一球一球にはやはり「練習の積み重ね」と言う裏付けがないと。前にも少し書いたけど、一岡竜司も考えればプロ入り3年目。ジャイアンツでどう言う練習をしてたかは知らないけど、まだまだ鍛える余地はある。
その事を考えれば、投球フォームを試行錯誤しながらも、由宇練習場の駐車場からサブグラウンドまでの急坂でのランニング、その他の地道なトレーニングを積んできた中田廉が、ここまで登板間隔を空けながらもリリーフで踏ん張っているは賞賛に値しますよ。
先のどこかの試合で誰かが「オールスター休み中は走り込みをした方が」とか言ってたけど、今更遅いって。逆にこの暑い中、走り込みをやったところでさらに疲れが増すだけではなかろうか。日頃から時間を割いて少しずつでも走っているのならともかく、急に走り込みを増やしても意味はないですよ。
一軍に生き残る、と言うか一軍の試合に出るべきなのは「技と力を鍛え抜かれた精鋭」じゃないといかん。そんな選手はまだまだたくさんいるはず。「二軍も戦力」と言い切っている以上、一部の選手の起用にこだわりを見せている場合ではない。出場選手登録されている投手はまだまだいるんだ。
先日プロ入り初勝鯉を決めた戸田隆矢しかり、リリーフでメッタ打ちを食らって出場選手登録を抹消されたけど、今井啓介もそのうちの一人だ。まだまだ起用方が固まっていないんだろうけど、いい加減「先発ローテーション」と言う場を与えてみてやってはどうだろう。
「ないです」とバッサリ切って捨てた福井優也も「ナニクソ」の気持ちくらいは持っているはず。切り捨てるのはいつでも出来よう。ただ、まだまだ使い足りないピッチャーはいる。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


2014.07.19 / Top↑
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