7月1日 広島東洋カープ7-8読売ジャイアンツ
色んな方面でいろいろあったカープの6月。最後の最後は長期離脱の話。
広島久本、左肘損傷で長期離脱へ 日刊スポーツ
広島久本祐一投手(35)が6月30日、広島市内の病院で「左肘尺側手根屈筋起始部(しゃくそくしゅこんくっきんきしぶ)損傷」で診断され、出場選手登録を抹消された。
前日29日DeNA戦の投球中に左肘内側の痛みを訴え、緊急降板していた。左肘は09年に手術した箇所。野口チーフトレーナーは「本人は曲げると痛いと言っていた。腱と骨の付着部の損傷が激しい」と説明した。
今後は患部を3週間ギプスで固定する見込みで、長期離脱は避けられなくなった。久本と共に小野淳平投手(27)も登録抹消され、永川勝浩投手(33)と今井啓介投手(27)が中継ぎ要員で7月1日に出場選手登録される。
投げ終わったあとに、手首や肘を気にしていたようなので、あーこれはまずいなーと思っていたら案の定肘。ぶっちゃけ便利屋稼業とは言うものの、古傷持ちのベテランを酷使した代償かな。
便利屋ここに極まれり、だったのが6月5日の阪神鳴尾浜球場での対タイガース戦。登板予定だった野村祐輔が一軍に召集。その煽りを食ったのか、最初からそういう予定だったのかは分からないけども、6回111球被安打12の6失点。この辺りから正直、無理があったんじゃないかな。
そして、永川勝浩の代わりとまで言われた小野淳平と共に出場選手登録抹消。そして昇格してきたのが永川勝浩と言うのは何たる皮肉と言いましょうかなんと申しましょうか。
しかし相変わらず先発ピッチャーがよろしくない。多分大瀬良大地、プロに入って最初の試練、とでも言いましょうかね。もっとも、ここまで全てがうまく廻り過ぎた、と言うべきか。
大卒ドラフト1位。期待するのは分からないでもないです。しかしよくよく考えてみたら、まだ一年通して野球をやった事がない。いくらいいピッチャーとは言え、まだ春を終えただけ。まだ夏の入口。
これからはほぼナイトゲームばかりにはなりますが、練習開始は日中。いくらコーチがアレコレ指導したところで、登板や移動の疲れがうまく抜けるかどうか、と言えばちょっと疑問。残念ながらカープにはトレーニングコーチは言うに及ばず「コンディショニングコーチ」と言う立場の人がいない。
ピッチャーは常に体を動かさないといけないポジションの筈なのに、登坂から登坂までの体調管理をしっかり出来る部門が見当たらない。明記されてないだけで、いるにはいるんでしょうけど。
大瀬良大地に限らず先発ピッチャーだけでなくリリーフピッチャーすらもガタガタ崩れていくサマを見てると、ピッチャーの体調管理の責任者って一体誰なんだろう、と思う。
敗因がキャッチャーのリードだの、ピッチャーのコントロールだのと論議する以前に、試合に臨むまで、朝起きて試合が始まる以前の問題で、既にジャイアンツと互角に戦えてないような気もする。
確かに対戦成績のよくない菅野智之は打った。打ったけども黒星をつけてない以上、カープとしては菅野智之に敗けたも同然。敗けは付いてはないけども、菅野智之より先にマウンドを降りてしまった時点で大瀬良大地の敗け、と考えるのは正直酷でしょうか。
それと、多分中田廉なんか今はもう、最初の疲労のピークを迎えてるんじゃないかな。
毎日ブルペンに入って、何かあればまずブルペン陣のトップを切ってマウンドへ。投げる事自体、今意気に感じているみたいだし、心底よく頑張ってくれているとは思いますが、久本祐一の次に何かのアクシデントに見舞われてもおかしくないとは思う。打ち込まれる事も十分アクシデントですが。
まだまだ首位攻防戦と呼ぶにはほど遠い時期。ジャイアンツ相手にムキになるのも結構だし、絶対に倒さなければいかんチームではありますが、どことなく投手起用に焦りのようなモノも見える。
それと、永川勝浩の昇格はびっくりした。先週の話を出すのはどうかと思うけど、ナゴヤ球場での対ドラゴンズ戦の内容を見る限り、こんなに早い昇格とは思わなかった。昇格にあたって、二軍から何らかの良い報告が行ったんだろうとは思いますが、けっしてサクサク、とは行きませんでしたからね。
そのベンチの焦りが、ピッチャー陣に伝播し、それが打線に伝播する。ガッツンガッツン打ちまくるのは豪快でいいんだろうけど、いずれ野手陣の疲れにも繋がりかねない。この試合なんか、打っても打っても勝てない、と言う典型的な試合ですよ。それで過去、滑り落ちるように順位を落としたんだし。
この試合の1点差は、もしかしたら選手のコンディショニングの差なのかとも。

最後に
昨日の午後、某在広ライバル局アナウンサーのツイートで見たんですが、この試合の実況をされていたテレビ新広島・矢野寛樹アナウンサーがアナウンス部から離れられることになったそうです。何のこっちゃいな、と思ったら、既にこう言う事になっていたようです。
変に飾ることのない、それでいて一言一言が力強い実況は好きでした。ただ、後進があまり育ってないようにも思うので、このタイミンングでの人事異動はちょっとなー、とは思いますが。
今後の「暗躍」をお祈りいたします。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
色んな方面でいろいろあったカープの6月。最後の最後は長期離脱の話。
広島久本、左肘損傷で長期離脱へ 日刊スポーツ
広島久本祐一投手(35)が6月30日、広島市内の病院で「左肘尺側手根屈筋起始部(しゃくそくしゅこんくっきんきしぶ)損傷」で診断され、出場選手登録を抹消された。
前日29日DeNA戦の投球中に左肘内側の痛みを訴え、緊急降板していた。左肘は09年に手術した箇所。野口チーフトレーナーは「本人は曲げると痛いと言っていた。腱と骨の付着部の損傷が激しい」と説明した。
今後は患部を3週間ギプスで固定する見込みで、長期離脱は避けられなくなった。久本と共に小野淳平投手(27)も登録抹消され、永川勝浩投手(33)と今井啓介投手(27)が中継ぎ要員で7月1日に出場選手登録される。
投げ終わったあとに、手首や肘を気にしていたようなので、あーこれはまずいなーと思っていたら案の定肘。ぶっちゃけ便利屋稼業とは言うものの、古傷持ちのベテランを酷使した代償かな。
便利屋ここに極まれり、だったのが6月5日の阪神鳴尾浜球場での対タイガース戦。登板予定だった野村祐輔が一軍に召集。その煽りを食ったのか、最初からそういう予定だったのかは分からないけども、6回111球被安打12の6失点。この辺りから正直、無理があったんじゃないかな。
そして、永川勝浩の代わりとまで言われた小野淳平と共に出場選手登録抹消。そして昇格してきたのが永川勝浩と言うのは何たる皮肉と言いましょうかなんと申しましょうか。
しかし相変わらず先発ピッチャーがよろしくない。多分大瀬良大地、プロに入って最初の試練、とでも言いましょうかね。もっとも、ここまで全てがうまく廻り過ぎた、と言うべきか。
大卒ドラフト1位。期待するのは分からないでもないです。しかしよくよく考えてみたら、まだ一年通して野球をやった事がない。いくらいいピッチャーとは言え、まだ春を終えただけ。まだ夏の入口。
これからはほぼナイトゲームばかりにはなりますが、練習開始は日中。いくらコーチがアレコレ指導したところで、登板や移動の疲れがうまく抜けるかどうか、と言えばちょっと疑問。残念ながらカープにはトレーニングコーチは言うに及ばず「コンディショニングコーチ」と言う立場の人がいない。
ピッチャーは常に体を動かさないといけないポジションの筈なのに、登坂から登坂までの体調管理をしっかり出来る部門が見当たらない。明記されてないだけで、いるにはいるんでしょうけど。
大瀬良大地に限らず先発ピッチャーだけでなくリリーフピッチャーすらもガタガタ崩れていくサマを見てると、ピッチャーの体調管理の責任者って一体誰なんだろう、と思う。
敗因がキャッチャーのリードだの、ピッチャーのコントロールだのと論議する以前に、試合に臨むまで、朝起きて試合が始まる以前の問題で、既にジャイアンツと互角に戦えてないような気もする。
確かに対戦成績のよくない菅野智之は打った。打ったけども黒星をつけてない以上、カープとしては菅野智之に敗けたも同然。敗けは付いてはないけども、菅野智之より先にマウンドを降りてしまった時点で大瀬良大地の敗け、と考えるのは正直酷でしょうか。
それと、多分中田廉なんか今はもう、最初の疲労のピークを迎えてるんじゃないかな。
毎日ブルペンに入って、何かあればまずブルペン陣のトップを切ってマウンドへ。投げる事自体、今意気に感じているみたいだし、心底よく頑張ってくれているとは思いますが、久本祐一の次に何かのアクシデントに見舞われてもおかしくないとは思う。打ち込まれる事も十分アクシデントですが。
まだまだ首位攻防戦と呼ぶにはほど遠い時期。ジャイアンツ相手にムキになるのも結構だし、絶対に倒さなければいかんチームではありますが、どことなく投手起用に焦りのようなモノも見える。
それと、永川勝浩の昇格はびっくりした。先週の話を出すのはどうかと思うけど、ナゴヤ球場での対ドラゴンズ戦の内容を見る限り、こんなに早い昇格とは思わなかった。昇格にあたって、二軍から何らかの良い報告が行ったんだろうとは思いますが、けっしてサクサク、とは行きませんでしたからね。
そのベンチの焦りが、ピッチャー陣に伝播し、それが打線に伝播する。ガッツンガッツン打ちまくるのは豪快でいいんだろうけど、いずれ野手陣の疲れにも繋がりかねない。この試合なんか、打っても打っても勝てない、と言う典型的な試合ですよ。それで過去、滑り落ちるように順位を落としたんだし。
この試合の1点差は、もしかしたら選手のコンディショニングの差なのかとも。

昨日の午後、某在広ライバル局アナウンサーのツイートで見たんですが、この試合の実況をされていたテレビ新広島・矢野寛樹アナウンサーがアナウンス部から離れられることになったそうです。何のこっちゃいな、と思ったら、既にこう言う事になっていたようです。
変に飾ることのない、それでいて一言一言が力強い実況は好きでした。ただ、後進があまり育ってないようにも思うので、このタイミンングでの人事異動はちょっとなー、とは思いますが。
今後の「暗躍」をお祈りいたします。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


2014.07.02 / Top↑
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