今シーズン2度目の、ドラゴンズ対カープ観戦です。
予定には入れてなかったんですが、休暇も頂いたし、じゃあ行ってみるか、と前週から計画をしていましたが、そこに飛び込んできた「堂林翔太実戦復帰」と「九里亜蓮出場選手登録抹消」の話。
負傷者はいずれは戻ってくるものですから、どこかで見れることになるとは思いますが、それ以上に楽しみだったのが九里亜蓮の出場選手登録抹消。登板間隔がかなり空いていたので、タイミングとしてはナゴヤ球場三連戦のどこかでんあげるんじゃないかな、と期待を込めての「出勤」です。

とは言うものの怨敵(笑)は名だたる王子様。それなりに混雑が予想されるので、多少なりとも早めに名古屋入りしておいたほうが良いかな、とは思ってましたが、いくら何でも07:00のアーバンライナーはちょっと早すぎました。ちなみに堺の自宅は06:00に出立してます。阿呆です。

定刻09:09、近鉄名古屋駅到着。鳴尾浜球場でもこんな時間に来ないのに(笑)。

で、近鉄電車で名古屋入り、となればそのまま名鉄に乗り換えて山王駅下車、となるんですが、久しぶりに「ナゴヤ球場前駅」の残骸を。まだうっすらと「営業時間 野球開催日のみ」「デーゲーム 12:00~野球輸送終了まで」などの文字を読み取る事が出来ます。

09:40、やっとかめナゴヤ球場到着。しかしながら、警戒心を持って朝早く出た割には思った以上に人がいないんですな。やはりど平日だからなのかそれともナゴヤ球場だからなのか。

しかしホント、名古屋は異常なまでにいい天気でした。予想最高気温は30度。関東地方では「雹が積もった」などと言う理解不能の大荒れの天気だったそうですが、名古屋は完全に「梅雨の中休み」。
ちなみにゲート前でちょっとの間寝たりしてました(笑)。

11:30開門、そして当たり前のように定位置確保。入場してすぐはまだバッティング練習をやっているので、一塁側、三塁側への内野席は入れません。ゆえにここで腰を据えるのも一興。
そしてそこでまず探すのは堂林翔太、ではありますが。

内田監督にアドバイスを受けながら、バッティングゲージに入るのは最後。そして「バッティング終了でーす」の声出しも彼がやっていました。

そして試合前の円陣。声出しはもちろん堂林翔太がやったんですが、その直前まるで「今日は君が声出しやるよねぇ~」と言わんばかりに堂林翔太の顔を覗き込む上村和裕。ちょっと意味不明(笑)。

そして、スターティングメンバー発表からメンバー表交換までの間に、外野を走る堂林翔太の姿あったんで、一塁側スタンドに降りで追いかけてみたんですが、とにかく太ももからふくらはぎが太く、と言うよりも「大きくなってる」。最初背番号が見えなかったので誰か分からなかったくらい。

多少上半身は絞れた印象がありますが、とにかく下半身がゴツい。骨折箇所の固定が4週間、と言う報道がありましたが、上半身が動かせない分、かなり下半身の強化に取り組んだのか。これにはただただ、東京からお越しの戦友さんと驚くばかりでした。
それと、直接本人とは関係ありませんが、堂林翔太がルーキーイヤーの頃、ナゴヤ球場で彼が打席に立つたびにどこからともなく現れて「ドウバヤシ!ドウバヤシ!」と叫びながら金網にしがみついていた兄ちゃんを覚えてる方も多いはず。今はどうされてるんでしょうか。

そして、普段は絶対に来ないであろう、広島の民放各社も、数名ずつスタッフを送り込んでの臨戦態勢。広島ホー●テレビのスタッフなんか、球場入りする前に記念撮影してたり、とある局なんかは入るところ間違えたりと、思い切り「お上りさん」ぶりを発揮されてました。
スターティングメンバー
先攻:広島東洋カープ
1(三)堂林
2(遊)安部
3(右)土生
4(一)キラ
5(二)松本
6(中)鈴木誠
7(左)高橋
8(捕)中村亘
9(投)篠田
出場予定選手
投手:20 24 29 39 48 58
捕手:27 61
内野:2 5
外野:35 44 50
先週から報道されていた通り、右手薬指骨折の骨折からの復帰を目指す堂林翔太がスタメンサードで1番打者。少しでも多くの打席を回そうという配慮なのか、やはり出場選手登録後の1番打者起用を見据えているのか。そしてその煽りを食って美間優槻が居残り組。
しかもサードで守備練習を行っていたのは堂林翔太一人だけ。もっともいざとなったら松本高明も出来るし、東出輝裕や鈴木誠也も出来るので、あまり心配はしてないですが。
後攻:中日ドラゴンズ
1(左)工藤
2(二)吉川
3(中)古本
4(三)高橋周
5(一)福田
6(右)野本
7(遊)森越
8(捕)松井雅
9(投)若松
出場予定選手
投手:12 18 23 25 69 202
捕手:40 52 58
内野:37 46 48 50
外野:44 60 63 201
ナゴヤ球場での出場予定選手の発表は、スターティングメンバー発表のあとなので、スタメン選手の番号は抜けた形になっています。ちょっとややこしいと言えばややこしいんですけどね。
審判

球審:小石澤健 一塁:山村裕也 三塁:梅木謙一
公式記録員
近江屋拓
打者成績
1回表
堂林 1‐2から4球目を打ってショート深い所への内野安打
安部 3‐1から5球目を選んでフォアボール
土生 1‐2から5球目を空振り三振
キラ フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
松本 1‐2から5球目を打ってピッチャーゴロ
●いきなりやってきた堂林翔太の打席はショートへの内野安打。とにかくバットを振れる事はしっかりお客さんにアピールは出来たでしょうか。
1回裏
工藤 2‐1から4球目、右肘にデッドボール
次打者吉川の3球目に工藤セカンド盗塁成功
吉川 2‐2から5球目を打って三塁線を破るタイムリーツーベースヒット
ドラゴンズ1‐0カープ
古本 1‐2から6球目を打ってセカンドゴロ
高橋周 2‐2から5球目を打ってセカンドライナー
福田 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
●吉川大幾の三塁線を破るツーベースヒット。出来る事なら、と言うか三塁手なら飛び込んで然るべき打球だったかと思います。打たれるのは致し方ない事だし、100パーセント捕れとは言わんから、少なくともツーベースヒットをシングルヒットにする努力は欲しい。少し軽率に見えました。
2回表
鈴木誠 2‐2から6球目を打ってショートゴロ
高橋 1‐0から2球目を打ってショートゴロ
中村亘 0‐1から2球目を打ってセカンドフライ
2回裏
野本 フルカウントから7球目を空振り三振
森越 初球を打ってセカンドゴロ
松井雅 1‐0から2球目を打ってセカンド内野安打
若松 2‐2から6球目を打ってピッチャーゴロ
3回表
篠田 初球を打ってセカンドゴロ
堂林 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
安部 1‐1から3球目を打ってショートゴロ、堂林はセカンドへ
次打者土生の4球目に堂林サード盗塁失敗
●何をやりたかったのか堂林翔太のサードへの盗塁。
3回裏
工藤 1‐0から2球目、肩口をかすめるデッドボール
吉川 3‐1から5球目を選んでフォアボール
古本 2‐1から4球目をピッチャー前送りバント
高橋周 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
カープ選手交代
ピッチャー篠田に代えて西原
福田 初球を打ってサードゴロダブルプレイ
●前週火曜日のピッチングに比べ荒れ球の目立った篠田純平を襲ったアクシデント。アップで様子を伺ってはみましたが、さすがに詳細は分からず。帰宅後某所を見ると、左足内転筋を痛めたとか。トレーナーのシゲさんも、左足を指さしている様子が分かります。
●しかも3回表にセカンドゴロを打った際に、との事、確かに動画を見直してみると、多少一歩目が怪しいような。ただその時点で降板できれば良かったんでしょうけど、多分「大丈夫」と判断したのか。
●しかしながら実際にマウンドに上がるともうぐちゃぐちゃ。登板予定が決まっているだけに、交代出来なかったんでしょうけど、こういう事を行旅しても、やはり二軍での指名打者制は正解なのか。それこそ、育成・調整の場でつまらない怪我をされても困るし、防げるものは防ぎたい。
4回表
土生 初球を打ってショート強襲内野安打
キラ 1‐2から4球目を打ってライトフライ
松本 0‐1から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
鈴木誠 0‐1から2球目を打ってショート横を抜けるレフト前ヒット
高橋 2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ
4回裏
野本 2‐2から5球目を空振り三振
森越 1‐2から5球目を空振り三振
松井雅 初球を打ってファーストゴロ
5回表
ドラゴンズ選手交代
ショート森越に代えて溝脇
中村亘 3‐1か5ら球目を打ってサードゴロ
西原 0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
堂林 2‐0から3球目を打ってセンターオーバーソロホームラン
ドラゴンズ1‐1カープ
安部 2‐2から6球目を打ってレフトフライ
○4回表に、捕るべき、と言うか処理出来るであろう打球を2つヒットにしてしまった森越某某が明らかなる懲罰交代。正直ヒットになったのが不思議なくらいのプレイ。締める所は締めないと。
●そして、堂林の復帰第三打席は、センターバックスクリーン横に飛び込むソロホームラン。
広島堂林「ほぼ100%」実戦復帰で1発 日刊スポーツ(抜粋)
1番三塁で先発。5回2死の第3打席で若松の133キロ直球をとらえ、中堅左に1発を放り込んだ。1打席目は遊撃内野安打、2打席目は四球としぶとさも見せて3打数2安打。「ほぼ100パーセントの状態で、できている。あとは試合での体力も、出ていけば戻ってくると思う」と充実感を漂わせた。
確かに、足腰はかなり強化されているし、それが練習前から見て取れました。あとはそれに見合ったスタミナの問題かと思います。「順調に行けば横浜戦から」みたいな記事もありましたが、連戦続きの中で体力が維持出来るかどうか。たった3試合で落ちてもらっても困るし。
ただ今週末、二軍の試合がないので、6連戦の体力を図るには「一軍帯同」しか手段が残ってません。三日間結果を残しまくって木曜日、東京行新幹線に乗るか、これだけで広島行新幹線か。
どうせなら打って打って打ちまくって、捕って捕って捕りまくって、そのまま一軍に合流していただきたい。でないと美間優槻の出番がありませんので。よろしくお願いいたします。
5回裏
若松 0‐1から2球目を打ってライトフライ
工藤 初球を打ってセンター前ヒット
次打者吉川の初球、工藤セカンド盗塁成功
吉川 1‐0から2球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット
ドラゴンズ2‐1カープ
古本 2‐2から5球目を打ってサードゴロ
高橋周 フルカウントから6球目を打ってライトフライ
●レフトオーバー、と言う事は、高橋大樹の頭の上を越された事になるんですが、見てる側からしたら「またやっちゃったよ」レベル。カキーンと打球があがったのはいいとして、一瞬打球を追うのに足が止まってる。これを直さない限り、一軍レギュラーは難しい。もっとノックを。
6回表
ドラゴンズ選手交代
レフト工藤がセンター
センター古本がレフト
土生 0‐1から2球目を打ってセンター前ヒット
キラ 2‐2から5球目を打ってセンターフライ
松本 2‐2から8球目を打ってショートゴロ、土生はセカンドへ
鈴木誠 1‐0から球目を打ってセンター前タイムリーヒット
バックホームの間に誠也はセカンドへ
ドラゴンズ2‐2カープ
高橋 1‐0から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット
ドラゴンズ2‐3カープ
しかし高橋はセカンドタッチアウト
●セ・パ交流戦最終盤の対ファイターズ戦で一軍は、本当に見事な「つなぐ野球」で8点を取りましたが、それをまるで彷彿とさせるような見事な攻撃。最後は走塁死と言うオチも付きましたが、中途半端に挟まれるよりはよっぽどまし。相手野手陣に息つく暇を与えないのもまた「攻撃」。
●特に、一発が期待される場面で、力むことなくセンター返しに徹した髙橋大樹のバッティング。これでホームランの本数だけでなく、確実性も増してくれれば儲けもの、かと思います。
6回裏
カープ選手交代
ピッチャー西原に代えてセンター下水流
センター鈴木誠がショートへ
ショート安部がセカンドへ
セカンド松本に代えてピッチャー永川
福田 2‐1から4球目を打ってセカンドフライ
野本 フルカウントから7球目を空振り三振
溝脇 0‐2から3球目を空振り三振
7回表
中村亘 2‐2から6球目を打ってファーストライナー
下水流 2‐2から5球目を空振り三振
堂林 フルカウントから8球目を打ってショートゴロ
7回裏
松井雅 2‐1から4球目を打って左中間へヒット
若松 1‐0から2球目をキャッチャー前送りバント
工藤 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
吉川 1‐2から6球目を空振り三振
古本 3‐1から5球目を選んでフォアボール
次打者高橋周の5球目にワイルドピッチでサードランナー生還
ドラゴンズ3‐3カープ
高橋周 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
福田の代打中田 2‐2から球6目を打ってセンター前タイムリーヒット
ドラゴンズ4‐3カープ
しかしセカンドランナーはホームタッチアウト
●永川勝浩2イニング目で突然の乱調。ただの劇場かと思いきや本格的に崩壊。もしかしたらこんな所にも、篠田純平早期降板のしわ寄せが来ていたのかも知れません。もっとも、試合展開もあったので何とも言えませんが、やはり都会の炎天下での回跨ぎは厳しいか。
8回表
ドラゴンズ選手交代
代打中田がそのままファースト
安部 2‐0から3球目を打ってファーストゴロ
土生 初球を打ってセカンドゴロ
キラ 0‐1から2球目を打ってライトフライ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー永川に代えて河内
野本 0‐2から3球目を打ってセンター前ヒット
溝脇 初球をピッチャー前送りバント
松井雅 フルカウントから6球目を空振り三振
若松の代打田中 敬遠のフォアボール
田中の代走に岩崎
工藤 0‐2から3球目を見逃し三振
9回表
ドラゴンズ選手交代
代走岩崎に代えてピッチャー田島
河内の代打東出 初球を打ってライトフライ
鈴木誠 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
次打者高橋の5球目にワイルドピッチで鈴木誠はセカンドへ
高橋 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
中村亘の代打栗原 1‐2から4球目を空振り三振
広島 000 012 000 3 H8 E0
中日 100 010 20X 4 H7 E0
勝利投手:若松駿太(9試合2勝4敗0S)
セーブ投手:田島慎二(10試合0勝2敗1S)
敗戦投手:永川勝浩(4試合0勝1敗0S)
本塁打:[広島]堂林翔太1号ソロ(4回表、若松から)
投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
広島東洋カープ
篠田 2.1 13 59 2 4 1 1 1
西原 2.2 9 28 2 0 2 1 1
永川 2 11 48 2 3 3 2 2
河内 1 5 17 1 1 2 0 0
中日ドラゴンズ
若松 8 31 123 7 2 1 3 3
田島 1 4 13 1 0 1 0 0
前にナゴヤ球場に来た時(対ホークス戦)に投げた若松駿太。
その時と同様の8回までの登板でしたが、今回は佐伯貴弘監督に名指しで怒られることもなかったようです。あの時は10被安打4与四球ですから、大幅な進歩。もっともあれだけのピッチングをしておきながら、こうやって投げさせてもらってるのは、やはり期待の表れ。
昨年はもうズタボロに近い状態だった濱田達郎が、今や一軍になくてはならない存在になった今、彼も試行錯誤と模索の時期かと思います。散々酷いヤジも飛んでましたが、それ負けない選手になって欲しいものです。よそのチームの選手でも、期待したいところはたくさんありますから。
それこそナゴヤ球場は「苦行の場。
そしてこの試合で頑張ってたのはキャッチャーの中村亘祐。一軍で実績のある篠田純平、永川勝浩のバラッバラのコントロールに苦労したとは思いますが、最後まで必死でセービングしてた。唯一のワイルドピッチ満塁の場面で出てしまいましたが、試合を最初から見てるとあまり責められない。
特に篠田純平が降板を余儀なくされた3回裏などはもうクタクタだったはず。
ただ、こうやって半ば「選抜メンバー」的な感じで遠征してくるカープ二軍。こうやって実績組のキャッチャーを任されるのは期待の表れ。支配下登録の期限まであと1か月ちょっと。朗報に期待。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。

予定には入れてなかったんですが、休暇も頂いたし、じゃあ行ってみるか、と前週から計画をしていましたが、そこに飛び込んできた「堂林翔太実戦復帰」と「九里亜蓮出場選手登録抹消」の話。
負傷者はいずれは戻ってくるものですから、どこかで見れることになるとは思いますが、それ以上に楽しみだったのが九里亜蓮の出場選手登録抹消。登板間隔がかなり空いていたので、タイミングとしてはナゴヤ球場三連戦のどこかでんあげるんじゃないかな、と期待を込めての「出勤」です。


とは言うものの怨敵(笑)は名だたる王子様。それなりに混雑が予想されるので、多少なりとも早めに名古屋入りしておいたほうが良いかな、とは思ってましたが、いくら何でも07:00のアーバンライナーはちょっと早すぎました。ちなみに堺の自宅は06:00に出立してます。阿呆です。

定刻09:09、近鉄名古屋駅到着。鳴尾浜球場でもこんな時間に来ないのに(笑)。


で、近鉄電車で名古屋入り、となればそのまま名鉄に乗り換えて山王駅下車、となるんですが、久しぶりに「ナゴヤ球場前駅」の残骸を。まだうっすらと「営業時間 野球開催日のみ」「デーゲーム 12:00~野球輸送終了まで」などの文字を読み取る事が出来ます。

09:40、やっとかめナゴヤ球場到着。しかしながら、警戒心を持って朝早く出た割には思った以上に人がいないんですな。やはりど平日だからなのかそれともナゴヤ球場だからなのか。


しかしホント、名古屋は異常なまでにいい天気でした。予想最高気温は30度。関東地方では「雹が積もった」などと言う理解不能の大荒れの天気だったそうですが、名古屋は完全に「梅雨の中休み」。
ちなみにゲート前でちょっとの間寝たりしてました(笑)。

11:30開門、そして当たり前のように定位置確保。入場してすぐはまだバッティング練習をやっているので、一塁側、三塁側への内野席は入れません。ゆえにここで腰を据えるのも一興。
そしてそこでまず探すのは堂林翔太、ではありますが。




内田監督にアドバイスを受けながら、バッティングゲージに入るのは最後。そして「バッティング終了でーす」の声出しも彼がやっていました。

そして試合前の円陣。声出しはもちろん堂林翔太がやったんですが、その直前まるで「今日は君が声出しやるよねぇ~」と言わんばかりに堂林翔太の顔を覗き込む上村和裕。ちょっと意味不明(笑)。


そして、スターティングメンバー発表からメンバー表交換までの間に、外野を走る堂林翔太の姿あったんで、一塁側スタンドに降りで追いかけてみたんですが、とにかく太ももからふくらはぎが太く、と言うよりも「大きくなってる」。最初背番号が見えなかったので誰か分からなかったくらい。




多少上半身は絞れた印象がありますが、とにかく下半身がゴツい。骨折箇所の固定が4週間、と言う報道がありましたが、上半身が動かせない分、かなり下半身の強化に取り組んだのか。これにはただただ、東京からお越しの戦友さんと驚くばかりでした。
それと、直接本人とは関係ありませんが、堂林翔太がルーキーイヤーの頃、ナゴヤ球場で彼が打席に立つたびにどこからともなく現れて「ドウバヤシ!ドウバヤシ!」と叫びながら金網にしがみついていた兄ちゃんを覚えてる方も多いはず。今はどうされてるんでしょうか。


そして、普段は絶対に来ないであろう、広島の民放各社も、数名ずつスタッフを送り込んでの臨戦態勢。広島ホー●テレビのスタッフなんか、球場入りする前に記念撮影してたり、とある局なんかは入るところ間違えたりと、思い切り「お上りさん」ぶりを発揮されてました。
スターティングメンバー
先攻:広島東洋カープ
1(三)堂林
2(遊)安部
3(右)土生
4(一)キラ
5(二)松本
6(中)鈴木誠
7(左)高橋
8(捕)中村亘
9(投)篠田
出場予定選手
投手:20 24 29 39 48 58
捕手:27 61
内野:2 5
外野:35 44 50
先週から報道されていた通り、右手薬指骨折の骨折からの復帰を目指す堂林翔太がスタメンサードで1番打者。少しでも多くの打席を回そうという配慮なのか、やはり出場選手登録後の1番打者起用を見据えているのか。そしてその煽りを食って美間優槻が居残り組。
しかもサードで守備練習を行っていたのは堂林翔太一人だけ。もっともいざとなったら松本高明も出来るし、東出輝裕や鈴木誠也も出来るので、あまり心配はしてないですが。
後攻:中日ドラゴンズ
1(左)工藤
2(二)吉川
3(中)古本
4(三)高橋周
5(一)福田
6(右)野本
7(遊)森越
8(捕)松井雅
9(投)若松
出場予定選手
投手:12 18 23 25 69 202
捕手:40 52 58
内野:37 46 48 50
外野:44 60 63 201
ナゴヤ球場での出場予定選手の発表は、スターティングメンバー発表のあとなので、スタメン選手の番号は抜けた形になっています。ちょっとややこしいと言えばややこしいんですけどね。
審判


球審:小石澤健 一塁:山村裕也 三塁:梅木謙一
公式記録員
近江屋拓
打者成績
1回表
堂林 1‐2から4球目を打ってショート深い所への内野安打
安部 3‐1から5球目を選んでフォアボール
土生 1‐2から5球目を空振り三振
キラ フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
松本 1‐2から5球目を打ってピッチャーゴロ
●いきなりやってきた堂林翔太の打席はショートへの内野安打。とにかくバットを振れる事はしっかりお客さんにアピールは出来たでしょうか。
1回裏
工藤 2‐1から4球目、右肘にデッドボール
次打者吉川の3球目に工藤セカンド盗塁成功
吉川 2‐2から5球目を打って三塁線を破るタイムリーツーベースヒット
ドラゴンズ1‐0カープ
古本 1‐2から6球目を打ってセカンドゴロ
高橋周 2‐2から5球目を打ってセカンドライナー
福田 フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ
●吉川大幾の三塁線を破るツーベースヒット。出来る事なら、と言うか三塁手なら飛び込んで然るべき打球だったかと思います。打たれるのは致し方ない事だし、100パーセント捕れとは言わんから、少なくともツーベースヒットをシングルヒットにする努力は欲しい。少し軽率に見えました。
2回表
鈴木誠 2‐2から6球目を打ってショートゴロ
高橋 1‐0から2球目を打ってショートゴロ
中村亘 0‐1から2球目を打ってセカンドフライ
2回裏
野本 フルカウントから7球目を空振り三振
森越 初球を打ってセカンドゴロ
松井雅 1‐0から2球目を打ってセカンド内野安打
若松 2‐2から6球目を打ってピッチャーゴロ
3回表
篠田 初球を打ってセカンドゴロ
堂林 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
安部 1‐1から3球目を打ってショートゴロ、堂林はセカンドへ
次打者土生の4球目に堂林サード盗塁失敗
●何をやりたかったのか堂林翔太のサードへの盗塁。
3回裏
工藤 1‐0から2球目、肩口をかすめるデッドボール
吉川 3‐1から5球目を選んでフォアボール
古本 2‐1から4球目をピッチャー前送りバント
高橋周 フルカウントから7球目を選んでフォアボール
カープ選手交代
ピッチャー篠田に代えて西原
福田 初球を打ってサードゴロダブルプレイ
●前週火曜日のピッチングに比べ荒れ球の目立った篠田純平を襲ったアクシデント。アップで様子を伺ってはみましたが、さすがに詳細は分からず。帰宅後某所を見ると、左足内転筋を痛めたとか。トレーナーのシゲさんも、左足を指さしている様子が分かります。
●しかも3回表にセカンドゴロを打った際に、との事、確かに動画を見直してみると、多少一歩目が怪しいような。ただその時点で降板できれば良かったんでしょうけど、多分「大丈夫」と判断したのか。
●しかしながら実際にマウンドに上がるともうぐちゃぐちゃ。登板予定が決まっているだけに、交代出来なかったんでしょうけど、こういう事を行旅しても、やはり二軍での指名打者制は正解なのか。それこそ、育成・調整の場でつまらない怪我をされても困るし、防げるものは防ぎたい。
4回表
土生 初球を打ってショート強襲内野安打
キラ 1‐2から4球目を打ってライトフライ
松本 0‐1から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
鈴木誠 0‐1から2球目を打ってショート横を抜けるレフト前ヒット
高橋 2‐2から5球目を打ってセカンドゴロ
4回裏
野本 2‐2から5球目を空振り三振
森越 1‐2から5球目を空振り三振
松井雅 初球を打ってファーストゴロ
5回表
ドラゴンズ選手交代
ショート森越に代えて溝脇
中村亘 3‐1か5ら球目を打ってサードゴロ
西原 0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
堂林 2‐0から3球目を打ってセンターオーバーソロホームラン
ドラゴンズ1‐1カープ
安部 2‐2から6球目を打ってレフトフライ
○4回表に、捕るべき、と言うか処理出来るであろう打球を2つヒットにしてしまった森越某某が明らかなる懲罰交代。正直ヒットになったのが不思議なくらいのプレイ。締める所は締めないと。
●そして、堂林の復帰第三打席は、センターバックスクリーン横に飛び込むソロホームラン。
広島堂林「ほぼ100%」実戦復帰で1発 日刊スポーツ(抜粋)
1番三塁で先発。5回2死の第3打席で若松の133キロ直球をとらえ、中堅左に1発を放り込んだ。1打席目は遊撃内野安打、2打席目は四球としぶとさも見せて3打数2安打。「ほぼ100パーセントの状態で、できている。あとは試合での体力も、出ていけば戻ってくると思う」と充実感を漂わせた。
確かに、足腰はかなり強化されているし、それが練習前から見て取れました。あとはそれに見合ったスタミナの問題かと思います。「順調に行けば横浜戦から」みたいな記事もありましたが、連戦続きの中で体力が維持出来るかどうか。たった3試合で落ちてもらっても困るし。
ただ今週末、二軍の試合がないので、6連戦の体力を図るには「一軍帯同」しか手段が残ってません。三日間結果を残しまくって木曜日、東京行新幹線に乗るか、これだけで広島行新幹線か。
どうせなら打って打って打ちまくって、捕って捕って捕りまくって、そのまま一軍に合流していただきたい。でないと美間優槻の出番がありませんので。よろしくお願いいたします。
5回裏
若松 0‐1から2球目を打ってライトフライ
工藤 初球を打ってセンター前ヒット
次打者吉川の初球、工藤セカンド盗塁成功
吉川 1‐0から2球目を打ってレフトオーバータイムリーツーベースヒット
ドラゴンズ2‐1カープ
古本 2‐2から5球目を打ってサードゴロ
高橋周 フルカウントから6球目を打ってライトフライ
●レフトオーバー、と言う事は、高橋大樹の頭の上を越された事になるんですが、見てる側からしたら「またやっちゃったよ」レベル。カキーンと打球があがったのはいいとして、一瞬打球を追うのに足が止まってる。これを直さない限り、一軍レギュラーは難しい。もっとノックを。
6回表
ドラゴンズ選手交代
レフト工藤がセンター
センター古本がレフト
土生 0‐1から2球目を打ってセンター前ヒット
キラ 2‐2から5球目を打ってセンターフライ
松本 2‐2から8球目を打ってショートゴロ、土生はセカンドへ
鈴木誠 1‐0から球目を打ってセンター前タイムリーヒット
バックホームの間に誠也はセカンドへ
ドラゴンズ2‐2カープ
高橋 1‐0から2球目を打ってセンター前タイムリーヒット
ドラゴンズ2‐3カープ
しかし高橋はセカンドタッチアウト
●セ・パ交流戦最終盤の対ファイターズ戦で一軍は、本当に見事な「つなぐ野球」で8点を取りましたが、それをまるで彷彿とさせるような見事な攻撃。最後は走塁死と言うオチも付きましたが、中途半端に挟まれるよりはよっぽどまし。相手野手陣に息つく暇を与えないのもまた「攻撃」。
●特に、一発が期待される場面で、力むことなくセンター返しに徹した髙橋大樹のバッティング。これでホームランの本数だけでなく、確実性も増してくれれば儲けもの、かと思います。
6回裏
カープ選手交代
ピッチャー西原に代えてセンター下水流
センター鈴木誠がショートへ
ショート安部がセカンドへ
セカンド松本に代えてピッチャー永川
福田 2‐1から4球目を打ってセカンドフライ
野本 フルカウントから7球目を空振り三振
溝脇 0‐2から3球目を空振り三振
7回表
中村亘 2‐2から6球目を打ってファーストライナー
下水流 2‐2から5球目を空振り三振
堂林 フルカウントから8球目を打ってショートゴロ
7回裏
松井雅 2‐1から4球目を打って左中間へヒット
若松 1‐0から2球目をキャッチャー前送りバント
工藤 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
吉川 1‐2から6球目を空振り三振
古本 3‐1から5球目を選んでフォアボール
次打者高橋周の5球目にワイルドピッチでサードランナー生還
ドラゴンズ3‐3カープ
高橋周 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
福田の代打中田 2‐2から球6目を打ってセンター前タイムリーヒット
ドラゴンズ4‐3カープ
しかしセカンドランナーはホームタッチアウト
●永川勝浩2イニング目で突然の乱調。ただの劇場かと思いきや本格的に崩壊。もしかしたらこんな所にも、篠田純平早期降板のしわ寄せが来ていたのかも知れません。もっとも、試合展開もあったので何とも言えませんが、やはり都会の炎天下での回跨ぎは厳しいか。
8回表
ドラゴンズ選手交代
代打中田がそのままファースト
安部 2‐0から3球目を打ってファーストゴロ
土生 初球を打ってセカンドゴロ
キラ 0‐1から2球目を打ってライトフライ
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー永川に代えて河内
野本 0‐2から3球目を打ってセンター前ヒット
溝脇 初球をピッチャー前送りバント
松井雅 フルカウントから6球目を空振り三振
若松の代打田中 敬遠のフォアボール
田中の代走に岩崎
工藤 0‐2から3球目を見逃し三振
9回表
ドラゴンズ選手交代
代走岩崎に代えてピッチャー田島
河内の代打東出 初球を打ってライトフライ
鈴木誠 1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
次打者高橋の5球目にワイルドピッチで鈴木誠はセカンドへ
高橋 フルカウントから6球目を打ってショートゴロ
中村亘の代打栗原 1‐2から4球目を空振り三振
広島 000 012 000 3 H8 E0
中日 100 010 20X 4 H7 E0
勝利投手:若松駿太(9試合2勝4敗0S)
セーブ投手:田島慎二(10試合0勝2敗1S)
敗戦投手:永川勝浩(4試合0勝1敗0S)
本塁打:[広島]堂林翔太1号ソロ(4回表、若松から)
投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
広島東洋カープ
篠田 2.1 13 59 2 4 1 1 1
西原 2.2 9 28 2 0 2 1 1
永川 2 11 48 2 3 3 2 2
河内 1 5 17 1 1 2 0 0
中日ドラゴンズ
若松 8 31 123 7 2 1 3 3
田島 1 4 13 1 0 1 0 0
前にナゴヤ球場に来た時(対ホークス戦)に投げた若松駿太。
その時と同様の8回までの登板でしたが、今回は佐伯貴弘監督に名指しで怒られることもなかったようです。あの時は10被安打4与四球ですから、大幅な進歩。もっともあれだけのピッチングをしておきながら、こうやって投げさせてもらってるのは、やはり期待の表れ。
昨年はもうズタボロに近い状態だった濱田達郎が、今や一軍になくてはならない存在になった今、彼も試行錯誤と模索の時期かと思います。散々酷いヤジも飛んでましたが、それ負けない選手になって欲しいものです。よそのチームの選手でも、期待したいところはたくさんありますから。
それこそナゴヤ球場は「苦行の場。
そしてこの試合で頑張ってたのはキャッチャーの中村亘祐。一軍で実績のある篠田純平、永川勝浩のバラッバラのコントロールに苦労したとは思いますが、最後まで必死でセービングしてた。唯一のワイルドピッチ満塁の場面で出てしまいましたが、試合を最初から見てるとあまり責められない。
特に篠田純平が降板を余儀なくされた3回裏などはもうクタクタだったはず。
ただ、こうやって半ば「選抜メンバー」的な感じで遠征してくるカープ二軍。こうやって実績組のキャッチャーを任されるのは期待の表れ。支配下登録の期限まであと1か月ちょっと。朗報に期待。
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2014.06.25 / Top↑
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