まだ全日程、終わっではないですが、優勝も決定し、カープの順位も決まった、と言う事で毎年恒例の反省会、であります。もっとも、ペナントレース同様、優勝せん限りはずっと「反省会」なんですが。
2014年 セ・パ交流戦 広島東洋カープ成績
24試合 9勝15敗 勝率0.375(最下位) 85得点(10位) 123失点(最下位) 27本塁打(1位) 14盗塁(6位タイ) 打率0.255(7位タイ) 防御率4.34(10位)
順位に関しては、阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスと同じ成績ではありますが、前年の順位が反映されるのかな?それとも得失点差かな、でタイガース、そしてイーグルスよりも下。
最下位になってしまった、と言うよりも、最下位になるべくしてなってしまった、と言った方が早い。たった24試合しかないのにボコスコ打たれて盛大に9連敗もしてては取り返そうにも取り返しようがない。しかも開幕していきなり4連敗した時点で、セ・パ交流戦優勝なんか有り得ないんですよ。
シーズン序盤の戦いに関して、野村謙二郎監督は事あるごとに「勢い」と言う言葉を使ってた。
確かに、勝ち進む上で精神的な「勢い」は必要かも知れないけども、その勢いの中で「これ」と言う戦い方が見つかったか、と言えば、外国人選手を3人並べることだった。しかし結局不発のまま。キラ・カアイフエに至っては「バッティングフォームを見つけて鯉」と言う理由で出場選手登録抹消。
ガッツンガッツン一発攻勢で勝ち進むのは、一発勝負のトーナメントでは必要かも知れない。けど、短期間とは言えセ・パ交流戦は、同じ相手と4試合ある。勢いだけで乗り切れるものではない。
案の定、序盤でホークスとバファローズに足元をすくわれ、そこに輪をかけてデータ不足露呈の9連敗。その上を、地道に試行錯誤を繰り返してきたジャイアンツが通り過ぎていった。
最後の追い込みで5連勝はしてみたものの、時すでに遅しの様相。セ・パ交流戦は終わった。
一部「9連敗のあとは9連勝や」などと頓珍漢な事を言ってる阿呆なマスコミやメディアがある。確かに連勝の途中、と考えれば頷けぬ事もないけど、9連勝する力があるんだったら9連敗しないって。
「セントラルリーグのペナントレースに戻れば」などと、まるでセ・パ交流戦を無かった事にしたいような声もあるけど、そんな事を言ってるから、毎年のように負け続けてるんじゃないか。ただただこなすだけの試合じゃない。スポンサーのついたれっきとした公式戦なんだ。勝ち負けがついてくるんだ。
どっかの記事にも書きましたが、明らかにカープはデータ収集に関しては五歩も十歩も遅れてる。遅れてるどころか時代錯誤みたいなところもある、未だに相手ピッチャーの左右に合わせてみたり。
先日のウエスタンリーグ、対バファローズ戦で、岸本秀樹スコアラーの真横で試合を見させてもらった。と言うよりもたまたま隣が空いていたので、勝手に押しかけただけのことではありますが。そこでスコアラーの仕事ってのを、じっくりではないけど魅させて頂いた。
隣でシャッター切りまくってたから迷惑至極だったとは思いますが(ホントすいません)。
ビデオカメラのモニターを覗きつつ、一球一球、スコアボードに表示される球速と球種を、接続したマイクに向かって呟く、それと同時に、持ってたスマホに何やら書き込んでる岸本秀樹スコアラー。
正直地味で退屈仕事だとは思いますよ。何かあっても動けないんだから。途中でブルペン横のフェンスを使ってストレッチをしてたのはここだけの話ではありますが(笑)。
それを後でもう一回見直して分析をする。岸本秀樹スコアラーの持っていたビデオカメラには「情報処理課」と言うシールが貼られていましたが、おそらくそこでレポートにする作業があるんでしょう。
そう言う裏方さんの「戦い」があってこその情報戦。データが全てではない、とは思いますが、そして選手にとっては参考程度にしかならないでしょうが、収集しておいて損はない。スコアラーの少なさってのは、やっていいはずの情報戦、をカープ球団自らが放棄していることにならないだろうか。
もうセ・パ交流戦が終わってしまったから、これまで通りのスコアラー運用になるかと思います。ただ、何年も引きずってる、としか思えない、慢性的な裏方さん不足だけはどうしようもない。
確かにカープの練習量は豊富かも知れないけど、それを生かすだけのデータが足りてないのは明白。無論選手の実力不足もあるとは思いますが、それをカバーするだけの情報収集能力がないと。
弱点ってのは簡単に克服は出来ないとは思いますが、長所を生かす手段はいくらでもあるはず。いい加減この1か月を、つまらない1か月にしない為にも、まだまだやるべきことはある。10年やってたった1回しか勝ち越せてないって、ちょっと恥ずかしくはないか。
さらに言えば、この1か月の間で息を吹き返したチームがある。ジャイアンツは一気にセントラルリーグの首位に立ち、ドラゴンズも2つ勝ち越し、ベイスターズもスワローズも、試行錯誤を繰り返しながら、借金返済とは行かないまでもどん底の状態を抜けつつある(ように見える)。
タイガースはよく分かりませんが(笑)。
確実に他チームが立て直しを図りつつある今現在、カープの「5連勝の勢い」は何の役にも立たないような。「終わった終わった、次や次」もいいけど、次は違う戦いを強いられる可能性もある。
来年もセ・パ交流戦はある。試合は、勝ってナンボだ。負けっぱなしでは何も産まない。
それはそうと、セ・パ交流戦開始前の記事
セ、交流戦半減を要求=パは受け入れに難色か
時事ドットコム 2015年5月19日
プロ野球のセ・リーグが、パ・リーグとの交流戦について、来季以降の試合数を現行の24試合から半分の12試合に削減するようパに申し入れていることが19日、分かった。削減案は、日本野球機構の事業推進委員会で検討されている。
交流戦は現在、各カードでホームとビジターそれぞれ2試合ずつ、計24試合(全144試合)を実施。試合数については昨年、日程が間延びしているとして、セが計18試合の削減と期間短縮を提案し、現状維持を主張するパと意見が折り合わず継続審議となった。パは半減案の受け入れも難しいものとみられる。
複数のセ関係者は、試合数半減を要求していることに関し「一つの案として申し入れた」と述べた。
今では12試合制?まで話が進んでますが、もしかして「複数のセ関係者」ってカープ?
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーが何言うとんなら!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
2014年 セ・パ交流戦 広島東洋カープ成績
24試合 9勝15敗 勝率0.375(最下位) 85得点(10位) 123失点(最下位) 27本塁打(1位) 14盗塁(6位タイ) 打率0.255(7位タイ) 防御率4.34(10位)
順位に関しては、阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスと同じ成績ではありますが、前年の順位が反映されるのかな?それとも得失点差かな、でタイガース、そしてイーグルスよりも下。
最下位になってしまった、と言うよりも、最下位になるべくしてなってしまった、と言った方が早い。たった24試合しかないのにボコスコ打たれて盛大に9連敗もしてては取り返そうにも取り返しようがない。しかも開幕していきなり4連敗した時点で、セ・パ交流戦優勝なんか有り得ないんですよ。
シーズン序盤の戦いに関して、野村謙二郎監督は事あるごとに「勢い」と言う言葉を使ってた。
確かに、勝ち進む上で精神的な「勢い」は必要かも知れないけども、その勢いの中で「これ」と言う戦い方が見つかったか、と言えば、外国人選手を3人並べることだった。しかし結局不発のまま。キラ・カアイフエに至っては「バッティングフォームを見つけて鯉」と言う理由で出場選手登録抹消。
ガッツンガッツン一発攻勢で勝ち進むのは、一発勝負のトーナメントでは必要かも知れない。けど、短期間とは言えセ・パ交流戦は、同じ相手と4試合ある。勢いだけで乗り切れるものではない。
案の定、序盤でホークスとバファローズに足元をすくわれ、そこに輪をかけてデータ不足露呈の9連敗。その上を、地道に試行錯誤を繰り返してきたジャイアンツが通り過ぎていった。
最後の追い込みで5連勝はしてみたものの、時すでに遅しの様相。セ・パ交流戦は終わった。
一部「9連敗のあとは9連勝や」などと頓珍漢な事を言ってる阿呆なマスコミやメディアがある。確かに連勝の途中、と考えれば頷けぬ事もないけど、9連勝する力があるんだったら9連敗しないって。
「セントラルリーグのペナントレースに戻れば」などと、まるでセ・パ交流戦を無かった事にしたいような声もあるけど、そんな事を言ってるから、毎年のように負け続けてるんじゃないか。ただただこなすだけの試合じゃない。スポンサーのついたれっきとした公式戦なんだ。勝ち負けがついてくるんだ。
どっかの記事にも書きましたが、明らかにカープはデータ収集に関しては五歩も十歩も遅れてる。遅れてるどころか時代錯誤みたいなところもある、未だに相手ピッチャーの左右に合わせてみたり。
先日のウエスタンリーグ、対バファローズ戦で、岸本秀樹スコアラーの真横で試合を見させてもらった。と言うよりもたまたま隣が空いていたので、勝手に押しかけただけのことではありますが。そこでスコアラーの仕事ってのを、じっくりではないけど魅させて頂いた。
隣でシャッター切りまくってたから迷惑至極だったとは思いますが(ホントすいません)。
ビデオカメラのモニターを覗きつつ、一球一球、スコアボードに表示される球速と球種を、接続したマイクに向かって呟く、それと同時に、持ってたスマホに何やら書き込んでる岸本秀樹スコアラー。
正直地味で退屈仕事だとは思いますよ。何かあっても動けないんだから。途中でブルペン横のフェンスを使ってストレッチをしてたのはここだけの話ではありますが(笑)。
それを後でもう一回見直して分析をする。岸本秀樹スコアラーの持っていたビデオカメラには「情報処理課」と言うシールが貼られていましたが、おそらくそこでレポートにする作業があるんでしょう。
そう言う裏方さんの「戦い」があってこその情報戦。データが全てではない、とは思いますが、そして選手にとっては参考程度にしかならないでしょうが、収集しておいて損はない。スコアラーの少なさってのは、やっていいはずの情報戦、をカープ球団自らが放棄していることにならないだろうか。
もうセ・パ交流戦が終わってしまったから、これまで通りのスコアラー運用になるかと思います。ただ、何年も引きずってる、としか思えない、慢性的な裏方さん不足だけはどうしようもない。
確かにカープの練習量は豊富かも知れないけど、それを生かすだけのデータが足りてないのは明白。無論選手の実力不足もあるとは思いますが、それをカバーするだけの情報収集能力がないと。
弱点ってのは簡単に克服は出来ないとは思いますが、長所を生かす手段はいくらでもあるはず。いい加減この1か月を、つまらない1か月にしない為にも、まだまだやるべきことはある。10年やってたった1回しか勝ち越せてないって、ちょっと恥ずかしくはないか。
さらに言えば、この1か月の間で息を吹き返したチームがある。ジャイアンツは一気にセントラルリーグの首位に立ち、ドラゴンズも2つ勝ち越し、ベイスターズもスワローズも、試行錯誤を繰り返しながら、借金返済とは行かないまでもどん底の状態を抜けつつある(ように見える)。
タイガースはよく分かりませんが(笑)。
確実に他チームが立て直しを図りつつある今現在、カープの「5連勝の勢い」は何の役にも立たないような。「終わった終わった、次や次」もいいけど、次は違う戦いを強いられる可能性もある。
来年もセ・パ交流戦はある。試合は、勝ってナンボだ。負けっぱなしでは何も産まない。
それはそうと、セ・パ交流戦開始前の記事
セ、交流戦半減を要求=パは受け入れに難色か
時事ドットコム 2015年5月19日
プロ野球のセ・リーグが、パ・リーグとの交流戦について、来季以降の試合数を現行の24試合から半分の12試合に削減するようパに申し入れていることが19日、分かった。削減案は、日本野球機構の事業推進委員会で検討されている。
交流戦は現在、各カードでホームとビジターそれぞれ2試合ずつ、計24試合(全144試合)を実施。試合数については昨年、日程が間延びしているとして、セが計18試合の削減と期間短縮を提案し、現状維持を主張するパと意見が折り合わず継続審議となった。パは半減案の受け入れも難しいものとみられる。
複数のセ関係者は、試合数半減を要求していることに関し「一つの案として申し入れた」と述べた。
今では12試合制?まで話が進んでますが、もしかして「複数のセ関係者」ってカープ?
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーが何言うとんなら!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


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