6月15日 千葉ロッテマリーンズ5-8広島東洋カープ
下り坂を転げ落ちている途中、こんな記事があった。
広島首位陥落「今の野球では…」野村監督
日刊スポーツ2014年6月8日
広島が今季ワーストの5連敗で首位から陥落した。先発ブライアン・バリントン投手(33)が5回途中6失点で5敗目(7勝)。打線も散発8安打1得点に終わり、4月11日から守り続けてきた首位の座を明け渡した。
野村監督は「今の野球では首位うんぬんと言っている場合じゃない。まずは一つ勝って、自分たちの野球をできるようにしないといけない」と冷静に話した。交流戦4勝11敗となり、首位巨人に0・5ゲーム差となった。
そして連敗は止まった。えらくド派手な勝ち方。天谷宗一郎の初回先頭打者ホームラン、そしてブラッド・エルドレッドの逆転満塁ホームラン、そして止めに中東直己のツーランホームラン。
盛大に出たのは気持ちいいけど、結局8点のうち7点がホームラン。
それこそ勢いだけは凄かったね。もっとも、天谷宗一郎のんと中東直己のんはそれこそ「ヒットの延長」かと思います。そらぁプロ選手だから、その気になれば打てるだろうけど、そう毎度毎度打てないし。ましてや狙って打てるほどのパワーもなかろうし。あったら控えじゃないですわな。
ただ、相手ピッチャーにしてみれば、逆転満塁ホームランでもない限り、あきらめはつくんじゃないかな。ランナーが片付くんだし。それこそ「次や次、切り替えていこ」となる。ランナーが残っておれば、気持ちの問題としてジワジワ攻められる可能性もあるけど。
とにかく、上記の記事の頃は、1点すらままならない、点の取り方を完全に忘れてるような戦いで試合をただ粛々とこなしているだけだった。それからほぼ一週間、相変わらずブラッド・エルドレッドはホームランしか打たないけど、ようやく「ここで一発欲しいんや!」って所で出てくれた。
ただ、自分たちの野球をできるようにはなったのか。10試合戦って、一つ勝つのがやっとの野球が「自分たちの野球」なんだろうか問いたい問い詰めてみたかった10日間。
9連敗のうち7敗の責任投手が先発ピッチャー。理由はどうあれ、昨日の試合のブライアン・バリントンを含め、まず先発ピッチャーが試合を作れなくなっている。これじゃいくら先制しようにも試合前半で試合を潰してしまう可能性もある。これをどげんかせん限り、ひとつ勝ったところで意味はない。
連敗が止まった、と言うだけでまだ大きく変わったところはない。もっと言えば、ひとつ勝ったところで9連敗がチャランになるわけではない。ただど突き合いに勝っただけの話。先制して逃げ切る、ペナントレース開幕当初の試合運び」が出来ていない。先発ピッチャーの立て直しはどうなってるか。
セ・パ交流戦だから、日程はポコポコ間隔が空いたりするし、移動移動で調整は難しかったかも知れんけど、幸いにも残り4試合、地元に帰って落ち着いて練習が出来るはず。連敗続きでカッカしてた頭を冷やすのには好都合じゃないですかね。ひとつ勝ってほっとはしているだろうけど。
昨日みたいな勝ち方はそう出来るもんじゃない。先発ピッチャーの立て直しもしないといかんし、リリーフピッチャーの再構築も必要になる、一岡竜司、永川勝浩と言う、今シーズン前半を引っ張ってくれたリリーフ陣がいない今、中田廉に負担をかける前に、もう少し選択肢を増やしてもいいはず。
その為には、小野淳平あたりが本気にならなイカン。白星は付いたけど、これはそれこそ敗戦処理等で、打たれながらも(昨日も打たれた)イニングを食ってきた事へのご褒美みたいなもんですよ。
怒られるかも知れませんが「期待出来ない選手」ってのは誰の中にもあると思います。ただ「いらない選手」は絶対にいない。シーズン中、どこかで使い勝手が見える。それが今の小野淳平の立場。そう言う立場の選手を作っていかなければいかんのが、指揮官でもある野村謙二郎監督の筈。
野村監督10連敗阻止「すごい勝ち方」 日刊スポーツ
広島が4番の逆転満塁弾で10連敗を阻止した。3点を追う7回1死満塁で、4番ブラッド・エルドレッド内野手(33)がバックスクリーンに満塁弾。
キング独走の21号で逆転劇の主役を張り、チームは7、8回だけで6得点した。野村謙二郎監督(47)は「すごい勝ち方をしたね。ひとつ穴が開くと、みんな振りが変わってくる」とナインの変わり身に期待した。
すごい勝ち方をしたね。って感心してる場合じゃない。まだまだやらなければいけない事は山のように残っている。たかだか連敗ひとつ止まったくらいで感心してもらっては困る。
目指すところは遥か上の方にある。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)
下り坂を転げ落ちている途中、こんな記事があった。
広島首位陥落「今の野球では…」野村監督
日刊スポーツ2014年6月8日
広島が今季ワーストの5連敗で首位から陥落した。先発ブライアン・バリントン投手(33)が5回途中6失点で5敗目(7勝)。打線も散発8安打1得点に終わり、4月11日から守り続けてきた首位の座を明け渡した。
野村監督は「今の野球では首位うんぬんと言っている場合じゃない。まずは一つ勝って、自分たちの野球をできるようにしないといけない」と冷静に話した。交流戦4勝11敗となり、首位巨人に0・5ゲーム差となった。
そして連敗は止まった。えらくド派手な勝ち方。天谷宗一郎の初回先頭打者ホームラン、そしてブラッド・エルドレッドの逆転満塁ホームラン、そして止めに中東直己のツーランホームラン。
盛大に出たのは気持ちいいけど、結局8点のうち7点がホームラン。
それこそ勢いだけは凄かったね。もっとも、天谷宗一郎のんと中東直己のんはそれこそ「ヒットの延長」かと思います。そらぁプロ選手だから、その気になれば打てるだろうけど、そう毎度毎度打てないし。ましてや狙って打てるほどのパワーもなかろうし。あったら控えじゃないですわな。
ただ、相手ピッチャーにしてみれば、逆転満塁ホームランでもない限り、あきらめはつくんじゃないかな。ランナーが片付くんだし。それこそ「次や次、切り替えていこ」となる。ランナーが残っておれば、気持ちの問題としてジワジワ攻められる可能性もあるけど。
とにかく、上記の記事の頃は、1点すらままならない、点の取り方を完全に忘れてるような戦いで試合をただ粛々とこなしているだけだった。それからほぼ一週間、相変わらずブラッド・エルドレッドはホームランしか打たないけど、ようやく「ここで一発欲しいんや!」って所で出てくれた。
ただ、自分たちの野球をできるようにはなったのか。10試合戦って、一つ勝つのがやっとの野球が「自分たちの野球」なんだろうか問いたい問い詰めてみたかった10日間。
9連敗のうち7敗の責任投手が先発ピッチャー。理由はどうあれ、昨日の試合のブライアン・バリントンを含め、まず先発ピッチャーが試合を作れなくなっている。これじゃいくら先制しようにも試合前半で試合を潰してしまう可能性もある。これをどげんかせん限り、ひとつ勝ったところで意味はない。
連敗が止まった、と言うだけでまだ大きく変わったところはない。もっと言えば、ひとつ勝ったところで9連敗がチャランになるわけではない。ただど突き合いに勝っただけの話。先制して逃げ切る、ペナントレース開幕当初の試合運び」が出来ていない。先発ピッチャーの立て直しはどうなってるか。
セ・パ交流戦だから、日程はポコポコ間隔が空いたりするし、移動移動で調整は難しかったかも知れんけど、幸いにも残り4試合、地元に帰って落ち着いて練習が出来るはず。連敗続きでカッカしてた頭を冷やすのには好都合じゃないですかね。ひとつ勝ってほっとはしているだろうけど。
昨日みたいな勝ち方はそう出来るもんじゃない。先発ピッチャーの立て直しもしないといかんし、リリーフピッチャーの再構築も必要になる、一岡竜司、永川勝浩と言う、今シーズン前半を引っ張ってくれたリリーフ陣がいない今、中田廉に負担をかける前に、もう少し選択肢を増やしてもいいはず。
その為には、小野淳平あたりが本気にならなイカン。白星は付いたけど、これはそれこそ敗戦処理等で、打たれながらも(昨日も打たれた)イニングを食ってきた事へのご褒美みたいなもんですよ。
怒られるかも知れませんが「期待出来ない選手」ってのは誰の中にもあると思います。ただ「いらない選手」は絶対にいない。シーズン中、どこかで使い勝手が見える。それが今の小野淳平の立場。そう言う立場の選手を作っていかなければいかんのが、指揮官でもある野村謙二郎監督の筈。
野村監督10連敗阻止「すごい勝ち方」 日刊スポーツ
広島が4番の逆転満塁弾で10連敗を阻止した。3点を追う7回1死満塁で、4番ブラッド・エルドレッド内野手(33)がバックスクリーンに満塁弾。
キング独走の21号で逆転劇の主役を張り、チームは7、8回だけで6得点した。野村謙二郎監督(47)は「すごい勝ち方をしたね。ひとつ穴が開くと、みんな振りが変わってくる」とナインの変わり身に期待した。
すごい勝ち方をしたね。って感心してる場合じゃない。まだまだやらなければいけない事は山のように残っている。たかだか連敗ひとつ止まったくらいで感心してもらっては困る。
目指すところは遥か上の方にある。
そうだそうだと思われる方も、んなわけなかろーがヴォケナス!と思われる方も、とにかくクリック(笑)


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