自称「野球好き鉄ヲタ」としては、やはりJR各社で活動する硬式野球部の動きは気になりますが、ついに「地元・広島」のJR西日本硬式野球部が、今年の都市対抗野球への出場を決めました。
都市対抗野球:JR西日本が初出場 創部80年目 毎日新聞
第85回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)中国地区の第2代表決定戦は12日、東広島アクアスタジアムで行われ、JR西日本(広島市)が伯和ビクトリーズ(東広島市)を3−1で破り、創部80年目にして初の本大会出場を決めた。伯和ビクトリーズの連続出場は6年で途切れた。
(中略)
◇右腕支えた「全力投球」
九回無死満塁。JR西日本の抑えの関根は、マウンド上で「全力でぶつかるだけ」と、繰り返し自分に言い聞かせた。10与四死球、4失策と乱れに乱れて大敗した前日の第1代表決定戦を終え、合宿所で選手だけのミーティングを持った。「失うものは何もない。チーム一丸となって全力でぶつかるだけ」。当たり前の結論が、最大のピンチで関根を支えた。
右腕を思い切りよく振った。カウント2−2からの7球目は左打者の外側に沈む球で空振り三振。次打者には低めにきれのいいスライダーを投げ込み、注文通りの併殺に切って取り、マウンドの上で体を弾ませた。
2005年4月に発生したJR福知山線脱線事故を受けて休部となり、活動を再開してわずか2季目。都市対抗予選は10年ぶりの出場だ。いきなりの代表権獲得に花本監督は「出来すぎ」と苦笑しながらも、「潜在能力の高い選手が多く、若いだけに勢いに乗れば思いもよらない力を出す」と分析する。
選手29人中、社会人、プロ経験者の2人を除いて1、2年目の選手ばかり。コールド勝ちしたかと思えば翌日はコールド負け、と波はある。前日2失策で、この日は攻守に活躍した安田が言う。「悪いことはワーって忘れられる」。平均年齢22.4歳。若さの勝利でもある。
今年の春3月上旬、アストラムライン上安駅から小さなバスに揺られ、住宅街の先の山奥にあるグラウンドへ、広島東洋カープとのプロアマ交流試合(練習試合)を観戦に行きました。
チーム再結成後、2013年から本格的に始動したJR西日本硬式野球部。社会人野球全日本選手権の予選で8年ぶりの公式戦と勝利。戦友の動画(もちろんダイジェスト)で見せていただきました。
昨年の公式戦出場はこれだけ。他にも練習試合等、行われていたとは思いますが、如何せん公式サイトもない(今もない)状態ゆえ、全く情報が入ってこない。関西のチームの予定表等を見ても、チームによっては「オープン戦」としか書かれていないところもあり、全く把握が出来ない状態。
知識としては、2005年の活動休止当時に監督をされていた花本輝雄さんが再び指揮を執られてる事、福岡ソフトバンクホークスから戦力外通告を受けた近田怜王がピッチャーとして入部した事、コーチとして元ジャイアンツ、ドラゴンズの平松一宏が在籍してる事、さらに今年からはカープにおられた今井譲二さんの息子・雄大君が入部した事、これくらいしかなかったです。



カープの選手が球場に到着する前、練習を見学してました。もちろんこの時は誰が誰かすらもまともに分かってません。全メンバーが把握出来たのは、4月に発売された社会人野球の情報誌「GLAND SLAM」での事。それまではインターネットで思い切り検索をかけたりしてました。
この日のJR西日本硬式野球部、練習から試合から、本当に活気がありした。さすがに初めてのNPBチームとの対戦とあってか、ホント気合が入ってたように思います。
結果は1-1のドロー。もちろん、カープ主体に見てはいたんですが、練習試合とは言え、勝てないカープの不甲斐なさよりも、JR西日本硬式野球部の力強さが目立ってました。
先述の通り、昨年の公式戦出場は社会人野球日本選手権予選のみ。その分徹底的に練習されたんでしょう。今シーズンは3月の「社会人オール広島 対 広島東洋カープ」にも選手を派遣、JABA四国大会(1勝2敗で予選リーグ敗退)にも参加、そして創部以来初の都市対抗野球出場。
素人目に見ても「絶対」と思われていた伯和ビクトリーズ、そして既に今シーズン、JABA岡山大会で優勝して、今年の社会人野球全日本選手権出場を決めている三菱重工広島硬式野球部(個人的には広島社会人野球二強)を倒しての都市対抗野球出場決定、ただただ天晴れ、じゃないですかね。
最後になりましたが、
第85回都市対抗野球出場、おめでとうございます!
昨年オフにはワイテック、今シーズンは三菱重工三原硬式野球部の活動停止など、けっして明るくない話題の多かった広島の社会人野球に、新しい風を吹かせてくれるものと思っています。まだまだ社会人野球を見始めて浅いですが、今後も陰ながら応援させていただきます。
選手の皆さんの今後のご多幸をお祈りいたします。
―――――ところで硬式野球部のサイトはまだですか(笑)。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
都市対抗野球:JR西日本が初出場 創部80年目 毎日新聞
第85回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)中国地区の第2代表決定戦は12日、東広島アクアスタジアムで行われ、JR西日本(広島市)が伯和ビクトリーズ(東広島市)を3−1で破り、創部80年目にして初の本大会出場を決めた。伯和ビクトリーズの連続出場は6年で途切れた。
(中略)
◇右腕支えた「全力投球」
九回無死満塁。JR西日本の抑えの関根は、マウンド上で「全力でぶつかるだけ」と、繰り返し自分に言い聞かせた。10与四死球、4失策と乱れに乱れて大敗した前日の第1代表決定戦を終え、合宿所で選手だけのミーティングを持った。「失うものは何もない。チーム一丸となって全力でぶつかるだけ」。当たり前の結論が、最大のピンチで関根を支えた。
右腕を思い切りよく振った。カウント2−2からの7球目は左打者の外側に沈む球で空振り三振。次打者には低めにきれのいいスライダーを投げ込み、注文通りの併殺に切って取り、マウンドの上で体を弾ませた。
2005年4月に発生したJR福知山線脱線事故を受けて休部となり、活動を再開してわずか2季目。都市対抗予選は10年ぶりの出場だ。いきなりの代表権獲得に花本監督は「出来すぎ」と苦笑しながらも、「潜在能力の高い選手が多く、若いだけに勢いに乗れば思いもよらない力を出す」と分析する。
選手29人中、社会人、プロ経験者の2人を除いて1、2年目の選手ばかり。コールド勝ちしたかと思えば翌日はコールド負け、と波はある。前日2失策で、この日は攻守に活躍した安田が言う。「悪いことはワーって忘れられる」。平均年齢22.4歳。若さの勝利でもある。
今年の春3月上旬、アストラムライン上安駅から小さなバスに揺られ、住宅街の先の山奥にあるグラウンドへ、広島東洋カープとのプロアマ交流試合(練習試合)を観戦に行きました。
チーム再結成後、2013年から本格的に始動したJR西日本硬式野球部。社会人野球全日本選手権の予選で8年ぶりの公式戦と勝利。戦友の動画(もちろんダイジェスト)で見せていただきました。
昨年の公式戦出場はこれだけ。他にも練習試合等、行われていたとは思いますが、如何せん公式サイトもない(今もない)状態ゆえ、全く情報が入ってこない。関西のチームの予定表等を見ても、チームによっては「オープン戦」としか書かれていないところもあり、全く把握が出来ない状態。
知識としては、2005年の活動休止当時に監督をされていた花本輝雄さんが再び指揮を執られてる事、福岡ソフトバンクホークスから戦力外通告を受けた近田怜王がピッチャーとして入部した事、コーチとして元ジャイアンツ、ドラゴンズの平松一宏が在籍してる事、さらに今年からはカープにおられた今井譲二さんの息子・雄大君が入部した事、これくらいしかなかったです。








カープの選手が球場に到着する前、練習を見学してました。もちろんこの時は誰が誰かすらもまともに分かってません。全メンバーが把握出来たのは、4月に発売された社会人野球の情報誌「GLAND SLAM」での事。それまではインターネットで思い切り検索をかけたりしてました。
この日のJR西日本硬式野球部、練習から試合から、本当に活気がありした。さすがに初めてのNPBチームとの対戦とあってか、ホント気合が入ってたように思います。
結果は1-1のドロー。もちろん、カープ主体に見てはいたんですが、練習試合とは言え、勝てないカープの不甲斐なさよりも、JR西日本硬式野球部の力強さが目立ってました。
先述の通り、昨年の公式戦出場は社会人野球日本選手権予選のみ。その分徹底的に練習されたんでしょう。今シーズンは3月の「社会人オール広島 対 広島東洋カープ」にも選手を派遣、JABA四国大会(1勝2敗で予選リーグ敗退)にも参加、そして創部以来初の都市対抗野球出場。
素人目に見ても「絶対」と思われていた伯和ビクトリーズ、そして既に今シーズン、JABA岡山大会で優勝して、今年の社会人野球全日本選手権出場を決めている三菱重工広島硬式野球部(個人的には広島社会人野球二強)を倒しての都市対抗野球出場決定、ただただ天晴れ、じゃないですかね。
最後になりましたが、
第85回都市対抗野球出場、おめでとうございます!
昨年オフにはワイテック、今シーズンは三菱重工三原硬式野球部の活動停止など、けっして明るくない話題の多かった広島の社会人野球に、新しい風を吹かせてくれるものと思っています。まだまだ社会人野球を見始めて浅いですが、今後も陰ながら応援させていただきます。
選手の皆さんの今後のご多幸をお祈りいたします。
―――――ところで硬式野球部のサイトはまだですか(笑)。
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2014.06.13 / Top↑
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