6月9日 広島東洋カープ0-2オリックスバファローズ
タイトルはもちろん、勝ったら最後は「し」にするつもりだったんですが、案の定完封負け。
もっともチーム防御率2.21(昨日完封で2.17)の投手陣からどうやって点を取ったらええねん?て話。今現在ただでさえ貧打線のカープ。誰を出されても勝てるわけがないんですよ。
テレビ中継は、深夜に帰宅してから観ました。観てましたが、試合中に紹介された野村謙二郎監督のコメントにもうゲンナリ。「ひとつ勝って自分たちの野球を取り戻さないと」。普通逆じゃないかな。
自分たちの野球をやって初めて勝ちがついてくるんじゃないですかね。勝とうが負けようが自分たちの野球を貫いていればこんなコメントは、まず出てこない。たかが6連敗したくらいで忘れてしまうような野球って、けっして自分たちの野球じゃないし、身に染み付いてるものじゃない。
そもそも、昨年まで散々負け続けてたチームが今年になって「はい、これがうちの野球です」とか言われても無理なんですよ。就任以来外国人助っ人野手を取っ替えひっかえ。ようやく期待通りのホームランが出るようになったのが「自分たちの野球」?そんな野球が身につくわけがない。
ただ幸いにも、昨日先発の野村祐輔が、被安打7ながらも6回2失点で、見れる試合を作ってくれたこと。急な出場選手登録で、調整をし直さなければいけなかったとは思いますが、これには頭が下がります。ただ、今回はうまくいったけど、次もうまくいくとは限らない。
二軍もリーグ戦を戦っているし、遠征に出る時は綿密に登板予定を組んで選手を帯同させています。これはどこのチームでも同じこと。ただでさえ人数が少ないところへ「一軍の緊急事態だから」ってんで人を抜かれても困る。「二軍も戦力」とは言うけども、二軍にも二軍の都合はありますよ。
話逸れましたね。
で一体「勝って思い出さなければいけない自分たちの野球」って一体どんな野球でしたかね。
1回裏先頭の梵英心は3ボール1ストライクからあっさりファーストフライを打ち上げた。そしてワンアウトから菊池涼介がフォアボールで出塁した。ここまではいい。けど、打席が回ったのが3番丸佳浩。いくら3番に据えてる丸佳浩とは言え、6月に入って3安打、打率0.125には期待出来ない。
ぶっちゃけここで送りバントでも良かったんじゃないか、とは思います。3番打者だからってんで絶対にヒッティングのサインしか出さない、と言うことはない。打率と言う確率の数字を考えると、ブラッド・エルドレッドまで回すことは考えなかったか。ただ漠然と打っていってレフトフライ。
そしてブラッド・エルドレッドの打席の時に、菊池涼介の走塁死。「自分たちの野球を思い出す為にもがき苦しんでる」と言えば聞こえはいいんだろうけど、選手を動かす場面を明らかに間違ってるんんじゃないかとすら。セ・パ交流戦に入って散々雑な野球をやっておいて、今更無理な話だ。
地道に地道に、送りバントを積み重ねて、1点を確実に取りに行って先制して、中押しダメ押しは一発攻勢で勝ってきた、それで三連戦初戦を確実にモノにして、連勝も連敗も4だった。その積み重ねて勝ち越し12まで持ってきたのまでは本当に良かった、とは思う。
セ・パ交流戦が始まるまで、42試合で17個記録していた菊池涼介の送りバントの数が、セ・パ交流戦に入り16試合で4個と、確率的にえらく減ってしまった。エラーの数も15と12球団トップ。打てない、と言うよりも攻め手がない、抑えられない、自ら手放す、でこの先勝てるわけがない。
そこに追い討ちをかけるような(と言っても試合前の)話。
広島・一岡、右肩痛で登録抹消 デイリースポーツ
広島の一岡竜司投手が9日、右肩痛で出場選手登録を外れた。8日のオリックス戦(マツダ)登板後に異常を訴え、10日には病院で検査を受ける。野口チーフトレーナーは「右肩を上げるときに引っ掛かりがある」と症状を説明した。
一岡は巨人から移籍した今季、救援で23試合に登板し、1勝2セーブ、防御0.78の好成績だった。
この日はキラも不振で登録を外れた。
「肩の炎症」と言う事ですが、肉離れとかなんとか言うよりも痛いっちゅうたら痛い。もちろん痛いのは一岡竜司本人でしょうけど、場所が場所なだけに「最短10日で」とはいかないでしょう。
日曜日の登板はリリーフとしては珍しく中6日。8日の登板後に、と言う事ですが、もしかしたらもっと早くに症状が出てたのかもしれませんな。「しっくりこねーな」ってんで、点差が開いて楽な場面で「様子見登板」してやっぱりアカンかった、と言う結果に落ち着いたのかなぁ、とも。
ちょっと時間、かかるかな。
で、野村祐輔の出場選手登録は既定路線だったとして、最初からキラ・カアイフエとの入れ替えだったのかそれとも先に誰かとの入れ替えが画策されていたのか。おそらく後者だとは思いますが、人数的にはマイナス1。その1が発表されていないのもちょっと疑問。
バッティングを期待しての、ライネル・ロサリオの再登録(12日)待ちか、ザック・フィリップスの昇格はないのか、外国人枠ばっかりで考えてしまってますが、もしかしたら他の選手の登録もあるのか。いずれにしろ、シーズン開幕当初の選手が離脱したり調子を落としてる今が本気のテコ入れの時期。
何か変えないと、とは野村謙二郎監督の言葉。さて何を変えましょうか?
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
タイトルはもちろん、勝ったら最後は「し」にするつもりだったんですが、案の定完封負け。
もっともチーム防御率2.21(昨日完封で2.17)の投手陣からどうやって点を取ったらええねん?て話。今現在ただでさえ貧打線のカープ。誰を出されても勝てるわけがないんですよ。
テレビ中継は、深夜に帰宅してから観ました。観てましたが、試合中に紹介された野村謙二郎監督のコメントにもうゲンナリ。「ひとつ勝って自分たちの野球を取り戻さないと」。普通逆じゃないかな。
自分たちの野球をやって初めて勝ちがついてくるんじゃないですかね。勝とうが負けようが自分たちの野球を貫いていればこんなコメントは、まず出てこない。たかが6連敗したくらいで忘れてしまうような野球って、けっして自分たちの野球じゃないし、身に染み付いてるものじゃない。
そもそも、昨年まで散々負け続けてたチームが今年になって「はい、これがうちの野球です」とか言われても無理なんですよ。就任以来外国人助っ人野手を取っ替えひっかえ。ようやく期待通りのホームランが出るようになったのが「自分たちの野球」?そんな野球が身につくわけがない。
ただ幸いにも、昨日先発の野村祐輔が、被安打7ながらも6回2失点で、見れる試合を作ってくれたこと。急な出場選手登録で、調整をし直さなければいけなかったとは思いますが、これには頭が下がります。ただ、今回はうまくいったけど、次もうまくいくとは限らない。
二軍もリーグ戦を戦っているし、遠征に出る時は綿密に登板予定を組んで選手を帯同させています。これはどこのチームでも同じこと。ただでさえ人数が少ないところへ「一軍の緊急事態だから」ってんで人を抜かれても困る。「二軍も戦力」とは言うけども、二軍にも二軍の都合はありますよ。
話逸れましたね。
で一体「勝って思い出さなければいけない自分たちの野球」って一体どんな野球でしたかね。
1回裏先頭の梵英心は3ボール1ストライクからあっさりファーストフライを打ち上げた。そしてワンアウトから菊池涼介がフォアボールで出塁した。ここまではいい。けど、打席が回ったのが3番丸佳浩。いくら3番に据えてる丸佳浩とは言え、6月に入って3安打、打率0.125には期待出来ない。
ぶっちゃけここで送りバントでも良かったんじゃないか、とは思います。3番打者だからってんで絶対にヒッティングのサインしか出さない、と言うことはない。打率と言う確率の数字を考えると、ブラッド・エルドレッドまで回すことは考えなかったか。ただ漠然と打っていってレフトフライ。
そしてブラッド・エルドレッドの打席の時に、菊池涼介の走塁死。「自分たちの野球を思い出す為にもがき苦しんでる」と言えば聞こえはいいんだろうけど、選手を動かす場面を明らかに間違ってるんんじゃないかとすら。セ・パ交流戦に入って散々雑な野球をやっておいて、今更無理な話だ。
地道に地道に、送りバントを積み重ねて、1点を確実に取りに行って先制して、中押しダメ押しは一発攻勢で勝ってきた、それで三連戦初戦を確実にモノにして、連勝も連敗も4だった。その積み重ねて勝ち越し12まで持ってきたのまでは本当に良かった、とは思う。
セ・パ交流戦が始まるまで、42試合で17個記録していた菊池涼介の送りバントの数が、セ・パ交流戦に入り16試合で4個と、確率的にえらく減ってしまった。エラーの数も15と12球団トップ。打てない、と言うよりも攻め手がない、抑えられない、自ら手放す、でこの先勝てるわけがない。
そこに追い討ちをかけるような(と言っても試合前の)話。
広島・一岡、右肩痛で登録抹消 デイリースポーツ
広島の一岡竜司投手が9日、右肩痛で出場選手登録を外れた。8日のオリックス戦(マツダ)登板後に異常を訴え、10日には病院で検査を受ける。野口チーフトレーナーは「右肩を上げるときに引っ掛かりがある」と症状を説明した。
一岡は巨人から移籍した今季、救援で23試合に登板し、1勝2セーブ、防御0.78の好成績だった。
この日はキラも不振で登録を外れた。
「肩の炎症」と言う事ですが、肉離れとかなんとか言うよりも痛いっちゅうたら痛い。もちろん痛いのは一岡竜司本人でしょうけど、場所が場所なだけに「最短10日で」とはいかないでしょう。
日曜日の登板はリリーフとしては珍しく中6日。8日の登板後に、と言う事ですが、もしかしたらもっと早くに症状が出てたのかもしれませんな。「しっくりこねーな」ってんで、点差が開いて楽な場面で「様子見登板」してやっぱりアカンかった、と言う結果に落ち着いたのかなぁ、とも。
ちょっと時間、かかるかな。
で、野村祐輔の出場選手登録は既定路線だったとして、最初からキラ・カアイフエとの入れ替えだったのかそれとも先に誰かとの入れ替えが画策されていたのか。おそらく後者だとは思いますが、人数的にはマイナス1。その1が発表されていないのもちょっと疑問。
バッティングを期待しての、ライネル・ロサリオの再登録(12日)待ちか、ザック・フィリップスの昇格はないのか、外国人枠ばっかりで考えてしまってますが、もしかしたら他の選手の登録もあるのか。いずれにしろ、シーズン開幕当初の選手が離脱したり調子を落としてる今が本気のテコ入れの時期。
何か変えないと、とは野村謙二郎監督の言葉。さて何を変えましょうか?
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2014.06.10 / Top↑
tricolore
記事が気になりましたのでコメントさせて頂きます。
昨日の試合を見ていて感じたのは、ベンチの暗さ。でしょうか。
今の状況でベンチに盛り上がりを求めるのは厳しいのかもしれませんが、チームに前を向いている姿勢を感じないのは残念に感じました。
「自分たちの野球」は結果が出れば戻ってくるものではなく、自分達で作り上げて実践していくものですよね。
ベンチの雰囲気から作り直していって欲しいものです。
昨日の試合を見ていて感じたのは、ベンチの暗さ。でしょうか。
今の状況でベンチに盛り上がりを求めるのは厳しいのかもしれませんが、チームに前を向いている姿勢を感じないのは残念に感じました。
「自分たちの野球」は結果が出れば戻ってくるものではなく、自分達で作り上げて実践していくものですよね。
ベンチの雰囲気から作り直していって欲しいものです。
苦行僧
コメントありがとうございます
確かに元気ないですよね。この辺り、小窪くらいが多少バカをやってもいいと思うんですよね。ただ、小窪をうまくいじれる、タクローさんみたいな存在が選手の中に居てない。これが問題です。
確かに元気ないですよね。この辺り、小窪くらいが多少バカをやってもいいと思うんですよね。ただ、小窪をうまくいじれる、タクローさんみたいな存在が選手の中に居てない。これが問題です。
2014/06/10 Tue 19:41 URL [ Edit ]
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