6月1日 東北楽天ゴールデンイーグルス1-4広島東洋カープ
近年はボールがコロコロ変わったり、ピッチャーの投げる変化球の種類が増えたり、外国人選手が増えたりで、いったいピッチャー有利なのかバッター有利なのかも分からず、そのおかげで終盤7回以降の3点リードが果たしてセーフティリードなのかどうなのかすら分からなくなってきてます。
飛ぶボールの頃だったので参考になりませんが、昨年の由宇練習場での最終戦みたいに、あっという間に6点差が引っ繰り返ったかと思えば、1点差がどうしても詰めれない試合(多数)もあったりで、ベンチとしてはどんなピッチャーを投入するか頭の痛いところかとは思います、が。
今のカープの3点リード時に登板するピッチャー、もっと簡単に考えるなら、リードしている場面に投げるピッチャーってのは、ほぼどころか完全に固定されてしまってる。まず最初に(困った時の)中田廉、そして永川勝浩、一岡竜司が出てきて最後はキャム・ミコライオ。
永川勝浩の調子が絶望的な上、キャム・ミコライオが来日したはいいけど、まだまだ本調子ではないような状態(とは言うものの、3日には出場選手登録、と言われてますが)を考えると、中田廉と一岡竜司に負担がかかってくるのはわからないこともないです。だがしかし、これにも問題はある。
この土曜日、仙台市の最高気温は30.7度、日曜日も32.2度とこの時期としてはありえない気温を記録してる。北海道ですら30度を軽々と越えるような気候だから、ありえない訳ではないんですが、そんな炎天下でのデーゲーム。選手の体調には細心の注意をしなければいけない。
そんな中での中田廉の連投はいかがなものだろうか。
土曜日は2回25球、日曜日は1回30球。もちろん内容は雲泥の差ではあるけど、他にもピッチャーがいるにもかかわらず、リードしておればまず中田廉、と言う考え方はもう少し柔軟にならないか。
1点差2点差、ギリギリの場面であれば「すまん、ここは頼む」てな感じで行かせてもよかろう。ただ、3点差ならもう少し余裕のある投手起用が出来ないものだろうか。中田廉や一岡竜司を登板させなくても、他にいくらでもピッチャーはいるはずなんですけどね。
今のカープのブルペンの陣容を見る限り、ビハインドでのいわゆる「敗戦処理」的な役割を担っているのは梅津智弘、小野淳平、西原圭大の3人かと思います。ただこの3人も、いつまでも敗戦処理的ポジションで今シーズンを終わる気もなかろうし、その為に負け試合でも我慢して投げているはずだ。
みなここしばらく2イニングとか回またぎをこなして、、比較的長いイニングを投げて結果も出してる。何よりも、明らかに中田廉、永川勝浩、一岡竜司に負担がかかってきてるのは確か。特に永川勝浩なんか、いつ登録抹消になってもおかしくないようなここしばらくの登板内容。
3点差くらいならぶっちゃけ、この3人を先に投げさせてみる、ってのもアリだと思うんですが。万が一の場合に中田廉を準備させておく。投げなくて済むのであればそれはそれでいいことではあるし、いっその事この3人に「今日の試合終盤はお前らに任せたから」みたいなことを言ってみてもいい。
漠然とイニング消化だけでなく、ゼロに抑えるだけでなく、そのもう一つ上の「試合を決定づける」と言う目的を持たせてマウンドに上げるのもいいんではないかと思います。そうなったら中田廉らを休ませることも出来る。長距離移動の続くセ・パ交流戦。「完全休養」があってもいい。
セ・パ交流戦は2試合ごとで対戦相手が変わります。ならば1試合目と2試合目で、リリーフピッチャーを全く変えてしまうのもまた面白いんじゃないでしょうか。面白おかしいで投手リレーは決まらないとは思いますが、対戦の少ないチーム相手であればいくらか効果的なような気もします。
惜しむらくは、サウスポーが一人もいないのが残念ですが。
ただ一つ、気になること。5月30日の中田廉のツイート。
対象が何なのか分からない。投稿されたのは30日のことではあるけども、昨日の登板は、これに対する弔いの意味も込めた、中田廉自らの志願の「廉投」だったのかな、とも思いますけどね。
しかし、セ・パ交流戦に入ってから本当に野球が雑になったように思う。
この試合も初回こそ、ヒットと送りバントでチャンスを作って、先制点にはつながったものの、そのあとがまずい。ランナー2、3塁でライネル・ロサリオがセカンドゴロ。サードランナーの梵英心が突っ込むのまではいいとして、ブラッド・エルドレッドがサードまで走るのもいいとして、そしてそのどちらかがアウトになるのもしゃーないとして、ライネル・ロサリオが楽々セカンドタッチアウトなのはどうなんだ。
ブラッド・エルドレッドが逆走しだした意味も分からないし、そのドタバタの間にライネル・ロサリオがセカンドまで到達出来ないってのも問題だし、ランナーが3塁にいて、何が何でも内野ゴロならホーム突入、ってのもどうかと思う。特に外国人選手がらみでそんなのは無理なんだ。
ガッツンガッツンの長打攻勢を期待して、外国人選手をこれだけ並べてはいるんだろうけど、そして毎打席長打を放ってくれれば問題はないんだろうけど、大問題は走塁なんですよ。ランナー2人残る可能性があるはずなのに、攻撃自体が終わってしまった。
もしかしたらあの場面、ライネル・ロサリオはどうしたらいいのか分からなかったんじゃないか。あくまでもしかしての話ではあるけど、そう言う風に見えるくらい雑な走塁だった。本人も周囲も、バッティングばっかりに目がいってしまって、走・守はまだまだ一軍レベルにない。教わってないんだろうな。
何度でも言います。打って返せばいい、とは言うけど、一軍で要求される必要最低限の守備、走塁が出来ないのであれば一軍に置いておく必要性はない。致命的なミスを犯してからでは遅いですよ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
近年はボールがコロコロ変わったり、ピッチャーの投げる変化球の種類が増えたり、外国人選手が増えたりで、いったいピッチャー有利なのかバッター有利なのかも分からず、そのおかげで終盤7回以降の3点リードが果たしてセーフティリードなのかどうなのかすら分からなくなってきてます。
飛ぶボールの頃だったので参考になりませんが、昨年の由宇練習場での最終戦みたいに、あっという間に6点差が引っ繰り返ったかと思えば、1点差がどうしても詰めれない試合(多数)もあったりで、ベンチとしてはどんなピッチャーを投入するか頭の痛いところかとは思います、が。
今のカープの3点リード時に登板するピッチャー、もっと簡単に考えるなら、リードしている場面に投げるピッチャーってのは、ほぼどころか完全に固定されてしまってる。まず最初に(困った時の)中田廉、そして永川勝浩、一岡竜司が出てきて最後はキャム・ミコライオ。
永川勝浩の調子が絶望的な上、キャム・ミコライオが来日したはいいけど、まだまだ本調子ではないような状態(とは言うものの、3日には出場選手登録、と言われてますが)を考えると、中田廉と一岡竜司に負担がかかってくるのはわからないこともないです。だがしかし、これにも問題はある。
この土曜日、仙台市の最高気温は30.7度、日曜日も32.2度とこの時期としてはありえない気温を記録してる。北海道ですら30度を軽々と越えるような気候だから、ありえない訳ではないんですが、そんな炎天下でのデーゲーム。選手の体調には細心の注意をしなければいけない。
そんな中での中田廉の連投はいかがなものだろうか。
土曜日は2回25球、日曜日は1回30球。もちろん内容は雲泥の差ではあるけど、他にもピッチャーがいるにもかかわらず、リードしておればまず中田廉、と言う考え方はもう少し柔軟にならないか。
1点差2点差、ギリギリの場面であれば「すまん、ここは頼む」てな感じで行かせてもよかろう。ただ、3点差ならもう少し余裕のある投手起用が出来ないものだろうか。中田廉や一岡竜司を登板させなくても、他にいくらでもピッチャーはいるはずなんですけどね。
今のカープのブルペンの陣容を見る限り、ビハインドでのいわゆる「敗戦処理」的な役割を担っているのは梅津智弘、小野淳平、西原圭大の3人かと思います。ただこの3人も、いつまでも敗戦処理的ポジションで今シーズンを終わる気もなかろうし、その為に負け試合でも我慢して投げているはずだ。
みなここしばらく2イニングとか回またぎをこなして、、比較的長いイニングを投げて結果も出してる。何よりも、明らかに中田廉、永川勝浩、一岡竜司に負担がかかってきてるのは確か。特に永川勝浩なんか、いつ登録抹消になってもおかしくないようなここしばらくの登板内容。
3点差くらいならぶっちゃけ、この3人を先に投げさせてみる、ってのもアリだと思うんですが。万が一の場合に中田廉を準備させておく。投げなくて済むのであればそれはそれでいいことではあるし、いっその事この3人に「今日の試合終盤はお前らに任せたから」みたいなことを言ってみてもいい。
漠然とイニング消化だけでなく、ゼロに抑えるだけでなく、そのもう一つ上の「試合を決定づける」と言う目的を持たせてマウンドに上げるのもいいんではないかと思います。そうなったら中田廉らを休ませることも出来る。長距離移動の続くセ・パ交流戦。「完全休養」があってもいい。
セ・パ交流戦は2試合ごとで対戦相手が変わります。ならば1試合目と2試合目で、リリーフピッチャーを全く変えてしまうのもまた面白いんじゃないでしょうか。面白おかしいで投手リレーは決まらないとは思いますが、対戦の少ないチーム相手であればいくらか効果的なような気もします。
惜しむらくは、サウスポーが一人もいないのが残念ですが。
ただ一つ、気になること。5月30日の中田廉のツイート。
昨日、かけがえのない存在を亡くしてしまいました。
本当に心が痛くて、寂しいし悲しいです。
僕にできる事は、ただ一つボール投げることです。
一日一日を大事にして、強い気持ちを大切に!!
今まで色んな思いでをありがとう!
— 中田 廉 34 (@0721_34) 2014, 5月 30
対象が何なのか分からない。投稿されたのは30日のことではあるけども、昨日の登板は、これに対する弔いの意味も込めた、中田廉自らの志願の「廉投」だったのかな、とも思いますけどね。
しかし、セ・パ交流戦に入ってから本当に野球が雑になったように思う。
この試合も初回こそ、ヒットと送りバントでチャンスを作って、先制点にはつながったものの、そのあとがまずい。ランナー2、3塁でライネル・ロサリオがセカンドゴロ。サードランナーの梵英心が突っ込むのまではいいとして、ブラッド・エルドレッドがサードまで走るのもいいとして、そしてそのどちらかがアウトになるのもしゃーないとして、ライネル・ロサリオが楽々セカンドタッチアウトなのはどうなんだ。
ブラッド・エルドレッドが逆走しだした意味も分からないし、そのドタバタの間にライネル・ロサリオがセカンドまで到達出来ないってのも問題だし、ランナーが3塁にいて、何が何でも内野ゴロならホーム突入、ってのもどうかと思う。特に外国人選手がらみでそんなのは無理なんだ。
ガッツンガッツンの長打攻勢を期待して、外国人選手をこれだけ並べてはいるんだろうけど、そして毎打席長打を放ってくれれば問題はないんだろうけど、大問題は走塁なんですよ。ランナー2人残る可能性があるはずなのに、攻撃自体が終わってしまった。
もしかしたらあの場面、ライネル・ロサリオはどうしたらいいのか分からなかったんじゃないか。あくまでもしかしての話ではあるけど、そう言う風に見えるくらい雑な走塁だった。本人も周囲も、バッティングばっかりに目がいってしまって、走・守はまだまだ一軍レベルにない。教わってないんだろうな。
何度でも言います。打って返せばいい、とは言うけど、一軍で要求される必要最低限の守備、走塁が出来ないのであれば一軍に置いておく必要性はない。致命的なミスを犯してからでは遅いですよ。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2014.06.02 / Top↑
| Home |