ウエスタンリーグを観戦し出して(これが長いか短いかは別にして)20年くらいになります。
以前は大阪市内に住んでいたので、観戦に行くとなると、今はなき藤井寺球場か阪神鳴尾浜球場。その頃はカメラを持ち歩く訳でもなく、今ほどビデオカメラが安く手に入る訳でもなかったので、誰に見せるわけでもないメモを取りつつ、近くでカープの若手選手が観れる、と言うだけの観戦。
確か藤井寺球場のウエスタンリーグ入場料は300円。スタンド下の売店が一ヶ所だけ開いてた記憶があります。そしてカープ側には応援団。甲子園球場で、紙吹雪の代わりにジェット風船を最初に上げたとされる「大阪河内楠公会(今もあるのかな)」の人達がごくたまに来てた覚えがあります。
某SNSでテキスト実況「らしきもの」を始めたのは2008年頃の事。それ以来試行錯誤しつつ、現在の形となりました。もちろん人為的ミス機械的ミスその他、絶えず発生しております(笑)。
マツダスタジアムでのウエスタンリーグ公式戦は、幾度となく観戦してきました。そしてその度に「いつかはここでウエスタンリーグ公式戦のナイトゲームが観たいなぁ」と常々考えておりました。
が、ついに6年目のマツダスタジアムで、ウエスタンリーグ公式戦が行われる事となりました。
二軍とは言え、もちろん最終的には一軍の試合出場を目指す選手ばかり。そこを目指して普段はあっついあっついナゴヤ球場や、阪神鳴尾浜球場、由宇練習場や雁ノ巣球場で汗を流してる。そんな選手でもやはり「マツダスタジアムのナイトゲームとはどんなもんか」てのを知っておいた方がいい。
ナゴヤドームや福岡ドームでは「親子ゲーム」と称して、午前中から試合をやったり、甲子園球場で試合をやったりもしてましたが、いずれもデーゲーム。ウエスタンリーグでナイトゲームが出来る球場と言えば、あじさいスタジアム北神戸がありましたが、今シーズンはデーゲームのみの開催。
かつてはスカイマークスタジアムで夕方からの「薄暮ゲーム」もありましたが、本格的にナイトゲームともなると久しぶり。しかも一軍の本拠地球場としては、カープは初めてになりますかね。
ホークスやタイガースは年に数回ナイトゲームを開催してるようです。いずれは立つべき場所だし、来年度以降も是非とも開催して頂きたい。せっかくこれだけのスタジアムなんだから勿体ない。
そして、20日からの二日間はふた昔前の任侠映画の如くの「広島・福岡全面抗争」。
一軍は福岡ドームで、バファローズとの熾烈な順位争い中のホークスとのセ・パ交流戦初戦。そしてマツダスタジアムではウエスタンリーグ1位2位直接対決。ともに18:00試合開始。同一カード親子ゲームは甲子園球場と鳴尾浜球場、多々ありますが、同時刻試合開始もそうないでしょう。
――――と言う無駄に長い前フリを、2つ前の記事用に用意しておったんですが、結局13時頃から降り続いた雨のおかげであえなく中止、何食わぬ顔でこの記事に流用した次第であります(笑)。
こんな試合が毎年恒例行事になれば、それはそれで良い事ですが、せっかくなら何かイベントをすればいいとは思ったんですがいかがでしょう。今シーズンは新たに三原市民球場でのウエスタンリーグ公式戦も行われましたし、プロ野球の興行としてどんどん外に出ていけばいい、と思います。
「ウエスタンリーグは選手育成の場」とは言いますが、やはり職業としてのプロ野球である以上、たくさんのお客さんに観てもらってナンボの世界。間接的ではありますが、それが「もっとうまくなりたい」と考える意識づけになるような気もします。山奥で粛々とやってるのもいいですけどね。
そしてカープも、もっとこんな試合は自ら宣伝に打って出た方がいい。バファローズなんか、地方の主催試合ともなると、詳細が決定したら即公表。前売り券も発売してるし、この辺りの機敏さは真似すべき。タイガースも、甲子園球場でウエスタンリーグを開催する際は色々やってます。
何もせず、あくまでも試合を中心に考えているのかも知れません。また近隣との騒音問題もあるかと思いますが、正直もう少し、良い意味でのおちゃらけがあってもいいんじゃないかな、とも。
慣れぬ事ですから、下手したらダダ滑りになる可能性もなきにしもあらずですが、やってみない事には何も前に進みません。それこそ「振らな何も始まらないから、強気で一か八か」ですよ。

で、庄司隼人の博多への旅立ちを見送ったあと、昼食をとって再びマツダスタジアムへ。

前売り券の窓口。平日にもかかわらず人だかり、これが今のカープのチカラ。

そして、ウエスタンリーグの試合の当日券売り場は三塁側。準備万端整ってます。

午前中は誰もいなかった、正面入口一塁側のフェンス横には、開門を待ちきれないヒマ人共(おめーもだ)がぼちぼち集まってきてます。開門してるかしてないかだけで、試合は既に始まっています。そう、家を一歩出たらそこはもう試合観戦。そして、家に帰るまでが試合観戦なのです(笑)。


16時過ぎ、入場ゲートの設営開始。天気予報が「晴れ」だったので、通常かぶせられているテントは撤収、骨組みだけを三塁側から一塁側へ移動。もっとも「テントなし」なのは、風に煽られるのを防止するためなのかも知れません。以前、風に煽られて飛ばされそうになったことがありましたからね。

特筆すべきはこの照明装置。通常はデーゲームなのでまずお目にかかることはないです。試合中は外に出ることがなかったので、どういう感じで点灯しているか見る事が出来なかったのが残念。

当日券発売開始3分前の、当日券売り場の様子(左)と入場待ちの列(右)。もちろんこの中には、ホークスファンの方の姿もあります。この混沌とした雰囲気がまたウエスタンリーグらしいといえばらしい。どこのファンであろうが「ただの野球好き」に変わりないんですよね。

開門15分前の入場列の様子。ついにトイレの向こう側まで列が延びました。


そんな折り、いきなりやってきたスラィリー。福岡ドームに行ったんじゃなかったのか(笑)。
そして定刻、17:15、開門です。
長くなるので(笑)試合は次の記事にて。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
以前は大阪市内に住んでいたので、観戦に行くとなると、今はなき藤井寺球場か阪神鳴尾浜球場。その頃はカメラを持ち歩く訳でもなく、今ほどビデオカメラが安く手に入る訳でもなかったので、誰に見せるわけでもないメモを取りつつ、近くでカープの若手選手が観れる、と言うだけの観戦。
確か藤井寺球場のウエスタンリーグ入場料は300円。スタンド下の売店が一ヶ所だけ開いてた記憶があります。そしてカープ側には応援団。甲子園球場で、紙吹雪の代わりにジェット風船を最初に上げたとされる「大阪河内楠公会(今もあるのかな)」の人達がごくたまに来てた覚えがあります。
某SNSでテキスト実況「らしきもの」を始めたのは2008年頃の事。それ以来試行錯誤しつつ、現在の形となりました。もちろん人為的ミス機械的ミスその他、絶えず発生しております(笑)。
マツダスタジアムでのウエスタンリーグ公式戦は、幾度となく観戦してきました。そしてその度に「いつかはここでウエスタンリーグ公式戦のナイトゲームが観たいなぁ」と常々考えておりました。
が、ついに6年目のマツダスタジアムで、ウエスタンリーグ公式戦が行われる事となりました。
二軍とは言え、もちろん最終的には一軍の試合出場を目指す選手ばかり。そこを目指して普段はあっついあっついナゴヤ球場や、阪神鳴尾浜球場、由宇練習場や雁ノ巣球場で汗を流してる。そんな選手でもやはり「マツダスタジアムのナイトゲームとはどんなもんか」てのを知っておいた方がいい。
ナゴヤドームや福岡ドームでは「親子ゲーム」と称して、午前中から試合をやったり、甲子園球場で試合をやったりもしてましたが、いずれもデーゲーム。ウエスタンリーグでナイトゲームが出来る球場と言えば、あじさいスタジアム北神戸がありましたが、今シーズンはデーゲームのみの開催。
かつてはスカイマークスタジアムで夕方からの「薄暮ゲーム」もありましたが、本格的にナイトゲームともなると久しぶり。しかも一軍の本拠地球場としては、カープは初めてになりますかね。
ホークスやタイガースは年に数回ナイトゲームを開催してるようです。いずれは立つべき場所だし、来年度以降も是非とも開催して頂きたい。せっかくこれだけのスタジアムなんだから勿体ない。
そして、20日からの二日間はふた昔前の任侠映画の如くの「広島・福岡全面抗争」。
一軍は福岡ドームで、バファローズとの熾烈な順位争い中のホークスとのセ・パ交流戦初戦。そしてマツダスタジアムではウエスタンリーグ1位2位直接対決。ともに18:00試合開始。同一カード親子ゲームは甲子園球場と鳴尾浜球場、多々ありますが、同時刻試合開始もそうないでしょう。
――――と言う無駄に長い前フリを、2つ前の記事用に用意しておったんですが、結局13時頃から降り続いた雨のおかげであえなく中止、何食わぬ顔でこの記事に流用した次第であります(笑)。
こんな試合が毎年恒例行事になれば、それはそれで良い事ですが、せっかくなら何かイベントをすればいいとは思ったんですがいかがでしょう。今シーズンは新たに三原市民球場でのウエスタンリーグ公式戦も行われましたし、プロ野球の興行としてどんどん外に出ていけばいい、と思います。
「ウエスタンリーグは選手育成の場」とは言いますが、やはり職業としてのプロ野球である以上、たくさんのお客さんに観てもらってナンボの世界。間接的ではありますが、それが「もっとうまくなりたい」と考える意識づけになるような気もします。山奥で粛々とやってるのもいいですけどね。
そしてカープも、もっとこんな試合は自ら宣伝に打って出た方がいい。バファローズなんか、地方の主催試合ともなると、詳細が決定したら即公表。前売り券も発売してるし、この辺りの機敏さは真似すべき。タイガースも、甲子園球場でウエスタンリーグを開催する際は色々やってます。
何もせず、あくまでも試合を中心に考えているのかも知れません。また近隣との騒音問題もあるかと思いますが、正直もう少し、良い意味でのおちゃらけがあってもいいんじゃないかな、とも。
慣れぬ事ですから、下手したらダダ滑りになる可能性もなきにしもあらずですが、やってみない事には何も前に進みません。それこそ「振らな何も始まらないから、強気で一か八か」ですよ。

で、庄司隼人の博多への旅立ちを見送ったあと、昼食をとって再びマツダスタジアムへ。

前売り券の窓口。平日にもかかわらず人だかり、これが今のカープのチカラ。

そして、ウエスタンリーグの試合の当日券売り場は三塁側。準備万端整ってます。

午前中は誰もいなかった、正面入口一塁側のフェンス横には、開門を待ちきれないヒマ人共(おめーもだ)がぼちぼち集まってきてます。開門してるかしてないかだけで、試合は既に始まっています。そう、家を一歩出たらそこはもう試合観戦。そして、家に帰るまでが試合観戦なのです(笑)。




16時過ぎ、入場ゲートの設営開始。天気予報が「晴れ」だったので、通常かぶせられているテントは撤収、骨組みだけを三塁側から一塁側へ移動。もっとも「テントなし」なのは、風に煽られるのを防止するためなのかも知れません。以前、風に煽られて飛ばされそうになったことがありましたからね。

特筆すべきはこの照明装置。通常はデーゲームなのでまずお目にかかることはないです。試合中は外に出ることがなかったので、どういう感じで点灯しているか見る事が出来なかったのが残念。


当日券発売開始3分前の、当日券売り場の様子(左)と入場待ちの列(右)。もちろんこの中には、ホークスファンの方の姿もあります。この混沌とした雰囲気がまたウエスタンリーグらしいといえばらしい。どこのファンであろうが「ただの野球好き」に変わりないんですよね。

開門15分前の入場列の様子。ついにトイレの向こう側まで列が延びました。




そんな折り、いきなりやってきたスラィリー。福岡ドームに行ったんじゃなかったのか(笑)。
そして定刻、17:15、開門です。
長くなるので(笑)試合は次の記事にて。
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2014.05.23 / Top↑
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