※午後編、とは申しますが、11:00以降の話です。

これの続きです。

さて、11:00に練習見学タイムが終了。追い出されることになります。

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11:00を過ぎる頃には、後から来た人、そして一般入場の列も長くなり、そこにスタジアムDJケチャップさんの「煽り」も入って結構賑やかになります。まだまだ場違いな雰囲気のあるケチャップさんですが、湘南シーレックスの頃みたいに、何とか定着して欲しいものです。

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そして週末には、バファローズの選手による「ウェルカムハイタッチ」。この試合前のお迎えはルーキーの奥浪鏡と、前日の試合で先発した森本将太が登場。この日だけ参加のバファロー・ブルとバファロー・ベルも交えての、ちょっとした撮影会になりました。

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11:20.Bs CLUB会員、携帯サイト会員先行入場。

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そして、何はともあれおかもとカレー。これがないと試合が始まらないのです。

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カレーを食い終わった頃、ウェルカムハイタッチを終えた奥浪鏡と森本将太が帰って行きました。

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で、やはり開門から試合開始までの約1時間ってのは非常に慌ただしい時間でして。しかもカレーを食ってようものなら、カープの守備練習を見てる暇がないのです。ようやく食べ終わった頃には試合前の指示と円陣。しかもその円陣を組んでいる最中にベンチ入りメンバー発表。忙しや(笑)。

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その後一旦選手はベンチ裏に下がりますが、その間を利用してライネル・ロサリオがサイン会を開いていました。そう言えば前日、宿舎に引き上げる前にサイン会をしてたのも彼でした。

そしてこの日は先にも出したように、バファロー・ブルとバファロー・ベルのそろい踏み。

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DSC_3537.jpg DSC_3532_2014050402280989c.jpg DSC_3539_20140504022808b3f.jpg DSC_3541_201405040228076b5.jpg



スターティングメンバー
先攻:広島東洋カープ
1(右)中村憲
2(二)東出
3(捕)會澤
4(左)ロサリオ
5(指)栗原
6(三)庄司
7(中)土生
8(一)美間
9(遊)鈴木誠
投手:池ノ内

出場予定
投:24 28 29 46 48 58 68 120
捕:40 61 64
内:2 5 51 52 59 60
外:25 43 44 49 50 69 99

●開幕から、と言うよりも今シーズン教育リーグからずっと4番を張っていた高橋大樹がとうとうスターティングメンバーから消えました。そこそこヒットは出てはいましたが、やはり若干お疲れか。

後攻:オリックスバファローズ
1(右)吉田雄
2(遊)縞田
3(指)谷
4(二)ベタンコート
5(捕)伏見
6(中)宮崎
7(左)小島
8(一)園部
9(三)三ツ俣
投手:東野

出場予定
投:13 17 31 36 40 48 58 59 118
捕:23 27 115
内:1 30 33 38 44 54 61 106
外:00 10 24 25 53 56 68 99

●よその外国人選手については知らない事のほうが多かったりしますが、べタンコートってセカンド出来るんですね、と。そして今年、何回目だろう東野峻。

審判
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球審:梅木謙一、一塁:須山祐多、三塁:今岡諒平
公式記録員:貞比良広

打者成績
1回表
中村憲    フルカウントから7球目を打ってセカンドゴロ
東出     2‐2から6球目を打ってレフト前ヒット
會澤     3‐0から4球目を打ってセカンドゴロダブルプレイ

1回裏
吉田雄    2‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
縞田     初球をピッチャー前送りバント 
谷      2‐2から5球目を打ってレフトへタイムリースリーベースヒット
バファローズ1‐0カープ
ベタンコート 1‐1から3球目を打って左中間突破タイムリーツーベースヒット
バファローズ2‐0カープ
伏見     0‐1から3球目を打ってセンターフライ
ベタンコートはタッチアップでサードへ
宮崎     フルカウントから6球目を打ってショートゴロ

●タイムリースリーベースヒットとはなっていますが、ただライネル・ロサリオのグラブに触らなかった、と言うだけで見かけは完全にエラー。守備の難は解消されていない。前日は指名打者出場だったので、体を解す意味か、サードで試合前のノックを受けてたけど、そんな事してる場合かなぁ。

●どう見ても通常の「レフト前ヒット」の打球な。もう一歩突っ込めなかったか、安全策を取れなかったか、は分かりませんが、その値rの打球判断がまだまだ。打って取り返せばいい、と安易に言いますが、試合に出ている以上、ミスはやはり許されない。それは失点につながるのであれば尚更。

2回表
ロサリオ   初球を打ってレフト前ヒット 
栗原     0‐1から2球目を打ってキャッチャーファウルフライ
次打者庄司の2球目にロサリオセカンド盗塁成功
庄司     1‐1から3球目を打ってレフトフライ
土生     1‐0から2球目を打ってショートゴロ

●チョンボを取り返すつもりだったのかそれともサインだったのか、ライネル・ロサリオがセカンドへ盗塁。走れる選手はどんどん走っていいですよ。失敗してナンボ、自分達に点が入らなくなるだけなんだし。下手なら練習すればいい、とは言いますけどね。

2回裏
小島     フルカウントから8球目を打ってレフトフライ
園部     2‐2から6球目にデッドボール
三ツ俣     1‐2から5球目を打ってライト線シングルヒット、園部はサードへ
吉田雄    初球を打ってセンター前タイムリーヒット
バファローズ3‐0カープ
次打者縞田の4球目にワイルドピッチ
縞田     2‐2から7球目を打ってセンター前タイムリーヒット
バファローズ4‐0カープ
谷      2‐2から7球目を空振り三振
ベタンコート フルカウントから9球目を選んでフォアボール
伏見     2‐1から4球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット
バファローズ6‐0カープ
宮崎     2‐0から3球目を打ってライトフライ

3回表
美間     1‐0から2球目を打ってライトフライ
鈴木誠    2‐2から6球目を空振り三振
中村憲    1‐0から2球目を打ってファーストゴロ

●池ノ内亮介。2回裏までジャスト70球。それでしっかり体か暖まったのか、まるで別人のようなピッチング。単にバファローズの攻め疲れか、などとも。ただサイドスローで140km/h出るのはは、他のピッチャーにはない魅力かと思いますが、今後これをどう生かすか。そしてどのポジションで生かすか。それが決まらずただ漠然と支配下にしたのなら問題だと思いますが如何でしょう。

3回裏
小島     3‐1から5球目を打ってセカンドゴロ
園部     フルカウントから7球目を打ってライトフライ
三ツ俣    2‐0から3球目を打ってレフトフライ

4回表
東出     2‐2から6球目を打ってセカンドゴロ
會澤     1‐1から3球目を打ってセンターフライ
ロサリオ   ストレートのフォアボール
栗原     フルカウントから6球目を打ってショートゴロ

4回裏
カープ選手交代
セカンド東出に代えてライト鈴木将
ライト中村憲がファーストへ
ファースト美間がサードへ
サード庄司がセカンドへ

吉田雄    フルカウントから8球目を打ってショートフライ
縞田     1‐2から5球目を打ってショートゴロ
谷      2‐2から8球目を打ってレフトフライ

5回表
庄司     初球を打ってセンターフライ
土生     フルカウントから9球目を打ってライト前ヒット

美間     初球を打ってレフトへ第2号ツーランホームラン
バファローズ6‐2カープ
鈴木誠    初球を打ってレフト線ツーベースヒット
中村憲    フルカウントから7球目を空振り三振
鈴木将    2‐2から7球目を空振り三振

●美間優槻のツーランホームラン。初球を思い切り引っぱたいてレフトへの見事な放物線、と言えばいいのでしょうか(打球は相変わらず追えてはいませんが)。昨年の春から見ても、明らかに体が大きくなり、野手の体型になってきてますが、残念な事にまだ「ここ」と言うポジションが見えない。

●昨年はサードが主体ではありましたが、今シーズンはファーストだったりセカンドだったり。しかもそれらを割とソツなくこなしてしまうところに器用さは感じますが、まだまだ器用貧乏で埋もれさす年齢でもない。競争もあろうかと思いますが、どこか一つに絞ってやりたいなぁ。

5回裏
ベタンコート フルカウントから6球目を打ってレフトオーバーツーベースヒット
伏見     2‐1から4球目を打ってレフト前タイムリーヒット
バファローズ7‐2カープ
宮崎     2‐2から5球目を打ってレフト前ヒット

カープ選手交代
ピッチャー池ノ内から大島

小島     0‐2から3球目を打ってサードゴロセカンド封殺
園部     1‐2から4球目を空振り三振

三ツ俣    1‐0から2球目を打ってレフト今シーズンへ第1号スリーランホームラン
バファローズ10‐2カープ
吉田雄    ストレートのフォアボール
縞田     フルカウントから球目を選んでフォアボール
谷      2‐2から5球目を打ってセンター前タイムリーヒット
バファローズ11‐2カープ
谷の代走に丸毛
ベタンコート フルカウントから6球目を選んでフォアボール
伏見     2‐2から5球目を打ってレフト前2点タイムリーヒット
バファローズ13‐2カープ
宮崎     2‐2から5球目を打ってライト線タイムリーヒット
バファローズ14‐2カープ

カープ選手交代
ピッチャー大島から岩見

小島の代打武田 1‐2から4球目を空振り三振

●6対2と、多少ながらも芽生えてきた追い上げムードに、完膚なきまでに水を差したとも思える大島のピッチング。池ノ内亮介がしっかりせなんだだけに、この辺りでビシッと締めてかからなければいかんはずなのに、試合を完全にぶち壊してしまった。正直話にならなかったとしか言えない。

●今シーズン、まだ2試合目の登板。一時「強化指定選手」にも入ってたみたいですが、11年目にもなって強化指定もなかろう。フォアボール、フォアボール、タイムリーヒット、フォアボール、タイムリーヒット。これまでと何ら変わったところがない。むしろ何を強化したかったのか。

●そして、久しぶりに観たせいもあるのかも知れませんが、ピッチングフォームに力感が漂って来なかった。いろいろ模索した結果なんだろうけど、これでは遠征に連れ出す意味かない。遠征6連戦だから、人手不足を補う為、でもないんだろうけど、これでは端にも棒にもかからない。

●よくカープファンは、打ち込まれたピッチャーに対して「由宇(練習場)まで走って帰れ!」と言うことがあります。この試合における池ノ内亮介と大島崇行は正しくそれでした。

6回表
バファローズ選手交代
代打武田がライト
ライト吉田雄がレフト
キャッチャー伏見から原大輝
セカンドベタンコートに代えてショート東
ショート縞田がサードへ
サード三ツ俣がセカンドへ

會澤     初球を打って右中間突破ツーベースヒット
ロサリオ   1‐2から4球目を空振り三振
栗原     2‐2から7球目を打って右中間突破タイムリーツーベースヒット
バファローズ14‐3カープ
庄司     3‐1から5球目を選んでフォアボール
土生     1‐2から4球目を打ってレフト前ヒット
美間     1‐1から3球目を打ってサードゴロダブルプレイ

6回裏
カープ選手交代
キャッチャー會澤から磯村

園部     0‐2から4球目を空振り三振
三ツ俣    フルカウントから球目を打ってセカンドフライ
吉田雄    1‐2から4球目を空振り三振

●打席を終えたところでキャッチャー會澤翼は御役御免、なのか計画通りの交代なのか。ただ乱気流の先発・池ノ内亮介と二番手・大島崇行をコントロール出来なかったゆえの懲罰か。

7回表
バファローズ選手交代
ピッチャー東野から佐藤峻

鈴木誠    1‐2から4球目を見逃し三振
中村憲    0‐2から3球目を見逃し三振
鈴木将    1‐0から2球目を打ってファーストゴロ

7回裏
カープ選手交代
ピッチャー岩見から江草

縞田     フルカウントから9球目を打ってサードフライ
丸毛     2‐2から6球目を見逃し三振
東      2‐1から4球目を打ってピッチャーゴロ

●この回より左肘手術からの「復活」を目指す江草仁貴が登板。Max142km/hは先週の由宇練習場での試合と同様。テンポ良く投げるリズムもあり、本格的な戦列復帰も近いか。ただ若干ではありますが、体が小さくなったようにも見えるんですよね。連投に関するスタミナは大丈夫か。

8回表
バファローズ選手交代
ピッチャー佐藤峻から桑原

磯村     1‐2から4球目を打ってセンター前ヒット
ロサリオ   1‐2から4球目を打ってライト前ヒット
栗原     0‐2から4球目を打ってライト前ヒット
庄司     初球を打って浅いセンターフライ
土生     2‐2から5球目を空振り三振
美間     0‐2から3球目を空振り三振

●シングルヒット3本で作ったチャンスも、庄司隼人のセンターフライ以外は点が入りそうな形跡はなし。もっとも、点差が開いていたので、それこし「細かいことはいいんだよ」状態だったか。ただ、庄司隼人にも、打席の中で何かする工夫は欲しかったな、と思いました。

8回裏
カープ選手交代
ピッチャー江草から永川光浩

原大     2‐2から6球目を打ってライトフライ
宮崎     フルカウントから7球目を選んでフォアボール
代走に深江
武田     1‐2から4球目を打ってレフトフライ
園部     1‐2から4球目を見逃し三振

●永川光浩がついに、この回より登板。前日から帯同はしていたので、この三連戦で登板があるだろうなとは思ってましたが大差が開いたここ。そしてブルペンから勇躍登場。多分バファローズファンも、またカープファンも観た事が殆んどないであろう永川光浩の投球は、想像以上の内容でした。

●フォアボールこそひとつ出しましたが、最後に園部聡を見逃し三振に斬って取ったストレートは、このイニングの最速138km/h。120km/h前後の変化球で武田健吾から空振りを取ったりと、フォームのぎこちなさとは対照的なピッチング。この先活かせるかどうか。

9回表
バファローズ選手交代
ピッチャー桑原から戸田
代走深江がそのままセンター

鈴木誠    1‐1から3球目を打ってサード内野安打
中村憲    初球を打ってショートゴロ捕球エラー
鈴木将    1‐0から2球目を打ってライト前タイムリーヒット
バファローズ14‐4カープ
磯村     初球を打ってセカンドゴロ サードランナー生還
バファローズ14‐5カープ
ロサリオ   2‐1から4球目を打ってをセカンドゴロ
栗原     2‐2から7球目を打ってセンター前タイムリーヒット
バファローズ14‐6カープ
庄司     初球を打ってピッチャーゴロ

●よく、9回表なり9回裏なりに入る得点ってのは「あすに繋がる云々」と言われますが、そんな訳がない。明日の先発ピッチャーがその日最後に打ち込んだピッチャーなわけがないんだし、ましてや出てくるわけでもない。自チームの打順も変わろうし。無意味、とまでは言わないけど、ここまでにもう一本出なかったか、と言う思いしか残らない9回表。それこそ「炎上さえなければ」。

由宇 000 021 003  6 H14 E0
神戸 240 008 00X 14 H14 E0
勝利投手:東野峻
敗戦投手:池ノ内亮介
本塁打:[広島]美間2号(5回表、東野からツーラン)
    [オリックス]三ツ俣1号(5回裏、大島からスリーラン)

投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
広島東洋カープ
池ノ内 4.0 24 121 10  1  1  9  9
大島  0.2  9  41  4  3  1  5  5
岩見  1.1  4  17  0  0  3  0  0
江草  1    3  19  0  0  1  0  0
永川光 1    4  22  0  1  1  0  0

オリックスバファローズ
東野  6   26  82  8  2  4  3  3
佐藤峻 1    3   9  0  0  2  0  0
桑原  1    6  29  3  0  2  0  0
戸田  1    7  19  3  0  0  3  1



両チーム14安打ずつ。よくこう言う試合を「ノーガードのドツキアイ」と申しますが、よく見たらバファローズの方はしっかりとヘッドギアをつけてました、みたいな試合。

その象徴がレフト守備。とにかくライネル・ロサリオ。

打つ方はいろいろと一軍で身につけて帰って来はしましたが、その分守備がお粗末になってしまってる。まず打球が飛んだあとの一歩目が異常なまでに遅いし、クッションボールの処理も甘い。5回裏のべタンコートの打球なんぞその象徴。ただただファイトで突っ込んでいけばいいってものじゃない。

打てばいい、とされる外野守備でもブラッド・エルドレッドなんぞは本当に必死にやってる。4年契約だからじっくり育てていただきたいとは思いますが、とても普段練習しているとは思えないお粗末守備。フライを捕って拍手もらってるようではアキマセンヨ。

朝山コーチ、何とかしてくださいホント。銭の取れる守備にしてくれ、とは言いません。バッティングを生かしたいから外野に回してるんだと思いますが、せめて最低限の守備が出来るようにして下さい。4年契約とは言え、3年目4年目には確実に戦力にしないといかんのですから。


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2014.05.04 / Top↑
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