昨日の試合はもちろん、録画で観てました。サンテレビではなくGAORAの方ですが。13:30からの中継。試合開始は14:00。しかしながら降雨の関係で14:30に試合開始が伸びました。
その間、GAORAでは何してたかって言うと、選手会長・上本博紀のインタビュー、ばっかりではなく、放送席で雑談しながらも、ほぼ映しているのはスタンド並びにグラウンドの様子。
とは言うものの、内野全面を覆ったシートの上はぶっちゃけ水浸し。こんな状況でどうやってグラウンド整備を始めるかってのがある種見もの。やかましいコマーシャルを挟みながらも、シートがはがされると見事なまでに地ならしがなされたグラウンドが出現。
一種の「除幕式」みたいなもんですよ。あれだけビッシャビシャだったシートの下には、水たまり一つない黒土のグラウンドが出てくるんですからね。もちろん、シートで覆う前に徹底的に整備をし、雨が降り出す何時間も前からシートを被せ「臨戦態勢」を整えてたんでしょうね。
試合開始が延びて、とりあえずトイレとかメシとか、雑用に追われていた方もおられたかと思いますが、ぶっちゃけ「除幕式」を見るのもまた一興。阪神鳴尾浜球場やらほっともっとフィールド神戸もそうですが、これらのグラウンドは、阪神園芸さんが創り出した「芸術品」ですからね。
そして、鳴尾浜球場でもよく見ますが、みなさんホント一切無駄な動きがない。誰がこれをしてる時に、誰某はこれをしておく、みたいなスケジュール的なものがみっちり仕組まれている。
以前にも述べたことはあると思いますが、全国の野球場整備に携わっている人は、一度阪神園芸さんに研修に行ったらいいんじゃないか、とも思いますよ。プロフェッショナルが使用する球場はやはりプロフェショナルが整備すべき、だと思います。上等のプレイは、上等のグラウンドで。
外野の芝の手入れも本当に見事だし、雨上がりだったので余計に緑が目に映える。そして、土色のグラウンドに粛々と白線が惹かれていくさまはただただ「グラウンド芸術」と言わざるを得ません。ホント阪神甲子園球場はいいグラウンドだと思います。そして素晴らしきは阪神園芸。
そんなグラウンドで行われた、おそらく今シーズンセ・パ12球団の中で最高の試合。
前田健太対ダルビッシュ有の投げ合いも凄まじかったとは思いますが、あの試合はダルビッシュ有が先に降板してしまい、前田健太の「優勢勝ち」に終わったような気もしますが、昨日の試合はタイガースはランディ・メッセンジャー、カープはブライアン・バリントンが最後まで投げ切った試合。
両者完投、1対0の試合って、過去にどれくらいあるのかまでは調べがつきませんが、そうそうないはず。無援護、自責点ゼロで負け投手になった人は過去に結構居てると思いますが。
両チームヒットは2本ずつ、4回までは両先発パーフェクト。よく高校野球とかで「どっちにも勝たしてやりたい試合」と言うのがありますが、この試合がまさにこれ、じゃないですかね。
個人的にですが、ランディ・メッセンジャーは嫌いじゃないです。むしろよく頑張ってるなぁ、とも思いますよ。来日した2010年シーズン前半は二軍暮らし。長いイニングのリリーフとかでマウンドに上がったりもしてたように記憶しています。本意ではなかったと思いますが。
それでも、しっかりトレーニングをして、ついに阪神タイガースで5年目のシーズン。ここしばらくのタイガースの外国人投手で、これだけ長く在籍したピッチャーって思いつかない。いずれは彼も「帰国」することになると思いますが、それまでは大事に使ってあげてほしいです。
よく「若返り」とか「年俸高騰」「契約満了だから」ってんで外国人選手をあっさり手放してしまう球団があるけども、彼はそれこそ、いくら投じてもいいから残すべき選手だと思います。
代理人がどう言うかわかりませんけどね(笑)。
ほぼ同じ事がブライアン・バリントンにも同じことが言えますよ。
6回3失点で野村謙二郎監督が苦言を呈していたのは4月11日の試合でしたかね。本人からしたら「ロッカイサンシッテンノ ナニガイカンノデスカ」と言う心境だったとは思う。それが先発ピッチャーの最低限の仕事であると同時に、その結果を常に出していくことの難しさ。
それが出来ていたピッチャーが一人いなくなって、まだ海のものとも山のものともつかない新人投手が2人、先発ローテーションに入っている。そんな状況で、ブライアン・バリントンがこれだけ投げている、と言うのはホント賞賛されるべきですよ。
本来先発で投げるべき、投げることができるピッチャーはまだまだいる。その中で、副数年契約があるとは言え、ブライアン・バリントンを選択、そして起用しているのは野村謙二郎監督自身なんだから、内容に関して苦言を呈している場合じゃない。思ってても表に出しちゃダメですよ。
4月11日以降、6回3失点と8回1失点を繰り返しているブライアン・バリントン。これを好不調の波と捉えるか、これが本来のピッチングと考えるか、これだけやってくれて十分、とするべきかは個々の問題だとは思いますが。シーズン序盤は誰しもが手探りなんだからそっとしとこうよ。
ただやっぱり、シングルヒット2本(うち1本はブライアン・バリントン)では勝てませんわ。
そして、負け試合にこう言う表現もないと思いますが「心地よい負け方」ですよ。一発勝負のトーナメントじゃないだし、まだまだペナントレースは続きます。まだ100試合以上残ってるんです。この時期に勝った敗けたは二の次。最後の最後にトップに立ってればいいんですよ。
こう思えるのも、多少なりともカープが強くなったように見えるから、だと思います。ただ、まだ「カープは強いんだ」などと言う気は全くありません。まだまだペナントレースは100試合以上残ってます。
144試合終わって最後の最後に一番上に立って「今年は強かった」が一番いいんです。
ただ、いろいろ思うところはありますが、とりあえず今は抑えておきます。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
その間、GAORAでは何してたかって言うと、選手会長・上本博紀のインタビュー、ばっかりではなく、放送席で雑談しながらも、ほぼ映しているのはスタンド並びにグラウンドの様子。
とは言うものの、内野全面を覆ったシートの上はぶっちゃけ水浸し。こんな状況でどうやってグラウンド整備を始めるかってのがある種見もの。やかましいコマーシャルを挟みながらも、シートがはがされると見事なまでに地ならしがなされたグラウンドが出現。
一種の「除幕式」みたいなもんですよ。あれだけビッシャビシャだったシートの下には、水たまり一つない黒土のグラウンドが出てくるんですからね。もちろん、シートで覆う前に徹底的に整備をし、雨が降り出す何時間も前からシートを被せ「臨戦態勢」を整えてたんでしょうね。
試合開始が延びて、とりあえずトイレとかメシとか、雑用に追われていた方もおられたかと思いますが、ぶっちゃけ「除幕式」を見るのもまた一興。阪神鳴尾浜球場やらほっともっとフィールド神戸もそうですが、これらのグラウンドは、阪神園芸さんが創り出した「芸術品」ですからね。
そして、鳴尾浜球場でもよく見ますが、みなさんホント一切無駄な動きがない。誰がこれをしてる時に、誰某はこれをしておく、みたいなスケジュール的なものがみっちり仕組まれている。
以前にも述べたことはあると思いますが、全国の野球場整備に携わっている人は、一度阪神園芸さんに研修に行ったらいいんじゃないか、とも思いますよ。プロフェッショナルが使用する球場はやはりプロフェショナルが整備すべき、だと思います。上等のプレイは、上等のグラウンドで。
外野の芝の手入れも本当に見事だし、雨上がりだったので余計に緑が目に映える。そして、土色のグラウンドに粛々と白線が惹かれていくさまはただただ「グラウンド芸術」と言わざるを得ません。ホント阪神甲子園球場はいいグラウンドだと思います。そして素晴らしきは阪神園芸。
そんなグラウンドで行われた、おそらく今シーズンセ・パ12球団の中で最高の試合。
前田健太対ダルビッシュ有の投げ合いも凄まじかったとは思いますが、あの試合はダルビッシュ有が先に降板してしまい、前田健太の「優勢勝ち」に終わったような気もしますが、昨日の試合はタイガースはランディ・メッセンジャー、カープはブライアン・バリントンが最後まで投げ切った試合。
両者完投、1対0の試合って、過去にどれくらいあるのかまでは調べがつきませんが、そうそうないはず。無援護、自責点ゼロで負け投手になった人は過去に結構居てると思いますが。
両チームヒットは2本ずつ、4回までは両先発パーフェクト。よく高校野球とかで「どっちにも勝たしてやりたい試合」と言うのがありますが、この試合がまさにこれ、じゃないですかね。
個人的にですが、ランディ・メッセンジャーは嫌いじゃないです。むしろよく頑張ってるなぁ、とも思いますよ。来日した2010年シーズン前半は二軍暮らし。長いイニングのリリーフとかでマウンドに上がったりもしてたように記憶しています。本意ではなかったと思いますが。
それでも、しっかりトレーニングをして、ついに阪神タイガースで5年目のシーズン。ここしばらくのタイガースの外国人投手で、これだけ長く在籍したピッチャーって思いつかない。いずれは彼も「帰国」することになると思いますが、それまでは大事に使ってあげてほしいです。
よく「若返り」とか「年俸高騰」「契約満了だから」ってんで外国人選手をあっさり手放してしまう球団があるけども、彼はそれこそ、いくら投じてもいいから残すべき選手だと思います。
代理人がどう言うかわかりませんけどね(笑)。
ほぼ同じ事がブライアン・バリントンにも同じことが言えますよ。
6回3失点で野村謙二郎監督が苦言を呈していたのは4月11日の試合でしたかね。本人からしたら「ロッカイサンシッテンノ ナニガイカンノデスカ」と言う心境だったとは思う。それが先発ピッチャーの最低限の仕事であると同時に、その結果を常に出していくことの難しさ。
それが出来ていたピッチャーが一人いなくなって、まだ海のものとも山のものともつかない新人投手が2人、先発ローテーションに入っている。そんな状況で、ブライアン・バリントンがこれだけ投げている、と言うのはホント賞賛されるべきですよ。
本来先発で投げるべき、投げることができるピッチャーはまだまだいる。その中で、副数年契約があるとは言え、ブライアン・バリントンを選択、そして起用しているのは野村謙二郎監督自身なんだから、内容に関して苦言を呈している場合じゃない。思ってても表に出しちゃダメですよ。
4月11日以降、6回3失点と8回1失点を繰り返しているブライアン・バリントン。これを好不調の波と捉えるか、これが本来のピッチングと考えるか、これだけやってくれて十分、とするべきかは個々の問題だとは思いますが。シーズン序盤は誰しもが手探りなんだからそっとしとこうよ。
ただやっぱり、シングルヒット2本(うち1本はブライアン・バリントン)では勝てませんわ。
そして、負け試合にこう言う表現もないと思いますが「心地よい負け方」ですよ。一発勝負のトーナメントじゃないだし、まだまだペナントレースは続きます。まだ100試合以上残ってるんです。この時期に勝った敗けたは二の次。最後の最後にトップに立ってればいいんですよ。
こう思えるのも、多少なりともカープが強くなったように見えるから、だと思います。ただ、まだ「カープは強いんだ」などと言う気は全くありません。まだまだペナントレースは100試合以上残ってます。
144試合終わって最後の最後に一番上に立って「今年は強かった」が一番いいんです。
ただ、いろいろ思うところはありますが、とりあえず今は抑えておきます。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。


2014.04.30 / Top↑
| Home |