曇り空の日曜日、東大阪市にある「花園中央公園野球場(花園セントラルスタジアム)」に出かけてきました。今シーズンドラゴンズ戦5試合目、バファローズ戦7試合目。そして公式戦での両チームの対戦は初観戦。難関あれど、ウエスタンリーグ対戦カード全観戦計画は着々と進んでおります。

(なお、直前まで神戸サブ球場だと思っていたのはここだけの話でございます。)

花園中央公園野球場(花園セントラルスタジアム)に関しては先に記事にしてありますゆえ、省略します(笑)。そのうち対カープ戦でも組んでくれると思うんで、その時にまた行こうかなと。

とにかく勝手のわからない球場だったので、入場口までたどり着くのに、スタジアムを3/4周してしまうという大失態。もちろんその分、いろんな所を見て回れたのでこれ幸い。

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とにかく困ったことに、バファローズ公式サイトには試合開始時間しか書いておらず、何時からチケットを発売して、何時開場か、てのがさっぱりわからなかったのが困りもの。結局到着したのは10:30頃。それでこの並び。やや天気が悪いとは言え、ちょっと出足は悪かったかな、と。

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結局当日券発売は11:15。開場は11:20。開場直前にはこれだけの列になりました。

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11:20開場。お出迎えハイタッチは佐藤峻一、東弘明、三ツ俣大樹、松葉貴大、とあとひとり誰fだっけ(ごめんなさい)と言う総勢5名。

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やはり、年に一日二日しか来ないプロ野球の試合ってのは、その地方にとっては「お祭り」なんですよね。この日も、観客席後方のコンコースにはいろんな屋台が所狭しと並んでいました。こちらは一塁側。三塁側には「柏原ワイン」の幟雨も立っていました(飲んだら「仕事」になりませぬゆえ自重)。

で、あとは試合開始まで練習見学。試合開始は13:00なので、いつもより少しだけ両チームの練習を多く見る事が出来ました。もっとも、もっと早く来ておればもっと早い時間から練習は見れたようで、列に並んでから場内にも入ってみたんですが、大していいのが撮れなかったもので。

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入場して定位置確保、と行きたかったんですが、いつものようにど真ん中に座ると、ファースト、サードの動きが見えない(見えづらいどころの話じゃないんです)。前の方にすると今度は金網にピントが合ってしまう可能性がある、と言う事で、やや三塁ベンチ寄りでカメラを据える事に。それでも結局プレイの一部が見えない、と言う事態が多数発生しました。あまり動画撮影には向いてないのかも。

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ホント、すっかり影が薄くなってしまった感のある中田亮二。一軍どころか、ウエスタンリーグでの試合の出番も減ってきてるように思います。と言うかドラゴンズは彼にいったいどんな活躍を求めているのか。巧打なのか強打なのか。ファースト守備は悪くないだけに。もったいない。

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もう一人ドラゴンズの「どないした枠」吉川大幾。背番号3のままいつの間にか外野守備。先日の対カープ戦ではなんでもないライトフライをポロリ。何を活かすために外野をやらせているのかは分かりませんが、本人の意欲はどの程度なのか。そしてこんな中途半端なままでいいのか。

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そして「期待枠」となるのがまずはキャッチャー。谷繁元信が監督兼任でやや引いた形になり、現在ではその座に松井雅人がじわじわ進行しているようにも思いますが、赤田龍一郎、杉山翔大にも十分そのチャンスはあると思います。いくらいてもいいポジションですからね。


そしてドラゴンズ。もう一人キャッチャーが帯同してましたが。正直お話になfりません。もう名前も出しません。これは前日土曜日の試合の様子ですが、キャッチボール以前の問題。野次が酷いとかいろいろコメントが付いてますが、こんあ返球を立て続けにされては、見てる方はやってられない。

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キャッチャーが問題なのはこっちのチームもそう。特にバファローズの場合は、いろんな意味で深刻。ホントい1試合観に来たら、必ずと言っていいほど一つ二つ、ワイルドピッチやらパスボールがある。これが治らない限り、どれだけ打とうが一軍の正捕手にはなれません。



スターティングメンバー
先攻:中日ドラゴンズ
1(二)エルナンデス
2(三)溝脇
3(遊)高橋周平
4(一)福田
5(左)堂上剛
6(中)松井佑
7(指)井藤
8(捕)杉山
9(右)岩崎
投手:山内

ベンチ入り選手
投手:18 23 26 28 32 43 64 69
捕手:40 45 68
内野手:00 3 9 37 46 50 55
外野手:56 60 63 201

●先日の対カープ戦での「ライト吉川大幾」も謎ではありましたが、今度はライト岩崎恭平。ただ単に外野に人が足りてないのか、内野からはみ出してしまったのか。いくら遠征だからといっても、バランスよく帯同させる事は出来ないものでしょうか。

後攻:オリックスバファローズ
1(一)ベタンコート
2(二)堤
3(中)宮崎
4(遊)山本
5(左)小島
6(三)奥浪
7(捕)庄司
8(指)園部
9(右)吉田雄
投手:東野

ベンチ入り選手
投手:17 36 40 48 50 58 59 64 67 69
捕手:23 37 49
内野手:1 30 38 44 54 61 66 106
外野手:00 24 53 63 99

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審判:球審山村裕也 一塁坂井遼太郎 二塁小石澤健 三塁芦原英智
公式記録員:生原謙

打者成績
1回表
エルナンデス 1‐0から2球目を打ってファーストゴロ
溝脇     フルカウントから6球目を打ってレフトフライ
高橋周    3‐1から5球目を打ってセカンドゴロ

1回裏
ベタンコート 0‐1から2球目を打ってセンターフライ
堤      2‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
宮崎     1‐2から6球目を打ってセカンドゴロ
山本     2‐1から4球目を打ってレフト線タイムリーツーベースヒット
バファローズ1‐0ドラゴンズ
小島     0‐1から2球目を打ってショートゴロ

2回表
福田     フルカウントから6球目を打ってファーストハーフライナー
堂上剛    1‐2から4球目を打ってショートゴロ
松井佑    2‐2から5球目を打ってセンターフライ

2回裏
奥浪     2‐1から4球目を打ってライトフライ
庄司     初球を打ってセンターフライ 
園部     2‐0から3球目を打ってキャッチャーファウルフライ

3回表
井藤     1‐1から3球目を打ってセンターフライ
杉山     1‐1から3球目を打ってショートゴロ
岩崎     2‐1から4球目を打ってセンターフライ

3回裏
吉田雄    1‐1から3球目を打ってセンター前ヒット
ベタンコート 2‐2から5球目を打ってレフトフライ
堤      2‐0から3球目を打ってセカンド内野安打
宮崎     1‐1から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
バファローズ2‐0ドラゴンズ
山本     1‐1から3球目を打ってセカンドフライ
小島     3‐1から5球目を打ってファーストゴロタイムリーエラー
バファローズ3‐0ドラゴンズ
奥浪     初球を打ってセンターフライ

●バウンドを合わせ損なったエラーではありますが、この辺りのノックは受けてないのかなーとも。しかもsぽのあとの弾き方、こぼしたボールを拾いに行かないというのは、集中力が欠けていると言わざるを得ない。こんなプレイには「喝!」が入っても仕方がない。

4回表
エルナンデス 初球を打ってバット折られるもセカンド内野安打
溝脇     0‐1から2球目をサード側への送りバント、キャッチャー一塁へ悪送球
高橋周    初球を打ってライトフライ
福田     2‐0から3球目を打ってレフト前タイムリーヒット
バファローズ3‐1ドラゴンズ
堂上剛    フルカウントから6球目を打ってセカンドゴロ、ファーストランナータッチアウトのみ
次打者松井佑の2球目にワイルドピッチでサードランナー生還
バファローズ3‐2ドラゴンズ
松井佑 ストレートのフォアボール
井藤     フルカウントから6球目を選んでフォアボール
杉山     1‐2から4球目を打ってショートゴロセカンド封殺

○まず、キャッチャーのミス一つ。三塁線の際どい送りバントでしたが、何でそう簡単に悪送球になってしまうのか。ランナーが気になってしまったのかも知れんけど、ならば投げる位置は変えれないか。送りバントはされるのは致し方ないにしても、慌てる必要もなかろう。そしてしっかり失点。

○そして信じられないと言うか何と言うか、1イニングで2つ目のミス。ワイルドピッチ、と言うか投げ損ねはピッチャーには無きにしも非ず、ではあるけど、ほぼ真後ろに逸らしてしまうのは何度でも言うようですがいただけないし、sその光景は「ブザマ」としか表現できない。

○そして東野峻。中堅なのか若手に分類されるのか分からない年齢ではありますが、13商を挙げたこともあるピッチャーにしては、崩壊が早いというか。バッテリーミスが重なったとは言え、そして失点には繋がらなかったとは言え、松井佑介と井藤真吾に出したフォアボールは余計ではなかったか。

4回裏
庄司     2‐2から5球目を打ってレフト前ヒット
園部     2‐0から3球目を打ってピッチャーゴロセカンドへ送球エラー
吉田雄    初球をキャッチャー前送りバント大失敗サードフォースアウト
ベタンコート 1‐0から2球目を打ってレフト前タイムリーヒット
バファローズ4‐2ドラゴンズ
堤      フルカウントから6球目を空振り三振
しかしセカンドランナーサード盗塁成功、さらにキャッチャーからの悪送球で生還
バファローズ5‐2ドラゴンズ
宮崎     初球デッドボール
山本     1‐1から3球目を打ってセンターフライ

●典型的なピッチャーゴロでダブルプレイが取れない、どころかセカンドでフォースアウトすら取れないってのは、それこそ「キャッチボールからやり直せ」レベルのお話。特に地方球場だと少年野球の子供たちもたくさん見に来る。場合によっては「野球教室」もある。下手な事は出来ない。

●タイムリーヒットこそ打たれたものの、自滅感はなかっただけに、自らのエラーで失点してしまったのは残念顔ともいますが、そこから打たれていては何もならない。

●そして今度はドラゴンズのキャッチャーミス、と言うか何と言うか。一気に三振ゲッツーと行きたかったんでしょう。しかし空振り三振でツーアウトななんだから、焦る必要はなかったのではないか。しかも誰もバックアップ出来ないサードへの送球。チャレンジする場面でもないとは思いますが。

5回表
バファローズ選手交代
ピッチャー東野から森本

岩崎     3‐1から5球目を選んでフォアボール
エルナンデス 1‐2から4球目を空振り三振
溝脇     1‐1から3球目にデッドボール
高橋周    1‐1から3球目を打ってセカンドゴロ
福田     2‐1から4球目を打ってファーストファウルフライ

5回裏
ドラゴンズ選手交代
ピッチャー山内から岩田
キャッチャー杉山から赤田

小島     フルカウントから10球目を打ってショートゴロ
奥浪     2‐2から6球目を空振り三振
庄司     フルカウントから11球目を空振り三振

6回表
バファローズ選手交代
ピッチャー森本から近藤
キャッチャー庄司から伏見

堂上剛    1‐2から4球目を打ってキャッチャーゴロ
松井佑    2‐2から5球目を見逃し三振
井藤     1‐2から球目を見逃し三振

○堂上剛裕のキャッチャーゴロ。一瞬伏見寅威の「死角」に入ったんだとは思いますが、一瞬立ち止まってしまうってのはどうなんだ。もう半歩遅かったら、キャッチャー前内野安打と言う謎のプレイになったこと請け合い。もっとも、あそこから取りに行ったら「走塁妨害」の可能性もあったかも。

6回裏
園部     2‐2から6球目を見逃し三振
吉田雄    1‐0から2球目を打ってセンター前ヒット
ベタンコート 1‐0から2球目を打ってセンターフライ
堤      1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロ

7回表
バファローズ選手交代
ファーストベタンコートからショート東
ショート山本がファーストへ

赤田     1‐1から3球目を打ってライト前ヒット
岩崎     2‐1から4球目を打ってレフトフライ
エルナンデス フルカウント‐から目を打ってレフトフライ
溝脇     フルカウントから8球目を打って レフトフライ

○5回表から登板した近藤一樹。サイドスローぽかったフォームも結局元に戻したようです。一軍であまり名前を聞かなくなって久しいですが、さすがにウエスタンリーグでは別格のピッチング。

7回裏
ドラゴンズ選手交代
ライト岩崎から吉川

宮崎の代打西川 初球を打ってセンターフライ
山本     初球を打ってセンターフライ
小島     2‐2から5球目を空振り三振

8回表
バファローズ選手交代
代打西川がそのままセンター
ピッチャー近藤から塚原

高橋周    フルカウントから8球目を打ってセカンドゴロ
福田     2‐2から8球目を空振り三振
堂上剛    2‐0から3球目を打ってライト前ヒット
松井佑    初球を打ってショートフライ 

8回裏
奥浪     初球を打ってセンターフライ 
伏見     1‐2から4球目を打ってセカンドゴロ
園部     1‐0から2球目を打ってセカンドフライ

●5回表から登板した岩田慎司。イニング数を見ても、若松駿太や先発した山内壮馬と共に、先発ローテーション5~6番目を争ってる位置、かと思います。立ち上がりこそファウルで粘られたものの、4イニングを被安打1の無四球。次に上からお呼びがかかるのは彼でしょうかね。

9回表
バファローズ選手交代
ピッチャー塚原から平井

井藤     初球を打ってセンターフライ 
赤田     初球を打ってセンターフライ 
吉川     フルカウントから8球目を選んでフォアボール
エルナンデス 1‐0から2球目を打ってセンターフライ

中日 000 200 000 2 H4 E3
神戸 102 200 00X 5 H8 E1
勝利投手:近藤一樹(2試合1勝0敗)
セーブ投手:平井正史(5試合2セーブ)
敗戦投手:山内壮馬(3試合1勝2敗)

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ヒーローインタビューありました。2安打2得点の吉田雄人(左)と平井正史(右)。ともに翌21日が誕生日。聞き手はケチャップさん。これの動画を撮り損ねたのが、この日の一生の不覚。

投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
中日ドラゴンズ
山内  4   22  71  7  1  1  5  3
岩田  4   13  54  1  0  4  0  0

チーム名
東野  4   17  55  2  2  0  2  1
森本  1    5  19  0  2  1  0  0
近藤  2    7  35  1  2  0  0  0
塚原  1    4  20  1  0  0  0  0
平井  1    4  11  0  1  0  0  0


時折と言うよりも試合中、ほぼ降っていた雨同様、何となく湿っぽい試合になりました。気持ちのいい点の取り方があまりなかっただけに点数以上に内容の薄い試合になってしまいました。

とにかくエラー、えらー、Error。けっして集中力の欠如とかそんなんじゃないとは思うんですが、これだけ立て続けにやられると「わりゃあ、何やっとんなら!」とならざるを得ません。

特にドラゴンズのエラーが酷い。試合中だけでなく、守備練習の最後でも平気で誰かがやらかしている。これじゃあいつまで経っても井端弘和の穴は埋められないし、荒木雅博の牙城は崩せない。

キャッチャーにしてもそう。肩が強い事は悪いことじゃないけどコントロールがつかない限り鉄砲肩どころか「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」のまま。一つの送球でアウトがひとつ取れるんだから、正確な送球はキャッチングともども磨いていただきたい。練習ばっかりでなく、工夫も必要と考えます。

早急のフォームを変えたり、ボールの握りを変えたり、やろうと思えば出来る事はたくさんありますよ。「守備の要」である以上そのカナメがブッ壊れてしまったら試合にはならない。

これでドラゴンズは17試合で失策20。エラーはつきものとは言いますが、試合数を上回る失策数はどうよ、と言う話、先週の対カープ戦でも3つやらかしている。ぶっちゃけ、基本一塁手だった 渡邉博幸二軍守備走塁コーチで大丈夫なのか、英智外野守備コーチのノックは甘くないか、とも。

よその事言えた義理じゃございませんけどね。

打って打って打ちまくる試合も観てて楽しいですが、その裏にはしっかりとした守備がないと、ただの締りのない試合になってしまいます。そうならない為にも、キャッチボールとノックはしっかりやってください、と思った次第。守備が上達しないと一軍に上げちゃダメですよ。


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2014.04.22 / Top↑
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