※いろいろ書きたいことが増えてしまって、また二部構成ですご了承ください。
ウエスタンリーグ観戦ツアー2日目。いよいよここからがこのツアーの本番、由宇練習場への道。
とは言うものの、これだけ山陽本線とバスを乗り継いで来てたら、各段取りは慣れてくるか、と言えばなかなかそうも行きません。やはり練習から見たいし、出来る限りの「カメラ定位置」は確保したい、ともなると、朝早く起きなければあきません。やっぱり由宇練習場に行くのは「一日仕事」。
たまには3番バス(由宇駅前11:00発笠塚カープ練習場前11:23)でもいいかな、と言う衝動にも駆られますが、やっぱり最大限譲歩して2番バス(由宇駅前09:08発笠塚カープ練習場前09:31)。だいたい10:00くらいから人が増えてきますからね。平日なのに皆ヒマだな。
で、先週の鳴尾浜球場遠征は見事連勝、打たれれば打ち返し、抑えられればそれ以上に抑える。なかなか強い戦いを見せてくれたカープ。だからと言って投打とも完璧、とは言い難いですが、まずは順調な滑り出し。先週は大瀬良大地、野村祐輔が登板しましたが、セントラルリーグが開幕して、一軍出場選手登録組が抜けた今週からが、本格的にウエスタンリーグの戦いかと思います。
まずは試合に勝つ、その中で自身のコンディションを常に高く維持しておく事、つまりコンスタントに数字を残しておく事と思いますが、これがまたなかなか難しいと思いますが、すでに篠田純平は一軍帯同の状態。いつ登録されてもおかしくありませんからね。
一軍に送り込まれるタイミングと見極めは、未だカープ首脳陣下手ですからね。どっちが悪いかまでは申しませんが、カープの場合、出場選手登録を28人いっぱいいっぱいにしてる事が多いので(当たり前か)、昇格はいいけど誰を下げる?と言う事もある。やはりタイミングでしょうかね。

おはようございます。由宇駅です。相変わらずイコカもスイカも使えません。

しかしながらその由宇駅ですが、売店がなくなってました。

毎度お馴染み笠塚カープ練習場前行岩国市由宇バス(防長交通に業務委託)。消費税法改正で、運賃の値上げがいくらかあるかと思いましたが、幸いにも従来通り450円のままでした。やれやれ。

バスの車内にも由宇練習場での試合予定が掲示されています。球場へは公共交通機関にて。

由宇温泉。桜満開。

ほかにも道中、いくつか桜の樹を愛でる事が出来る個所があります。よい季節に来れました。

途中、老人福祉センター前を発車してからは「たのしいかしきりばす」。終点笠塚カープ練習場前で私を下ろしたバスはさっさと帰って行きました。そしてそのバスと入れ違いにやってきたのが。

カープ選手を乗せたカープバス。由宇駅から乗車したバスが、途中から車内放送すら省略されての「完全ノンストップ」だったので、到着予定時刻よりも10分以上早く着いた為、これまで遭遇した事がなかった「由宇練習場入りするカープバス(新)」を見る事が出来ました。しかしホント、真っ青な空に映えるいいバスです。大事に使っていただきたいものです。

カープトラックは少し先に到着してたようで美間優欟と高橋大樹がいつも通り荷物下ろし中。

そして09:00、全員でランニング開始。短時間ではありましたが、これを実際に見たことがなかったもので。ちょっと感激してしまいましたね。
で、この後試合開始まで、メイングラウンド、サブグラウンド、いろんな所でカープ選手の練習を見学して回ったんですが、何分にも広島滞在中はパソコンが「間借り」なので長時間使っておれません。ゆえに練習の様子はまた後日自宅に帰ってから、ということにします。
で、この際なので、広島東洋カープ由宇練習場を、改めて見渡した感想を。

「空の青さに生き生きと」とはよく言ったものです。本当に天気に恵まれました。

もう完成して20年以上。そろそろ「練習場」からの脱却を考えてもよいのではないでしょうか。

ところで、バックスクリーン裏にあるトイレ。使用頻度はどの程度なのか分かりませんが、結構きれいでした。ただ、外野で用を足すお客さんがどの程度いらっしゃるのか。そもそも外野にお客さんいないし。その前に、グラウンド下にあるトイレをこれくらいきれいにしてください(笑)

確かに土地は十分あったかも知れませんが、スペースを考えると旧広島市民球場くらいはすっぽり入るんじゃないかと思わせる広さ。もっと「観せる」事を考えてもいいと思いますがどうでしょう。いくら育成が目的とはいえ、それを披露するのが試合なんだし、それを見に来る人もいるんだし。

まるでサブグラウンドかと思わせるようなファウルゾーン。ここでテニス(もちろんダブルス)が出来ますよ。この広さが何の意味合いがあるのかは分からないし、松田元オーナー自らも「失敗だった」と言う割には、一向に改善される気配がない。そもそもここまでする必要があったのか。

数年前にようやく新築なったビジターチームのクラブハウス。これもよそのことを考えるといかがなものだろうとは思います。お客さんの間を抜けてのベンチ入りってのは危険を伴わないか。

普段はタコス屋さんがあるこのスペースも、平日はタコス屋さん「しかない」状態。ここのスペースをそのままビジターチームのクラブハウスに出来ないものでしょうか。

一番の問題は、とにかくグラウンド全体の見通しの悪さとグラウンド、特にフェアゾーンの遠さ。あまりに近いのもどうかとは思いますが、何もかもおざっぱに作りすぎの印象があります。そして、思い切り空いているバックネット裏クラブハウスの屋根。どたどたと落ち着きはないとは思いますが、ここに座席を設けたら「座りたい」というお客さんはたくさんいるはず。ここもデッドスペース。
それと、いつも気になっている芝生席後方の木陰。

ここってロープで仕切られている上に、ところどころに「立入禁止」の札が下がっている。それにもかかわらず堂々と立ち入っているだけでなく、「灰皿を持っているから」かどうか知らんけど、明らかに喫煙コーナーでないところでタバコを吸ってる人もいる。どうなんだろうね。
選手との距離が近い、と言うのもウリだし、何もかもフリーダムな雰囲気はいいと思う。ただ、何もかもに関して境界線が甘すぎるし、ルールが杜撰すぎる。ましてや木陰でタバコなんかもってのほか。
1993年に開場した広島東洋カープ由宇練習場。施設的には20年間変わっていないようにも見えます。練習環境としては申し分ないとは思いますが、いかんせん施設自体の陳腐化は否めない。いまだにボールカウントが「SBO」表示なのも、前時代すぎる。少なくともプロ仕様ではない。
ぜひ見に来てください、とは言うけども、まだまだ球団の力の入れ方が何一つ感じられない、由宇町商工会の皆さんにy頼り切ってしまってるところもある。その由宇町商工会の公式サイトも、2008年初頭で更新停止状態。これもはっきり言って「どうなっているのか」と言う話。
どこか「惰性」になってないでしょうか。
この、良くも悪くも牧歌的な雰囲気が、選手育成の妨げ、とは思いたくないんですが、伸び悩んでる、もしくは壁を越えられない選手がいることを考えると、もう少しどこか締まった所が欲しいなと。
カープはカープで由宇町商工会の好意に甘えてる、由宇町は由宇町で、カープがおるだけでいい、みたいな雰囲気。例には出しませんが、これはどうなんだ、みたいな場面も多々ありますからね。
そんな事を、核施設を二周まわって考えた、春の一日でありました。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
ウエスタンリーグ観戦ツアー2日目。いよいよここからがこのツアーの本番、由宇練習場への道。
とは言うものの、これだけ山陽本線とバスを乗り継いで来てたら、各段取りは慣れてくるか、と言えばなかなかそうも行きません。やはり練習から見たいし、出来る限りの「カメラ定位置」は確保したい、ともなると、朝早く起きなければあきません。やっぱり由宇練習場に行くのは「一日仕事」。
たまには3番バス(由宇駅前11:00発笠塚カープ練習場前11:23)でもいいかな、と言う衝動にも駆られますが、やっぱり最大限譲歩して2番バス(由宇駅前09:08発笠塚カープ練習場前09:31)。だいたい10:00くらいから人が増えてきますからね。平日なのに皆ヒマだな。
で、先週の鳴尾浜球場遠征は見事連勝、打たれれば打ち返し、抑えられればそれ以上に抑える。なかなか強い戦いを見せてくれたカープ。だからと言って投打とも完璧、とは言い難いですが、まずは順調な滑り出し。先週は大瀬良大地、野村祐輔が登板しましたが、セントラルリーグが開幕して、一軍出場選手登録組が抜けた今週からが、本格的にウエスタンリーグの戦いかと思います。
まずは試合に勝つ、その中で自身のコンディションを常に高く維持しておく事、つまりコンスタントに数字を残しておく事と思いますが、これがまたなかなか難しいと思いますが、すでに篠田純平は一軍帯同の状態。いつ登録されてもおかしくありませんからね。
一軍に送り込まれるタイミングと見極めは、未だカープ首脳陣下手ですからね。どっちが悪いかまでは申しませんが、カープの場合、出場選手登録を28人いっぱいいっぱいにしてる事が多いので(当たり前か)、昇格はいいけど誰を下げる?と言う事もある。やはりタイミングでしょうかね。

おはようございます。由宇駅です。相変わらずイコカもスイカも使えません。

しかしながらその由宇駅ですが、売店がなくなってました。

毎度お馴染み笠塚カープ練習場前行岩国市由宇バス(防長交通に業務委託)。消費税法改正で、運賃の値上げがいくらかあるかと思いましたが、幸いにも従来通り450円のままでした。やれやれ。

バスの車内にも由宇練習場での試合予定が掲示されています。球場へは公共交通機関にて。

由宇温泉。桜満開。


ほかにも道中、いくつか桜の樹を愛でる事が出来る個所があります。よい季節に来れました。

途中、老人福祉センター前を発車してからは「たのしいかしきりばす」。終点笠塚カープ練習場前で私を下ろしたバスはさっさと帰って行きました。そしてそのバスと入れ違いにやってきたのが。


カープ選手を乗せたカープバス。由宇駅から乗車したバスが、途中から車内放送すら省略されての「完全ノンストップ」だったので、到着予定時刻よりも10分以上早く着いた為、これまで遭遇した事がなかった「由宇練習場入りするカープバス(新)」を見る事が出来ました。しかしホント、真っ青な空に映えるいいバスです。大事に使っていただきたいものです。


カープトラックは少し先に到着してたようで美間優欟と高橋大樹がいつも通り荷物下ろし中。

そして09:00、全員でランニング開始。短時間ではありましたが、これを実際に見たことがなかったもので。ちょっと感激してしまいましたね。
で、この後試合開始まで、メイングラウンド、サブグラウンド、いろんな所でカープ選手の練習を見学して回ったんですが、何分にも広島滞在中はパソコンが「間借り」なので長時間使っておれません。ゆえに練習の様子はまた後日自宅に帰ってから、ということにします。
で、この際なので、広島東洋カープ由宇練習場を、改めて見渡した感想を。

「空の青さに生き生きと」とはよく言ったものです。本当に天気に恵まれました。

もう完成して20年以上。そろそろ「練習場」からの脱却を考えてもよいのではないでしょうか。

ところで、バックスクリーン裏にあるトイレ。使用頻度はどの程度なのか分かりませんが、結構きれいでした。ただ、外野で用を足すお客さんがどの程度いらっしゃるのか。そもそも外野にお客さんいないし。その前に、グラウンド下にあるトイレをこれくらいきれいにしてください(笑)

確かに土地は十分あったかも知れませんが、スペースを考えると旧広島市民球場くらいはすっぽり入るんじゃないかと思わせる広さ。もっと「観せる」事を考えてもいいと思いますがどうでしょう。いくら育成が目的とはいえ、それを披露するのが試合なんだし、それを見に来る人もいるんだし。

まるでサブグラウンドかと思わせるようなファウルゾーン。ここでテニス(もちろんダブルス)が出来ますよ。この広さが何の意味合いがあるのかは分からないし、松田元オーナー自らも「失敗だった」と言う割には、一向に改善される気配がない。そもそもここまでする必要があったのか。

数年前にようやく新築なったビジターチームのクラブハウス。これもよそのことを考えるといかがなものだろうとは思います。お客さんの間を抜けてのベンチ入りってのは危険を伴わないか。

普段はタコス屋さんがあるこのスペースも、平日はタコス屋さん「しかない」状態。ここのスペースをそのままビジターチームのクラブハウスに出来ないものでしょうか。

一番の問題は、とにかくグラウンド全体の見通しの悪さとグラウンド、特にフェアゾーンの遠さ。あまりに近いのもどうかとは思いますが、何もかもおざっぱに作りすぎの印象があります。そして、思い切り空いているバックネット裏クラブハウスの屋根。どたどたと落ち着きはないとは思いますが、ここに座席を設けたら「座りたい」というお客さんはたくさんいるはず。ここもデッドスペース。
それと、いつも気になっている芝生席後方の木陰。

ここってロープで仕切られている上に、ところどころに「立入禁止」の札が下がっている。それにもかかわらず堂々と立ち入っているだけでなく、「灰皿を持っているから」かどうか知らんけど、明らかに喫煙コーナーでないところでタバコを吸ってる人もいる。どうなんだろうね。
選手との距離が近い、と言うのもウリだし、何もかもフリーダムな雰囲気はいいと思う。ただ、何もかもに関して境界線が甘すぎるし、ルールが杜撰すぎる。ましてや木陰でタバコなんかもってのほか。
1993年に開場した広島東洋カープ由宇練習場。施設的には20年間変わっていないようにも見えます。練習環境としては申し分ないとは思いますが、いかんせん施設自体の陳腐化は否めない。いまだにボールカウントが「SBO」表示なのも、前時代すぎる。少なくともプロ仕様ではない。
ぜひ見に来てください、とは言うけども、まだまだ球団の力の入れ方が何一つ感じられない、由宇町商工会の皆さんにy頼り切ってしまってるところもある。その由宇町商工会の公式サイトも、2008年初頭で更新停止状態。これもはっきり言って「どうなっているのか」と言う話。
どこか「惰性」になってないでしょうか。
この、良くも悪くも牧歌的な雰囲気が、選手育成の妨げ、とは思いたくないんですが、伸び悩んでる、もしくは壁を越えられない選手がいることを考えると、もう少しどこか締まった所が欲しいなと。
カープはカープで由宇町商工会の好意に甘えてる、由宇町は由宇町で、カープがおるだけでいい、みたいな雰囲気。例には出しませんが、これはどうなんだ、みたいな場面も多々ありますからね。
そんな事を、核施設を二周まわって考えた、春の一日でありました。
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2014.04.03 / Top↑
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