一日遅れとかそんな状態で試合の録画を観るとなると、新聞記事等である程度「予備知識」が入った状態で観る事になります。実際昨日の試合もそうでした。九里亜蓮の記事も朝刊で読んだり何なりである程度知った上で見てしまうので、なかなかうまく書けない場合もあります。
いっそ完全に情報を遮断すればいいんですけどね。
それはさて置き。
第三戦を見ながら思ったんですが、結局は3試合9得点のうち、キラ・カアイフエが1ホームラン2打点、ブラッド・エルドレッドが2ホームラン3打点。半分以上をこの2人で挙げている。
―――――これは良い事なのか悪い事なのか。
極度の一発不足にここ数年悩まされてきたカープではありますが、ニック・スタビノアが来日したあたりから、ようやくホームランで点が取れるようになってきた。ありがたいことですよ。助っ人ですから。
けど、助っ人はあくまで助っ人。この先3年5年と、カープに留まってくれるのかどうか。
駐米スカウトのエリック・シュールストロム氏曰く「日本で野球を終える覚悟がある」選手が本当に来ているのかどうかが問題ですよね。ただその話自体もうかなり前の事なので、ある程度方針は変わっているかも知れませんが、あまりにもここ暫らく、とっかえひっかえの度合いが過ぎる。
中軸打線とは言うけど、ここまでコロコロ変えると「軸がぶれてる」としか言いようがない。いくら機動力野球がどうこう言うたところで打線の軸がぶれていては攻撃もままならない。しかも行き着くところはホームラン頼み、って野村謙二郎監督言うところの集大成はそこか、ってことになる。
ぶっちゃけ、外国人選手の調子がチームの成績や数字その他に大きく影響しているうちはチームは根底から強くならない。別に「JAPANESE ONLY」を叫ぶつもりはないけども、まず外国人選手を主軸に、そしてエースに、ではいつまでたってもチーム編成は片手落ちのままですよ。
そして、相変わらずブライアン・バリントンが投げる試合では打線が機能しない。開幕戦の前田健太然り「エース」と言われるピッチャーが投げる試合には先制点すらおぼつかない。
もっとも、この試合に関しては攻めてはいたと思います。思いますが、しかしながらなぜかもう一歩詰めと慎重さが足りてない。と言うか、チャンスになって勝手に喜んでイケイケドンドンで墓穴を掘ってしまってる。その象徴が石原慶幸のセーフティスクイズ大失敗、ではないでしょうか。
アレなんか、横からカメラだともう完全に一塁方向に体と気持ちが流れてしまって、バントは二の次になってしまってる。ノーアウトなんだから何でそんなに焦る必要があったのかよく分からない。
しかも、スクイズバントがダメなら次の策は強行で、ってんで田中広輔に打たせた。オープン戦0.333の打率を信用したんだろうけども、ここは本気で手堅く行って欲しかった。キラ・カアイフエやブラッド・エルドレッドに回る打順じゃないんだから余計にそう思いましたよ。あぁもったいなや。
1回表に送りバントで点に繋がらなかったのも関係してるのかな。先取点をが欲しい気持ちは分からんでもないけど、これだけあれやこれやっやっててはチーム方針の一貫性も何もあったもんじゃない。
特に投手戦になるにしろ、打撃戦になるにしろ、対ドラゴンズ戦は1点のむしり取り合いになることが多いんだから、余計に先制点の重要性が問われる。取れる時には手堅くとっておかないと。それだけにノーアウト1、3塁のチャンスを潰してしまったのはもったいなかった。この試合は「自滅」に近い。
そのあとの何が悪いって、もう淡々と試合が進んでしまう事。この悪癖はいつまで経っても治らない。
そしてサード守備。
三連戦初戦は堂林翔太、二戦目は小窪哲也、三戦目は田中広輔がスターティングメンバー。3人揃ってものの見事にノーヒットに終わった。けどこれでいい。本来はこうであるべきなんですよ。
堂林翔太がどうこう言う前に、打てなければ打てるまで応援しろ、と言う人もいるけども、選手はみんな試合に出たいし、じぶんが本来いるポジションに他の選手がいると「なんやねん」と思っているはずだし、そう思わない人はいないし、思わないのであればプロ野球選手はやめてもらっていい。
野村謙二郎監督はじめ、カープ球団首脳陣が「こうあって欲しい」と思うのは勝手だし、ファンもそう思うのも自由だと思う。けど現実はなかなか理想に追いつかない。だから理想なんだろうけど。
当分、この3人を交代で起用していい。梵英心の膝の様子がおかしいのであればショートで起用してもよかろう(堂林翔太は別ですが)。それぞれ個性もある。それこそ「皆使いたい」と思わせ成績を残せれば、それはそれで良い事。それが選手層の暑さにつながるんですよ。下で頑張ってる選手もいる。
「ここにはコイツしかいない」では絶対にチームは崩壊する。ファーストはキラ・カアイフエに落ち着いているけども、もし彼がおらんようになってしまって「さぁどうしよう」と言うことになっても困る。
セントラルリーグですから、指名打者は起用出来ません。ならばウエスタンリーグで、本気で徹底的に「ファースト」を作ろうよ。「あそこ守らせてもダメ、ここもダメ、だからファースト」みたいなマイナスではなく、キラ・カアイフエがいるうちに思い切ってファーストのスペシャリストを作ろうよ。
あくまで個人的に、極端な事を申せば、守備位置固定で4グループくらい作れれば理想。攻撃面を考えれがなかなかそうもいかないとは思いますが、そうしようと思えば明らかにカープのコーチ陣は少なすぎる。ここが最大の問題なのかもしれませんが、やってやれないことはない。
まだまだカープは弱いんだから、やらなければいけない事は山積している。集大成なんかまだまだだし、5年目で集大成なんざ戯言の域を出ない。一軍で戦える選手は揃いました、けどその次がままなってませんでは集大成なんかお笑い種。「次の選手」がいない事には翌年は戦えない。
いい選手を取ってきました、それで集大成にしてもらっては困ります。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
いっそ完全に情報を遮断すればいいんですけどね。
それはさて置き。
第三戦を見ながら思ったんですが、結局は3試合9得点のうち、キラ・カアイフエが1ホームラン2打点、ブラッド・エルドレッドが2ホームラン3打点。半分以上をこの2人で挙げている。
―――――これは良い事なのか悪い事なのか。
極度の一発不足にここ数年悩まされてきたカープではありますが、ニック・スタビノアが来日したあたりから、ようやくホームランで点が取れるようになってきた。ありがたいことですよ。助っ人ですから。
けど、助っ人はあくまで助っ人。この先3年5年と、カープに留まってくれるのかどうか。
駐米スカウトのエリック・シュールストロム氏曰く「日本で野球を終える覚悟がある」選手が本当に来ているのかどうかが問題ですよね。ただその話自体もうかなり前の事なので、ある程度方針は変わっているかも知れませんが、あまりにもここ暫らく、とっかえひっかえの度合いが過ぎる。
中軸打線とは言うけど、ここまでコロコロ変えると「軸がぶれてる」としか言いようがない。いくら機動力野球がどうこう言うたところで打線の軸がぶれていては攻撃もままならない。しかも行き着くところはホームラン頼み、って野村謙二郎監督言うところの集大成はそこか、ってことになる。
ぶっちゃけ、外国人選手の調子がチームの成績や数字その他に大きく影響しているうちはチームは根底から強くならない。別に「JAPANESE ONLY」を叫ぶつもりはないけども、まず外国人選手を主軸に、そしてエースに、ではいつまでたってもチーム編成は片手落ちのままですよ。
そして、相変わらずブライアン・バリントンが投げる試合では打線が機能しない。開幕戦の前田健太然り「エース」と言われるピッチャーが投げる試合には先制点すらおぼつかない。
もっとも、この試合に関しては攻めてはいたと思います。思いますが、しかしながらなぜかもう一歩詰めと慎重さが足りてない。と言うか、チャンスになって勝手に喜んでイケイケドンドンで墓穴を掘ってしまってる。その象徴が石原慶幸のセーフティスクイズ大失敗、ではないでしょうか。
アレなんか、横からカメラだともう完全に一塁方向に体と気持ちが流れてしまって、バントは二の次になってしまってる。ノーアウトなんだから何でそんなに焦る必要があったのかよく分からない。
しかも、スクイズバントがダメなら次の策は強行で、ってんで田中広輔に打たせた。オープン戦0.333の打率を信用したんだろうけども、ここは本気で手堅く行って欲しかった。キラ・カアイフエやブラッド・エルドレッドに回る打順じゃないんだから余計にそう思いましたよ。あぁもったいなや。
1回表に送りバントで点に繋がらなかったのも関係してるのかな。先取点をが欲しい気持ちは分からんでもないけど、これだけあれやこれやっやっててはチーム方針の一貫性も何もあったもんじゃない。
特に投手戦になるにしろ、打撃戦になるにしろ、対ドラゴンズ戦は1点のむしり取り合いになることが多いんだから、余計に先制点の重要性が問われる。取れる時には手堅くとっておかないと。それだけにノーアウト1、3塁のチャンスを潰してしまったのはもったいなかった。この試合は「自滅」に近い。
そのあとの何が悪いって、もう淡々と試合が進んでしまう事。この悪癖はいつまで経っても治らない。
そしてサード守備。
三連戦初戦は堂林翔太、二戦目は小窪哲也、三戦目は田中広輔がスターティングメンバー。3人揃ってものの見事にノーヒットに終わった。けどこれでいい。本来はこうであるべきなんですよ。
堂林翔太がどうこう言う前に、打てなければ打てるまで応援しろ、と言う人もいるけども、選手はみんな試合に出たいし、じぶんが本来いるポジションに他の選手がいると「なんやねん」と思っているはずだし、そう思わない人はいないし、思わないのであればプロ野球選手はやめてもらっていい。
野村謙二郎監督はじめ、カープ球団首脳陣が「こうあって欲しい」と思うのは勝手だし、ファンもそう思うのも自由だと思う。けど現実はなかなか理想に追いつかない。だから理想なんだろうけど。
当分、この3人を交代で起用していい。梵英心の膝の様子がおかしいのであればショートで起用してもよかろう(堂林翔太は別ですが)。それぞれ個性もある。それこそ「皆使いたい」と思わせ成績を残せれば、それはそれで良い事。それが選手層の暑さにつながるんですよ。下で頑張ってる選手もいる。
「ここにはコイツしかいない」では絶対にチームは崩壊する。ファーストはキラ・カアイフエに落ち着いているけども、もし彼がおらんようになってしまって「さぁどうしよう」と言うことになっても困る。
セントラルリーグですから、指名打者は起用出来ません。ならばウエスタンリーグで、本気で徹底的に「ファースト」を作ろうよ。「あそこ守らせてもダメ、ここもダメ、だからファースト」みたいなマイナスではなく、キラ・カアイフエがいるうちに思い切ってファーストのスペシャリストを作ろうよ。
あくまで個人的に、極端な事を申せば、守備位置固定で4グループくらい作れれば理想。攻撃面を考えれがなかなかそうもいかないとは思いますが、そうしようと思えば明らかにカープのコーチ陣は少なすぎる。ここが最大の問題なのかもしれませんが、やってやれないことはない。
まだまだカープは弱いんだから、やらなければいけない事は山積している。集大成なんかまだまだだし、5年目で集大成なんざ戯言の域を出ない。一軍で戦える選手は揃いました、けどその次がままなってませんでは集大成なんかお笑い種。「次の選手」がいない事には翌年は戦えない。
いい選手を取ってきました、それで集大成にしてもらっては困ります。
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2014.04.01 / Top↑
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