相変わらず私が考えていることってのは「複数ポジションは控えれ」なんですが。
この試合でのスタメンセンターは安部友裕。何だかなーなどと思いながら録画を見てましたが1回裏、案の定やらかしてしまった。思い切り不安視していた「前後の動き」。上本博紀の打球を、完全に目測を誤ってポテンのツーベースヒットにしてしまった。
実況アナウンサーには「本来内野手です」とフォローされてはいた。そして解説の岡義朗も「強振して距離感がつかめてない。打った瞬間に後ろに下がって目を切ってる。打球が上がり切るまで目を切らずに、前か後ろかと言う判断をしないとダメ」と言われてた。甲子園球場特有の浜風にも言及してた。
しかしながら、急造外野手にそこまでいろいろと求めるのは酷だ。「オープン戦だから許される。公式戦だったら即二軍行き」とも言ってたけど、もうオープン戦は中盤戦を迎えようとしている。そんな悠長なことを言ってる場合ではない。オープン戦は守備練習の場じゃないんですよ。
オープン戦だから、とは言うけども、オープン戦でのミスはそのまま「キャンプで何やってたんだ」って話にもなりかねない。この期に及んでミスをしてるようでは話にならんのですよ。
2月下旬の読売新聞朝刊。連日各球団のキャンプのまとめが掲載されていた。読売新聞なので、最後は読売ジャイアンツだったんですが、その中で、原辰徳監督のコメントとしてこんなのが載ってた。
塞ぐべき穴は全て塞ぎにかかる(要約)。
もう新聞自体放ってしまったので、既にうる覚えの世界なんですが、昨年セントラルリーグを制覇した監督でさえ、チームに穴がまだまだあると見てる。それがどこのポジションなのかまではさすがに載ってはおりませんでしたが、手綱を一切緩めない、そして妥協を許さない姿勢が見て取れた。
ただ、そんな言葉を吐きながらも、こんなのはどうかと思いますけどね。
野村謙二郎監督がコンバートに関してどう考えいるのかは分からない。しかしながら15日のベイスターズ戦までに、とはっきり言った以上、安部友裕は外野で使うべきではないし、使ってはいけない。このまま外野守備を続けさせてボロボロになって、内野守備もままならなくなったら元も子もない。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」とは言います。脚を生かしたいから外野、と安易に考えないほうがいい。もしあの場面が9回裏2点リードのツーアウト満塁ならどうなるよ。ファーストランナーすらもホームインして逆転サヨナラ負けだ。そう言う想定までベンチは出来ているかどうか。
さらにミスはミスを呼び、大瀬良大地の牽制悪送球。
大瀬良大地の牽制球に関しては、キャンプの序盤にこんな記事が出てた。牽制球に関してはカープはみなとんでもなく上手だったりする。むしろカープの伝統芸とも言える。この記事の中に「けん制の時は腕を横から出しているが、引っかかっている」との行があるが、本当にその通りだった。
ここに出てくる「チーム関係者」がどの辺の人なのかはよく分かりませんが(もしかしたら東京スポーツの中の人かもしれませんが)、見事に的を得てる。コントロール云々言われる大瀬良大地ではあるけど、とんでもないところに投げてしまってる。これも「塞ぐべき穴」ではなかろうか。
その後のサードへの送球も何だかな、と。ごくたまにいいボールが行く、では困る。そもそも安部友裕って、肩にある程度の不安を抱えてたはず。ゆえにセカンド中心の内野守備ではなかったかな。
2回裏の藤井彰人の打席でのツーベースヒットも酷かった。
一歩メガ出遅れたとしか思えんないような、右斜め後方への打球の追い方。こんな言い方をしたら申し訳ないけど、ものすごく無様ですよ。まるっきり前進守備の頭の上を越された打球を追いかけているような後ろ姿。失点に位は繋がらなかったからいいようなものの、情けない後ろ姿ではあった。
これらを野村謙二郎監督はどう見ておるのか。
普段から「底上げ底上げ」と口うるさいが、どうも守備に関しては相変わらず「底抜け」のような気がしてならない。特に守備に関しては、穴ではないであろうと思われても穴になってしまう可能性もある。
何か一つ特徴があってのコンバート。これはよくある話ではあるが、そのコンバートは一軍でやることじゃない。二軍で鍛えて、目処が立ったところで、そして結果が残せたところで一軍へ、のはず。
たかがオープン戦、されどオープン戦。もう来週中にはオープン戦は全て終了する。そして再来週にはペナントレース開幕。そんな時期になって「うちには穴があります」と見せてるようなもの。どうせ開幕戦前に紅白戦でもするんだろうとは思うけど、守備で144試合は絶対に乗り切れない。
別に144試合全部勝て、と言ってるわけではない。当然人間ですからそれなりにミスもするだろう。しかし勝負のかかっている場面で「本職じゃないから」では済まされない。そうなったら「じゃあなぜ本職の外野手を用意しなかったのか」と言う話にならないわけがない。
「明日や明日」では済まされない。今日の敗戦は明日勝てばいい、もんじゃない。内野守備ですら未だにまともな送球が出来ない主力候補がいるのに、わざわざ内野手を外野にコンバートしてる場合じゃない。内野におおきな穴があるのにさらに外野に墓穴でも掘るつもりなんんだろうか。
勝った勝ったと喜んでいる場合ではない。薄氷の勝鯉なんざ不要。ミスして勝った試合なんざ勝ったうちに入らない。全てに於いて相手チームを上回らない限り勝ったうちには入らない。それこそ相手チームの監督に「明日や明日、切り替えていこ」と言わすくらいの試合をしてもらわないと。
もうカープが低迷して長い。昨年はAクラスに入れてもらいはしたけど、借金生活に変わりはない。シーズンとしては負け越してるんだ。ゆえに、ひとつやふたつ勝ったところで喜べるはずがない。借金して10何年もやってるんだから、いい加減「優勝」と言う結果を残してもらわないと困る。
「3位」はペナントレースを勝ち抜いた結果ではないんだ。
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この試合でのスタメンセンターは安部友裕。何だかなーなどと思いながら録画を見てましたが1回裏、案の定やらかしてしまった。思い切り不安視していた「前後の動き」。上本博紀の打球を、完全に目測を誤ってポテンのツーベースヒットにしてしまった。
実況アナウンサーには「本来内野手です」とフォローされてはいた。そして解説の岡義朗も「強振して距離感がつかめてない。打った瞬間に後ろに下がって目を切ってる。打球が上がり切るまで目を切らずに、前か後ろかと言う判断をしないとダメ」と言われてた。甲子園球場特有の浜風にも言及してた。
しかしながら、急造外野手にそこまでいろいろと求めるのは酷だ。「オープン戦だから許される。公式戦だったら即二軍行き」とも言ってたけど、もうオープン戦は中盤戦を迎えようとしている。そんな悠長なことを言ってる場合ではない。オープン戦は守備練習の場じゃないんですよ。
オープン戦だから、とは言うけども、オープン戦でのミスはそのまま「キャンプで何やってたんだ」って話にもなりかねない。この期に及んでミスをしてるようでは話にならんのですよ。
2月下旬の読売新聞朝刊。連日各球団のキャンプのまとめが掲載されていた。読売新聞なので、最後は読売ジャイアンツだったんですが、その中で、原辰徳監督のコメントとしてこんなのが載ってた。
塞ぐべき穴は全て塞ぎにかかる(要約)。
もう新聞自体放ってしまったので、既にうる覚えの世界なんですが、昨年セントラルリーグを制覇した監督でさえ、チームに穴がまだまだあると見てる。それがどこのポジションなのかまではさすがに載ってはおりませんでしたが、手綱を一切緩めない、そして妥協を許さない姿勢が見て取れた。
ただ、そんな言葉を吐きながらも、こんなのはどうかと思いますけどね。
野村謙二郎監督がコンバートに関してどう考えいるのかは分からない。しかしながら15日のベイスターズ戦までに、とはっきり言った以上、安部友裕は外野で使うべきではないし、使ってはいけない。このまま外野守備を続けさせてボロボロになって、内野守備もままならなくなったら元も子もない。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」とは言います。脚を生かしたいから外野、と安易に考えないほうがいい。もしあの場面が9回裏2点リードのツーアウト満塁ならどうなるよ。ファーストランナーすらもホームインして逆転サヨナラ負けだ。そう言う想定までベンチは出来ているかどうか。
さらにミスはミスを呼び、大瀬良大地の牽制悪送球。
大瀬良大地の牽制球に関しては、キャンプの序盤にこんな記事が出てた。牽制球に関してはカープはみなとんでもなく上手だったりする。むしろカープの伝統芸とも言える。この記事の中に「けん制の時は腕を横から出しているが、引っかかっている」との行があるが、本当にその通りだった。
ここに出てくる「チーム関係者」がどの辺の人なのかはよく分かりませんが(もしかしたら東京スポーツの中の人かもしれませんが)、見事に的を得てる。コントロール云々言われる大瀬良大地ではあるけど、とんでもないところに投げてしまってる。これも「塞ぐべき穴」ではなかろうか。
その後のサードへの送球も何だかな、と。ごくたまにいいボールが行く、では困る。そもそも安部友裕って、肩にある程度の不安を抱えてたはず。ゆえにセカンド中心の内野守備ではなかったかな。
2回裏の藤井彰人の打席でのツーベースヒットも酷かった。
一歩メガ出遅れたとしか思えんないような、右斜め後方への打球の追い方。こんな言い方をしたら申し訳ないけど、ものすごく無様ですよ。まるっきり前進守備の頭の上を越された打球を追いかけているような後ろ姿。失点に位は繋がらなかったからいいようなものの、情けない後ろ姿ではあった。
これらを野村謙二郎監督はどう見ておるのか。
普段から「底上げ底上げ」と口うるさいが、どうも守備に関しては相変わらず「底抜け」のような気がしてならない。特に守備に関しては、穴ではないであろうと思われても穴になってしまう可能性もある。
何か一つ特徴があってのコンバート。これはよくある話ではあるが、そのコンバートは一軍でやることじゃない。二軍で鍛えて、目処が立ったところで、そして結果が残せたところで一軍へ、のはず。
たかがオープン戦、されどオープン戦。もう来週中にはオープン戦は全て終了する。そして再来週にはペナントレース開幕。そんな時期になって「うちには穴があります」と見せてるようなもの。どうせ開幕戦前に紅白戦でもするんだろうとは思うけど、守備で144試合は絶対に乗り切れない。
別に144試合全部勝て、と言ってるわけではない。当然人間ですからそれなりにミスもするだろう。しかし勝負のかかっている場面で「本職じゃないから」では済まされない。そうなったら「じゃあなぜ本職の外野手を用意しなかったのか」と言う話にならないわけがない。
「明日や明日」では済まされない。今日の敗戦は明日勝てばいい、もんじゃない。内野守備ですら未だにまともな送球が出来ない主力候補がいるのに、わざわざ内野手を外野にコンバートしてる場合じゃない。内野におおきな穴があるのにさらに外野に墓穴でも掘るつもりなんんだろうか。
勝った勝ったと喜んでいる場合ではない。薄氷の勝鯉なんざ不要。ミスして勝った試合なんざ勝ったうちに入らない。全てに於いて相手チームを上回らない限り勝ったうちには入らない。それこそ相手チームの監督に「明日や明日、切り替えていこ」と言わすくらいの試合をしてもらわないと。
もうカープが低迷して長い。昨年はAクラスに入れてもらいはしたけど、借金生活に変わりはない。シーズンとしては負け越してるんだ。ゆえに、ひとつやふたつ勝ったところで喜べるはずがない。借金して10何年もやってるんだから、いい加減「優勝」と言う結果を残してもらわないと困る。
「3位」はペナントレースを勝ち抜いた結果ではないんだ。
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2014.03.13 / Top↑
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