さて、8日土曜日は「JR西日本対広島東洋カープ」を観戦して来ました。
昨秋をもってワイテック硬式野球部が「廃部」されてしまいましたが、その分(と言う訳ではないですが)「JR西日本」が本格的に硬式野球部を再生、社会人野球日本選手権中国地区大会からJABAの公式戦に参加、今年からは本格的によその地区の試合にも参加することになりました。
しかしこれまでに謎だったのは「いわゆる本拠地球場はどこにするのか」と言う疑問。パナソニック硬式野球部は、枚方市に「パナソニック・ベースボールスタジアム」を独自に所有、三菱重工広島も事業所内に球場を持っています。大阪ガスも「今津グラウンド」を持っています。
かつてはJR西日本も、安芸郡府中町内にグラウンドを所有(向洋駅近くの旧広島鉄道学園跡地)していましたが、現在は何かしらの大工事中。その工事が球場の改修工事かと思いきやそうでもない。
頂いた情報によると、NTT中国が使っていたグラウンドを改装して新たに「本拠地グラウンド」とする、との事。それがまた安佐北区の「安佐動物公園」のさらに奥。、所在地が「安佐北区毛木」とか、調べた結果のバスの経由地に「飯室」とか。まるっきり可部線廃止区間の駅名みたいなアレ。
過去には宮城県仙台市と「政令指定都市争い」をしたとかしてないとか。そのお陰でこんな所や、芸備線志和口駅までもが広島市内。結果的に良かったのか悪かったのかは、住民のみぞ知る所。
しかしながら、せっかく新しく歩み出したJR西日本硬式野球部の、初めてのNPBチームとの対戦が広島東洋カープ。オープン戦をやってる福山市民球場はいつでも行けるだろうけど、こんな所はそうそう行けそうにないかも、てんで朝早くからのこのこ出掛けてきました。

てなわけで早朝の本通り電停からアストラムライン本通駅。まずはここまで来ないとお話にはなりません。他にも交通手段はありますが(後ろの方で少しだけ触れます)球場至近まで行くのにはこのルートがお薦め。但し本数は限られます。ただ、岩国市営由宇バスよりは歩数は多いです(笑)。

本通駅の改札口と自動券売機群。通常、券売機の上窓には案内や広告が入っているのは当たり前なんですが、ここで並んでるのは「崇徳」の文字。まぁ広島市内には「上野学園ホール」てのもあるくらいてすから、こんな所に学校名が並んでても何ら不思議ではないですが。

揺られること約20分。上安駅到着。「揺られること」と書きましたが本当によく揺れます。そう言えば今年の7月15日で開業20周年。何かしらのイベントはあるんでしょうか。

改札口を出て左に行くと上安バスターミナルへの連絡通路になります。一旦外に出でしまいそうになりますが、誘惑にとらわれてはいけません。建物の中を進みましょう。

くるっと回って一階に降りるとそこがバスターミナルです。バスターミナルとは申しますが、発着する本数がそう多いわけではないのでひっそりしています。

バス乗り場案内。乗車する「(安佐)動物園経由飯室行」は、ホームに出てすぐの4番乗り場より。本数は平日13往復、土曜休日は11往復半となっています。

これから乗車する第一タクシーのバス。公式サイトに表記はありませんがICカード乗車券「PASPY」ならびに「ICOCA」が使用出来ます。但しバスターミナルにチャージ機がないので、なるべくなら上安駅の自動券売機等で乗車前にチャージしておく事をお薦めします。

発車していきなり山を登り出したりします。正直、バスルートとしては「よくもまぁこんな所を」みたいなところもあったり。さらには途中、新興住宅地の中を一周したりする事約25分。

「才の原下」バス停で下車します。バス停表示は反対側車線、上安駅方面行にしかありませんのでご注意下さい。また交通量がある上、カーブで見通しも悪い為、道路横断の際は右見て左見て。

やや上安駅寄り(バスが走って来た方向)に戻ります。バスに乗ってたら左側に見えるこの看板が目印。当然の事ながら通常は閉まってます。

笠塚カーブ練習場前バス停から由宇練習場に続く坂よりはやや長いです。頑張って登りましょう。

ほぼ一本道を道なりに歩くと、やがて右手に「コカコーラウエストレッドスパークス」の練習場が見えてきます。その奥を左に曲がると、野球部のクラブハウスがあります。

クラブハウス。おそらく中にトレーニングジムとかあったりするんだとは思いますが、ここまで来るのにJRじゃ来れないってのが難点と言えば難点。それだけ車社会なのか。もちろんチームでの移動は西日本JRバス、ではありますが。

「総合グラウンド」と名乗るだけあって、敷地内にはテニスコートらしきものもあります。ただかなり長い間使われていないようです。右写真奥に見えるのは室内練習場。

駐車場的スペースはかなり確保されてはいますが、この日は試合があるということで、防護ネットのある部分のみ解放され、その他の部分は「駐車禁止」でした。

さて、球場に到着しました。とは言うものの、球場自体には表記らしきものはなく、建物自体もコンクリート打ちっぱなし。ただしトイレはかなり改装されています。飲料水の自動販売機はもちろん「コカ・コーラ」のみ。こちらは三塁側ですが、スタンド下は用具倉庫になっています。

スタンドの様子。バックネット裏、一塁側三塁側、全てに於いてベンチシート。収容人員は推定250名くらいでしょうか。バックネット裏は5段ありますが、ベンチ横は2段しかありません。

試合中は超満員になりました。

ここを 本拠地と する
グラウンド全景。内野は土、外野は人工芝のようです。外野スタンドは天然芝です。

センター120m、両翼91m。サイズ的には一昔前の規格。ほぼ旧広島市民球場サイズ。福山市民球場を思い出して頂ければこれ幸い。照明設備は練習用のみです。

ブルペンは三塁側ベンチ後方。プロ選手が来ると言う事だからだと思いますが、周辺は立ち入り禁止でした。また三塁ベンチ裏に仮設ロッカーと言う名前の青テントが設置されていました。

スコアボードですが、ランニングスコアとカウント、H、E、Fc表示のみの非常にシンプルなもの。その分場内放送が聞こえやすかったので、状況は把握しやすかったです。スタンド最上段にも手書きのスコアボードがありました。聞いてはいましたがチョークを持っていくのを忘れました。
ようやく練習場もしっかりした場所を確保。新人選手と言う名の新入社員も10名増え、徐々に戦闘態勢が整いつつあります。日本選手権にも3度出場、とは言えその当時とは全く違うチームではありますが、今後の活躍を期待します。いずれはここでもJABA公式戦が行われることと思いますが、時間が取れれば観戦に行きたいと思います。その前に早く公式サイト作ってください(笑)。
ちなみに球場への交通機関ですが、広島駅前9番のりばから、広電バスあさひが丘線に乗車すると、おおよそ1時間前後で「あさひが丘上」バス停に到着します。本数は日中20~20分に1本。そのバス停から歩けないこともないですが、かなりのアップダウンがありますのでご注意ください。
次に行く時は、純粋にJR西日本の社会人野球の試合で。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
昨秋をもってワイテック硬式野球部が「廃部」されてしまいましたが、その分(と言う訳ではないですが)「JR西日本」が本格的に硬式野球部を再生、社会人野球日本選手権中国地区大会からJABAの公式戦に参加、今年からは本格的によその地区の試合にも参加することになりました。
しかしこれまでに謎だったのは「いわゆる本拠地球場はどこにするのか」と言う疑問。パナソニック硬式野球部は、枚方市に「パナソニック・ベースボールスタジアム」を独自に所有、三菱重工広島も事業所内に球場を持っています。大阪ガスも「今津グラウンド」を持っています。
かつてはJR西日本も、安芸郡府中町内にグラウンドを所有(向洋駅近くの旧広島鉄道学園跡地)していましたが、現在は何かしらの大工事中。その工事が球場の改修工事かと思いきやそうでもない。
頂いた情報によると、NTT中国が使っていたグラウンドを改装して新たに「本拠地グラウンド」とする、との事。それがまた安佐北区の「安佐動物公園」のさらに奥。、所在地が「安佐北区毛木」とか、調べた結果のバスの経由地に「飯室」とか。まるっきり可部線廃止区間の駅名みたいなアレ。
過去には宮城県仙台市と「政令指定都市争い」をしたとかしてないとか。そのお陰でこんな所や、芸備線志和口駅までもが広島市内。結果的に良かったのか悪かったのかは、住民のみぞ知る所。
しかしながら、せっかく新しく歩み出したJR西日本硬式野球部の、初めてのNPBチームとの対戦が広島東洋カープ。オープン戦をやってる福山市民球場はいつでも行けるだろうけど、こんな所はそうそう行けそうにないかも、てんで朝早くからのこのこ出掛けてきました。


てなわけで早朝の本通り電停からアストラムライン本通駅。まずはここまで来ないとお話にはなりません。他にも交通手段はありますが(後ろの方で少しだけ触れます)球場至近まで行くのにはこのルートがお薦め。但し本数は限られます。ただ、岩国市営由宇バスよりは歩数は多いです(笑)。


本通駅の改札口と自動券売機群。通常、券売機の上窓には案内や広告が入っているのは当たり前なんですが、ここで並んでるのは「崇徳」の文字。まぁ広島市内には「上野学園ホール」てのもあるくらいてすから、こんな所に学校名が並んでても何ら不思議ではないですが。


揺られること約20分。上安駅到着。「揺られること」と書きましたが本当によく揺れます。そう言えば今年の7月15日で開業20周年。何かしらのイベントはあるんでしょうか。


改札口を出て左に行くと上安バスターミナルへの連絡通路になります。一旦外に出でしまいそうになりますが、誘惑にとらわれてはいけません。建物の中を進みましょう。


くるっと回って一階に降りるとそこがバスターミナルです。バスターミナルとは申しますが、発着する本数がそう多いわけではないのでひっそりしています。


バス乗り場案内。乗車する「(安佐)動物園経由飯室行」は、ホームに出てすぐの4番乗り場より。本数は平日13往復、土曜休日は11往復半となっています。


これから乗車する第一タクシーのバス。公式サイトに表記はありませんがICカード乗車券「PASPY」ならびに「ICOCA」が使用出来ます。但しバスターミナルにチャージ機がないので、なるべくなら上安駅の自動券売機等で乗車前にチャージしておく事をお薦めします。


発車していきなり山を登り出したりします。正直、バスルートとしては「よくもまぁこんな所を」みたいなところもあったり。さらには途中、新興住宅地の中を一周したりする事約25分。


「才の原下」バス停で下車します。バス停表示は反対側車線、上安駅方面行にしかありませんのでご注意下さい。また交通量がある上、カーブで見通しも悪い為、道路横断の際は右見て左見て。


やや上安駅寄り(バスが走って来た方向)に戻ります。バスに乗ってたら左側に見えるこの看板が目印。当然の事ながら通常は閉まってます。


笠塚カーブ練習場前バス停から由宇練習場に続く坂よりはやや長いです。頑張って登りましょう。


ほぼ一本道を道なりに歩くと、やがて右手に「コカコーラウエストレッドスパークス」の練習場が見えてきます。その奥を左に曲がると、野球部のクラブハウスがあります。


クラブハウス。おそらく中にトレーニングジムとかあったりするんだとは思いますが、ここまで来るのにJRじゃ来れないってのが難点と言えば難点。それだけ車社会なのか。もちろんチームでの移動は西日本JRバス、ではありますが。


「総合グラウンド」と名乗るだけあって、敷地内にはテニスコートらしきものもあります。ただかなり長い間使われていないようです。右写真奥に見えるのは室内練習場。


駐車場的スペースはかなり確保されてはいますが、この日は試合があるということで、防護ネットのある部分のみ解放され、その他の部分は「駐車禁止」でした。


さて、球場に到着しました。とは言うものの、球場自体には表記らしきものはなく、建物自体もコンクリート打ちっぱなし。ただしトイレはかなり改装されています。飲料水の自動販売機はもちろん「コカ・コーラ」のみ。こちらは三塁側ですが、スタンド下は用具倉庫になっています。


スタンドの様子。バックネット裏、一塁側三塁側、全てに於いてベンチシート。収容人員は推定250名くらいでしょうか。バックネット裏は5段ありますが、ベンチ横は2段しかありません。


試合中は超満員になりました。

ここを 本拠地と する
グラウンド全景。内野は土、外野は人工芝のようです。外野スタンドは天然芝です。



センター120m、両翼91m。サイズ的には一昔前の規格。ほぼ旧広島市民球場サイズ。福山市民球場を思い出して頂ければこれ幸い。照明設備は練習用のみです。


ブルペンは三塁側ベンチ後方。プロ選手が来ると言う事だからだと思いますが、周辺は立ち入り禁止でした。また三塁ベンチ裏に仮設ロッカーと言う名前の青テントが設置されていました。


スコアボードですが、ランニングスコアとカウント、H、E、Fc表示のみの非常にシンプルなもの。その分場内放送が聞こえやすかったので、状況は把握しやすかったです。スタンド最上段にも手書きのスコアボードがありました。聞いてはいましたがチョークを持っていくのを忘れました。
ようやく練習場もしっかりした場所を確保。新人選手と言う名の新入社員も10名増え、徐々に戦闘態勢が整いつつあります。日本選手権にも3度出場、とは言えその当時とは全く違うチームではありますが、今後の活躍を期待します。いずれはここでもJABA公式戦が行われることと思いますが、時間が取れれば観戦に行きたいと思います。その前に早く公式サイト作ってください(笑)。
ちなみに球場への交通機関ですが、広島駅前9番のりばから、広電バスあさひが丘線に乗車すると、おおよそ1時間前後で「あさひが丘上」バス停に到着します。本数は日中20~20分に1本。そのバス停から歩けないこともないですが、かなりのアップダウンがありますのでご注意ください。
次に行く時は、純粋にJR西日本の社会人野球の試合で。
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2014.03.10 / Top↑
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