昨年秋の社会人野球日本選手権中国地区予選で、8年ぶりのJABA公式戦への復帰、ならびに復帰後初勝利を飾ったJR西日本硬式野球部。2月末にカープ公式公式サイト、JABA日本野球連盟公式サイトで発表があった、広島東洋カープとの「交流試合」を観戦に行ってまいりました。
で、問題の開催球場。
どこを見ても「JR西日本総合グラウンド」としか書いてなかったんですが、ツイッターのフォロワーさんから情報を頂いたんですが、元々はNTT中国~NTT西日本中国野球クラブが使用していた、広島市安佐北区「にある「NTT総合グラウンド」を改装したものだそうでして。

つまりは電電中国から国鉄広島鉄道管理局へ移管、って事ですか(笑)。
ここへの「道」は別途紹介するとして、大阪への帰り道、福山市民球場でやってるオープン戦をあえて無視して(笑)、復活・JR西日本硬式野球部との試合を観戦してきました。
※画像等は後日別記事にて。
先攻:広島東洋カープ
1(中)赤松
2(捕)倉
3(右)天谷
4(左)高橋
5(一)松山
6(指)松本
7(二)庄司
8(三)美間
9(遊)鈴木誠
投手:池ノ内
バックで「(スピード)ガン、ガン忘れた」と言っている声は、カメラ係だったJR西日本の選手。ちなみに試合中に一度バッテリー切れを起こしてます。

試合前の円陣。声出しは何故かの極み、田村マネージャー。
後攻:JR西日本
1(左)今井雄大(東京国際大学)
2(二)石嵜健人(近大工学部)
3(指)亀井優輝(関西国際大学)
4(中)杉本裕太郎(青山学院大学)
5(一)金丸俊(関西国際大学)
6(遊)安田直人(拓殖大学)
7(三)田中勇次(明治大学)
8(捕)臼井陵太(東北福祉大学)
9(右)松野光(日本文理大学)
投手:湧川雄貴(愛知産業大学)

ちょっと遠目ではありますが、バックスクリーン前での記念撮影。
打者成績
1回表
赤松 1‐2から4球目を打ってサードゴロ
倉 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
天谷 1‐2から6球目を空振り三振
高橋 1‐0から2球目にデッドボール
松山 1‐0から2球目を打ってファーストゴロ
●JR西日本先発の湧川雄貴投手(愛知産業大学)。時折投げてくる90km/h台(隣にJR西日本野球部の選手がビデオカメラとスピードガンを構えてまして、1球毎につぶやいてくれて大変助かりました。)のカーブが実に有効的。全くタイミングが取れない。個人的に緩い変化球を駆使するピッチャーは大好きなのでちょっと気になりました。下半身もどっしりしてます。
1回裏
今井 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
石嵜 1‐0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
亀井 1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロ
2回表
松本 2‐0から3球目を打ってレフトフライ
庄司 2‐2から5球目を打ってセンターフライ
美間 1‐2から6球目を打ってサードゴロ
2回裏
杉本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
金丸 初球を打ってライトフライ
安田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
田中 2‐1から4球目を打ってサードゴロセカンド封殺
臼井 1‐2から4球目を空振り三振
3回表
鈴木誠 1‐1から3球目を打ってサードゴロ
赤松 3‐1から5球目を打ってセンターフライ
倉 1‐0から2球目を打ってサードフライ
3回裏
松野 初球を打ってショートゴロ
今井 1‐2から6球目を打ってセンター前ヒット
次打者石嵜の2球目にワイルドピッチで今井は一気にサードへ
石嵜 フルカウントから6球目を空振り三振
亀井 3‐1から5球目を打ってショートゴロ
4回表
JR西日本選手交代
ピッチャー湧川→近田怜央(報徳学園高校~福岡ソフトバンクホークス)
天谷 ストレートのフォアボール
次打者高橋の2球目に天谷セカンド盗塁成功
高橋 1‐2から5球目を見逃し三振
松山 0‐1から2球目を打ってレフトフライ、天谷タッチアップでサードへ
松本 1‐2から4球目を空振り三振
4回裏
杉本 2‐1から4球目を打ってレフト前ヒット
金丸 初球をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト
次打者安田の初球にワイルドピッチでランナーセカンドへ
安田 3‐1から5球目を打ってレフト線へタイムリーツーベースヒット
JR西日本1‐0カープ
田中 0‐1から2球目を打ってレフトフライ
臼井 1‐1から3球目を打ってキャッチャーゴロ
●先発は去年の対社会人オール広島戦でグダグダだった池ノ内亮介、ではありました。昨年は育成選手で今年は支配下登録選手での登板。成長の跡は多少は見られましたが、細かいコントロールはまだまだ。支配下登録選手にするのはいいけど、本当に一軍で起用出来ると踏んだのか甚だ疑問。
●初見の選手が相手なので、臆せずどんどん投げていけばいいとは思うんですが、明らかに意図した所とは違うコースにボールが行く。球団の考えは分かりませんが、まだ支配下登録は早かったか。
●支配下登録した以上は一軍の戦力、チームの戦力になると踏まえての登録だとは思います。二軍の戦力になってから、などと悠長な事を考えている場合じゃないそんな余裕はない筈です。育成選手制度を最初に提唱したのはカープ球団ではありますが、それを一番活用出来てないのもこれまたカープ。よそでは(経緯はどうあれ)続々と一軍選手を輩出してると言うのに。
5回表
庄司 1‐2から5球目を打ってセンターフライ
美間 2‐0から3球目を打ってショートゴロ
鈴木誠 初球を打ってセンターフライ
5回裏
カープ選手交代
ライト天谷→センター
センター赤松→ライト下水流
ピッチャー池ノ内→武内
松野 0‐1から2球目を打ってショートゴロ
今井 0‐2から3球目を打ってセカンドゴロ
石嵜の代打辻亮太(創価大学) 2‐1から4球目にデッドボール
亀井 1‐0から2球目を打ってショートゴロ捕球エラー
杉本 1‐1から3球目を打ってセカンドゴロ
6回表
JR西日本選手交代
ピッチャー近田→鈴木亮(専修大学)
下水流 初球を打ってライトフライ
倉の代打中村亘 1‐0から2球目を打ってサードゴロ
天谷の代打森下 1‐0から2球目を打ってセカンドフライ
●ここまでカープはノーヒットノーラン。フォアボールは選べてはいるけど、やや歯痒い。
6回裏
カープ選手交代
代打森下→センター
代打中村亘→キャッチャー
ピッチャー武内→岩見
金丸 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
安田 初球をサード前送りバント
田中の代打林誉之(福岡大学) 3‐1から5球目を選んでフォアボール
臼井 2‐0から3球目を打ってファーストファウルフライ
松野 0‐1から2球目を打ってライトフライ
●サイドスローにしてから初めて見る岩見優輝のピッチング。テイクバックにオーバースローの頃の名残あり。しかしコントロールを意識して、高校時代のサイドスローにしたはずが、コントロールが定まらない。どころかオーバースローの頃のボールのキレが失われてしまったようにも感じる。登板予定ありきとは言うものの、2イニングはやや無理があったか。
●退団した金丸将也もそうでしたが、社会人出の選手をあれこれいじくり回してるくらいなら、端っから育成目的で高校生を指名してもいいはず。こうも同じような事例が続くと、スカウトの眼力も疑わざるをえないし、社会人チームからの信頼をも失いかねない、考えるのは大袈裟でしょうか。
7回表
JR西日本守備交代
代打林→サード
高橋 0‐1から2球目を打ってライト前ヒット(カープこの試合初ヒット)
松山 1‐2から4球目を打ってピッチャーゴロダブルプレイ
松本の代打中村憲 1‐1から球目を打ってセンター前ヒット
次打者庄司の初球に中村憲セカンド盗塁成功
庄司 2‐0から3球目を打ってセンター前ヒット
美間 2‐0から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
JR西日本1‐1カープ
鈴木誠 2‐1から4球目を打ってショートゴロセカンド封殺
●ようやく高橋大樹がこの試合チーム初ヒット。当たり損ねっぽいゴロヒットではあったけど、いくらかの景気付けにはなったか、ようやくこの回同点に。やれやれ。
7回裏
今井 2‐2から6球目を見逃し三振
辻 0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
亀井 フルカウントから9球目を空振り三振
8回表
JR西日本守備交代
ピッチャー鈴木→関根裕之(創価大学)
キャッチャー臼井→原田廣大(近畿大学)
下水流 初球を打ってセンターフライ
中村亘 2‐2から7球目にデッドボール
森下 1‐0から2球目を打ってピッチャーゴロセカンド封殺
高橋 0‐2から4球目を打ってライト線へツーベースヒット
しかしファーストランナー森下サードオーバーランタッチアウト
●ツーアウトから高橋大樹のツーベースヒット。森下宗のオーバーランでスリーアウトにはなりましたが、彼の脚力を考えると、そして交流試合とは言え練習試合と割り切ると、ホームに突入させても良かったのではないかなと思いました。しかも戻り切れずにタッチアウト。中途半端さだけが残りました。
●世界的に「ホームへの強硬突入は御法度」みたいになりつつありますが、明らかにアウトなのであればホーム手前でスピードを緩めればいいだけの事。どんなベースランニングや打球判断だとセーフもしくはアウトになるか、走ってみないと解らない部分ってのはある。練習試合だから出来る事。
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー岩見→大島
杉本 1‐2から4球目を打ってサードゴロ
金丸の代打井上直也(倉敷工高) 初球を打ってショートゴロ
安田 2‐1から4球目を打ってレフト前ヒット
次打者林の4球目に安田セカンド盗塁失敗
9回表
JR西日本選手交代
代打井上→ファースト高木智大(法政大学)
松山 1‐1から3球目を打ってセンター前ヒット
中村憲 2‐2から6球目を打ってショートゴロダブルプレイ
庄司 2‐1から4球目を打ってキャッチャーゴロ
9回裏
林 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット
林の代走に大竹雄人(北九州市大学)
原田 初球キャッチャー前送りバント
次打者吉田の3球目にワイルドピッチも大竹サードタッチアウト
松野の代打吉田太亮(流通経済大学 ワイテックから移籍) 2‐2から5球目を空振り三振
●8回裏から登板の大島崇行。比較してはいかんのだろうけど、同級生は華々しくフリーエージェント宣言をして出ていった。残された、と言う考えはないだろうけど、少なくとも社会人チームとの練習試合で投げていては困ります。しかも初見の相手に投げるボールを決めかねてる、てのはかなり問題。オーバースローにはしてみたけど、マウンドさばきにまだ迷いが感じられます。
東洋工業 000 000 100 1
国鉄広島 000 100 000 1
投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
広島東洋カープ
池ノ内 4 17 66 3 3 2 1 1
武内 1 5 14 0 1 0 0 0
岩見 2 8 34 0 2 2 0 0
大島 2 7 26 2 0 2 0 0
JR西日本
湧川 3 12 45 0 2 1 0 0
近田 2 7 24 0 1 2 0 0
鈴木 2 9 24 3 0 0 1 1
関根 2 7 27 2 1 0 0 0
プロ対社会人チームはよくある構図ではありますが、試合前のフィールディング練習然り、試合中しかり、相変わらずナニをするにも社会人チームの元気の良さばかりが目立ちます。
今シーズンから日本野球連盟からも、極度なヤジは謹むように通達が出ましたが、それでも明らかにJR西日本ベンチの方が元気がある。それこそ「一発かましちゃる」みたいな気概を感じます。
かたやカープベンチから聞こえて来るのは、水本バッテリーコーチの野太い声ばかり。声を出せばええ、ってもんでもないですが、いくら何でも元気がなさ過ぎ。これはどうにかしないと。
直接結果につながるもんではないとは思いますが、先制点はJR西日本に入ってる。球場自体の空気もあろうけど、完全アウェイの中で試合をする事の難しさを改めて感じたのではないでしょうか。
それに、形はどうあれやはり、プロチームがアマチームに負けると、大々的に取り上げられるのはどのスポーツも同じ。チームとして、個人として課題はたくさんあるとは思いますが、それを克服しようとする姿勢はあまり感じられなかった。出来てたのはレフトフライでセカンドからサードへタッチアップした天谷宗一郎の走塁くらい。尤も、彼もこの試合にいてはいかん選手なんですが。
明日からまた練習と実践の日々。ウエスタンリーグの開幕はもう来週です。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
で、問題の開催球場。
どこを見ても「JR西日本総合グラウンド」としか書いてなかったんですが、ツイッターのフォロワーさんから情報を頂いたんですが、元々はNTT中国~NTT西日本中国野球クラブが使用していた、広島市安佐北区「にある「NTT総合グラウンド」を改装したものだそうでして。

つまりは電電中国から国鉄広島鉄道管理局へ移管、って事ですか(笑)。
ここへの「道」は別途紹介するとして、大阪への帰り道、福山市民球場でやってるオープン戦をあえて無視して(笑)、復活・JR西日本硬式野球部との試合を観戦してきました。
※画像等は後日別記事にて。
先攻:広島東洋カープ
1(中)赤松
2(捕)倉
3(右)天谷
4(左)高橋
5(一)松山
6(指)松本
7(二)庄司
8(三)美間
9(遊)鈴木誠
投手:池ノ内
バックで「(スピード)ガン、ガン忘れた」と言っている声は、カメラ係だったJR西日本の選手。ちなみに試合中に一度バッテリー切れを起こしてます。


試合前の円陣。声出しは何故かの極み、田村マネージャー。
後攻:JR西日本
1(左)今井雄大(東京国際大学)
2(二)石嵜健人(近大工学部)
3(指)亀井優輝(関西国際大学)
4(中)杉本裕太郎(青山学院大学)
5(一)金丸俊(関西国際大学)
6(遊)安田直人(拓殖大学)
7(三)田中勇次(明治大学)
8(捕)臼井陵太(東北福祉大学)
9(右)松野光(日本文理大学)
投手:湧川雄貴(愛知産業大学)

ちょっと遠目ではありますが、バックスクリーン前での記念撮影。
打者成績
1回表
赤松 1‐2から4球目を打ってサードゴロ
倉 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
天谷 1‐2から6球目を空振り三振
高橋 1‐0から2球目にデッドボール
松山 1‐0から2球目を打ってファーストゴロ
●JR西日本先発の湧川雄貴投手(愛知産業大学)。時折投げてくる90km/h台(隣にJR西日本野球部の選手がビデオカメラとスピードガンを構えてまして、1球毎につぶやいてくれて大変助かりました。)のカーブが実に有効的。全くタイミングが取れない。個人的に緩い変化球を駆使するピッチャーは大好きなのでちょっと気になりました。下半身もどっしりしてます。
1回裏
今井 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
石嵜 1‐0から2球目を打ってショートゴロダブルプレイ
亀井 1‐1から3球目を打ってピッチャーゴロ
2回表
松本 2‐0から3球目を打ってレフトフライ
庄司 2‐2から5球目を打ってセンターフライ
美間 1‐2から6球目を打ってサードゴロ
2回裏
杉本 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
金丸 初球を打ってライトフライ
安田 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
田中 2‐1から4球目を打ってサードゴロセカンド封殺
臼井 1‐2から4球目を空振り三振
3回表
鈴木誠 1‐1から3球目を打ってサードゴロ
赤松 3‐1から5球目を打ってセンターフライ
倉 1‐0から2球目を打ってサードフライ
3回裏
松野 初球を打ってショートゴロ
今井 1‐2から6球目を打ってセンター前ヒット
次打者石嵜の2球目にワイルドピッチで今井は一気にサードへ
石嵜 フルカウントから6球目を空振り三振
亀井 3‐1から5球目を打ってショートゴロ
4回表
JR西日本選手交代
ピッチャー湧川→近田怜央(報徳学園高校~福岡ソフトバンクホークス)
天谷 ストレートのフォアボール
次打者高橋の2球目に天谷セカンド盗塁成功
高橋 1‐2から5球目を見逃し三振
松山 0‐1から2球目を打ってレフトフライ、天谷タッチアップでサードへ
松本 1‐2から4球目を空振り三振
4回裏
杉本 2‐1から4球目を打ってレフト前ヒット
金丸 初球をピッチャー前送りバント失敗セカンドフォースアウト
次打者安田の初球にワイルドピッチでランナーセカンドへ
安田 3‐1から5球目を打ってレフト線へタイムリーツーベースヒット
JR西日本1‐0カープ
田中 0‐1から2球目を打ってレフトフライ
臼井 1‐1から3球目を打ってキャッチャーゴロ
●先発は去年の対社会人オール広島戦でグダグダだった池ノ内亮介、ではありました。昨年は育成選手で今年は支配下登録選手での登板。成長の跡は多少は見られましたが、細かいコントロールはまだまだ。支配下登録選手にするのはいいけど、本当に一軍で起用出来ると踏んだのか甚だ疑問。
●初見の選手が相手なので、臆せずどんどん投げていけばいいとは思うんですが、明らかに意図した所とは違うコースにボールが行く。球団の考えは分かりませんが、まだ支配下登録は早かったか。
●支配下登録した以上は一軍の戦力、チームの戦力になると踏まえての登録だとは思います。二軍の戦力になってから、などと悠長な事を考えている場合じゃないそんな余裕はない筈です。育成選手制度を最初に提唱したのはカープ球団ではありますが、それを一番活用出来てないのもこれまたカープ。よそでは(経緯はどうあれ)続々と一軍選手を輩出してると言うのに。
5回表
庄司 1‐2から5球目を打ってセンターフライ
美間 2‐0から3球目を打ってショートゴロ
鈴木誠 初球を打ってセンターフライ
5回裏
カープ選手交代
ライト天谷→センター
センター赤松→ライト下水流
ピッチャー池ノ内→武内
松野 0‐1から2球目を打ってショートゴロ
今井 0‐2から3球目を打ってセカンドゴロ
石嵜の代打辻亮太(創価大学) 2‐1から4球目にデッドボール
亀井 1‐0から2球目を打ってショートゴロ捕球エラー
杉本 1‐1から3球目を打ってセカンドゴロ
6回表
JR西日本選手交代
ピッチャー近田→鈴木亮(専修大学)
下水流 初球を打ってライトフライ
倉の代打中村亘 1‐0から2球目を打ってサードゴロ
天谷の代打森下 1‐0から2球目を打ってセカンドフライ
●ここまでカープはノーヒットノーラン。フォアボールは選べてはいるけど、やや歯痒い。
6回裏
カープ選手交代
代打森下→センター
代打中村亘→キャッチャー
ピッチャー武内→岩見
金丸 フルカウントから6球目を選んでフォアボール
安田 初球をサード前送りバント
田中の代打林誉之(福岡大学) 3‐1から5球目を選んでフォアボール
臼井 2‐0から3球目を打ってファーストファウルフライ
松野 0‐1から2球目を打ってライトフライ
●サイドスローにしてから初めて見る岩見優輝のピッチング。テイクバックにオーバースローの頃の名残あり。しかしコントロールを意識して、高校時代のサイドスローにしたはずが、コントロールが定まらない。どころかオーバースローの頃のボールのキレが失われてしまったようにも感じる。登板予定ありきとは言うものの、2イニングはやや無理があったか。
●退団した金丸将也もそうでしたが、社会人出の選手をあれこれいじくり回してるくらいなら、端っから育成目的で高校生を指名してもいいはず。こうも同じような事例が続くと、スカウトの眼力も疑わざるをえないし、社会人チームからの信頼をも失いかねない、考えるのは大袈裟でしょうか。
7回表
JR西日本守備交代
代打林→サード
高橋 0‐1から2球目を打ってライト前ヒット(カープこの試合初ヒット)
松山 1‐2から4球目を打ってピッチャーゴロダブルプレイ
松本の代打中村憲 1‐1から球目を打ってセンター前ヒット
次打者庄司の初球に中村憲セカンド盗塁成功
庄司 2‐0から3球目を打ってセンター前ヒット
美間 2‐0から3球目を打ってセンター前タイムリーヒット
JR西日本1‐1カープ
鈴木誠 2‐1から4球目を打ってショートゴロセカンド封殺
●ようやく高橋大樹がこの試合チーム初ヒット。当たり損ねっぽいゴロヒットではあったけど、いくらかの景気付けにはなったか、ようやくこの回同点に。やれやれ。
7回裏
今井 2‐2から6球目を見逃し三振
辻 0‐1から2球目を打ってセカンドゴロ
亀井 フルカウントから9球目を空振り三振
8回表
JR西日本守備交代
ピッチャー鈴木→関根裕之(創価大学)
キャッチャー臼井→原田廣大(近畿大学)
下水流 初球を打ってセンターフライ
中村亘 2‐2から7球目にデッドボール
森下 1‐0から2球目を打ってピッチャーゴロセカンド封殺
高橋 0‐2から4球目を打ってライト線へツーベースヒット
しかしファーストランナー森下サードオーバーランタッチアウト
●ツーアウトから高橋大樹のツーベースヒット。森下宗のオーバーランでスリーアウトにはなりましたが、彼の脚力を考えると、そして交流試合とは言え練習試合と割り切ると、ホームに突入させても良かったのではないかなと思いました。しかも戻り切れずにタッチアウト。中途半端さだけが残りました。
●世界的に「ホームへの強硬突入は御法度」みたいになりつつありますが、明らかにアウトなのであればホーム手前でスピードを緩めればいいだけの事。どんなベースランニングや打球判断だとセーフもしくはアウトになるか、走ってみないと解らない部分ってのはある。練習試合だから出来る事。
8回裏
カープ選手交代
ピッチャー岩見→大島
杉本 1‐2から4球目を打ってサードゴロ
金丸の代打井上直也(倉敷工高) 初球を打ってショートゴロ
安田 2‐1から4球目を打ってレフト前ヒット
次打者林の4球目に安田セカンド盗塁失敗
9回表
JR西日本選手交代
代打井上→ファースト高木智大(法政大学)
松山 1‐1から3球目を打ってセンター前ヒット
中村憲 2‐2から6球目を打ってショートゴロダブルプレイ
庄司 2‐1から4球目を打ってキャッチャーゴロ
9回裏
林 フルカウントから7球目を打ってレフト前ヒット
林の代走に大竹雄人(北九州市大学)
原田 初球キャッチャー前送りバント
次打者吉田の3球目にワイルドピッチも大竹サードタッチアウト
松野の代打吉田太亮(流通経済大学 ワイテックから移籍) 2‐2から5球目を空振り三振
●8回裏から登板の大島崇行。比較してはいかんのだろうけど、同級生は華々しくフリーエージェント宣言をして出ていった。残された、と言う考えはないだろうけど、少なくとも社会人チームとの練習試合で投げていては困ります。しかも初見の相手に投げるボールを決めかねてる、てのはかなり問題。オーバースローにはしてみたけど、マウンドさばきにまだ迷いが感じられます。
東洋工業 000 000 100 1
国鉄広島 000 100 000 1
投手成績
(左から投球イニング数、対戦打者数、投球数、被安打数、与四死球、奪三振数、失点、自責点)
広島東洋カープ
池ノ内 4 17 66 3 3 2 1 1
武内 1 5 14 0 1 0 0 0
岩見 2 8 34 0 2 2 0 0
大島 2 7 26 2 0 2 0 0
JR西日本
湧川 3 12 45 0 2 1 0 0
近田 2 7 24 0 1 2 0 0
鈴木 2 9 24 3 0 0 1 1
関根 2 7 27 2 1 0 0 0
プロ対社会人チームはよくある構図ではありますが、試合前のフィールディング練習然り、試合中しかり、相変わらずナニをするにも社会人チームの元気の良さばかりが目立ちます。
今シーズンから日本野球連盟からも、極度なヤジは謹むように通達が出ましたが、それでも明らかにJR西日本ベンチの方が元気がある。それこそ「一発かましちゃる」みたいな気概を感じます。
かたやカープベンチから聞こえて来るのは、水本バッテリーコーチの野太い声ばかり。声を出せばええ、ってもんでもないですが、いくら何でも元気がなさ過ぎ。これはどうにかしないと。
直接結果につながるもんではないとは思いますが、先制点はJR西日本に入ってる。球場自体の空気もあろうけど、完全アウェイの中で試合をする事の難しさを改めて感じたのではないでしょうか。
それに、形はどうあれやはり、プロチームがアマチームに負けると、大々的に取り上げられるのはどのスポーツも同じ。チームとして、個人として課題はたくさんあるとは思いますが、それを克服しようとする姿勢はあまり感じられなかった。出来てたのはレフトフライでセカンドからサードへタッチアップした天谷宗一郎の走塁くらい。尤も、彼もこの試合にいてはいかん選手なんですが。
明日からまた練習と実践の日々。ウエスタンリーグの開幕はもう来週です。
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2014.03.09 / Top↑
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