さぁ、「また」ややこしくなってまいりました。



【中日】ナゴヤDの鳴り物応援が消える!最低でも前半戦
スポーツ報知

ナゴヤDのスタンドをにぎわせる中日の鳴り物応援が、少なくとも球宴明けまで行われないことが26日、分かった。反社会的勢力の排除を目的に、トランペットなどの鳴り物を用いて中日を応援してきた従来の応援団に対し、その構成員リストの提出などを今季から義務づけたところ、リストの提出がなく、許可要件を満たさなかったため。ビジター球団のファンによる鳴り物応援はこれまで通り申請なしで認める。

球団は今後、中日の応援を希望する別のグループを球宴明けまでをメドに公募する方針で、球団関係者は「オープン戦開幕(3月1日)から鳴り物応援はなくなる。当然、公式戦もできない。再開は早くても球宴明け(7月21日のDeNA戦)から」と説明。一方でビジター球団のファンによる鳴り物使用は規制しておらず、ドラ党だけ手拍子と声のみでエールを送る異常事態となる。

また、公募で構成される新たな応援団は、従来の応援団の著作権を保護する観点から、各選手の応援ソングを演奏できない問題も浮上。応援ソングはファンに定着しており、今季の観客動員にマイナスの影響を与える可能性も出てきた。



相変わらず、もめてると言えばもめてるドラゴンズ応援団。リストの提出がなかった、って事は、どことなく後ろめたい部分があるんでしょう。仮にそうでないとしても、そう言う風に見られても致し方ない。


応援団でよく例に取り上げられるのが阪神タイガースではありますが、あの球団では一時、応援歌の著作権料をJASRACから騙し取ったりして、活動停止になった応援団もあったり、もろにそっち方面の人との繋がりがあったりして解散させられた「団体」もありました。

もっとも、今でも勝手にTシャツとか作って「○○猛虎会」と名乗ってる人があとからあとからどんどん湧いてきます。まぁそう言う人達が球団に公認されているとはとても思えませんが。

こうやって阪神タイガースが、反社会的勢力と繋がりを持ってたグループを即刻排除出来たのに、なぜドラゴンズだけがここまでこの一件が長引くんでしょうか。このあたりがよく分かりません。


その前に「有志」がやっていた応援行為を、いつからNPBが認める認めないの話になったかを、根底からもう一度じっくり考えないといけない時期になってるんじゃないでしょうか。

一軍のどの試合を見ても行ってもトランペットとタイコが鳴ってる。下手したら、頼んでもないのに二軍の試合にまで押しかけてる。まるっきり応援歌がないとプロ野球ぢゃない、みたいな異様な光景。

何年か前の某ウエスタンリーグの公式戦。試合開始後、いつの間にかホーム側は外野で、ビジター側は内野でトランペットの演奏が始まってた。もちろん、そこで試合があることを聞きつけての来場だったかも知れないし、NPBから許可を得ていたから、鳴り物応援を始めたんだとは思いますが。

逆に、明らかに賑やかしで主催者が招聘した、とすら思われる試合もあった。地方球場での試合ともなると、年に一回あるかないかのプロ野球の試合ですから、やる試合が一軍であろうが二軍であろうが関係なしに、村祭りの延長みたいな「お祭り」の様相を呈することもある。

それが日本のプロ野球の風物詩と言えばそれまでなんだろうけど、時と場合によっては半ば押し付けがましさすら感じることもある。ぶっちゃけ「外野の方で勝手にラッパ吹いてる」みたいな。先例の前者の外野応援がそうだった。勝手にラッパ吹いてるだけで誰も聞いてない、みたいな。

大体からして許可制になったのは誰が問題だったのか、って話。

応援団自体にいろいろと問題行動があったからではないか。それらをクリアした者がトランペットなり太鼓なりを使っての応援行為が許されてるんだけど、それは特権でもなんでもない。NPBが認めたから鳴り物を使っていい、認めてないから鳴り物を使っちゃダメ、じゃないだろうに。

数年前の某地方球場でのオープン戦。それこそ地元の有志の皆さんがトランペットを使っての応援を始めた時に、それこそ「NPB公認応援団であろう人物」がクレームをつけると言う光景を、目の当たりにしたことがある。地元の有志はそれこそ有志なのであって、悪気があったわけじゃないのに、まるで「鳴り物応援は我々のもの」みたいな行動には、どこか違和感を覚えました。

この行動をどう取るかは個人差がありますが、いつの間にか応援という行為自体が、だれかの許可を得なければ出来ないもの、になってしまってるような気がして、情けない思いをした覚えがあります。そういう風になってしまったのは誰の責任だよって。

今シーズンから横浜スタジアムの外野席が全席指定席になるとか。

もうそれまでは応援団がやりたい放題でしたからね。座席の上に立つ、勝手に人数分以上の席を確保する、などなど。自由席ってのは、どこでも好き勝手に座っていい、と言うだけで、何をしてもいいと言う訳じゃない。そう言う光景を見て以来、ハマスタの外野には行くまいとか思ってましたが、全席指定になってこれ幸い。かと言って頻繁にハマスタに通うわけじゃないんですが。


鳴り物がないなら、ないなりの応援の仕方を考えてもいいんじゃないですか。もっとも、考えているうちにオールスターゲーム明けを迎えるとは思いますけが。

12球団揃って「応援とは何か」を考える良い機会になるのでは?


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2014.02.28 / Top↑
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