オープン戦1試合を終わって、ようやく今シーズンが表沙汰になってきたな、と言う気がします。

個人的「開幕」は、来週に予定されている、社会人オール広島との恒例交流試合。昨年は惨敗を喫し、それこそ赤っ恥を掻かされた(笑)ゆえに、つまづいてる場合ではないんですけどね。

で、もちろん、これまでには選手個々が思い思いに課題を持って練習に取り組んできて「くれてるはず」なので、結果が出ないとおかしいんですが、いかんせんそうもいかない事情もあります。



キャンプリポート2014
大瀬良 先発「第4の男」


フリーエージェントで巨人に移籍した大竹のあなを、誰が埋めるのか注目される広島。昨季10勝の投手がいなくなっても、チームに危機感が感じられないのは、大型新人の存在があるからだ。

キャンプ初日の2月1日。例年は静かな幕開けとなる宮崎県日南市の天福球場が今年は100人を超える報道陣でごった返した。目当ては、ドラフト1位の右腕、大瀬良大地(九州共立大)だった。

昨秋のドラフトで3球団競合の末に広島入り。大学生ながら日本代表「侍ジャパン」の一員としても活躍した。初日に非凡さを示したのは、投球ではなく走力だった。スピード持久力が求められる中距離走で投手陣最速の前田と互角に渡り合った。「思ったより、速い。走れるということは全てに通じるから楽しみ」と投げる前から、球界を代表するエースを驚かせた。

投げ始めてからも評価はうなぎのぼりだ。16日のシート打撃では最速150キロを記録し、中軸を2回1安打無失点に抑えた。22日の阪神とのオープン戦でも2回1安打無失点。阪神の御子柴進スコアラーは「フォームにも大きな欠点はない。大竹の穴を埋めてあまりある感じ」と警戒する。

そんな大瀬良に対し野村監督は早くも前田、野村、バリントンに続く「第4の男」としての開幕ローテ入を示唆する。ただ、大瀬良に注目が集まる一方で、先発5、6番手の名前が聞こえてこないのも事実。監督は一、二軍の投手を頻繁に入れ替えた昨季と同じく、中継ぎ陣や二軍から好調な選手を先発に回す方針だが、心もとないのが現状だ。

16年ぶりにAクラス入りした昨季に続き、今季は一気に23年ぶりのリーグ制覇へ、と息巻く。そのためには、くすぶっている4年目の福井や左腕篠田らの奮起も必要だ。



相変わらずどこの新聞も、大竹寛の穴埋めの心配をしてますが、10勝を埋めた所で結局はマイナス3のままなので何の進展もありません。そんな数字で今年もAクラスに入れてもらえるわけがない。どこもかしこもAクラス入り「した」と書いてますが、どう見ても「おこぼれ頂戴」の域を出てない。

「クライマックスシリーズ体験版」はそれはそれは盛り上がりましたが、ペナントレースの目的は「リーグ優勝」なのであって、けっして「3位滑り込み」ではない。3位3位と喜んではいるみたいですが、チーム成績を考えると、昨シーズンもマイナス3.野村謙二郎監督下でトータルマイナス55。

しかも、一般紙に書いてあるからよっぽどなんでしょうけど「危機感が感じられない」て。

昨シーズン10勝の投手が抜けました。そして10勝「出来る で あ ろ う 」新人投手が入団しました。とても危機感なしではいられない。上積みがないんだから。

大学No.1の肩書きはダテではないだろうけど、まだ公式戦で1球も投げてない選手にいきなり「先発4番目」をあてがってしまうってのはどうなんだろう。それていて野村謙二郎監督は「競争」を煽る。競争の終着点は必要だとは思うけど、その終着点にいるのが新人ってのはいいのか悪いのか。

10勝投手が5人6人、出てくる事はそれはそれでありがたいけど、勝ち負けはそれこそ時の運だし、いくらピッチャーが抑えても、それ以上に打線が抑えられてしまえば話にならないんだし。

それよりも何よりも、「あかんから」「勝負をかけるから」ってんで、実績のない先発ピッチャーを早いイニングでを降板させていたんでは、いつまで経っても実績を作れないのは当たり前の話。

5イニングでいいんですよ。3失点でいいんですよ。防御率はよろしくないと思いますが、まずは試合の半分投げさすことで「次」を見据えさせればいい。昨シーズンまでは「先発5番手以降(4番手でもいい)がいない」のではなく、作ってない、作ろうとしない傾向に見えた。

皆が皆10勝出来る器ではないだろう。そんなピッチャーばっかりだったらとっくに優勝してますよ。10勝どころか8勝、5勝すらも、出来ないさせない環境がチーム内にあるように見えて仕方ない。

10勝12勝するピッチャーは3人おればいい方。あとはいろんなピッチャーを一定期間、我慢して使う事ですよ。勝負に拘わるのも決して悪いことじゃない。半年以上かけて勝負してるんだから。

それが野村謙二郎監督の言う「競争」じゃないか。

投げ込み○球しました。フリーバッティングで○本柵越えしました、そんなもん競争でもなんでもない。平等に公式戦に出場する機会をもらって、成績を残せる機会をやってこその競争であって。

それすら与えられぬ選手が野村謙二郎監督になってから何人出てるか。支配下登録に置きながら一軍未出場のままユニフォームを脱がざるを得ない選手がどれくらいいたか。

一番心もとないのは、野村謙二郎監督の考え方。これだけは変わりません。


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2014.02.24 / Top↑
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