まだまだ寒い関西地方ではありますがそれとは関係なくオープン戦が始まりました。


まだ2月下旬なのか、もう2月下旬なのか、年々ではないにしろ、少しずつオープン戦のスタートが早くなっていってるような気もします。もう石垣島では既に1試合行われてますし。

それとは関係なく、ライオンズみたいにようやく今週になって実戦(紅白戦)に入ったチームもあります。どんな手法が清快なのかは分かりません。それこそシーズンを戦い終えてみないと分からないところではありますが、個人的感想としては、まだオープン戦を始めるには早いかなぁと。

練習の合間をぬっての実戦、と捉えればイイのかも知れませんけどね。


しかし、昨日のオープン戦、収穫はあったかな。

相変わらず解説の池谷公二郎氏は「打線の固定」を声高に謳う。しかしながら固定したらしたで、一人足りなくなったら「人がいねー人がいねー」とやかましくなる。これがダメなのが分からないのかな。

この試合のスタメンショートストップは田中広輔だった。はっきり言って入団は遅いけど、その分完成されている所はある。梵英心は沖縄二次キャンプには帯同していない。むしろ田中広輔にとってはここが男の見せ所。何かとドラフト1位の大瀬良大地が「ゴールデンルーキー」などと持て囃されるけど、今年入った新人はみんなゴールデンルーキーだ。もっと言えば毎年入ってくる新人選手は全てそうだと言っていい。

ただ、その輝きを無駄にするかしないかは個人の鍛錬であり、首脳陣の起用。いい選手であろうが結局過去の実績に拘り過ぎて墓穴を掘るようなチームは見たくない。それで一体何人の選手が去っていったか。さって去って、誰もいなくなったろことで「さぁ困った」お繰り返しでここまで来てる。

事ある毎に「底上げ底上げ競争競争」と野村謙二郎監督はやかましいけど、二軍で結果を残している選手はどんどん起用すべきだ。一軍で成績を残してない選手はさっさと二軍に戻すべきだ。

詳細は分かりませんが、21日に 日南市天福球場 で行われた、セガサミー硬式野球部との練習試合。7-2でカープが勝った。詳細が日本野球連盟の公式サイトにアップされるかどうかまでは分かりませんが、この結果を踏まえて、そしてこのオープン戦を踏まえて、どんどん入れ替えればいい。

それと、キラ・カアイフエの先制タイムリーヒットの後、実況の長野正実アナウンサーが「これを一年間続ければ」みたいな事を言ってたけども、一年間続かないから惨敗を食らったのであって。

丸々1シーズン、全く同じ試合ってのはまずありえない。毎日毎日同じチームを相手にするんじゃないんだから、どこからでも、何でもできる打線ってのを考えないと。その為には、選手がもっともっと目の色を変えないといけない。まだまだバットの振りが足りないよ。

それと、オープン戦が始まったとは言うものの、まだキャンプが完全に終わったわけじゃない。まだまだするべきことはたくさん残ってる。走りたい選手は徹底的に走ればいい。振り込みが足りない選手はガンガンバットを振ればいい。投手の方が仕上がりが早いとは言え、5安打はちょっと情けない。

まだこの時期は勝ち負けに拘わる事もないし、自分がどれだけ動けるか、そしてその結果を野村謙二郎監督に見せつける時期だ、幸いにも野村謙二郎監督は「全員が戦力」と言ってる。本心までは分からんけど、本気で開幕一軍のメンバーを困らせるくらいの結果を残してやればいい。

で、問題は新外国人投手のザック・フィリップス。

解説の山本浩二氏は「低めに決まり始めるとかなりの威力はあると思いますけどね」って。それが決まらないから今成亮太の頭のあたりにボールが行くのであって。それよりも何よりも、これってカープのピッチャー全てに言えること。皆低めに制球出来ないから「皆ダメ」と言われるんだ。

それと、ランナーが出てからのクイックモーション。

新井良太がにヒットを打たれたまではまぁいいとして、その後ランナーを気にする素振りすらない。それどころかずっとセットポジションで投げてるのんはいいけど、ランナーがいてもいなくても同じようなリズムに見える。それを見透かされたのか、新井良太にあっさり盗塁を決められた。

先週16日に行われた紅白戦。ぶっちゃけチームメイト同士の試合なのに、ボークを二つやらかした。



広島フィリップス実戦初登板でボーク2回 日刊スポーツ 2月16日

広島の新外国人、ザック・フィリップス投手(27=マーリンズ)が、宮崎・日南キャンプで紅白戦に初登板した。紅組の4番手で7回に登板し、1イニングを投げて1失点。被安打は1ながら2度のボークで1点を失った。

フィリップスは「いい感じで投げることができた。ボークも、アメリカのルールとの違いがわかった。これから練習していきたい」と前向きだった。



キャンプ初日にも審判から「ボークの可能性がある」と指摘されている。それから二週間経って紅白戦でボーク2回。そして昨日の試合ではクイックモーションらしき仕草は無し。ランナーを出さなんだらいい、と言ってしまえばそれまでですが、そうもいかないような悪寒はします。


しかしこの中継の初老の解説者2人。昨年まで丸佳浩が背番号何番だったか忘れてるって何なんだろう。解説者云々の前に少なくともOBだろうに。やっぱり「解説者テスト」は必要なんでしょうか。

明らかに数字ものに弱くなってる。森田一成が野村祐輔と同い年、という話になって「(森田一成は)何年目になるんですかね?」って。パッと思いつかないところに「老い」を感じます。

そして試合はドローゲーム。結果云々は置いといて、今シーズンも「あと一本」に泣きそうな。

けど9回裏の攻撃。栗原健太が「バットスイングをして」打席を終えた。昨年ならば見逃し三振もあったであろうあの場面。ブサイクながらもバットを振って終わった。キラ・カアイフエだブラッド・エルドレッドだと言われるけども、あの打席に栗原健太の充実さを見たような気がしました。


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2014.02.23 / Top↑
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