もうそろそろ、カープもオープン戦が始まろうとしてます。その為なんでしょう。カープ選手の一部は沖縄に移動しました。土曜日にはタイガースとのオープン戦が組まれ、大瀬良大地が登板するとか。
何かとドラフト1位選手ばかりが取り上げられる事の多いカープ、ではありますが、今シーズンは下位指名の選手にもいいのがいてます。3位指名・JR東日本から入団した田中広輔内野手です。

広島・田中 「開幕一軍」へ前進
紅白戦で結果、複数守備も
広島の春季キャンプで、ドラフト3位ルーキー、田中広輔(24)(JR東日本)が評価を上げている。紅白戦でも結果を残すとともに、内野守備でも複数のポジションをこなし、目標の「開幕一軍」へ一歩ずつ前進している。
ここまで4度の紅白戦では安打だけでなく、着実に走者を進める打撃を見せ、野村監督からも「自分のやるべきことが、よく分かっている」。右投げ左打ちで本職は遊撃だが、12日の紅白戦では「中学以来」という三塁につき、挟殺プレーでも機敏な動きで走者をアウトにしている。
器用なところは野球に限ったことではない。キャンプの休日を利用し、キャンプ地近くで焼酎造りに挑んだ。中学時代、自ら弁当を作っていたと言うとおり、サツマイモの皮むきではベテラン従業員に「明日からでも手伝いに来てもらいたい」と言われたほどだ。
千葉県出身。同学年の巨人・菅野とは神奈川・東海大相模、東海大で一緒にプレーした。自身は社会人2年を経てのプロ入りとなったが、「僕は社会人でも野球をやれていた。(プロ入り前の)1年間、練習しかできなかった菅野のことを思うと、回り道をしたとは思っていない」と、かつてのチームメイトを思いやる。
菅野とのプロでの対決に思いをはせる。「『初球は直球で』とお願いします。でも、彼の成長ぶりを考えると、分かっていても打てないかも」。おどけながらも顔合わせを心待ちにしている。
彼の話題になるたびに、まず出てくるのがジャイアンツ・菅野智之。ドラフト会議直後にはこんな記事もありまして。何となく「あとから入団」を小馬鹿にしたようなと言うか田中広輔云々よりも、まず菅野智之ありき、みたいな記事なのでネタにはせんかったんですが。
で、この記事。本人も最後の段で「初球は直球で、とお願いします」と言ってるけど、内心そんな気はさらさらないでしょう。少なくとも1年間のブランクってのはどうしようもない。もっとも、そのどうしようもないブランクがあるにもかかわらず13勝も「させてしまった」のには問題ありき。逆にブランクがないままファイターズに入団していたらどれくらい勝ってたろうな、という気もします。
ただ、社会人に進みながらも、また社業をこなしつつ野球を続けていた事の方がまだ多少なりとも上かな、と思ったり。練習でいくら投げようが、身に付いたかどうか分かる場所がなければ意味はないし。
しかし、相変わらず複数ポジションを守らすのが好きですねうちの監督さんは。
まずどこかのポジションで、何かしらの結果なり数字なりを見極めてからでも遅くない筈なのに、そして本職ショートとして獲得しておきながら、約10年ぶりのサードって、どういう魂胆か分からない。
よく「適性を見極める」と言う言葉が使われますが、それは高卒ルーキーなり、コンバート組の選手に言える事なのであって、ある程度完成されている社会人出身の選手に当てはめられるか、と言う話。
もっとも「即戦力(のはず)」として獲得した社会人出のピッチャーを、2シーズン全く起用せなんだり、挙句の果てにはフォームまで弄ってしまうような球団ですから、何があってもおかしくないんですが、それを社会人出の選手にまで」求めてしまうのは一体何なんだろう。
「万が一」を考えて、どこでも守れる選手が常時2~3人、ベンチ入りしてるのは、それはそれでありがたい事だとは思うけど、そう言う「ベンチのポジション」に就くのは最終的に「本人の意思」に依る所が大きいし、わざわざ首脳陣が作るものでもないし。
それよりも何よりも
「JR東日本」と言う超一級の安定企業を捨ててのカープ入団に、今更ながら敬意を表します。もっとも、どこの企業も安定してるといえば安定してるし、今現在硬式野球部を運営してる、運営できている会社ってのは、企業のシンボルとしての硬式野球部が一定の評価を受けている会社なのであって。
ただ、プロに入ってしまえば、悪く言えばもうあとは「引退」しかありません。それが20年後なのか5年後なのか誰にもわかりません。もっと言えばその「最後」は自分で決められない場合もあります。
チームから「いらない」と言われてしまえばそれまでです。そしてそれ以降、どこのチームからも声がかからなければおしまい。極端な話、思う存分出来ぬまま、ユニフォームを「脱がざるを得ない状況」になる可能性もあります。それこそ「働き盛りに無職」になる可能性すらあります。
ただ、近年はNPB退団後も、社会人野球に復帰出来ると言う、ありがたい制度も設けられています。たとえプロがダメでも、思い切ってプレイできる環境が整いつつあります。パナソニックの梶原康司選手などは、阪神タイガースでのキャリアよりも、パナソニックでのキャリアの方が長くなりました。
入団して早々、辞める話をするのも何ですが、思い切って野球が出来る環境ってのは整いつつあると思います。せっかく飛び込んだプロ野球の世界。悔いのないプロ生活を送って欲しいものです。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
何かとドラフト1位選手ばかりが取り上げられる事の多いカープ、ではありますが、今シーズンは下位指名の選手にもいいのがいてます。3位指名・JR東日本から入団した田中広輔内野手です。

紅白戦で結果、複数守備も
広島の春季キャンプで、ドラフト3位ルーキー、田中広輔(24)(JR東日本)が評価を上げている。紅白戦でも結果を残すとともに、内野守備でも複数のポジションをこなし、目標の「開幕一軍」へ一歩ずつ前進している。
ここまで4度の紅白戦では安打だけでなく、着実に走者を進める打撃を見せ、野村監督からも「自分のやるべきことが、よく分かっている」。右投げ左打ちで本職は遊撃だが、12日の紅白戦では「中学以来」という三塁につき、挟殺プレーでも機敏な動きで走者をアウトにしている。
器用なところは野球に限ったことではない。キャンプの休日を利用し、キャンプ地近くで焼酎造りに挑んだ。中学時代、自ら弁当を作っていたと言うとおり、サツマイモの皮むきではベテラン従業員に「明日からでも手伝いに来てもらいたい」と言われたほどだ。
千葉県出身。同学年の巨人・菅野とは神奈川・東海大相模、東海大で一緒にプレーした。自身は社会人2年を経てのプロ入りとなったが、「僕は社会人でも野球をやれていた。(プロ入り前の)1年間、練習しかできなかった菅野のことを思うと、回り道をしたとは思っていない」と、かつてのチームメイトを思いやる。
菅野とのプロでの対決に思いをはせる。「『初球は直球で』とお願いします。でも、彼の成長ぶりを考えると、分かっていても打てないかも」。おどけながらも顔合わせを心待ちにしている。
彼の話題になるたびに、まず出てくるのがジャイアンツ・菅野智之。ドラフト会議直後にはこんな記事もありまして。何となく「あとから入団」を小馬鹿にしたようなと言うか田中広輔云々よりも、まず菅野智之ありき、みたいな記事なのでネタにはせんかったんですが。
で、この記事。本人も最後の段で「初球は直球で、とお願いします」と言ってるけど、内心そんな気はさらさらないでしょう。少なくとも1年間のブランクってのはどうしようもない。もっとも、そのどうしようもないブランクがあるにもかかわらず13勝も「させてしまった」のには問題ありき。逆にブランクがないままファイターズに入団していたらどれくらい勝ってたろうな、という気もします。
ただ、社会人に進みながらも、また社業をこなしつつ野球を続けていた事の方がまだ多少なりとも上かな、と思ったり。練習でいくら投げようが、身に付いたかどうか分かる場所がなければ意味はないし。
しかし、相変わらず複数ポジションを守らすのが好きですねうちの監督さんは。
まずどこかのポジションで、何かしらの結果なり数字なりを見極めてからでも遅くない筈なのに、そして本職ショートとして獲得しておきながら、約10年ぶりのサードって、どういう魂胆か分からない。
よく「適性を見極める」と言う言葉が使われますが、それは高卒ルーキーなり、コンバート組の選手に言える事なのであって、ある程度完成されている社会人出身の選手に当てはめられるか、と言う話。
もっとも「即戦力(のはず)」として獲得した社会人出のピッチャーを、2シーズン全く起用せなんだり、挙句の果てにはフォームまで弄ってしまうような球団ですから、何があってもおかしくないんですが、それを社会人出の選手にまで」求めてしまうのは一体何なんだろう。
「万が一」を考えて、どこでも守れる選手が常時2~3人、ベンチ入りしてるのは、それはそれでありがたい事だとは思うけど、そう言う「ベンチのポジション」に就くのは最終的に「本人の意思」に依る所が大きいし、わざわざ首脳陣が作るものでもないし。
それよりも何よりも
「JR東日本」と言う超一級の安定企業を捨ててのカープ入団に、今更ながら敬意を表します。もっとも、どこの企業も安定してるといえば安定してるし、今現在硬式野球部を運営してる、運営できている会社ってのは、企業のシンボルとしての硬式野球部が一定の評価を受けている会社なのであって。
ただ、プロに入ってしまえば、悪く言えばもうあとは「引退」しかありません。それが20年後なのか5年後なのか誰にもわかりません。もっと言えばその「最後」は自分で決められない場合もあります。
チームから「いらない」と言われてしまえばそれまでです。そしてそれ以降、どこのチームからも声がかからなければおしまい。極端な話、思う存分出来ぬまま、ユニフォームを「脱がざるを得ない状況」になる可能性もあります。それこそ「働き盛りに無職」になる可能性すらあります。
ただ、近年はNPB退団後も、社会人野球に復帰出来ると言う、ありがたい制度も設けられています。たとえプロがダメでも、思い切ってプレイできる環境が整いつつあります。パナソニックの梶原康司選手などは、阪神タイガースでのキャリアよりも、パナソニックでのキャリアの方が長くなりました。
入団して早々、辞める話をするのも何ですが、思い切って野球が出来る環境ってのは整いつつあると思います。せっかく飛び込んだプロ野球の世界。悔いのないプロ生活を送って欲しいものです。
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2014.02.21 / Top↑
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