さて、無事プロ野球12球団、滞りなくキャンプインしました。そこかしこで「球春到来」などと寝ぼけた見出しが見られますが、昨シーズン最下位だったスワローズはじめ、日本一になったイーグルスも、昨年の試合が全部終わった時点で、2014年シーズンは始まってます。

区切りなんかあってないもの。

今年の春季キャンプは行く予定がないんですが、いろんな所で現地映像が見れるとのこと。もっとも、練習風景を見たところで「あー、頑張ってるんだな」くらいのもんだし。しかも今回のキャンプは、途中から沖縄と言うよく分からない構成。そうまでして沖縄でやりたいのか、と言う話ですが。

そんな中、カープに「新外国人選手」が誕生しました。



24歳ロサリオに18歳年上姉さん女房 デイリースポーツ

広島は31日、ドミニカのカープアカデミーから派遣されていた練習生、ライネル・ロサリオ外野手(24)と支配下選手契約を結んだと発表した。4年契約で契約金1000万円、年俸1000万円プラス出来高(いずれも推定)。背番号は69。また18歳上の姉さん女房の存在が判明した。

既にキャンプの1軍メンバーに選ばれていたロサリオは、チームとともに宮崎入りした。練習生を“卒業”して支配下選手となり「とてもハッピー。キャンプでベストを尽くし、どうにかして1軍に入りたい。パワーが自分の一番の強みです」と、白い歯を見せた。

ドミニカのカープアカデミー出身の野手としては、05年のフランコ以来となる支配下選手契約。米国ではメジャーどころか3Aの経験すらない。それでも昨秋のキャンプの紅白戦で特大の2本塁打を放つなどし、首脳陣から高く評価された。

昨秋の姿を知る野村監督は「ハングリー精神もあり真面目。飛距離はキラ、エルドレッドにも負けていない」と評価。春季キャンプでは開幕1軍を狙う若手と一緒に、フルメニューを課す方針だ。

42歳のサンディー夫人は、ロサリオの18歳上。パワーが持ち味の助っ人野手で、姉さん女房を持つといえば、日本通算233本塁打のペタジーニ(ヤクルト、巨人、ソフトバンク)、同380本塁打のラミレス(ヤクルト、巨人、DeNA)と重なる。

Tシャツの上からも分かる肉体美の持ち主は「自分のすべてを見せたい」と、大きな目を輝かせた。23年ぶりの優勝を狙うカープに、楽しみな原石が加わった。



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昨シーズンのウエスタンリーグ最終戦の試合前、ぎこちない動きながらもサードの守備位置でノックを受けてたライネル・ロサリオ。記事を見ると正式に外野手で登録なのかな。

練習生からいきなり支配下登録選手と言うのも驚きですが、それだけ期待されているのか。それとも「育成選手制度」はもう撤廃するのか。実際今シーズン、現時点で育成契約選手は永川光浩、辻空、中村亘佑、森下宗の4名のみ。絞りに絞っての4名なら、彼らも支配下登録は近いのか。

ちょっとだけライネル・ロサリオから離れますが、中村亘佑はもう育成選手として今シーズンで5年目、育成に時間がかかるとされるキャッチャーではありますが、もう実戦経験は十分積んでる。

四国アイランドリーグに派遣されてまでカープで抗い続けた過去4シーズン。上が詰まってる状態のカープキャッチャー陣ではありますが、事ある毎に「カラを破れ」と他人事みたいに言う暇があったら、そして現状打破の為には、彼を支配下登録選手にするのも手かと思います。


しかし、思い切った契約を結んだもんですね。外国人選手だから、間に「代理人」が入っての契約交渉の結果、かと思いますが、4年間面倒を見る、と覚悟を決めて契約したんだから、一軍の試合に出すにしろ、二軍の試合に出すにしろ、起用するのであれば我慢して使い続けるべきですよ。

練習さすのなら徹底的に練習漬けにすればいい、試合に出すのであれば最後まで試合に出す。その代わり、ダメな所が目立ちだしたらもう一度基本に立ち返って練習付にする。ダメだダメだと言われ続けてながら出してても、彼自身の身にならない。ダメなところはダメなんだし。

何がいいのかわからないまま、ただ漠然と試合に出すよりも、具体的に「飛距離」と言う長所があるんだから、そこに重点を置いて練習さすなり試合に出すなりすればいい。「パワーが自分の一番の強み」と言い切ってるんだから、あれも打てこれも打てみたいな指導は絶対にいりませんよ。

で、画像自体が昨年秋のものなので何とも言えませんが、背中も大きいしケツもでかい(笑)。まだ試合に出場してるところを動画でしか見た事がないので何とも言えませんが、ぜひひと花咲かせていただきたいものです。まぁいずれは母国にn帰るなりアメリカに渡るなりするんでしょうけどね。

そして、18歳上の奥さんとの「馴れ初め」が知りたいのは野暮でしょうか。

そう言えばベイスターズに移籍したアーロム・バルディリスが、まだタイガースにいた頃、年俸が1000万円から2000万円に上がった時に、家族を日本に呼んだ、みたいな話がありましたが、彼もまたカープで名を上げたら(古い表現だなぁ)奥さんを来日させるのでしょうか。


とは言え、外国人選手が多過ぎるのもこれまた複雑、であります。


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2014.02.02 / Top↑
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