ぼちぼち、時折春めいた日差しが降り注ぐようになった1月31日。プロ野球は2月1日から一斉にキャンプインとなりました。とは言っても「練習」だけなので、コレといった話題があるわけでもなく「柵越え○本」とか一銭の役にも立たない記事が紙面を賑わすことになります。
その最たるものが「バースの再来」なんですが。
それとは何ら関係なく、先週に引き続いてJR京都線(東海道本線)長岡京駅~山崎駅間にある「高橋川踏切」に行ってきました。前回は午後からでしたが、今回は午前中から腰を据えてみました。

上の2枚は先週撮影の画像ですが、立ち位置等は先週と全く一緒。金網から身を乗り出すようにして撮影してました。と言うのも、一番いいのは右写真の右奥の位置なんですが、ここでカメラを構えるとなると、とんでもなく高い三脚と、若干のステップ等が必要になるのです。
そして先週もそうでしたが「先客」がおられたんですよね。こう言う場所ってのは当然「早い者勝ち」ですから、四の五の言ってられません。とは言うものの昨日はいろいろとあったので、あとからあとから同業者がこられました。何で同業者が多かったか、ってのはこの後すぐ(笑)。
で、なぜまたここに行くことにしたかと言うと、先週は午前中、いわゆる「上牧カーブ」で撮影に勤しんでたんですが、到着直後に撮影出来るはずだった、新潟貨物ターミナル駅発広島貨物ターミナル駅行の貨物列車を撮影すること。以前近江中庄に行った時のこの列車です。

右の画像は2010年2月に撮影したものですが、どうしてもここで撮影せざるを得ないこの列車。毎回同じ列車を同じアングルでしか撮れない、ってのはつまらない。せっかく日本海縦貫線からやってくる列車なんだから、たまには違う所で撮りたい、ってんで勇んで上牧に出かけたんですが、先週は上牧駅に到着直後「ビッグウェーブ」に襲われてしまい、泣く泣く断念。言わば「上牧リベンジ」。
しかしながら、時間になっても現れない。通常だと大体09:37前後に通過するはずの列車が一向に来ない。で、JR西日本運行情報によると、羽越本線の強風の為ダイヤが乱れているとの事。まだこの時点ではどの程度、と言うのはわからんかったので、とりあえずは来た列車を粛々と撮影。

一息ついたところでやってきたのは、東京貨物ターミナル駅発福岡貨物ターミナル駅行1055列車。本来ならこの列車の約10分前に、件の列車が通過するはずだったんですけどね。

続いてやって来たのが、新潟貨物ターミナル駅発福岡貨物ターミナル駅行3092列車。この後列車番号を変え、機関車を交換して山陽本線を西下しますが、同じ新潟貨物ターミナル駅発とは言え、福岡貨物ターミナル駅行を優先させたのか。それだけ定刻で届けなければいけない貨物なのかな。

そして「大本命」新潟貨物ターミナル駅発広島貨物ターミナル駅行3096~2077列車がやってきたのは定刻からおおよそ30分程度の遅れ。もっとも運行情報によるとごくたまに「○日●時間△△分」と表記されることもままある貨物列車。荷物さえ大丈夫なら30分の遅れはonの字か。
で、先に来られてた同好の士が、線路際のフェンスのすぐ横に三脚を立て出す。ちょうど私がカメラを構えているすぐ前。しかもやや逆光になる大阪方面に向けて、しきりにカメラの角度やらを吟味されてる。一応貨物列車の時刻表は調べてきたものの「その他時刻表に載らない列車」はさっぱり状態の私にとっては興味津々。同じように大阪方面にカメラを向けていると、こんなのがやってきました。

DD51牽引の寝台特急トワイライトエクスプレス!


情報ゼロの状態でやってきたので、そのヘッドマークが見えた瞬間は手が震えました。ゆえにアングルもへったくれもあたもんじゃない。よくもまぁ後追いまで気が回ったな、とも思ってます。
先頭はJR西日本所属のDD51 1192。城東貨物線が電気機関車化されてから、定期列車では見ることがなくなり、せいぜい工臨か配給列車、もしくは訓練運転程度。いざ走る情報が出るとなると、沿線各駅にギャラリーが溢れます。この日も先客に私、その他にも続々と人がやってきましたが、何分にも定員が限られた場所。諦めて場所を変える方が多数おられました。
列車は電源車込みで7両。「A寝台スイート/ロイヤル」が2両、レストランカー「ダイナープレヤデス」にサロンカー「サロン・デュ・ノール」、「B寝台2人用/1人用個室」そして「Bコンパート」が1両ずつの「濃縮版」。聞けば「出雲大社式年遷宮ツアー」の帰りとか。
まもなく札幌では「雪まつり」が始まります。始まればトワイライトエクスプレスは臨時特急扱いながら、期間中は毎日運転されます。予備車両で団体臨時列車を組んでいる余裕もなくなるでしょう。折しもこの日は大阪発・札幌発ともに運転日。期せずして全編成が走ることになりました。

381系特急「こうのとり」の回送列車。そう言えば287系電車はその後新製投入はされないんでしょうか。これはこれでいいことだとは思いますけどね。まだまだ走れるんだし。

正確な事は言えませんが、多分熊本操車場発名古屋貨物ターミナル駅行8056列車か、と思います。全機が吹田機関区に所属しているEF200.既に1号機は廃車になってしまってます。先輩でもあるEF66 100番台よりも先に廃車になってしまったのには何か理由があるんでしょうか。

吹田貨物ターミナル発富山貨物ターミナル駅行4083列車。
やがて12:00前。10:16頃に京都駅に向かって走っていった、DD51先頭の「トワイライトエクスプレス」が、今度は宮原総合運転所への回送列車として戻ってきました。

お気付きの方もおられるともいますがこの編成、実は定期「トワイライトエクスプレス」とは向きが逆。通常は札幌向きに電源車が向いてますが、この列車は宮原総合車両所からそのまま向きを変えずに京都駅で折り返している為、通常のトワイライトエクスプレスとは逆になっています。

だから何なんだと言われればそれまでですが、とにかく関西地区には4両しかいないJR西日本所属のDD51。これといって定期運用もなし。こういう光景もあとどれくらい見られるか。
ビデオカメラのアングルが傾いてしまっているのは致命的ではありますが(笑)。

。巷では「七つ星」が持て囃されていますが、個人的には「けばけばしさ」が目に付いてしまってイマイチ受け入れる事が出来ません。ただの慣れ、かも知れませんが、いずれにしろ、末永くJR西日本の看板列車として走ってもらいたい列車、そして機関車ではあります。
そしてその回送列車が通過後、今度は定期(とは言え扱いは臨時列車なんですが)の大阪駅発札幌駅行寝台特急「トワイライトエクスプレス」の通貨を待ちます。とは言うものの約10分後なんですが。


最後部の大きな窓は、いつしかマジックミラーに交換されてしまってはいますが、それでもその存在感は圧倒的。かなり車体はくたびれてきていますけどね(笑)。
そして最後は、2時間半近く遅れてやって来た大阪行「トワイライトエクスプレス」。

もうここまで遅れたら「堪能するしかない」でしょうね。ただこう言う時の、列車内での食料調達は通常通りの駅で行われているのでしょうか。もちろん「やや多め」かとは思いますが。

ちなみに、合間に走っている(笑)配給1882列車ですが、EF65 2096にコキ1両という、鉄道模型でも早々やらない編成でやってきました。空コキに何か意味はあるんでしょうか?

そしてその折り返し列車でもある配給1881列車ですが、これまた空コキ1両のみ。長ーいコキを引き連れてきたり、線路輸送用の「チキ」だったりと、その日によって内容が違うのも配給列車の楽しみ。余談ですが15:15頃にここを通過する「稲沢からのお客様」は本日は見えませんでした。

原番号プラス1000されたJR貨物のEF65 1000番台。この2096号機も、元はといえば東京機関区所属の1096号機として、ヘッドマークも輝かしく寝台特急牽引の任にあたってました。最近ではイベントなどでしかヘッドマークは取り付けられなくなりましたが、そして企業イメージもあろうとは思いますが、廃車前に一度でいいから元の塗装に戻せぬものでしょうか。
で、最後にちょっとだけ残念なことひとつ。
DD51+トワイライトエクスプレス回送を狙いだと思いますが、私がカメラを構えてるすぐ後ろ、最上段左写真ちょうど制限高の表示のある向こう側、つまり線路敷内に入って撮影を敢行しようとした人がいました。たぶんギリギリ目立たないから大丈夫、と思ってたんでしょうね。それでも「柵内」に変わりはないので私が「やめなされ」と言うと「すいません」の一言を残して立ち去っていきました。
近年は侵入防止の為に、やや高めのフェンスが設けられる所が増えました。北陸本線新疋田駅周辺でも、立ち入り禁止になった場所が多々あると聞きます。確かにいい写真は撮れる有名な場所でもあったし、人様よりもいい写真を撮りたい気持ちは分かりますが、線路内侵入はいただけない。
こんなのがなくならない限り「撮り鉄の地位向上」はありえない。ただでさえ「醜聞」は後を絶ちませんからね。改めて、人のふり見て我がふり直したい、と切に思います。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
その最たるものが「バースの再来」なんですが。
それとは何ら関係なく、先週に引き続いてJR京都線(東海道本線)長岡京駅~山崎駅間にある「高橋川踏切」に行ってきました。前回は午後からでしたが、今回は午前中から腰を据えてみました。


上の2枚は先週撮影の画像ですが、立ち位置等は先週と全く一緒。金網から身を乗り出すようにして撮影してました。と言うのも、一番いいのは右写真の右奥の位置なんですが、ここでカメラを構えるとなると、とんでもなく高い三脚と、若干のステップ等が必要になるのです。
そして先週もそうでしたが「先客」がおられたんですよね。こう言う場所ってのは当然「早い者勝ち」ですから、四の五の言ってられません。とは言うものの昨日はいろいろとあったので、あとからあとから同業者がこられました。何で同業者が多かったか、ってのはこの後すぐ(笑)。
で、なぜまたここに行くことにしたかと言うと、先週は午前中、いわゆる「上牧カーブ」で撮影に勤しんでたんですが、到着直後に撮影出来るはずだった、新潟貨物ターミナル駅発広島貨物ターミナル駅行の貨物列車を撮影すること。以前近江中庄に行った時のこの列車です。


右の画像は2010年2月に撮影したものですが、どうしてもここで撮影せざるを得ないこの列車。毎回同じ列車を同じアングルでしか撮れない、ってのはつまらない。せっかく日本海縦貫線からやってくる列車なんだから、たまには違う所で撮りたい、ってんで勇んで上牧に出かけたんですが、先週は上牧駅に到着直後「ビッグウェーブ」に襲われてしまい、泣く泣く断念。言わば「上牧リベンジ」。
しかしながら、時間になっても現れない。通常だと大体09:37前後に通過するはずの列車が一向に来ない。で、JR西日本運行情報によると、羽越本線の強風の為ダイヤが乱れているとの事。まだこの時点ではどの程度、と言うのはわからんかったので、とりあえずは来た列車を粛々と撮影。


一息ついたところでやってきたのは、東京貨物ターミナル駅発福岡貨物ターミナル駅行1055列車。本来ならこの列車の約10分前に、件の列車が通過するはずだったんですけどね。


続いてやって来たのが、新潟貨物ターミナル駅発福岡貨物ターミナル駅行3092列車。この後列車番号を変え、機関車を交換して山陽本線を西下しますが、同じ新潟貨物ターミナル駅発とは言え、福岡貨物ターミナル駅行を優先させたのか。それだけ定刻で届けなければいけない貨物なのかな。


そして「大本命」新潟貨物ターミナル駅発広島貨物ターミナル駅行3096~2077列車がやってきたのは定刻からおおよそ30分程度の遅れ。もっとも運行情報によるとごくたまに「○日●時間△△分」と表記されることもままある貨物列車。荷物さえ大丈夫なら30分の遅れはonの字か。
で、先に来られてた同好の士が、線路際のフェンスのすぐ横に三脚を立て出す。ちょうど私がカメラを構えているすぐ前。しかもやや逆光になる大阪方面に向けて、しきりにカメラの角度やらを吟味されてる。一応貨物列車の時刻表は調べてきたものの「その他時刻表に載らない列車」はさっぱり状態の私にとっては興味津々。同じように大阪方面にカメラを向けていると、こんなのがやってきました。

DD51牽引の寝台特急トワイライトエクスプレス!




情報ゼロの状態でやってきたので、そのヘッドマークが見えた瞬間は手が震えました。ゆえにアングルもへったくれもあたもんじゃない。よくもまぁ後追いまで気が回ったな、とも思ってます。
先頭はJR西日本所属のDD51 1192。城東貨物線が電気機関車化されてから、定期列車では見ることがなくなり、せいぜい工臨か配給列車、もしくは訓練運転程度。いざ走る情報が出るとなると、沿線各駅にギャラリーが溢れます。この日も先客に私、その他にも続々と人がやってきましたが、何分にも定員が限られた場所。諦めて場所を変える方が多数おられました。
列車は電源車込みで7両。「A寝台スイート/ロイヤル」が2両、レストランカー「ダイナープレヤデス」にサロンカー「サロン・デュ・ノール」、「B寝台2人用/1人用個室」そして「Bコンパート」が1両ずつの「濃縮版」。聞けば「出雲大社式年遷宮ツアー」の帰りとか。
まもなく札幌では「雪まつり」が始まります。始まればトワイライトエクスプレスは臨時特急扱いながら、期間中は毎日運転されます。予備車両で団体臨時列車を組んでいる余裕もなくなるでしょう。折しもこの日は大阪発・札幌発ともに運転日。期せずして全編成が走ることになりました。


381系特急「こうのとり」の回送列車。そう言えば287系電車はその後新製投入はされないんでしょうか。これはこれでいいことだとは思いますけどね。まだまだ走れるんだし。


正確な事は言えませんが、多分熊本操車場発名古屋貨物ターミナル駅行8056列車か、と思います。全機が吹田機関区に所属しているEF200.既に1号機は廃車になってしまってます。先輩でもあるEF66 100番台よりも先に廃車になってしまったのには何か理由があるんでしょうか。


吹田貨物ターミナル発富山貨物ターミナル駅行4083列車。
やがて12:00前。10:16頃に京都駅に向かって走っていった、DD51先頭の「トワイライトエクスプレス」が、今度は宮原総合運転所への回送列車として戻ってきました。


お気付きの方もおられるともいますがこの編成、実は定期「トワイライトエクスプレス」とは向きが逆。通常は札幌向きに電源車が向いてますが、この列車は宮原総合車両所からそのまま向きを変えずに京都駅で折り返している為、通常のトワイライトエクスプレスとは逆になっています。

だから何なんだと言われればそれまでですが、とにかく関西地区には4両しかいないJR西日本所属のDD51。これといって定期運用もなし。こういう光景もあとどれくらい見られるか。
ビデオカメラのアングルが傾いてしまっているのは致命的ではありますが(笑)。


。巷では「七つ星」が持て囃されていますが、個人的には「けばけばしさ」が目に付いてしまってイマイチ受け入れる事が出来ません。ただの慣れ、かも知れませんが、いずれにしろ、末永くJR西日本の看板列車として走ってもらいたい列車、そして機関車ではあります。
そしてその回送列車が通過後、今度は定期(とは言え扱いは臨時列車なんですが)の大阪駅発札幌駅行寝台特急「トワイライトエクスプレス」の通貨を待ちます。とは言うものの約10分後なんですが。



最後部の大きな窓は、いつしかマジックミラーに交換されてしまってはいますが、それでもその存在感は圧倒的。かなり車体はくたびれてきていますけどね(笑)。
そして最後は、2時間半近く遅れてやって来た大阪行「トワイライトエクスプレス」。



もうここまで遅れたら「堪能するしかない」でしょうね。ただこう言う時の、列車内での食料調達は通常通りの駅で行われているのでしょうか。もちろん「やや多め」かとは思いますが。


ちなみに、合間に走っている(笑)配給1882列車ですが、EF65 2096にコキ1両という、鉄道模型でも早々やらない編成でやってきました。空コキに何か意味はあるんでしょうか?


そしてその折り返し列車でもある配給1881列車ですが、これまた空コキ1両のみ。長ーいコキを引き連れてきたり、線路輸送用の「チキ」だったりと、その日によって内容が違うのも配給列車の楽しみ。余談ですが15:15頃にここを通過する「稲沢からのお客様」は本日は見えませんでした。

原番号プラス1000されたJR貨物のEF65 1000番台。この2096号機も、元はといえば東京機関区所属の1096号機として、ヘッドマークも輝かしく寝台特急牽引の任にあたってました。最近ではイベントなどでしかヘッドマークは取り付けられなくなりましたが、そして企業イメージもあろうとは思いますが、廃車前に一度でいいから元の塗装に戻せぬものでしょうか。
で、最後にちょっとだけ残念なことひとつ。
DD51+トワイライトエクスプレス回送を狙いだと思いますが、私がカメラを構えてるすぐ後ろ、最上段左写真ちょうど制限高の表示のある向こう側、つまり線路敷内に入って撮影を敢行しようとした人がいました。たぶんギリギリ目立たないから大丈夫、と思ってたんでしょうね。それでも「柵内」に変わりはないので私が「やめなされ」と言うと「すいません」の一言を残して立ち去っていきました。
近年は侵入防止の為に、やや高めのフェンスが設けられる所が増えました。北陸本線新疋田駅周辺でも、立ち入り禁止になった場所が多々あると聞きます。確かにいい写真は撮れる有名な場所でもあったし、人様よりもいい写真を撮りたい気持ちは分かりますが、線路内侵入はいただけない。
こんなのがなくならない限り「撮り鉄の地位向上」はありえない。ただでさえ「醜聞」は後を絶ちませんからね。改めて、人のふり見て我がふり直したい、と切に思います。
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2014.02.01 / Top↑
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