プロ野球、高校野球、大学野球と、テレビ観戦の出来る「野球」は多数ありますが、なかなかお目にかかれないのが「社会人野球」であります。ある程度好きなチームはありますが、誰々がどうとか、どの選手がどうとか言う拘りはなく、ただ単に「野球というスポーツ」として純粋に楽しんでます。
日本選手権ともなると、ドラフト会議で指名された選手などが出場して、それなりに話題になることも多いです。また高校野球甲子園大会や、東京六大学・東都大学野球等で鳴らした選手が、諸事情で社会人野球チームに入部することもあります。中には「希望球団に指名されなんだから」みたいな理由で社会人野球に「逃げてくる」選手もいてますけどね。それがいい事か悪い事なのかは別にして。
で、主な大会日程のリンクと、関西近郊で行われる大会を書き出してみます。以下の他にも、都道府県連盟主催大会やらJRグループ大会等々ありますが、それは追々、と言う事で。
2014年日本選手権対象大会
3月恒例のJABA東京スポニチ大会を皮切りに11大会。日本選手権対象大会でありながら、ベーブルース杯大会に中日ドラゴンズ二軍が参加するのも恒例になっています。
見に行けるとしたらゴールデンウィークに行われるJABA京都大会くらいのもんでしょうか。ただ、京都大会があるとは言え、大阪主体で日本選手権対象大会がないというのは残念といえば残念。
もっとも、この大会には結構なチームが出場するので、それなりに見ごたえがあるのも事実。優勝すれば自動的に11月の日本選手権出場が決定するとあって、京都大会にかかわらず、資金力に余裕のあるチームはどんどん遠くの地区に乗り込んで試合を行っています。
そして2014年度大会から、昨年公式に復帰を果たしたJR西日本硬式野球部が本格的に活動開始、早速ではありますが4月上旬に行われるJABA四国大会への参加を決めています。
昨年9月12日の日本選手権最終予選。対シティライト岡山戦で8年ぶりの勝利。残念ながら続く二回戦、対三菱重工広島戦で敗退しましたが、新年度から半年間、社業と練習に費やした結果だと思います。見に行きたいんですが「高知」なんですよねぇ。都道府県レベルのローカル大会に期待。
2014年地区連盟主催大会
地区連盟主催大会で一番よく見に行くのが、今年は8月15日から行われるJABA広島大会。一度でいいから、予選から決勝トーナメントまで全試合、見てみたいもんですが、そうそう大型連休が取れる仕事でもないので、毎年のことではありますが「せめて決勝トーナメントだけでも」と思っています。
そしてこの大会にも、JR西日本硬式野球部が参加します。山陽本線向洋駅北側にあった、旧広島鉄道学園グラウンドを整備して、練習グラウンドを造ってたようです。その後どうなっているのか。まだ見に行ってないのは問題だとは思いますけどね(笑)。
とりあえずJABA広島大会の組み合わせ発表は7月17日とか。予選1日と決勝トーナメント1日でも見に行ければ、とも思っています。社会人野球の大会であると同時に、広島東洋カープ二軍の貴重な実践の場であり「カープ優勝」が見れるかも知れない大会、でもありますからね。
だからといって胴上げがあるわけでもなく、アマチュア相手ですから、一試合たりとも負けてもらっては困るんですが、そんな裏で「社会人野球に負けるプロ野球を見てみたい」と言う怖いもの見たさもあったり。そう言う「ドキドキ」みたいなのも結構楽しみだったりします。
そしてちょっと気になるのが、例年4月に行われていたJABA高砂大会が10月に行われること。出場チームの都合がついたのが10月なのか、それとも高砂市野球場の都合なのか。いずれにしろ、ウエスタンリーグ公式戦が終わってから、日本選手権までの間の「野球不足解消」にはいいかなと。
で、地区連盟主催大会の参加チームを見てると、なかなか面白いチームがあります。
例えば富山大会に参加する「県警桃太郎(兵庫県警察硬式野球部)」とか、イベントをきっかけに結成された福井ミリオンドリームズ。徳山スポニチ大会に参加する、日産自動車九州野球部を礎にした苅田ビクトリーズベースボールクラブ。そのものズバリのTOKYO METSとか。
出自は様々あると思います。野球部もしくはクラブ結成まで紆余曲折あったチームも多いとは思いますが、NOMOベースボールクラブみたいに本拠地移転で生き残りをかけているチームもあります。
社会人野球:ワイテックが廃部 毎日新聞 2013年10月15日
社会人野球のワイテック(広島県海田町)が15日、日本野球連盟の県連盟に廃部届を出した。山本鋼材として1970年に創部。都市対抗、日本選手権の2大大会への出場はならなかった。「会社活性化のために作られた野球部は一定の役割を終えた」としている。
現スワローズの江村将也が在籍していた、海田町のワイテック硬式野球部が、昨年10月に休止でもなく解散でもなく「廃部」になってしまいました。この言葉の意味合いは企業やチームによって表現の仕方は多々あると思いますが、いくらかは残念な話ではあると思います。
企業チーム・クラブチームは減りましたが、大会が削減された、と言う話はあまり聞きません。それだけまだチームがある、ということなんだとは思います。ウエスタンリーグの項でも触れましたが、岐阜県可児市の運動公園で、野球場の整備も進んでいます。維持はそれこそ大変でしょうけど、わずかながらもアマチュア野球の裾野は、狭まっているどころか広がっているようにも見えます。
社会人野球の応援とかを見てると、プロ野球のそれとは明らかに違うものを感じます。うちの県の、わが町のチームを応援と言う意識は、プロ野球のそれとは明らかに違います。企業のシンボルだったり、会社活性化の象徴だったり、存続理由は様々ですが、嬉しいことだと思います。
けど、堺市にチームがないのはつまらんなぁ。そもそも「スタジアム」すらないんですが。
以下、どれでもクリックして頂ければ是幸い。これからの励みになります。
日本選手権ともなると、ドラフト会議で指名された選手などが出場して、それなりに話題になることも多いです。また高校野球甲子園大会や、東京六大学・東都大学野球等で鳴らした選手が、諸事情で社会人野球チームに入部することもあります。中には「希望球団に指名されなんだから」みたいな理由で社会人野球に「逃げてくる」選手もいてますけどね。それがいい事か悪い事なのかは別にして。
で、主な大会日程のリンクと、関西近郊で行われる大会を書き出してみます。以下の他にも、都道府県連盟主催大会やらJRグループ大会等々ありますが、それは追々、と言う事で。
2014年日本選手権対象大会
3月恒例のJABA東京スポニチ大会を皮切りに11大会。日本選手権対象大会でありながら、ベーブルース杯大会に中日ドラゴンズ二軍が参加するのも恒例になっています。
見に行けるとしたらゴールデンウィークに行われるJABA京都大会くらいのもんでしょうか。ただ、京都大会があるとは言え、大阪主体で日本選手権対象大会がないというのは残念といえば残念。
もっとも、この大会には結構なチームが出場するので、それなりに見ごたえがあるのも事実。優勝すれば自動的に11月の日本選手権出場が決定するとあって、京都大会にかかわらず、資金力に余裕のあるチームはどんどん遠くの地区に乗り込んで試合を行っています。
そして2014年度大会から、昨年公式に復帰を果たしたJR西日本硬式野球部が本格的に活動開始、早速ではありますが4月上旬に行われるJABA四国大会への参加を決めています。
昨年9月12日の日本選手権最終予選。対シティライト岡山戦で8年ぶりの勝利。残念ながら続く二回戦、対三菱重工広島戦で敗退しましたが、新年度から半年間、社業と練習に費やした結果だと思います。見に行きたいんですが「高知」なんですよねぇ。都道府県レベルのローカル大会に期待。
2014年地区連盟主催大会
地区連盟主催大会で一番よく見に行くのが、今年は8月15日から行われるJABA広島大会。一度でいいから、予選から決勝トーナメントまで全試合、見てみたいもんですが、そうそう大型連休が取れる仕事でもないので、毎年のことではありますが「せめて決勝トーナメントだけでも」と思っています。
そしてこの大会にも、JR西日本硬式野球部が参加します。山陽本線向洋駅北側にあった、旧広島鉄道学園グラウンドを整備して、練習グラウンドを造ってたようです。その後どうなっているのか。まだ見に行ってないのは問題だとは思いますけどね(笑)。
とりあえずJABA広島大会の組み合わせ発表は7月17日とか。予選1日と決勝トーナメント1日でも見に行ければ、とも思っています。社会人野球の大会であると同時に、広島東洋カープ二軍の貴重な実践の場であり「カープ優勝」が見れるかも知れない大会、でもありますからね。
だからといって胴上げがあるわけでもなく、アマチュア相手ですから、一試合たりとも負けてもらっては困るんですが、そんな裏で「社会人野球に負けるプロ野球を見てみたい」と言う怖いもの見たさもあったり。そう言う「ドキドキ」みたいなのも結構楽しみだったりします。
そしてちょっと気になるのが、例年4月に行われていたJABA高砂大会が10月に行われること。出場チームの都合がついたのが10月なのか、それとも高砂市野球場の都合なのか。いずれにしろ、ウエスタンリーグ公式戦が終わってから、日本選手権までの間の「野球不足解消」にはいいかなと。
で、地区連盟主催大会の参加チームを見てると、なかなか面白いチームがあります。
例えば富山大会に参加する「県警桃太郎(兵庫県警察硬式野球部)」とか、イベントをきっかけに結成された福井ミリオンドリームズ。徳山スポニチ大会に参加する、日産自動車九州野球部を礎にした苅田ビクトリーズベースボールクラブ。そのものズバリのTOKYO METSとか。
出自は様々あると思います。野球部もしくはクラブ結成まで紆余曲折あったチームも多いとは思いますが、NOMOベースボールクラブみたいに本拠地移転で生き残りをかけているチームもあります。
社会人野球:ワイテックが廃部 毎日新聞 2013年10月15日
社会人野球のワイテック(広島県海田町)が15日、日本野球連盟の県連盟に廃部届を出した。山本鋼材として1970年に創部。都市対抗、日本選手権の2大大会への出場はならなかった。「会社活性化のために作られた野球部は一定の役割を終えた」としている。
現スワローズの江村将也が在籍していた、海田町のワイテック硬式野球部が、昨年10月に休止でもなく解散でもなく「廃部」になってしまいました。この言葉の意味合いは企業やチームによって表現の仕方は多々あると思いますが、いくらかは残念な話ではあると思います。
企業チーム・クラブチームは減りましたが、大会が削減された、と言う話はあまり聞きません。それだけまだチームがある、ということなんだとは思います。ウエスタンリーグの項でも触れましたが、岐阜県可児市の運動公園で、野球場の整備も進んでいます。維持はそれこそ大変でしょうけど、わずかながらもアマチュア野球の裾野は、狭まっているどころか広がっているようにも見えます。
社会人野球の応援とかを見てると、プロ野球のそれとは明らかに違うものを感じます。うちの県の、わが町のチームを応援と言う意識は、プロ野球のそれとは明らかに違います。企業のシンボルだったり、会社活性化の象徴だったり、存続理由は様々ですが、嬉しいことだと思います。
けど、堺市にチームがないのはつまらんなぁ。そもそも「スタジアム」すらないんですが。
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2014.01.31 / Top↑
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